2014年11月3日月曜日

米国男子プロゴルフツアーがクアラルンプールで開催されました。

PGAツアーのCIMB CLASSICと言うプロゴルフの大会が、先日投稿した女子プロゴルフのサイムダービーが開かれたのと同じクアラルンプール ゴルフ アンド カントリークラブ(通称KLGCC)で開催されました。

10月30日の木曜日からの4日間開催でしたが、私達夫婦は日曜日のみ観戦に行きました。写真の入場カードは、我々MM2Hの滞在者のリーダー的存在のS氏夫人が観光局から寄贈された20人分ほどの入場券を早いもの順でゲットしたものです。私たちは1日券ですが、殆どは4日間通し券で、4日連続で観戦した強者もいらっしゃいました。この1日券は通し券にはない18番ホール脇の大天幕に入ることができます。この件は後で触れます。
さて当日朝起きてみると外は雨。念のため傘を持って行くことにしました。そのほかは前回の女子ゴルフ観戦時の経験からたっぷりの水、汗ふきタオル、帽子、うちわとスマホ。食事は中でサンドイッチを買うことにしました。

昨夜今日の組み合わせを日本のゴルフニュースから調べたら、石川遼君のスタートは8時45分になっていたので8時少し前に家を出ました。

前回より遅かったので駐車場は少し先の方になりましたが、シャトルバスが頻繁に出ていて、バス停まで送ってくれました。
そこから歩くこと5分で入り口に。

幟の写真はバス停への入り口近くに立っていた遼君の紹介用です。
今回は女子の試合より更に戦略的な西コースを使用します。


説明を追加
駐車場で出会ったT氏と一緒に選手の練習風景(写真)などを見ながら、1番ホールへ行ったら、なんと遼君は既にスタートしていました。ここで私が昨夜調べた時間は日本時間だったことに気が付きました。
1番から順番に追っかけると結構遠いので逆に9番から遡って、5番のグリーンで待つことにしました。丁度その前の組がグリーン上でプレーしていました。遠くから多くのギャラリーを引き連れた組が近づいて来たので、直ぐに遼君達だと分かりました。そのギャラリーの中には私達のゴルフ仲間が何人もいました。写真は中央の遼君が第3打目を打つところです。
ここからこの組に付いて回りました。多くの日本人が同じく付いて回りましたが、2組後の松山選手はどうだったのでしょうか。
9番を終わったところに休憩所があり、色々と食べ物を売っていました、まだお腹が空いていないのですが、とりあえサンドイッチを買っておきました。この他にも何か所か売店があり、ランチには困らないようでした。
写真の手前にヤシの木が写っているのは9番のグリーン。KLGCCの文字が見えるのは14番のグリーンを見上げています。

名物の14番ホールは打ち下ろしの327m(約360ヤード)のミドルホールです。グリーンの手前は左側から大きく池がせり出しており、ロングヒッターは第1打でグリーンを狙います。勿論遼君も狙ったのですが、残念ながら右のバンカー。それでもそこから絶妙なバンカーショットでピン横1mに着けバーディーでした。

多くのギャラリーがこのグリーン脇に陣取り、次々にやってくる選手たちの挑戦を見つめていました。その頃私たちはグリーンサイドの大天幕へ。遼君がグリーン上にいる写真はそこのテラスからとったものです。ここは誰でも入れるので超満員でしたが、キャンペーンガールがビールを売っていたので、冷えた生ビールを1杯17リンギット(約550円)で買い求め、上から14番のグリーンに松山選手がやってくるのを待ちました。(石川選手は遼君ですが、松山選手を英樹君と呼びにくいのは私だけでしょうか?)
同じくワンオンを狙った松山選手はティーショットを左のラフに入れてしまいました。アプローチも少しミスした結果、バーディーパットを逃してしまいました。
ビールを飲み終えたので選手たちを追いかけようと思ったのですが、結局頂いた入場券の特典を使おうと15番と18番の間にある大天幕で休憩することにしました。遼君が14番のグリーン上にいる写真の1番左手奥、池の端の向こうに見える建物です。


入り口でカードを見せ中に入ると腕輪をされました。カードの転用防止です。中にはそれぞれのスポンサー別の部屋があり、私たちはTOURISM MALASIAの部屋へ。入り口で名前とサインをして記念品(ゴルフボールとマグネットタイプのマーカーでした。)を受け取りました。
左手にコーヒー・紅茶、そして十数種類の食べ物がビュッフェスタイルで並んでいました。その奥には清涼飲料水そして缶ビールが冷蔵ケースの中で冷やされていました。買ってしまったサンドイッチと先ほど飲んだ17リンギットのビールは何だったのだとガックリ。お腹もすいたことだし早速頂きました。(さすがにビールには手が出ませんでしたが。)
最終組が18番に来るまでかなりの時間があったので、18番グリーンを見下ろすテラス席のテーブルも空きがあり、食後のデザートをつまみ、コーヒーを飲みながら遼君を待ちました。かなりの贅沢でした。S氏夫人に感謝です。
遼君はバーディーパットを外しパー。写真のコーヒーカップの上に遼君がパットの準備をしています。松山選手をここで待つと言う妻を残し、私は大天幕から一度出てインタビューを受けている遼君の近くに。インタビュー後、彼のサインをゲットしました。結構長い時間サインをしてくれていたので、最初に帽子に、後でタブレットのカバーにもしてもらいました。









写真の黄色いトートバッグは記念品の入ったもの。分かりずらいですが、帽子中央が遼君のサイン、向かって右が同組のマイク・ウィアーのサインです。


再度大天幕に戻り、松山選手がバーディーを取ったのを見て帰路に着きました。


帰宅後ネットでチェックしたら、石川・松山両選手とも今日は3アンダーで、それぞれ26位タイと21位対でした。
雨の対策を立てて行ったのに、前日とは打って変わって晴れ上がり、非常に暑い1日でした。ショートパンツだった私は、帰宅後シャワーを浴びたら足がヒリヒリするほど日に焼けてしまいました。それでも雨でびっしょりになるより格段ましでした。
 

2014年10月24日金曜日

マライア・キャリーのコンサートに行って来ました。

10月22日はDeepavaliと言って、ヒンズー教のお正月でした。2014年のカレンダーでは23日になっていたのですが、いつの間にか22日に変更になりました。種々の行事の幹事さん達は休日が急に平日になってしまったり、またその逆であったりして大変だったことでしょう。正月が突然変わるなんて我々日本人には考えられないことですね。

その22日に開催されたのがマライア・キャリーのコンサートです。
市内のスタジアム・ムルデカで夜8時から開催されました。私達の家からだと、電車に乗ってしまえば、乗り換え1回で30分程で行くことができます。ところが朝から激しい雷雨。夕方には小降りになったのですが、予報では一晩中雷雨とのこと。電車で行くのを諦め、車で出かけました。


市内のスタジアムなので駐車スペースの心配があったので、少し早めに家を出て夕方5時ごろに到着。まだスタジアム前の駐車場はガラガラでした。駐車料金20リンギット(約660円)支払って無事駐車。その頃はスタジアム前は閑散としていましたし、雨も小降りでした。前を歩いていると中からリハーサルをしている様子が聞こえてきました。


モノレールの駅に隣接しているので、2駅行ったところにあるショッピングモールでお寿司を食べて駅に戻ったところ、モノレールの駅は大混雑。と言うのもクアラルンプールのモノレールは2両編成で10分に1本の割合位でしか来ない。その上外は雨足が強くなっていて道路も大渋滞。大勢の人が押し掛けたため、階段まで人が溢れる状態でした。それでも何とか1本やり過ごしただけで乗り込めたのはラッキーでした。

駅を下りたら外は土砂降り。入り口で多くの人が、ビニールのポンチョを売っているのを横目に見て、傘をさしスタジアムの入り口へ。ところがいざ入場しようとしたら、なんと傘は持ち込み禁止。結局駅まで戻りポンチョを1着5リンギット(約160円)で買い着用し、車に傘をおいて入場。その間に私のズボンはビッショリ。ショートパンツで来るべきでしたが後悔先に立たずでした。

私達の席(PS3)ともう少しステージに近い(PS2)はスタンドの屋根がある席。同じPS3でもアリーナ席があったのですが、チケットを買ったとき、売り場のお兄さんが屋根付きの方が安心だよと忠告してくれたのでスタンドにして正解でした。VVIPやPS1等の高額のアリーナ席や、PS4/PS5などは屋根がないため、ポンチョを着て観ることになりました。写真でわかるように皆さんカラフルなポンチョを着てます。




ところがこの雨の為、コンサートの開始がなんと1時間15分も遅れてしまいました。キャンセルにならないかとひやひやしていたところ、9時15分頃やっとマライアの登場です。時々空では雷が光っている状況でしたが、皆大盛り上がり。マライアも11時過ぎまでで約20曲熱唱しました。コンサートの写真は撮ってはいけないのですが、これはライトにあたる雨を取ろうとしたものなのでお許しください。残念ながらスマホのカメラの性能が悪く雨がはっきり見えませんが。


駐車場の混雑が嫌だったので、アンコール曲を聴きながら車へ。何の渋滞もなく20分後には我が家に到着してビールを飲んでいました。

コンサートの内容より、雨でビッショリ濡れたことと、1時間以上も待たされたことの方が印象に残りそうです。

2014年10月14日火曜日

女子プロゴルフの試合を見に行きました。

10月9日から12日まで、クアラルンプールでアメリカの女子プロゴルフ ツアーの試合が開催されました。正式な名称はSime Darby LPGA Malaysiaです。Sime Darbyと言うのは冠スポンサーでパームオイルで成功したマレーシアの巨大企業です。

LPGA賞金ランキングが先月末で80位以内の選手しか出場資格がなく、残念ながら宮里藍選手や宮里美香選手は出場できませんでした。日本人は上原彩子選手と野村敏京選手(通称ハル)のみで我々日本人には少し寂しい試合でした。

しかし上原選手が3日目を終えたところで、並み居る世界の強豪を凌ぎ、なんと単独2位となり、クアラルンプールに住んでいる日本人にとっては最終日は大いに盛り上がることになりました。

私の知人の何人かの方たちは4日間通しの切符を購入されていましたが、私達夫婦はスケジュールが取れず、この最終日だけの切符を1枚43リンギット、日本円で約1400円で購入していました。


試合が行われたクアラルンプールゴルフ&カントリークラブ(KLGCC)は市の西の郊外に位置していて、南の郊外にある我が家からでも車で20分ほどです。周りの街の喧騒が嘘のような静かで緑豊かな環境の中にあります。

7時半に高速を降り、ゴルフ場に向かう道に入ったところにガードが立っていて駐車場所を指示されました。ゴルフ場周辺の道路の路肩には多くの車が既に停まっていて、私達も前の車に従って駐車しました。歩きだしたら丁度シャトルバスが近くで停車したので乗り込みました。隣に座った中国系のマレー人の方と2、3言話すうちに、バスはゲートに到着しました。 (ちなみに帰りは徒歩で車まで帰りましたが10分程でした。)

受付で切符をパスに交換して、プレゼントの傘を受け取り、スポンサーブースを通り抜けゴルフコースへ。







プレゼントはこれだけでなく、後でトートバッグもゲットしました。(教えてくださったH氏に感謝です。) 写真のパスに空けられた穴は、プレゼントの受領の印です。2つ空いているのは2品受け取ったと言うことです。 1400円の入場料でこんなにもらっていいの?



選手たちがパットの練習をしているのを見ながら、1番ティーに向かうと、丁度第1組がスタートするところでした。

今回は上原選手を応援することが目的なので、最終組の彼女が1番ティーに来るまでは、カリー・ウェブ、ポーラ・クリーマー、ステェイシー・ルイスのような有名選手の組をそれぞれ1~2ホールづつくらい見ることにしました。彼女たちの飛距離や正確性は、テレビで見てる以上に迫力がありました。

たまに失敗してドライバーショットを左に曲げたり、ボールを池に打ち込んだりすると、少し安心させられたのは私だけでしょうか。


クラブハウスが写っている写真は、ランキングトップのステェイシー・ルイス選手(白いポロシャツ)。左の樹の下から打ったところボールが上の枝に当たり更に池の石垣の上を2・3度跳ねたが池に落ちることなくラフに止まりホッとしている? チョット分かりにくいかな?



1番ティーの近くに戻りパットの練習場を見てると、上原選手が出てきました。こちらに近づいてきたので「彩子ちゃん、頑張って」と声をかけると、ニコッと笑ってくれました。


いよいよ、彼女のティーオフ。

小柄な彼女は飛距離があまりないので、2打目以降の勝負となります。1番ホールは残念ながら2打目をグリーン手前のバンカーに入れてしまい、バンカーからいいところに出したのですが、パーパットを惜しくも外してしまい、痛恨のボギースタートとなってしまいました。
この後も惜しいバーディーパットを何度も外してしまい、この出だしのボギーが後後まで足を引っ張る結果になってしまいました。


彼女だけでなく、我々が着いて回った最終組は重い空気が漂い、スコアが伸び悩んでいる隙に一組前にプレイしていた中国のフォン・シャンシャンがこの日だけで-8とスコアーを伸ばし、逆転優勝してしまいました。3打差首位で出たタイのファトラム選手は2位、上原選手はこの日は+2とスコアを落とし、結局16位タイになってしまいました。

後で知ったのですが、私たちがランチを食べていた頃、10番ホールでこの日初の素晴らしいバーディを取っていました。良かったのはこれだけでこの日は彼女の日ではなかったようです。


上原選手にサインをもらうのも気が引けたので諦めて、優勝したフォン選手のサインを帽子にして貰い、車が混みだす前に帰路に着きました。
 
午後から暑くなり、水が足りなくなったのですが、最終組がティーを打ち終わるとプレイしている選手やスタッフの為に、各ホールに置いてあるクーラーボックスで冷やされた飲料水のペットボトルを頂けたので助かりました。

(追)帰宅後取っていたビデオを見ていたら、上原選手の向こうを歩いている私たちが写っていました。

2014年9月16日火曜日

バトゥケーブと市内観光

前回の投稿でピンクモスクを紹介しましたが、今回の娘の滞在中にもう一か所初めてのところに行って来ました。市の北部にある巨大な石灰岩の岩山の鍾乳洞を利用して作られたヒンドゥー教寺院であるバトゥケーブ(Butu Caves)です。
この寺院はインド国外では最大のヒンドゥー教の聖地だとか。ゲートを入ると目の前に巨大な黄金の神像と急峻な岩山が目に飛び込んできます。
この神像は高さが42.7mもあり世界一高いムルガン神像だそうです。
毎年1月下旬から2月上旬にかけてタイプーサムと呼ばれるヒンドゥ教の大祭が行われ、世界各地から大勢の観光客が訪れるそうです。

無数の鳩が飛び交い電線にも沢山の鳩が泊まっていました。そのため電線の下の地面にはその電線の通りに糞が並んでいました。
糞を踏まないように、そして被らない様に参道入り口へ。
娘はショートパンツだったので、5リンギット、日本円で約160円払って巻きスカートを借りることになりました。3リンギットは返却時に払い戻してくれます。ヒンドゥ教も女性はお参りの時素肌を見せるのが禁止されています。


この入り口から272段の急な階段を上ります。途中、参拝者から食べ物を貰おうとたくさんの猿が集まっています。下手に手にお菓子などを持っていたら結構危険です。


中にはペットボトルを持って一生懸命飲もうとしているけど、ふたが開けられなくて往生している猿もいました。その横では歯を立てることに成功して、ボトルに穴をあけ中のものを飲むことに成功した猿もいました。


272段を上りきると風が鍾乳洞から吹き抜けてきて、意外と涼しく感じました。


振り返るとKLタワーやペトロノスタワーが意外と近くに望まれ、こんな近くにこのような鍾乳洞があるのに驚きました。









鍾乳洞は結構広くコンサートホールのようでした。天井にはところどころ、吹き抜けの穴があり、そこから陽が差し込んで思ったより中は暗くありませんでした。おそらく写真に写っているライトがなくても十分に歩くことができたでしょう。










このホールを通り抜けさらに一段上がったところに寺院があります。ここは天井が丸く抜け落ち、円形に青空が切り取られていて崖の緑との対比が美しい。寺院の建物はそれほど大きくなく、こじんまりとしたお寺でした。



崖の木々の間にも猿がたくさん生息しキーキー鳴き叫び、空間は鳩が飛び交い、まるで原始の世界に迷い込んだようです。

 この鍾乳洞の入り口脇にはダークケーブと言うのがあり、ここはガイド付きで鍾乳洞ツアー(有料)ができるそうです。


下山後私たちはクアラルンプール駅に向かいました。イギリス統治時代にイギリス人の設計家によって設計された美しいムーア様式の駅舎です。KLセントラル駅ができるまでは、クアラルンプールの中央駅でした。

この向かいには駅舎と同じ設計家の手による、火山岩の外壁を持つマレーシア鉄道公社ビルがあります。



道路を挟んだ向こう側には国立モスクがあります。12時から3時までは休館なので訪れる際には注意が必要です。私達も15分ほど待たされてしまいました。
ここでも女性はローブの着用が必要です。男性でもショートパンツならローブが必要となります。


外観からわかるように、このモスクは近代的でドーム型モスクとはかなり異なった趣です。
この近くにはイスラム美術館もあり、ちょっとした観光スポットになっています。
この日の観光はこれで終了しました。

ピンクモスク

以前の投稿でクアラルンプールの隣街のシャー・アラムにあるブルーモスクを紹介しましたが、今回はプトラジャヤと言う新首都タウンにあるピンクモスクをご紹介したいと思います。


シャー・アラムはクアラルンプールの南西約25kmに位置していて、クアラルンプールを含んだセランゴール州の州都ですが、プトラジャヤはほぼ同じ距離の南方に位置し、マレーシアの首都機能をクアラルンプールから移転するために作られた新しい街です。

プトラジャヤ湖に沿って行政機関やモスクなどがきれいに配置された大変美しい街です。その中心がプトラ広場で広大なロータリーとなっていて、北に首相府、西にプトラモスクがあり、そこから南に一直線に延びるペルダナ通りには財務省や外務省などが立ち並んでいます。

クアラルンプールから空港に向かう途中に位置しているので、今回は帰国する娘を送りがてら妻と3人で訪れてきました。目的はピンクモスクと呼ばれているプトラモスクの見学です。
高速道路を下りて、新しくて美しい住宅街を抜けプトラジャヤ湖にかかる白く輝く吊り橋を渡ると左手にピンクに輝くモスクが見えてきました。道を間違えたおかげで湖畔にたどり着き、遊歩道から見たモスクはまるで湖に浮かぶようでした。



元の道に戻りプトラ広場に。駐車場の心配をしていましたが、この広大な広場には十分な駐車スペースがあり一安心。ロータリーの中心には国旗と州の旗がそよ風にはためきその向こうに、緑のドームを冠した首相府が堂々と建っていました。


首相府の左手に目的のピンクモスクが。首相府とともに1999年に建てられた6階建てのモスクです。横にそびえる尖塔(ミナレット)は高さ116mもあるそうです。
妻と娘はモスクの入り口でお決まりの肌を隠すためのローブを着用。この日は晴天で気温も上昇したため、二人ともすぐに汗が噴き出してきたようでした。強い逆光でローブ姿の二人をお見せできなく残念です??? 




ドームの入り口で靴を脱ぎ礼拝堂の中へ。と言っても信者でない我々は、礼拝の場所までは入れません。



ここは今まで見たブルーモスクや国立モスクよりは少し小さいのですが、美しさでは一番かもしれません。
妻と娘は暑さに我慢できず、早々と入り口に戻りローブを脱いでいました。

私はモスクの南側の日陰で涼をとりがてら湖畔の撮影に。吊り橋の右手に王宮が望めました。







入り口を出て右に数十メートル行ったところからエスカレーターで湖畔に下りることができます。
ここにはスーク・プトラジャヤというフードコートがあり、レストランやお土産屋さんがあり、マレー料理や軽食が取れるようになっています。



湖畔からは後ろにモスク、そして前方には湖越しに政府機関の建物群や王宮そして吊り橋等が眺められ、絶好の写真スポットになっていました。
アイスクリームを食べながら汗の引くのを待ち、プトラジャヤの観光を終えました。
なお、この近くからクルーズ船が発着し湖上からプトラジャヤの景観を楽しむことができます。今回は時間がなかったのでこのクルーズは次回の楽しみにとっておこうと思います。