2019年8月8日木曜日

ミャンマーへ行ってきました_8日目 ヤンゴンからKLへ

シェッタグオン・パゴダの東面
長かったようであっという間に帰国日になってしまいました。

朝食付きだったのでホテルのラウンジで、何と写真のような和定食を。たくあんの下になっているので分かりづらいですが、何と納豆付きです。さすが日系ホテルですね。










食後荷物をまとめ、ホテルのフロントで預かっていただきチェックアウト。タクシーを捕まえてヤンゴンを代表するシェッタグオン・パゴダへむかいました。

左の写真中央が、ホテルから望むシェッタグオン・パゴダです。











西門から入る予定だったのですが、ドライバーが英語が分からず、結局初日の夜訪れた時と同じ東門に行ってしまいました。

この日は日曜日の為か、入り口から大渋滞。外国人専用のカウンターで入場券を買い、長蛇の列に並びエレベーターで境内迄上りました。

写真は境内へと続く渡り廊下です。ここで靴を脱いで袋に入れて持って歩きました。




渡り切ったところから望めるのが、トップにも同じ写真を載せましたが、左の写真のような仏塔群です。

残念なことにメインのパゴダは修復中で網がかかっていました。

但し私がこのブログを上げるころには、きっとこの網も取り払われ、太陽の光を受けて燦燦と輝いていることでしょう。私たちはその輝きを想像していただけでしたが。

非常に広大な境内ですが、参拝客と観光客でごった返していました。左の写真はあまり人のいないところを狙ったもので、混雑具合が分かりづらいですが。

青いネットは修復中の仏塔です。

ガイドを雇っていないので、入り口でもらった境内の案内図を見ながら、リストされているポイントを巡ることにしました。とりあえずここから反時計方向に回り始めました。





ここは中心のパゴダを囲って、東西南北にそれぞれ違った仏様を祀ったお堂が建っています。
左の写真はその東のお堂です。










中は参拝客でいっぱいです。

写真にテレビが2台写っていますが、これは緑の目をしたご本尊が非公開の為、そのお姿を映像で見せているためです。









少し拡大してみました。目の色までは見えないかもしれませんね。

参拝客の多くは地元の方やミャンマー各地から出てこられた方々で、タナカを塗った女性もたくさんいました。







インレー湖でもご紹介しましたが、ここにも金箔で太ってしまった仏像が有りました。











金箔を貼っているところです。

これがなかなか難しいんです。

紙に貼ってある金箔を仏像に押さえつけて、紙だけをはがすのですが、一部だけがついたりして何度もやっていると、金箔が自分の指についてはがれなくなってしまったりします。

それにしても写真の仏像は全く原型をとどめていないですね。


こちらは東門から少し北に向かったところからメインのパゴダを取り囲むように建っている仏塔群です。

ここでもやはり曜日ごとの仏様が有るのですが、前日スーレー・パヤーでお参りしたばかりなのでここではパスしました。






北門近くの中規模のパゴダです。













有名な釣り鐘の前で記念写真を撮る親子(?)おじいちゃんと孫たちかな。子供たちの頬はタナカで真っ白です。

















こちらは東西南北の本堂とは別に立っている仏殿の一つです。

これだけでも相当なものです。いかにこのシェッダグオン・パゴダが大きいのかがわかりますね。








こちらは東北の角にあるちょっと変わった仏様で、境内禁煙にもかかわらずタバコがお供えされています。

謂れは忘れてしまいました。ごめんなさい。









左の写真は北門の参道から南を写したものです。












上の写真の右手にちょっとしたミュージアムがあり、このパゴダの紹介する多くの写真が展示されています。

なかでも圧巻はこのパゴダに奉納されている宝石です。この宝石だけでイギリス占領時に、イギリスが持っていた金の総量より多くの価値が有ったそうです。

一説によるとこの宝石だけでミャンマー国民を数十年食べさせていけるだけの価値が有るそうです。


多くは右側の小さい写真に写っているパゴダの頂部分に収納されています。



















巨大なダイアモンドや、ルビー、エメラルド、サファイア、金製品、真珠等々ありとあらゆる宝石が惜しげもなく飾られています。















余りに多すぎてここでは紹介しきれません。













何じゃ?これは!と言うくらい、何百と言う宝石を使った飾り。ガラスに外の光が反射して見にくいですが、その豪華さはわかると思います。











ミュージアムを後にして、周回を続けました。写真は北の本堂です。

ご本尊から七色の光が!柱も派手。

でも日本では考えられない信仰の篤さです。

どの仏殿も参拝客で満員でした。






インレー湖と違いヤンゴンは35度を超す暑さ。写真は境内に設置された水飲み場です。

大きなタンクが備え付けてありました。









西門近くに、このパゴダを作ったとされるオカラパ王の像が有りました。よく探さないと見落としそうな小さなものでした。










このパゴダにもスーレー・パヤーと同じように金箔をパゴダに運ぶ船が有りました。

行先は左の写真のパゴダの中部に、白い雲で囲まれた門の中でした。

こちらもパスしました。















パゴダの西南の角近くに持ち上げると願いが叶うという石が有りました。早速お祈りを。

何を祈っているのだか。

妻からひと言。「足の裏は見ないで。」

裸足で石畳の上を歩き回るのですから、当然真っ黒です。




境内案内に有ったすべてのポイントを巡ったのですが、あまりに多すぎてご紹介できないのが残念です。仏教に関心のない方でもヤンゴンにお出かけの際は是非訪れてみてください。
お勧めはガイドを雇うこと。もしくは観光ガイド地図と境内案内を参考にして回ることです。

西口の長い階段を下りて地上に降りてきました。靴を履く前にウェットティッシュで足を拭きました。

ウェットティッシュはお寺巡りには欠かせない必須アイテムです。

写真は西門です。ここからGrabを呼んだのですが、見落としてしまいました。結局お客を下ろしたタクシーとGrabの値段で交渉が成立し、次の目的地の国立博物館へ。


最初は歩いて行けるかと考えていたのですが、暑さと意外に距離が有りそうなのでタクシーにして正解でした。

入り口で音声ガイドを借りて館内へ。殆どのフロアが左右2つのテーマの異なる展示室に分かれています。これが5階分あるだけでなく、一つの展示室がとても広く非常に多くの物が展示されています。

写真は王座です。



最初はゆっくり鑑賞していたのですが、半分も見ないうちにすでに1時間以上たっていました。
後は駆け足で回りましたが、時間が有ればもっとゆっくり見たかった展示物が沢山ありました。

こちらは民族文化のフロアに有った、船を模した竪琴です。







外に出たときに丁度お客を下ろしたタクシーがいたので、予定していたレストランへ向かいました。

湖の畔に立つSabai @ DMZと言うタイ料理のお店です。ランチの営業時間終了間際に駆け込みでセーフ。







湖を見渡せるテラス席でランチ。

最初にビール。この日は初めて飲む "TUBORG"と言う銘柄にしました。







妻はフレッシュ・ジュース。ところがこのジュースに入っていた氷が悪かったのか、それとも左の写真の野菜炒めの油が悪かったのかその夜ク
アラルンプールに帰って来てから、七転八倒するほどの腹痛に襲われました。

確かに野菜炒めの油が真っ黒だったので、可能性はありますが、一緒に食べた私が平気だったので、やはり氷かな?

それとも多少の物ではあたらない私の胃が異常なのかな?



食後近くに或るアウンサン・スー・チーの屋敷に食後の散歩がてら歩いて向かいました。

写真は湖の堤防です。日曜日とあって大勢のカップルの姿を目にしました。

暑い中を歩いて行ったのですが、このお屋敷はすでに取り壊されていて、ここかなと思われる門が有ったのみでした。
ガッカリ。


タクシーでホテルに戻り、ジムのシャワールームを使わせていただきシャワーを浴びて着替えました。

さすが住居棟もあるため、立派なジムでした。

予定通り午後4時にホテルを出発し、空港へ。







写真はヤンゴンで良く見かける信号です。残り時間が表示されるのですが、o, b, c、d、Eなどが表示されます。oは小文字のaです。3桁目を表すための様です。Eは小文字でeが
電光掲示できないから、Eだけは大文字になったようです。a→10、b→11、と言う風になっています。因みにこの信号でE7とは147秒待ちと言うことになります。ここの写真は直進は4秒待ち、左折は147秒待ちと言うことにです。長!

左折が長いということでお判りでしょうが、ミャンマーは日本と同じ右側通行です。

国際ターミナルの出発ロビーは到着ロビーより広々としていていました。

驚いたのは日本の「山小屋ラーメン」が出店していたことです。写真のエリアをさらに進み、待合ロビーに降りて行く前にありました。

夕食はここでラーメンを食べて済ませました。

こうして8日間のミャンマー旅行は無事(?)終わりました。約1名無事でなかった人もいましたが。2人旅行の1人ですから当然妻のことです。


その無事で無かった事件は次の特別編でお伝えします。







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