2023年1月15日日曜日

ベトナムのフーコック島へーその3

世界最長のケーブルカーから

 前回ランチを食べたMay Rut Trong島からこのツアーの最終目的地のWater ParkのあるThom島へ。これまた10分ほどで到着。

 ビーチに直接乗り上げて下船です。ここで船のスタッフとはお別れです。






 島の南西にあるこのビーチから、椰子の木の下に綺麗に整えられた庭を歩いて行くとマリンパークの裏口に到着します。





 本当なら入場券がいるのでしょうが、ツアー料金に含まれているのでフリーに入場できました。

近くに或るパークのマップで現在位置の確認と待ち合わせ場所の確認をしました。


 後は待ち合わせの午後4時半迄自由行動です。

先ず荷物を預けるため、サインボードを目印にロッカールームに向かいました。

正面入り口を過ぎて、その入り口から右に少し行った所にある多きな建物がロッカールームです。ロッカーの外にシャワールームや着替えスペースがたっぷりあります。

 左手にある受付でロッカー料金30,000ドン(ロッカーサイズによって料金は異なります。これはスモールサイズの料金)とデポジットの20,000ドンを支払い、ロッカーキーをもらいます。

荷物はすべてこのロッカーに入れて行きます。荷物があると使用できないアトラクションが沢山あります。私は防水バッグがあることを過信して財布やカメラを入れて行ったため、スライダーで遊ぶことはできませんでした。

 まず簡単に楽しめる流れるプールに。Lost Ragoonと呼ばれています。








 思ったより浮き輪に乗るのが難しく結局私たちは足を浮き輪の上に上げることが出来ないまま一周しました。周りの風景を眺めていくだけでも結構楽しめました。




 このパークには5種類以上のウオーター・スライダーがあります。妻は大好きなので私を誘いますが、私は荷物があることを理由に断り続けました。


 最後に左の初心者用(?)のスライダーに付き合うことにしたのですが、案の定荷物を持っていたので、拒否されてしまいました。





 待ち合わせ時間は4時半でしたが1時間半もいたのでこの辺で切り上げ、ロッカーへ戻りシャワーを浴び着替えをしました。時間を見たら4時15分。





 待ち合わせ場所に行くとケーブルのチケットを渡され、勝手にケーブルに乗ってフーコック側に行けとの指示。向こうでの待ち合わせ場所を確認して2人でケーブルカーへ。

途中のブーゲンビリアです。一株から数種のカラーの花が咲いている珍しい育て方をしていました。


 ケーブルカーは68台、約8㎞あるのですがそれほど待つことなく次々とやってきます。

1台に30人ほど乗れるらしく、並んでいた人数から感じるほど待たずに済みました。






 ギネスに登録された世界一長いケーブルカー。







 ケーブルカーから見たWater Parkです。

動きはスムーズで揺れは殆どありませんでした。






 途中の支柱は5本しかなく支柱付近から見るとかなりの迫力がありました。

写真は向かいの人の頭越しに取ったので窓の汚れが少し気になりますが、その迫力は感じられると思います。






 すれ違うケーブルカーと下に見える島々や町の写真を撮っていると20分はあっという間でした。途中向かいに座っている女性の咳は心配になりましたが、コロナでないことを祈るのみでした。

左の写真は朝出港した港町とカーブルカーのコラボ?


 こちらは上の写真の反対側、つまり西側の景色です。






 ケーブルの両端の駅はおみやげ物屋さんがたくさん入っています。

そこを抜けて駅前広場でガイドを待ちました。5時過ぎにバスに乗車。見渡すと一緒にいた賑やかなインド人5人組がいません。きっと泳げないのでマリンパークで遊ぶことなく先に帰ったと思われます。


 5時10分に出発しました。この10分が後々響きました。行きと違い、帰りはホテルホテルでお客を降ろしていきます。

妻は私たちのホテルから見る夕日を見たくてかなり焦っていましたが、結局途中のホテルで停まった時にロビー越しに真っ赤な夕日を見たのが最後でした。(左の写真)





 John's Tourのオフィスでガイドが下り、最後が私たちのホテルでした。

到着後プールサイドに走ったのですが、既に夕日は水平線の下にと言うか水平線上の雲の下に沈んでしまっていました。残念。



 夕食は昨日お会いしたIさんご夫妻と一緒に、彼らの宿泊しているドゥセット・プリンセスの近くに或るTUNEレストランで取ることになっています。

  Iさんたちは前日の夜このレストランに行き良かったので誘ってくださいました。既に6時半近くなっているので急いでシャワーを浴びて7時過ぎに出発。ホテルのタクシーで10分強で78,000ドンでした。メインの道路から細い路地を入ったところにあって、知らないと絶対にたどり着けない場所でした。それでも周りには数件のレストランが並んでいるので、結構知られた場所かもしれません。

 まずIさんと店頭で魚や貝を選びました。先に来られていたIさんがイカをオーダーしていたのでカニチャーハンと野菜にしました。早速乾杯。ご主人はお酒は飲まれないのと妻もダメなので奥様と私だけでビールを美味しく頂きました。


 出てくる料理はどれも満足のいくものでした。

特にイカが美味しかった。



 食後にアイスクリーム、テラミス、コーヒーなどを楽しみ全部で約1,000,000ドンでした。

ナイトマーケットで食べるよりおいしく安かったように思います。

まだこれから5日間も滞在されるご夫妻と別れ、流しのタクシーを拾いホテルへ。8,000ドンでした。

 部屋に着いたのは10時前。妻は海水に濡れたものを洗濯。おそらく乾かないだろうけどベランダに干しておきました。明日は6時15分にロビーに集合なので朝食が食べられません。フロントに頼みサンドイッチを作ってもらうことに。12時少し前にやっと寝ることが出来ました。

 翌日雨音で目が覚めました。時間を見ると5時半になっていたので、起きることに。急いで洗濯物を取り入れ。荷物をまとめ6時10分にロビーに。サンドイッチを受け取りロビーで少し食べたところで迎えのバスが来てしまいました。


 空港までは雨の中を。帰りはWeb Check-inが出来なかったのでカウンターで。






 ターミナル内には空港のサイズの割には広いDuty Free Shopのエリアが有りました。JALが運営しているJDXもあり、獺祭などの日本酒も売っていました。

エアアジアの都合で一日滞在が短くなりましたが、この日は雨だったので結果的には良かったと思いました。帰りのフライトは定刻より30分も早くKLIA2に到着。


KLIA2ではイミグレを抜けるまで約50分かかりました。フードコートで昼食を取った後駐車場へ。ところが駐車場出口で残金不足で出られません。係員に聞いたら、CP4にあるオフィスに行けとのこと。Zinカード(AEONクレジットカードからAutochargeされるT&Goカード)の為、手動ではTopupできません。CP4に行ったのですがどこにオフィスがあるのか分かりません。丁度Autopayの機械を修理していた係員がいたので訪ねていたところ、彼が担当の様で、オフィスまで行き現金払いで処理してくれました。

これで無事帰宅。Iさんから連絡があってこの日は雨だったそうです。当初3泊4日の筈がエアアジアの都合で2泊3日の駆け足旅行になってしまいましたが、初日は曇り時々雨、2日目は晴れてほぼ予定の行動が取れ、最終日は雨だったので、例えもう一日1日いたとしても、ホテルでボケッとすることになったかもしれません。今年は幸先良かったのかな?

短い旅行で思いつくまま書いたので取り留めもない旅行記になってしまいました。ここまで読んでいただいた方には感謝いたします。

以上フーコック島旅行記でした。 

ベトナムのフーコック島へーその2

世界一の長さのケーブルカー

 2日目はklookという旅行代理店のアプリから予約した3島めぐりとケーブルカーと言うツアーに行った話がメインとなります。ツアーは1人6,883円でした。実際はスピードボートで4島めぐりとケーブルカーにアップグレードされていました。
 朝6時前に起きて、6時半から始まる朝食ビュッフェへ行きました。

ビュッフェはこの規模のホテルにしては充実していました。




 外のテラス席で食べたのですが、今朝まで降っていた雨で床がまだ濡れていました。

しかし、空には少し青空も見えて来ていて天気が回復する予感が。(予感が希望で終わらないかこの頃は心配でしたが。)






 朝食後ビーチへ降りた妻が見つけて来ました。シャワーが壊れているのか、大きな甕に椰子の実の杓子がシャワーの横に置いてあったそうです。



 8時15分にピックアップの車が来るのでそれまでプールサイドにいると、どんどん晴れ間が広がってきました。

部屋の備品の帽子とバックを使って記念写真?




 インフィニティ・プールがだんだんそれらしく見えてきました。






 このホテルから私達だけかと思っていたら結構たくさんの客が迎えのバスに乗り込みました。10分程走ってこのツアーを遂行しているJohn's Tourのオフィスに到着。すでに多くの人たちが待っていました。ここで分かったのですが、ここから色々なツアーに分かれていくようです。

 担当のガイドが迎えに来て用意されたバスに乗り込みました。私たちのツアーはざっと見て20名強いました。ここから島の南端にある港に向かいます。途中のホテルで2名ピックしました。港の近くのJW Mariottにも寄ったのですがキャンセルになっていたようでした。

 この後バスの中でこれからの旅程が案内されました。左の図には島の名前が入っていませんが、次のようになっています。
①ミュージアムはThom島の北端にあります。
②Gam Ghi島。
③May Rut Ngoai島。
④May Rut Trong島。最後にThom島に戻りマリンパークそしてケーブルカーの順です。






 40分ほどで港の有る街に入りました。朝市なのか道沿いに多くの店が出ていて非常に活気にあふれていました。








 薬屋の店先に肉屋の屋台が有ったり、色々な野菜や果物、魚を売っている店店が連なっていました。







 バイクも多くかなりの渋滞でした。













 港の広場でバスを降りると沢山の子供や女性が物を売りに来ます。携帯ホルダーが最も多かったかな。

あらかじめガイドにここではにっこり笑って通り過ぎるように言われていたので、足早に桟橋へ。




 両側に沢山の船が停泊しています。右手遠くにはケーブルカーが見えました。

右手に並んだスピードボートや大型ボートの殆どにはJohn's Tuorの名が刻まれていました。この島の殆どの島巡りツアーを牛耳っているようです。

気が付けば青空が広がっていました。朝の雨模様から考えられない天気の変化でした。

 私達用の高速ボートに乗り込み出発です。








 中はこんな感じです。ほとんど満席になりました。








 港を出て少しの間はケーブルカーと並行して走っていました。

途中このブログの巻頭の写真のようにケーブルカーの下を横切り最初のアンダー・ウオーター・ミュージアムに着きました。


 ミュージアムと言っても水中ウォーカー(Sea Walker>潜水用のヘルメットを被り泳げない人でも水中を歩くことができる) やダイビングを経験できる施設があるだけです。

どちらもオプションで15分間くらいの体験で8,000円ほどかかります。私たちは泳げるので別にここで体験する必要はないのでパス。


 体験している人たちを待っている間に水着に着替え近くのスポットにスノーケリングに行きました。





 水が冷たく、魚影も薄いので10分ほどで上がりました。餌でも持って行っていればもう少し魚を呼べたかもしれませんが、ここでのスノーケリングは期待外れでした。




 30分ほどでミュージアムに戻りオプションを楽しんだ方たちをピックし、次の島へ。

10分ほどでGam Ghi島に到着。小さな島で先ほどのポイントより期待できそうでした。

水に入る前にガイドより忠告が。必ずこのボートより島側で泳ぎ、船より沖に出ることのないようにとのこと。理由はこの先はタイとの国境になっているので、パスポートを持って来ていない皆さんは不法越境でタイの海上警備隊に逮捕されるからだそうです。勿論これはジョーク。でもここはきっとタイの国境はそれほど遠くないところにあるんでしょう。

 みんなで笑った後にスノーケリングに。ここでは私はライフジャケットは使わずに泳ぎました。ライフジャケットがあると潜れないので水中写真を撮るには邪魔です。

ところが気負って入ったにも関わらず、こちらも最初のポイントと変わらず魚影が薄すぎました。


 前回ご紹介したマレーシアのプリヘティアン島の方がまだ全然ましでした。

水温が低すぎるのか、もともと魚が少ないのか、それとも魚に好まれるタイプのサンゴが少ないのか分かりませんが、とても残念でした。



 サンゴはそれなりにきれいなのですが。






 30分ほどして次のMay Rut Ngoai島へ。船着き場の奥には大きなゲートがありPearl Ocean Islandと書かれていました。






 ここではパラセーリングやジェットスキーのオプションか、続けてスノーケリングをするか選べます。

ところが水中ウオーカーを楽しんだ泳げないインド人の5名が、どっちもやらないのでボートを降りたいと言い出しました。オプションの人たちも降りるので、スノーケリングの人たちだけボートに残ることになりました。


 私たちはスノーケリングの予定でしたが、何と全員下船し始めました。

体が冷え切っていたことと次の場所が先の2か所より良いと言う保証もないので、結局私達も下船。

港の反対側は小さいけどきれいなビーチになっていました。沖の方ではパラセールが浮かんでいました。

 ビーチは暑そうなのでレストランのテラスの席を取って早速ビール。妻はグアバジュースを。

しばらくここにいただけで冷え切った体は温まり冷たいビールが美味しかったと言いたいところですが、私が頼んだSigon Specialは今一でした。

しっかりリゾート気分の妻です。

 ビーチの左側(東側)にはいくつかの写真撮影スポットが。若い女性に人気がありそうなハートのマークや、ブランコなどが据え付けられていました。次の島への移動前に、空いていたので私達も数枚写真を撮りました。




 こんな感じで並んでいます。






 次の島、May Rut Trong島に向かう船内です。

この島でランチを取ることになっています。向かいの島なので5分程で到着。




そ の途中ガイドがジャイアント・クラムと呼ばれる大シャコガイなどの貝をランチのオプションとしてオーダーを取っていました。

私達は別に興味が無かったのでパス。




 このビーチはJohn's Tourが管理しているようでした。

私たちのボートは着岸できますが大きなボートで来たツアー客は小舟に乗り換えて桟橋まで来ていました。

前の島もそうでしたが、バーやレストランの外にもトイレやシャワーが充実していて長時間いても問題ないようになっています。

 さて私たちのランチですが、期待していなかった分とても美味しく頂きました。7~9人ずつテーブルに分かれ鍋料理からスタート。

写真に見えているのが、魚の鍋料理、魚の煮つけ、ご飯に野菜炒めです。



 エビ、貝、イカと野菜の炒め物なども結構おいしかった。

量もたっぷりでした。

写真の料理の外にも同席したベトナム人のご夫婦から大シャコガイのおすそ分けがありました。しこしこと噛みごたえがあり、貝の味もしっかりしていました。値段は聞きませんでしたが7~8人でシェアーしてみるのもいいかもしれません。

 ランチの後は自由行動です。目玉はサーフボードに寝そべったところを上空からドローンで写してくれることです。

左の写真のようにして撮影します。スタッフが支えてくれたサーフボードに桟橋から乗って上向きに寝ます。用意ができるとスタッフがボードを押し出してくれます。

 ドローンが近づいてくるので手を振ったり思い思いのポーズを取ったりします。撮影が終わるとスタッフがボードに付いた釣り糸を引っ張り桟橋まで戻してくれます。

私達はスタッフに借りましたが、空がまぶしいのでサングラスは必須です。

 左が出来上がった写真です。恥ずかしいくらい格好よく撮られていました。

写真は後ほどメールでリンクを送って来てくれるので、そこからダウンロードできます。


 ここにもいくつかの撮影スポットが作られていて、幾つかまだ作っていました。

1時間半ほどいて、最後の目的地のThom島へ。

少し長くなったので、この続きは次回に回したいと思います。