2014年4月15日火曜日

1日観光客になり市内観光をしてみました。

マレーシアに来て6日目の2月17日、車もまだ手に入らないので電車を利用して市内観光をして来ました。

自宅近くの駅からLRTという電車に乗り25分。マスジッド・ジャメ駅で下車し、駅の
隣に建つクアラルンプール(以下KLと略します)最古のモスクであるマスジッド・ジャメへ。
鉄格子の入り口を入った所にあるテントで、短パンを穿いた人はイスラム教徒が着る全身を隠す薄いロングコートのような衣服を着ます。女性はスカーフで頭を隠すかそのロングコートに付いた帽子を被ります。どちらも無料で貸してくれます。暑くて蒸れるのを我慢してモスクを1周しました。100年以上前に建てられたこのムーア建築の歴史的建物は一見の価値はありますが、周りに並び立つ近代的ビルディングが背景に入り込み、なんとなく歴史の重さを感じるには至りませんでした。

次に隣のスルタン・アブドゥル・サマド・ビルへ。ここは中に入れないので、全長137mの建物に沿って歩きました。途中にある高さ41mの時計塔は見ごたえがありました。このムルディカ広場周辺には色々な歴史的建築物が並んでいるのですが、ここもまた周りの近代的ビルと調和のとれない不思議な空間でした。広場は工事中で塀に囲われているのが残念でした。後で知ったのですが、ここにマレーシアで一番高い118階建てのビルが建つそうです。
広場横の歴史博物館ではマレーシアの歴史を垣間見ることができます。付設のショップは伝統の木彫り細工に実演も見ることができ、マレーシアのお土産がそろっていました。冷房がよく効いていて直射日光の照り付ける広場を歩いてきた私たちには天国のようでした。
汗が引いたので、次にチャイナタウンにある有名なセントラルマーケットに行きました。ビルの2フロアに小さな店がぎっしり並んでいます。北京に住んでいたころよく利用した秀水商場程の規模はないものの、マレーシア産土産を捜すには便利なマーケットです。意外だったのは中国や他のアジア各国と比べて値引き率が低いことです。店によって違うのかもしれませんが、少なくても私たちの立ち寄ったお店では値引きの楽しみは味わえなかったのが残念。もうちょっとまけてよ!
歩き疲れたのでガイドブックに紹介されていたデザートのおいしい店に行ってみようということになり、お昼前でしたがお茶をすることに。ここでFamous Malaysia Ice Kachangというデザートをオーダーしました。8リンギット(1リンギットは約32円)程でしたが、イチゴのカキ氷の上に様々な色のジェリーや、豆、それにピーナッツ。その上に さらにクリームコーンが乗っている微妙な1品でした。ピーナッツやコーンより何か果物を乗せて欲しかったと思ったのは私たちだけでしょうか。少なくてもクリームコーンはいらない。
その後チャイナタウンにお決まりの関帝廟にお参りし、近くのピーター・ホーの店に。これが見つけるのに一苦労。ガイドブックに記載されている場所ですが、そんなお店は見当たらない。それもそのはず、道路に面しているのではなく、オフィスビルの入り口を入って階段を上った3階にありました。入り口に看板があるわけではなく、これではちょっと入ってみようと言うことにはならない。お店の中も店員が話しかけてくるのでもなく商売っ気が全く感じられない。キッチン用品が主体でいいものも沢山あったので次回はゆっくりと行ってみたいお店でした。
次に50mほど先にヒンズー教のスリ・マハ・マリアマン寺院があります。入り口にて20セント支払い靴を預け裸足で寺院内へ。ヒンズー教独特の彫刻や壁絵を鑑賞。ヒンズーの教えの知識がない私たちにはあまり理解できないのが残念。寺院を出る頃にはおなかも空いてきたので、照り返しで肌が焼けるような日差しの中を少し先歩きレストランへ。ところが1時をとっくに過ぎていたため、残っている料理は1品だけ。考えていたものと全く違うチキンのセット料理だったが、15リンギットの割にはおいしかった。入った頃には地元の会社員で一杯のため少し騒々しく感じたが、食べているうちに我々と他に2組のみになり、ゆったりと遅めのランチを楽しめました。
この後KL駅周辺の名所・旧跡に行く予定でしたが暑さで挫折。今日の観光はこれで打ち切り。
今日の反省は、外を歩くような行動は午前中で打ち切ること。レストランは早めに行くこと。知らない食べ物は食べられなくても仕方ないと覚悟してオーダーすることでした。

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