2016年11月8日火曜日

青木亭(Puchong)でランチ

 珍しく今回は食レポです。
 評判の食べ放題・飲み放題の日本食レストランの青木亭でランチをして来ました。私たちMM2Hの在留者にはチョット豪華なランチでしたが、コスパを考えると十分満足させられました。
ネットでいろいろ紹介されているので詳しいことは記しませんが、写真の名刺のようにKota DamansaraとPuchongに2軒の出店をしているこの店は、メニューから選べる食べ放題・飲み放題で評判となっています。
 Puchongは私たちの住んでいるBukit Jalilの隣街で、我が家からも車で15分程です。電車でも数駅です。そんな街ですが今回初めて訪れてビックリ。ショップロット(日本の商店街の様な所)もあか抜けていて歩いているだけで楽しい街並みでした。
IOI Puchong Jayaと言う駅からE11(高速11号線)を挟んでその南側のショップロットの一階(Ground Floor)に青木亭はありました。路上の駐車スペースは一杯でしたが、ショップロット地下の広い駐車場はいくらか余裕がありました。2時間弱で3リンギットでした。地下駐車場の一番北側(2つ有る入り口からみて一番奥)のエレベーター(38番だったかな?間違っていたらごめんなさい)でGFに上がってすぐ左側にお店があります。
 広い店内ですが、今日(火曜日)は意外とガラガラでした。食べ放題メニューとセットメニュー、アラカルトから選びます。食べ放題メニューは58リンギット(約1500円)++(10%のサービス料と6%の税金は別加算)で、日本酒、カキなどの特別料理は有料です。60歳以上はシニア割引で30%オフですがパスポートのコピーが必要。
セットメニューは御飯と前菜、スープそれにメイン料理を2種類選んで21.9リンギット(約520円)++です。
 私たちは食べ放題を選択しました。オーダーはテーブルに置いてあるオーダー表に頼みたいものの番号と数量を記入し、店員さんに渡します。結構いいタイミングで料理が出てきました。私たちは、サラダ(スモークドダック入り)、お刺身4点盛り、焼き鳥2種、ソフトシェルクラブのフライ、すき焼き鍋、豆腐田楽、サンマの塩焼き、握り寿司2種、かっぱ巻き、ハマグリの味噌汁、きのこのスープ、茶わん蒸し等の料理と、アイスクリーム2種、お茶、ビールをジャグで頼みました。
今領収書を見ると21品目注文していました。2人で115リンギット(約3000円弱)。


12時半過ぎに入って2時過ぎのラストオーダーまででやっとビール1ジャグを独りで飲み切りました。腹ごなしに周辺を歩いてみましたが、それでもお腹いっぱいで今夜は夕食はお茶漬け一杯で済みそうです。

左の写真はこちらのミニコミ誌「Senyum」9月号のPuchong特集に紹介された2軒、Zoo Noodle HouseとLao Dou Pork Noodleです。
何故か左隣は日本式のおにぎりやさんです。
 
ちなみに青木亭はWAZEでPuchong Aokiteiで目的地をセットできます。

2016年10月25日火曜日

マレーシアの象保護センターへ(NECC)

クアラルンプール市の南の端に在る我が家から、北東に車で2時間ほどのところに国立の象保護センター(National Elephant Conservation Center)があります。前から気になっていたのですが、ゲンティンハイランドと言うカジノで有名なリゾート地に宿泊するついでに行って来ました。
 マレーシアにはまだまだ野生の象が沢山いて、パーム椰子の農園などを荒らすなどの原因で時々捕獲されたりします。その捕獲した象を安全なところに保護するためこのような広大な保護区があります。この保護センターはクアラガンダー(Kuala Gandah)と言う地区に在る保護区の一部に在って、人々にその活動や象の生態等を紹介するために設けられています。

 当日は午前10時ごろ自宅を出発して中環状線(MRR)を北上。クアラルンプールの北東の角から、マレー半島の東海岸に向かう高速8号線(E8)に乗りました。ゲンティンハイランドの出口を過ぎて30分程で、カラッ(Karak)の出口で高速を降りました。象の保護センターに行くにはその先のランチャン(Lanchang)の出口を出て右折をすればよいのですが、そちらに出てしまうと昼食を取る場所がなさそうなので、ネットで見つけたカラッと言う街に在るレストランに向かいました。

 
このレストランはツアーなどで利用されここでしか食べられない、ちまきやドリアン饅頭(ドリアンボム)を提供しているらしいのですが、住所や地図がない上に店の名前もわかりません。2~3kmで通り抜けてしまうカラッの街を2往復しましたが見つかりません。諦めて何とか見つけた左の写真の中華のお店で昼食をとりました。経済飯と我々が呼ぶ、ブッフェスタイルの食事です。お皿に御飯を盛ってもらい、好きな料理を3~4品トレイからとります。お茶代と含めて2人で12.6リンギット(約320円)でした。
 


この店にたった一人だけ片言の英語を話せる兄ちゃんがいたので、ドリアンボムの店を聞いてみました。彼もよく知っていて、親切に私のナビ(WAZE)に目的地を入れてくれました。 
 









食後にその場所に行ってみたのですが、見つかりません。近くの屋台のおばさんに尋ねてやっと見つかりました。その店はネットで紹介されていた看板は変わってしまっている上にこの日(月曜日)はお休みでした。今回の旅行で一番がっかりしたのはこの件でした。
写真はその閉まっていた益記酒家です。左手のお店のさらに左手には大きな広場があります。

 



ここから15分弱でランチャンの町に到着。ところがナビに在った象の保護区は川の反対側で、そちらに渡るすべがありません。再度ネットで調べたところ、ランチャンからではなく、クアラガンダーに行かなければなりませんでした。E8の出口を通り越し、少し行ったところにある二股を右に入り約10kmでゲートに到着です。13時15分でした。少し手前にディアランドパークという鹿の公園がありましたが今回はパスです。

ゲートから道なりに進むと駐車場です。こんなところに、しかも平日に来る人はいるのかと、勝手に閑散としたイメージを持っていたのですが、大型バスを含むかなりの車が停まっていました。車を停めて虫よけスプレイを吹きかけて、まず目の前に在る管理事務所に向かいました。入って直ぐの右側には象の水浴体験の受付がありました。  
 一応水着は持参したのですが、シャワーなどの設備が不安だったので我々は、やらないことにしました。因みに値段は2人で70リンギット(1250円)とのことでした。入園受付はさらに奥の左手に在るカウンターで行います。

 
入園は無料ですが、ここで寄付を受け付けます。私たちは入園時にはしなかったのですが、出る前に管理のお役に立てればと気持ちだけですが寄付して来ました。
写真は入園パスです。

丁度13時半からビデオ鑑賞が始まるというので係員に誘導され劇場へ。ここで象の捕獲から運搬、そして保護区に移すまでの関係者の努力が紹介されました。おとなしそうな象たちが凶暴になるといかに恐ろしくなるか教えられました。

 





園内は清潔に保たれていて、動物園でよく経験する動物臭さはそれほど感じませんでした。











園内マップに従って象のショーが行われる、階段スタイルの観覧席のあるステージへ。(写真の地図の左上中央) 
 
14時15分からのショーを見るために既に多くの人達が集まっていました。左の写真は1日の予定表です。

 









 
5頭の象がそれぞれ象使いを乗せて入場です。
ネットに覆われシャワーミストの降るステージに上がった後1頭1頭紹介されます。どの象も結構な歳で40歳を超えている象もいました。










紹介が終わると手前のパドックの様なところに出てきて、観客による餌やりが始まります。一杯準備されていた餌のパパイヤがあっという間になくなりました。それでも一人当たり3~4個は食べさせることができました。
 









 
餌付けの後は写真タイムです。












中学生か高校生ぐらいの団体が楽しそうに写真を撮っていました。
 










 
その後観客は川沿いに移動し、この象たちの水浴びの見学です。








 
水の中に横たわり係員に洗われている象はとても気持ちよさそうでした。余りの気持ちの良さの為か、そのうちお尻の方から黄色の丸い塊が、ポカポカ浮いて来るではありませんか。ソフトボールより大きくサッカーボールより小さい塊を係員たちが、川の水を押して反対側の川岸方向に流していました。写真の象の後方に漂っている物体がその糞です。

 



 

写真はその象たちが水浴を終えて、ステージでお別れの挨拶をしているところです。











 次の写真は子象にミルクのようなものを飲ませているところです。この瓶で3~4杯飲むそうです。

 








 

 再び川岸に戻ると多くの方々が順番を待っていました。勿論ここの売り物の象の水浴に参加する人たちです。グループごと水の中に入って行き、2頭の象をそれぞれ洗ってあげます。洗うというより写真を撮ったり、水をかけあいながら遊んでいるようでした。





 
子供たちも安全に遊べるようです。みんな楽しそうだったので象の糞がなければやってもよかったな。

 









ブラブラ歩いて管理棟迄戻ってきました。4時少し前でした。2時間遊んで無料。それほど期待していなかったので、少し得した感がありました。そこで冒頭に触れましたように気持ちだけの寄付をした後、この保護センターを後にしました。

 

2016年9月22日木曜日

クアラルンプールの国立動物園(Zoo Negara)

 水曜日に時間ができたので、以前から妻が行きたがってた国立動物園に行きました。
我が家から車でMRR(Mid Ring Road-中環状線)を北上すること20分ほどで動物園前に到着。午前10時過ぎでした。入口の工事で駐車場への入口が分からず、動物園沿いに少し走った所にあった駐車スペースに停めました。後から分かったのですが、ひょっとしたらここは従業員専用の駐車場だったかも。100mほど戻り従業員専用入り口の脇を通って入場ゲート前に。


ゲートに向かって左手にあるチケットカウンターで入場券を購入。










外国人は一人85リンギット(約2,200円)ですが、MM2H(Malaysia My 2nd Home)ビザの提示でマレーシア人と同じ44リンギット(約1、150円)でした。シニア割引だと21リンギットになるのですが、これはマレーシア人だけで、MM2Hではこの優待は受けられないそうです。
なおAEONのクレジットカードで10%の割引が受けられるという情報がありましたが、今回は忘れていて現金で支払ってしまいました。





写真のような紙のベルトを腕に巻いて、メインゲートから入場。







ゲートを入ってすぐ前にある、写真に写っているインフォメーションセンターのブースで園内マップを1リンギット(約25円)で購入。この地図が無いと歩いて回るにはちょっと不便かも。





写真はチケットカウンター近くにある園内マップです。買った地図とほとんど同じですが、買った方にはショーの時間や入場料などの情報も記載されています。




10リンギット(約250円)出せば園内を走っているトラムに乗って回れるのですが、私たちは歩いて回ることにしました。
 









入口から反時計回りのコースをとって一周することにしました。すぐに左側に手長猿の檻です。写真は手長猿の仲間では最も大きく最も黒いサルです。愛嬌があって呼ぶと近づいてきたりします。








こちらはその隣の白い手足の手長猿です。写真のように我々に吊り輪の十字懸垂の技(?)はたまたキリスト降臨の姿(?)を見せてくれました。
 









左手に猿そして大きな嘴をもつサイチョウ(Hornbillという鳥)を見ながら少し歩くと、広場になり正面に動物ショーが開催されるステージが現れます。ここでは1日2回11時と3時に30分間ほどのショーが行われます。5分前だったので我々も席に着きました。中央には遠足で来たのか小学生低学年の団体が。
 





定刻にショーが始まりました。まずインコ2羽を使ってバスケットボール。中央から観客を2つに分けてそれぞれのインコを応援します。1羽がズルして勝つという落ちがついていて、子供たちも大喜びでした。









インコの次は小さい熊のような動物の芸、そしてオウムを使って10mほど離れたところに立つ人が持つ紙幣をとってくる芸。これは10人ほどの観客が参加でき家族や先生が写真を撮っていました。写真を大きくすると中央に白い鳥が飛んでいるのがわかります。









最後はアシカショー。お決まりのバスケットボールや、輪投げ受け、吊るしたボールにジャンプ、そしてジャンプで輪くぐりでした。



 隣は冷房のきいた水族館。といっても淡水に住む魚や甲殻類の展示です。魚の鑑賞より温まった身体を冷やすのに丁度良かった。











東の端にある水族館から少し戻って、北に向かいワニ、カバ、カピパラと見ていきました。この道の一番北に熊の檻がありました。ここにいたマレー熊の顔は熊というより犬のようでした。





そこから一度南に下りバクや鹿を見て動物園の中央部に出てきます。ここからまた北に向かいサヴァンナウオークと名付けられた道を、さらに北のほうに向かっていきます。まず見えてきたのはサイです。熱いのか地面に寝そべって微動だにしません。この後見る大型の猛獣たちも、動いているものはほとんどいませんでした。






このあたりから工事をしていて、地図と少し動物のいる場所がずれていました。その工事の為かシマウマ、キリン、アンテロープが同じエリアをシェアしていました。









この西側の一番高度の高いところに類人猿のオランウータン、チンパンジーやゴリラ類がいます。
楽しみにしていたオランウータンは見ての通り茶色いボロッきれと何ら変わりがありません。









救われたのは館内のハンモックの中で寝ていたオランウータンの母子の姿を見られたことでした。












母猿はほとんど動きませんでしたが、子猿が目覚めてこちらに愛嬌を振りまいてくれました。檻のガラスがもう少しきれいだとよかったのですが。









この類人猿エリアの南に、まだ建物の新しいパンダ館があります。以前は別料金だったらしいのですが、今は無料です。でも入館時に寄付を頼まれましたが。液体類は持って入れないので、ペットボトルは扉の横の保管場所に一時預けました。入口と出口が別なのでこのペットボトルを取りに数十メートル坂を上って戻らなければなりませんでした。





パンダ館はカメラのフラッシュと大きな声での会話は禁止です。空調が効いていてほかの動物よりかなり優遇されていました。
Feng YiとFu Waの2頭、そのほかに小さいのが1頭(左の写真の上の段に寝ているパンダ)。これが去年生まれたNuan Nuanかな?この子供は来年中国に返さなければならないと言うニュースが9月15日付のこちらの日本語新聞に紹介されていました。Nuan Nuanの両親はすでに中国に返還されてるようで、ここにはいませんでした。



Nuan Nuan以外の2頭はずっと寝ていました。












Nuan Nuanが上の写真のように奇跡的に数十秒ほど起きてくれてラッキーでした。





 
パンダ館で涼んだ後、南に下りました。像や水牛を見て先ほど通過した園内の中央部へ。ここから白のベンガルタイガーやマレー虎の寝姿を見て、水鳥が多数生息する湖へ。
 
大型のさぎやペリカンが飛び交う姿は圧巻。


今日見た中で元気なのは水鳥とカワウソくらいだったかな。









南の一角にある湖の南端を回って入口方面に向かうとここにもキリンが。2頭で踊っているように面白かったので写真に。










その先に蝶々館が。この中には無数の蝶々や蛾が飛び交っていました。

何点かきれいな蝶々を写してみました




















中には交尾をしている蝶々も。













この時点で2時過ぎ。お昼を食べてなかったのでメインゲート付近のカフェでハンバーガーを。ビーフバーガー1つ約7リンギット(約180円)。食べられないことはないけれどと言ったレベルでした。



最後に見忘れていた小動物のコーナーへ。写真のマーモセット(日本語名はキヌザル)がいただけで、後はどこに隠れているのか探しきれませんでした。











ゲートを出たのが2時45分。4時間半の長居でした。
子供を連れていくにはちょうど良い広さと動物の数かなというのが私の印象でした。