2018年5月8日火曜日

台湾の台中観光-その3 鹿港

お祭りで賑わう天后宮
台中3日目のこの日はバスで台中の南西の海岸沿いに位置する鹿港(ルーガン)と言う街に行って来ました。かつての台湾の重要な港であったこの町は、今でも昔の繁栄を忍ばせる史跡が沢山あります。
以前北京で仕事をしていた時に、よく食事に行ったのが鹿港小鎮という台湾料理のお店でした。鹿港はどんな町なんだろうと興味が有ったことがこの鹿港観光の最も大きな理由でした。

この日は夕方ホテルを移動するので朝食後チェックアウトし、荷物をホテルに預けて出発しました。

バス停は前々日に利用した南投客運のバス停の少し台中駅寄りに在る中鹿客運のバスターミナルから乗車です。写真がそのバス乗り場で中央奥に見えるのが台鉄台中駅です。






鹿港行きのバスは他のバス会社からも出ているようですがほとんどが各駅停車で相当数のバス停に停まるとの事。この中鹿客運の9018線は高速道路経由なので1時間半ほどで着くらしいので、時刻表にある9時発のバスに乗車することにしました。(左の写真で9018の数字の下に小さく発着時刻が書いています。)







少し早かったのですが写真を撮ったりしていると、目の前に写真の様なマイクロバスが停まりました。良く見ると9018と書いてあります。運転手に確かめると鹿港行きとの事。
8時50分にもなっていなかったので、バスの中で待とうとしたらなんと私達をのる乗せたとたん発車です。
「えっ~!」どう言うこと。もし時間通りに来ていたら間に合わなかった!
帰りも気を付けなくてはおいて行かれるかもしれないと少し不安に。



途中何ヵ所か停車しましたが1時間強で鹿港到着。上のバスの写真は鹿港バスターミナル前で撮ったものです。

余談ですがバス路線図の標識には4駅しかバス停を記していませんが実際は左の写真のように数か所台中市内で停車します。

特に路線図の右上角に在る朝馬站(站は駅の意味)では多数の乗降があり、往路はそこで満席になりました。









先ず民権路に面しているバスターミナルから大通り(中山路)に戻り、信号を突っ切って100m程行くと右側に小さな路地が有ります。

この辺りがノスタルジックな史跡保護区の古市街です。入り口には写真の様な標識が有るのですぐにわかります。

昔は中国からの移民で栄えた街ですが、復元されて遊戯店や飲食店や伝統玩具を売る屋台等が沢山出ていて、大勢の観光客で賑わっています。


通りに入って直ぐ何軒か昔懐かしいピンボールとパチンコを合わせたような遊戯店がありました。









こちらは昔風に復元された名物麵茶(麺茶)を飲ませるお茶屋さん。ここは後で寄りますのでその時にご紹介します。









こちらは伝統工芸品店。このようなお店屋屋台が路の両側に並んでいます。










商品を冷かしながら更に進むと鹿港の公会堂前に出てきます。

この公会堂の先、写真では左手に進むと新祖宮というお寺が在ります。







これがその新祖宮ですがこの日はなぜか境内に大きなテントが張って在り、中に入るのを躊躇しました。









この門の近くにいた犬です。

面白いので写してみました。









この新祖宮の横の門から出て、天后宮に向かいました。実は新祖宮の辺りから太鼓の音や爆竹の音がうるさく、おみこしの様なものを担いで練り歩く団体を散見していたのですが、天后宮に来てその意味が分かりました。

このお寺は媽祖(金毘羅宮の様な海の神様)を祀っています。1500年代末に台湾で初めて媽祖廟として建てられたそうで、その後中国の福建省より媽祖を迎えたそうです。



毎年ここから各地に散っていた媽祖像が里帰りするそうで、丁度この日はそのお祭りの日だったのかも。
神様を模したものか大きな被り物をした人たちを中心に練り歩く団体や、上半身裸で祈りながらゆっくりゆっくり進んでいく人達。それぞれの町を代表してるんでしょうね。





このブログの冒頭の写真もそうですが、もの凄い信者の数です。











境内は信者がお供えするお線香の煙が充満していて目が痛くなるほどです。











山門の天井ですが、これは後程行った龍山寺の八卦藻井と呼ばれる天井と造りが非常に似ています。こちらもおそらく釘を使わずに組まれたものだと思います。










立派な本殿の屋根。ここは彫刻や壁画も有名だそうです。










最上部に在る建物には数十体の神様の像が並んでいます。生まれた年によって自分の神様が決まっているそうです。早見表が有って誰でもすぐ見つけられるようになっています。









お寺の内部を一周して山門まで戻ってきたら、ナニコレ珍八景?これも媽祖かいな?何でもありのお祭りって感じでした。










天后宮の山門を背にして左方向に「爺王府薛」の看板の掛かった屋台通りが有ります。色々な食べ物があり片っ端から食べて行きたくなります。
最初に食べた写真の芋丸は×でした。たまたまかも知れませんが冷えていて生っぽかった。通りの奥の方に同じ芋丸を売っている店が有ったのですが、そちらは行列が出来ていました。失敗!
その最初の芋丸の店の斜め向かいにイカ焼き(焼きイカ?)のお店がありました。写真奥にTBSの「世界不思議発見」のポスターが貼ってありました。

ここは日本のTVだけではなく色々な国でも紹介されてるようで、長い列ができていました。





レポーターの鈴木ちなみさんがここで食べていたのを私も思い出し食べることに。列に並んで待つこと15分、ようやくゲット。

この後このイカを食べやすいようにはさみで切って箱に入れてくれます。美味しい!。値段は120NT$(456円)。向かいの同じような店では100NT$(380円)。それでもお客はまばらでした。何が違うのかな?やっぱりテレビの影響は大きい。

2人で突き合いながら次のターゲットを捜します。









次はガイドブックに紹介されている牛舌餅です。
写真の左手の鉄板の上で焼かれているのがその牛舌餅です。牛の舌のような形のクッキーのようなお菓子、色々な味が売られていますが 普通の味を買いました。 1枚8NT$(30円)でした。
これもなかなかいけました。



道を左に折れ元々歩いいていた通りに戻り、先ほど触れたお茶屋さんに入ることにしました。

怡古斎という麺茶のお店です。他にも阿舎茶樓と言う同じような店もありますが、こちらが元祖だと言っていました。真偽のほどは分かりませんが。

麺茶とは粉茶のことで日本ではハッタイ粉とか麦こがしと呼ばれるものを、お湯を注いで飲むそうです。



この店ではこれを冷たい飲み物として出せるようにしてスイーツとして提供しています。
左の写真のメニューがこの店の名物2点です。勿論私達もこの2つを試してみました。















それがこちらの写真ですです。

カキ氷の方は亀ゼリー、芋の甘煮、緑豆などがトッピングされています。

これに私のアイスコーヒー(80NT$)合わせて190NT$(722円)。お手頃です

暑い中を歩いて来たせいもありとても美味しく頂きました。



古市街を後にして次に摸乳巷に向かいました。鹿港の町の南西に位置していますが、道に迷ったりして怡古斎から20分程かかりました。菜園路という通りと鹿港小学校の西側に挟まれたところにありました。

摸乳巷とは横になると胸と胸が触れ合うぐらい狭い通りと言う意味らしいです。

確かに狭い。私達が到着した時に入り口付近で中国人の団体がガイドの説明を聞いていました。この団体の後に着くと大変とばかり駆け足で通りに入って行きました。お蔭で写真を撮る余裕がありました。

途中に入り口が有って1軒のお土産屋さんに入ることが出来ます。このお店の中を通って菜園路側に抜けることもできます。



菜園路に出て左(南西)に少し歩くと大きな交差点に出ます。ここを鋭角に左折して三民路を東に向かい、鹿港小学校の正門を過ぎ少し進むと、右側に龍山寺に向かう道が有ります。

写真は龍山寺の山門です。

台湾の第一級古墳で鹿港一の名刹だそうです。



これが天后宮で紹介した八卦藻井を山門越しに見ている写真です。
















こちらがが全体図です。天后宮のものとよく似ていますね。但しこちらの方が彩色が綺麗でした。









こちらは境内の樹齢200年以上のガジュマル(榕樹)の木です。










本殿の柱の見事な彫刻です。

線香の煙を受ける内側が両方の柱とも黒っぽくすすけていました。








お腹が空いて来たので有名な肉まんを食すためにガイドブックに出ていた、行列のできる店「阿振肉包」に向かいました。ところが龍山寺を出てすぐのところに大きな肉まん屋がありました。店先で若い衆が饅頭を蒸していました。







並んでいる人もいないので心配でしたが香りに誘われ、試しに1つ買ってみました。

なかなか美味しい!







昔はこんなに行列のできたお店だそうです。(写真はこの店の壁に掛けられていたものを写しました。)

ここから鹿港のメイン通りの中山路へ。
 
中山路に出て左折(北へ向かう)するとすぐにこの「老龍氏肉包」の出店がありました。ここは写真程ではないにしろ10人程の人が並んでいました。


そこから更に数分歩くと「阿振肉包」があります。大勢の人が並んでいるのですぐわかりました。










待つこと25分。やっとゲット。一つ買うつもりが25分も待って一つだけだと情けないと2種類購入。

原味肉包(一般的な肉まん)と翡翠肉包(緑の野菜の入った肉まんの2種。

長く待たされたわけは、殆どのお客が大量買いするためです。10個で1箱、それを何箱も買って行きます。お祭りの為だったのか、いつもそうなのかはわかりませんが、個買いしたのは私達だけでした。ここの肉包は生地がほんのりと甘く人気なのがわかります。

阿振肉包から少し歩いて九曲巷と言う路地へ。細い道がくねくねと曲がっているのでつけられた名前です。









写真の左側は十宜楼と呼ばれる古い建物です。昔の貿易会社が所有していたものだそうです。

因みに十宜とは「琴、棋、詩、お酒、絵、花、月、博奕、煙草、お茶」だそうで、ここには風雅な詩人が多く集まったそうです。













この通りでは住民が普通に生活しています。火事になったらどうするんだろうと心配になりますね。
















次は民族文物館に行く予定でしたが、既に14時過ぎ。文物館は諦めてバスターミナルへ。

九曲巷から第一市場の前を通って中山路へ。
午前中にここを通った時には結構な人込みでしたが、この時間では市場の前も静かなもの。




果物屋さんです。
色とりどりの果物が並んでいました。

14時半のバスが有るので鹿港バスターミナルで
待っていたら表に止まっていたバスがもう発車すると言う。時間は14時15分。やっぱり。この中鹿客運の時刻表は有って無きが如しでした。
慌ててバスに。片道98NT$(372円)。





妻の悠々カードは残金が足らず、その場で切符を買うことに。私は半額なので残金は十分でした。

1時間後の15時15分、私達のホテルの近くの緑川バス停で下車。ホテル前で丁度来たタクシーを捕まえ、ホテルから荷物を引き取り今夜からの宿、ホテル7へ予定より少し早い15時45分到着。
今回はここまでとします。次回は世界遺産もある三義と言うエリアを中心にお伝えします。




 
 









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