2014年7月31日木曜日

ランカウイに行って来ましたーその4

ランカウイでの3日目はホテルのコンセルジュを通してパヤ島と言う島にシュノーケリングのツアーに行きました。値段は一人295リンギット、約9千円です。
私達の宿泊しているホテルからは他に一組の日本人2名の計4名。ホテルでバスタオルを借りて送迎バスに。30分足らずでランカウイ島で一番大きな町のクアにあるジェッティー(船着き場)に到着。目指すパヤ島はここから高速船で約40分とのこと。クアに着く前に雨が降り出し心配していましたが、船が出る頃には雨も上がりホッとしました。
乗船手続きは結構いい加減で、手首に巻くタグを料金と引き換えにもらいます。でも私達と一緒だった日本人の方は、支払いの確認もないままタグを渡され、乗船後呼び出されてしまいました。事前に支払いを済ませているパックの客とは違い、個人旅行の場合は現場支払いになるので注意が必要です。
パヤ島は小さな島ですが、大きなフロートが浮かべてあり、高速船はそこに横づけされます。
下船後、ガイドさん達によりスケジュールの説明。その後それぞれにライフジャケット、シュノーケリングマスクを受け取り、フロートの周りに浮かべてあるブイの内側でシュノーケリング開始です。ダイビングする人たちはここから別行動になります。


フロートのステップから海に入ると周りは無数の魚たち。期待をしていたらフロートから5m離れたらぱったり魚影がなくなりました。何のことはない。フロートの周りの魚たちは餌を求めて集まっていたようです。
それでももう少し離れてブイに近づいていくと徐々に水も澄み大きな珊瑚群が眼下に広がってきました。


魚の数も種類もまずまずで、一週間前のコタキナバルでがっかりした分を十分取り返しました。あっという間に1時間近くたったので、フロートに戻りビュッフェスタイルの昼食です。100人以上の参加者がいるので心配してましたが、結構おなかが一杯になりました。
ところがこのあたりから、空が暗くなり、猛烈な雨と風。気温も下がり、これではもう潜れないとあきらめていたら30分ほどでこの嵐が去ってくれたので、予定通り今度はフロートの反対側のビーチまでボートで行きました。


このビーチには小型の鮫がたくさんいました。ガイドさんに言わせれば「ベビーサメ、たくさん!」でした。

沖にでると午前中より魚影が濃く、魚の種類も豊富でした。

勉強不足で名前も知らないきれいな魚が3尾、優雅に漂っていました。親子かな?



可愛いクマノミも顔をのぞかせていました。このほかにもたくさん海中の写真を撮ったのですがすべてお見せできないのが残念です。


2時半に上がりシャワーを浴びて着替え、高速船で一路クアへ。バスに乗り換えホテルへ帰ったのが丁度5時でした。雨期に来ているので期待はしていませんでしたが、満足できるツアーでした。

この日は夕陽は顔を見せませんでしたが、海での疲れを癒すことと最後の夕食のためにカクテルで乾杯!


最後の日の午前中は、妻がスパに行ってマッサージをしている間、私はプールサイドでビール。


昼食時にここのアイドル?の「おおとかげ君」が見送りに来てくれました???



発つ時はいつも晴天のジンクスに漏れず、機上からきれいに晴れ上がったランカウイ島にバイバイ!

ランカウイに行って来ましたーその3

ランカウイ2日目はお昼にマングローブツァーに行ったことは”その2”でご紹介しましたが、ここではそのほかの行動を追ってみます。


朝食前にビーチを散歩。早朝の海は波もなく、また遠くかすかにタイの沿岸も望まれました。

食後はプールサイドでまったりと時間を過ごしました。


マングローブツァーに出かける準備をして、妻がスパの予約を取りたいというので、ホテル本館の東側にあるスパとジムのエリアへ。
ここにはもう一つのプールがありますが改修の為クローズとなっていました。オープンしているプール側とはまた趣が変わった大人の空間と言った感じでした。
ビーチでは色々なマリンスポーツやビーチバレーなどが楽しめるようになっていますが、客が少ないためか閑散としていました。




ツァーから帰ってきてランチを済ませた後、レンタカーで近くの温泉、アイル・ハンガット・ビレッジと言うところに行きました。
アイル(air)はマレー語で水のこと、ハンガット(hangat)は暖かいという意味です。源泉は井戸と言う意味のテラガ(telaga)を頭につけてTelaga Air Hangatと名付けられていました。写真の美人画は付属のギャラリーに展示されていました。
入場料を払うと何種類かの温泉に入れるそうですが、私たちは施設の見学だけにして今日の目的のゴルフ場のチェックに行きました。
11月に日本から友人たちが来る予定なので、その下見です。まず温泉から10分足らずのところにあるGunung Rayaというゴルフ場へ。
丘陵タイプのゴルフ場で、まだ新しそうでした。レンタルクラブも十分そろっていましたし、何より良いのは空いていて予約は不要とのこと。ただし料金は観光地のゴルフ場らしくクアラルンプールでは名門コースと同じくらいの日本円で約1万円ほどします。
これにレンタルクラブが約5千円。高いと思いましたが次に行った島の西北端にあるDatai Bayゴルフクラブはなんと日本円で約2万円、クラブが6千円もしました。
確かにこちらのコースの方が名門だし、クラブハウス一つをとっても高級ホテル並みです。日本からの訪問者には妥当と思われるでしょうが、クアラルンプールで色々なゴルフ場を経験している私達には、ここでプレイしたいか聞かれると、首を傾げざるを得ません。
このDatai Bay Golf Clubから少し行ったところのあるアンダマンホテルに寄ってみました。
初日に立ち寄ったシェラトンとかベルジャヤ・ホテルとは違い北西に向いているこのホテルは、この時期夕陽を眺めるには最高の立地です。ここで夕食を食べながら夕陽を見ようかとも考えましたが、私達の泊まっているタンジュン・リューからの夕陽の方が有名なので、急いで帰ることにしました。

ホテルのビーチでハッピーアワーのビールを飲みながら待っいましたが、残念ながらモンスーン時期なので夕陽は雲の中へ消えてしまい、一週間前に見たコタキナバルでの美しい夕陽にはかないませんでした。

ハッピーアワーを切り上げた後私たちはプールサイドで夕食。ビーチにはプライベートディナーのためのテーブルと臨時の厨房がセットされており、どんなカップルがオーダーしたのだろうと興味が引かれました。遠目にしかわかりませんでしたがどうやら日本人だったようです。優雅ではあるけどちょっと気恥ずかしいと思うのは私だけかな?
夕食を食べている間にすっかり暗くなり、海からの涼しい風が心地よく至福の時を楽しみました。

翌日はパヤ島へシュノーケリングに行きました。次回の投稿でご紹介します。

ランカウイに行って来ましたーその2

2日目はホテル主催のマングローブツアーです。ホテル改修中のスペシャル・プログラムなのか、この2時間のツァーは無料です。本来なら180リンギット、約6,000円かかります。
集合場所に11時に集まると、ランチセットが配られました。サンドイッチに果物そしてミネラルウオーターが入っていました。ライフジャケットを着用し、ビーチに着岸したボートに乗り移りいよいよ出発です。船頭さんのほかガイドさん1人も同乗しました。
この日は6組14人。日本人3組、インド系の4人家族、欧米系が2組でした。まず岬の先端の漁師の雨泊まりの洞窟へ。ここから河口が始まります。マングローブの生い茂る支流に入る前にフローティング・レストランに寄りました。まだ昼食には早いのにと思っていたら、ここでは食事ではなくたくさんの生簀に飼っている魚に餌付け体験をしました。
大きなエイのジョニー君は食欲旺盛で、餌を水につけるとヒレをバタバタ言わしながら垂直立ちしてその餌を取りに来ます。また鉄砲ウオは水面から30cmほどのところに餌を張り付けると口から吐いた水で的確に餌を落とします。ただしその餌を撃ち落した魚が食べられるかと言うと、現実はそんなに甘くないようでした。周りには何十匹と言う魚が待ち構えているのですから。(残念ながら添付の写真では餌をとらえた瞬間は写せませんでした。)
ここからいよいよ両岸がマングローブに覆われた川をさかのぼっていきます。まず最初に現れたのが鷲の群れです。1羽の鷲が木の上に止まっているのを、私が最初に見つけました。これでは遠くて面白くないなと思っていたら、ガイドさんが餌を投げたら、なんとあちらこちらから数十羽の小型の鷲が飛んできて、ボートの周りを乱舞しし始め迫力満点でした。
ここには2種類の鷲が生息していて、もう一種の大型の鷲がシーイーグルと呼ばれ「ランカウイ」の「ラン」の由来となった鷲です。
ちなみに「カウイ」は大理石という意味だそうです。私たちが見た小型の鷲は日本名では白頭トンビというそうです。


そこからボートはさらに遡り小さな支流へ。ここではたくさんの猿が出迎えてくれます。餌をもらえるのを知っているので、虎視眈々と餌が投げられるんを狙っていました。当然餌が流られた瞬間は奪い合いで修羅場と化します。多くの猿が水の中に飛び込み泳いで餌にありつしていました。
中には小さな子ザルが腹にしがみついた母猿までも、水の中へ飛び込んできます。水の中で子ザルは息を止めてるのかな。上がってくるまでハラハラさせられました。
この後頭を擦りそうな狭い洞窟をくぐったり、オオトカゲが川を横切っているのをみたりしながら1時間以上走っていると突然ヨットハーバーに出てきました。結局川と思っていたのは洲の中を走っている水路で、我々は島の北側から入って東側
に抜けたことになります。マングローブが生い茂っていると言うことは海水が入っているのだから、普通の川ではなかったことに気付かされました。
海に出たところはジオパーク・エコと名付けられた海岸公園でした。ここで帰路についた私たちに最後のラッキーがありました。なんとボートの向かう方向からイルカの集団がやってくるではありませんか。しばらくイルカを追い回した後、ホテルのビーチまで戻ってきました。丁度2時間のツアーでした。ランチは食べる暇がなかったので、部屋でおいしく頂きました。
無料のプログラムと言うことで余り期待していませんでしたが、大変楽しいツアーでホテルの気遣いに感謝でした。

2014年7月25日金曜日

ランカウイに行って来ましたーその1

先週ボルネオ島旅行から帰ってきて、一週間後 今度はマレーシア北部のランカウイ島に行って来ました。なんと忙しいことでしょう。クアラルンプールから飛行機で約1時間。Expediaのフライト・フリーのパッケージを利用してランカウイの高級リゾート、Tanjung Rhu Resortに宿泊しました。空港からホテルのリムジンで30分足らずで、島の最北端の岬(マレー語でTanjung)に位置するホテルに到着。メインビルディングはこじんまりとしていますがプライベートビーチをを含む広大な敷地を持つホテルです。チェックインの手続きは、宿泊する部屋でウエルカムドリンクを飲みながら行います。
 





お昼を過ぎていたので早速ビーチを歩いてホテルのレストランへ。



 
目下全面改装中でレストランは一か所のみオープン。プールも一か所だけ。モンスーンの季節はお客も少ないのでこの時期にこういった改修を行ったりクローズするホテルは多いとか。これでかなりの割引に納得。その代り このホテルでは色々なアクティビティーを無料で開催してくれていました。早速翌日にその一つのマングローブツアーを予約しました。

 ランチは大好きなシンガポールヌードル。これほど美しく盛り付けられているシンガポールヌードルは初めてでした。
 


昼食後 非常に広くて人が全くいない白砂のプライベートビーチを散策。部屋に戻って少しマッタリ。ここは全室スイートでクロゼットや洗面室・お風呂もスペース十分です。
私達は別にアップグレードしなかったのでガーデンビューでしたが全く問題ありませんでした。
 



頼んでおいたレンタカーが到着したので、妻と2人で島の名所の一つのケーブルカーに乗りに行きました。レンタカーは私たちがクアラルンプールで乗っているMyviという車種でしたので、運転は全く問題ありませんでした。
 
ホテルから島の北側を走る道路で一路西へ。途中ブラックサンドビーチを見学。ちっとも黒くなくてがっかり。約30分でベルジャヤ・ランカウイ・リゾートに到着。今後の参考のために少しホテル内を歩いてみました。夏休みに入っているためかホテルの数か所のプールやビーチサイドからにぎやかな子供の声が聞こえ、私達が泊まっているホテルより、かなりファミリー向けだと思いました。

 ケーブルカーの駅はそのホテルの隣です。駐車場からはオリエンタルビレッジという、たくさんのお土産店が軒を連ねているショッピンッグ通りがあります。この通りをブラブラしながら歩くこと数分でケーブルカーの駅に着きます。
ケーブルカーと呼ばれていますが実際はロープウェイ。713Mとランカウイで2番目に高いマチンチャン山の山頂まで2km強を15分で上ります。
途中一度下車してそこからの展望を楽しんだ後、さらに上に。途中の支柱は下からこの乗り換え駅まで1本のみ。途中下車する直前は殆ど直角の壁を上るようで、少し靄がかかっていた景色よりこの迫力に大満足でした。ひとり35リンギット、約1100円。乗車の前には360度のこのケーブルカーには全く関係のない映画を全員見なくてはなりません。何のためかな?


この後シェラトン・ランカウイ・ビーチ・リゾートにも寄ってみました。
ベルジャヤより落ち着いていて、いかにも日本人好みと言った感じでした。海辺には木製の遊歩道が作られており、朝夕の散歩を楽しめるようになっていました。
この遊歩道を歩いていたら偶然にオオトカゲが海を泳いでいるのを見ることができました。

 

夕食はシェラトンから10分ほどのチェナンビーチの最北部にあるオーキッド・シーフードレストラン。6時に入ったのですが、既に結構混んでいました。
名物のロブスターに挑戦。約700グラムで216リンギット、約6500円。
高いと思うか安いと思うか。他にも大型のシャコや野菜炒めそしてチャーハン。さすがに2人では食べきれなかった。







重いおなかを抱えながら、チェナンビーチの南隣りのテンガービーチにあるガヤ・ミナミという日本人の女性が開いているお店に名物のナマコ石鹸を買いに行きました。

ここのナマコ石鹸は一つ一つ丁寧にバティックに包んであってとっても人気があります。残念なのはこのバティックに包まれたものは8月いっぱいでおしまいにするそうです。年間3万個以上の石鹸をミナミさんがご自身で包まれていたそうで、さすがにこれ以上続けられないそうです。妻が日本の友達へのお土産で40個も買えたのはラッキーでした。写真はその時に買ったもの一部です。
ここには石鹸のほかにもたくさんのハンドクラフト作品が売られていました。ランカウイのおいしい店を紹介してくださるなど、とても気さくな店主さんでした。
ホテルに帰る途中にやっと見つけたスーパーで、寝る前に飲もうとビールを買いました。さすが免税の島だけあって、缶ビール(350ml)が2.2リンギット、約65円。クアラルンプールの1/3でした。ここに住みたい!?
次回は2日目のマングローブツアーを中心に投稿したいと思います。