2015年4月7日火曜日

蛍を見に行って来ました。

 
F1を観戦に行った翌日、妻と娘の3人で蛍見物に行って来ました。クアラルンプールの北西、マラッカ海峡に面した街、クアラ・セランゴールと言う街の郊外に1年中蛍の見られる所があります。
クアラルンプールの市内から観光客用のツアーも出ている、有名な観光スポットの一つです。
 
行けば分かるだろうと、下調べもせずガイドマップも持たず渋滞の都心を抜けて約2時間のドライブ。4時ごろクアラ・セランゴールの街に着きました。蛍は暗くならないと見えないので、どこかで時間を潰さなければなりません。蛍見物ツアーとセットになっている灯台を見に行くことにしました。
セランゴール川の河口にそびえるブキット・マラワティ(Bukit Malawati)と言う丘の上に、この灯台は建っています。周りには大砲が海に向かって沢山置かれていました。灯台兼要塞です。


ここの名物は、猿。2種類(黒いのと茶色いの)の猿が大きな群れを作っていて、我が物顔に道路やガードレールの上を歩いています。写真でもお分かりのように、親猿は真っ黒なのになぜか子猿は黄金色です。可愛いー!


 


5時になったので、取り敢えず船着き場を探しに行きました。結構迷ったのですが、セランゴール川の南側を川と並行して走っている道沿いに入り口を見つけました。 ここはカンポン・クアンタンと言う、手漕ぎの4人乗りボートが出ます。1艘50リンギット(約1800円)です。(他にもエンジン付きの船が出るところもあるそうです。) ところが駐車場に車は停まっていないし係員もいません。良く見ると7時30分からとなっていました。
 

6時前だった夕食を先に食べることにしました。妻がネットで調べて、River Viewと言うレストランが有名だと分かりました。ところがこれが見つからない。やっと私のタブレットに入っていた地図のアプリで発見。行ってみるとなんとシャッターが下りていました。隣のJeti Seafoodと言うレストランが開いていたのでそちらにしました。
 

この頃から空が黒くなり稲妻が走りだし、猛烈な雨が降ってきました。 これでは蛍見物どころではありません。速く通り過ぎてくれることを祈りながらの食事でした。




 写真はカニ料理です。3人で2匹を注文しました。メニューに値段が記載されていないので心配でしたが、3人で5品頼んで80リンギット(約2800円)でした。因みにカニ料理は30リンギット(約1000円強)でした。とても美味しくてこの値段は信じられませんでした。


 




 ここで蛍の船着き場を尋ねたら、この2軒のレストランの間から7時半に出るとのこと。雨も小やみになって来たので、確認してもらったら、予定通り出るとのこと。3人で58リンギット(約2000円)と少し高めですが、船が着くまでレストランでお茶を飲みながら待っていられたのでラッキーでした。
 



小雨と稲光の中を船で10分位走ったところから減速。雨の為普段よりはかなり少ないとのことでしたが、結構光っていました。他のグループに付いていたガイドが、娘に蛍を取ってくれ手の上に乗せてくれました。本当はだめだそうですが、初めての経験に大興奮。離した蛍が今度は私の肩の上に止まりました。真っ暗なので写真を撮れなくてお見せできないのが残念です。

 猿と戯れ、安くておいしい海鮮料理を楽しみ、蛍によるイルミネーションを見ることができて満足のいくドライブでした。

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