メルボルンで3泊した後、私達とTさん夫妻はシドニーに向かいました。
私たちは9時半前にチェックアウトし、来た時と同様歩いてサザンクロス駅へ。今度は上り坂ですが雨が降ってない分楽でした。
駅前にスタンドが立ちF1グッズを販売していました。
チケットを買ったバスが私たちの前で満席になってしまいました。何のための時間指定なのか分かりません。10分後の次のバスで空港へ。
写真は空港へ向かう高速道路です。空港への分岐点までは5車線もある広い道路でした。
25分程で国際線T2に到着。国内線の私たちはそのまま次のT3のバス停まで。
出発ロビーは無数の自動チェックイン機が並んでいます。私たちは一番奥にあったチェックイン・カウンターでチェックインしました。
荷物の重さが心配でしたが、ワンワールドのサファイア・メンバーと言う事でビジネスクラス扱いになるので問題ありませんでした。
搭乗までカンタス航空のラウンジで待つことに。
かなり広いラウンジで食べ物も飲み物も充実していました。食べたり飲んだりしながらTさん夫妻を待ったのですがなかなか来ません。
後で分かったのですが、自動チェックイン機で問題が発生し、チェックインするまで20分もかかってしまったそうです。
彼らの到着は11時30分。フライトは12時だったのですが、彼らは腰を落ち着け食べ始めました。お互いに同じフライトだと思っていたのですが、なんと彼らのフライトは私たちの1時間後と言う事が判明。彼らもなんで私たちが焦っているのだろうと思っていたらしいですが、もう最終案内が流れています。
慌ててゲートに向かいました。おそらく搭乗は後ろから2番目くらいでした。危ない、危ない!
ほぼ定刻に出発。午後1時半にシドニー空港に到着です。
シドニー空港では、何らかのトラブルで荷物が出て来ませんでした。待つこと30分でようやくアナウンスが。後10分くらいで出て来るとのこと。
他の乗客の方がおとなしく待っているのに少しビックリ。いらっちの日本人なら係員に噛みついているところです。おおらかと言うか、これが通常だからなのでしょうか。
ホテルまではエアポート・シャトルバスのレディ―2ゴーで行く予定でしたがカウンターが無い。なんとオンラインで予約とのこと。ところが当日は2時間前までしか受け付けてもらえず、電車を調べたらこの日は運休とのこと。結局タクシーを使いました。
不愛想なドライバーだったので心配でしたが、雨の中渋滞が有ったにも関わらず40分で今日からの宿、ハイアット・リジェンシー・シドニーに到着。午後3時前でした。チップなどを入れて丁度A$50でした。電車で行っても町の中心部のセントラル駅まで1人A$20かかり、そこからの交通手段とホテルまでの歩きを考えたら、タクシーが正解でした。
部屋はダーリング・ハーバー・ビューです。
直ぐ目の下に屋内の動物園や水族館が、対岸側にはミュージアム、そしてホテルが林立しています。特に写真中央奥に見えるスター・ホテルにはカジノが有り、十数年前に来た時少し稼がせてもらった記憶が蘇りました。
でも今回は行くことはありませんでしたが。
荷物をほどいて少しまったりして、午後6時半ごろ夕食に出ました。メルボルンではずっとオーストラリア料理だったので、今回は和食か中華を捜しました。MAPで見たところ近くに余り食指の動くお店が有りませんでした。
とりあえず人通りの多い、この辺りのメインロードの一つ、クラレンス通りからキング通りに曲がったところにあった、Work In Porgressという一風変わった飲茶屋さんと言うかバーと言うかのようなお店に入りました。
饅頭、シュウマイ、肉まん、酢豚にビールをオーダー。値段に見合うかと言うと首を傾げざるを得ませんが、味はまずまず、雰囲気もまずまずでした。
こんな店でディスク・ジョッキーが必要なのかどうかわかりませんが、ノリノリでやっていました。これでA$88でした。約8,000円。やっぱり高いか。
ホテル前にあるコンビニによって翌朝の朝食と、隣接のアルコール販売店でアサヒドライ500ml2缶をA$14で購入して部屋に戻りました。
すると9時頃突然に花火の音が。土曜日の夜には毎週上がるのでしょうか。カーテンを開けて10分ほどの花火を楽しみました。
Tさん夫妻も私達より遅れること少しで今回の宿のヒルトン。シドニーにチェックインしたそうです。
翌日は4月2日。サマータイムが昨日で終了し、午前2時に時間が1時間遅くなります。つまり午前1時になります。午前7時に起きたと言う事は昨日迄なら午前8時だったと言う事で1時間長く眠れたことになります。
外は生憎の雨。テンションが下がりましたが部屋でボケッとしてるのももったいないので、部屋で朝食をすました後、先ずQVBの名で親しまれるクイーン・ビクトリア・ビルディングに。
写真はヨーク通り側から見たQVBです。
アーケードの中をウィンドー・ショッピングをしながら通り抜け、タウン・ホール側へ。
QVBのタウン・ホール側にはビクトリア女王の像が有ります。
先ずOpal(オーパル)カードを買うためにタウンホール駅に。
写真はシドニー・タウン・ホールです。この日は日曜日なので閉まっていました。月~金なら10時半から館内ツアーが有ったのですが。
駅でOpalカードを買おうとしたら、そこではなく近くのコンビニを教えてくれました。
2人でA$35のカードを1枚ずつ購入しました。このカードはシドニーの殆どの公共交通機関で使えます。最も利用した、トラムのようなライト・レール、シドニーから郊外へのシドニー・トレイン、バス、フェリーなどです。使用料や回数などで割引率が上がってきます。事前にガイドブック等で調べて行くと良いでしょう。残金の返金は難しいのでOpalカードではなく、クレジットカードが同様に使えるので、Tさん夫妻はOpalカードは買わなかったそうです。
余談ですが、あるガイドブックに裏技として乗る時(タップオン時)に最低料金が残っていれば降りる時(タップオフ時)に足りなくても問題ないとありました。最もセーブできる例として少し残して空港に行くと残っている分だけで良いとあり、後日実際にやってみましたが残金不足で丁度そこに居合わせた係員にトップアップするよう指導されてしまいました。ところで出る時は値段の表示が赤で残金不足と出ますがゲートは開くので係員がいなければ出ることは可能ですが、違法と思われるので注意しましょう。
結局最低額のA$20ずつトップアップ。タクシーと変わらなくなりました。ところが残金を見るとA$20残っています。ナニコレ?もう出たことになってたのかな?
地上に戻ってタウン・ホール横のセント・アンドリュース大聖堂へ。
門が開いていて、丁度合唱隊が歌っている所でした。
入ろうかどうしようか逡巡していたら、入り口に立っているスタッフの女性にパンフレットを頂き、中に導かれてしまいました。
大きな礼拝堂が満席になるほど多くの信者の方が参加されていました。
私たちはQVBの釣り時計が毎時に鐘を打つのを見たく早く出たかったのですが、牧師の説法が長くて出るタイミングが見つからず結局30分近く同席してしまいました。
まだまだ続いたのですが、合唱隊が歌うタイミングで失礼させていただきました。
QVBに戻り釣り時計を捜しました。朝通った時は上を見なかったので気が付きませんでしたが、2階を歩くとタウンホール側から入って直ぐの所に1つ、その先にもう1つと2つの多くな釣り時計が目に飛び込んできます。
こちらが最初の1つです。
QVBを出て銀座のように有名店が並ぶPitt通りへ。ここは歩行者天国になっています。
イソップの店もおしゃれです。メルボルンが本店なのに、メルボルン滞在中は行かなかったのですが、娘のお土産をここで調達。
日本とほぼ同じか少し高い価格でした。
本場で買ったと言う記念かな。
QVBからライトレールに乗りサーキュラー・キーへ。フェリー乗り場や、観光地のロックス、それにオペラハウスへの起点です。
前方に外国船旅客ターミナルがあり、丁度中型のクルーズ船が停泊していました。
今晩からどこへ行くのでしょうか。
私達も4日後にはここから出発です。
右側にフェリー・ターミナルを見ながらクルーズ船の方向に進みました。
以前エーゲ海クルーズに行ったときに利用したクルーズ船の運用会社プリンセス。クルーズの船でした。
ここから更に進むとサンデー・マーケットが開かれていました。
思ったより出店の数が少なかったのは時間の関係?12時を少し回ったところでしたので、これからもっと賑やかになるのかも。
以前テレビで土屋太鳳がレポートしていた時はもっと賑やかだった気がしました。
ここから彼女が目指したアーガイル・カットへ。と言ってもヘア・カット関係ではありません。
ここがアーガイル・カットです。最初に入植した時、囚人労働者達がこの道を切り開いたそうです。
文字通りアーガイル通りにあり、ロックスから天文台に向かう途中の坂道の途中にあります。
カット(cut)は掘り抜くと言う意味もあります。
ここからガイドブックに有ったシーフードのおいしいと紹介されたシーフード・アット・ザ・ロックスへ向かったのですが、土・日はお休みでした。良く調べれば良かった。
それほどお腹もすいてないので、天文台に上がりました。
むかしアボリジニの人たちが星を見るために集まったと言う丘に、1857年に立てられたそうです。ここはシドニー市街地で最も標高が高いそうです。
今は周りが明るくなり過ぎた為、天文台としての機能はなく、観光用に一般公開されているそうです。
ここからハーバー・ブリッジ越しにシドニー・ハーバーの北側、ミルソンズ・ポイントが望めます。
橋の向こう側、写真中央の海岸沿いに巨大な人面が見えますが、ここがルナ・パークです。
雲が段々と重くなってきていて、嫌な予感です。この後ハーバー・ブリッジを歩いて渡る予定なのですが。
この天文台の入り口付近からハーバー・ブリッジの歩道に向かう入り口が有ります。幾つかの入り口の一つです。
この頃から雨がポツポツき始めました。
橋の起点に着いた時は結構降ってきましたが、風も無さそうなので傘を差して歩き始めました。
途中から見た外国船旅客ターミナルとオペラハウスです。
まだこの辺りは余裕が有りました。
ハーバー・ブリッジはシングルアーチ型の橋としては世界で2番目の長さだそうです。と言っても1番目との差は60㎝なので、ほぼ世界最長クラスです。そのアーチの起点となるパイロン(搭状の門)の一つにはエレベーターが有り、最上階はパイロン・ルックアウトと呼ばれ展望台になっています。有料です。
写真はそのパイロンから先を見たところです。
今や雨は本格的に降っていて、海上部分に出れば当然風も強くなります。
既に私たちのジーンズや靴はビショビショです。
これでは風邪を引いてしまうので、残念ながら引き上げることにしました。
今回の旅行中雨で予定していた行動が出来なかったのはこの時だけでした。
部屋に戻り、シャワーで温まり着替えをして、やっと人心地が付きました。こんな時はバスタブに浸かりたいのですが、メルボルンもシドニーもバスタブはありませんでした。バスタブ付のホテルは少ないようです。
ロックスのデリカッセンで買ったサンドイッチとキッシュで遅いランチ。寒さに負けたのか妻は食欲無く、ベッドに潜り込んでしまいました。
元気な私はビールを飲んで少しウトウト。
午後4時ごろ薄日が差して来ました。妻は寝ているので一人で窓の外に見えるダーリング・ハーバーに行きました。ホテルを出て右手のマーケット通りから橋に向かいました。
写真は橋の上から私たちが停まっているホテルを見たところです。右手の白くて横に長い建物です。
こちらの写真は同じ場所からハーバーの奥の方を望んでいます。
左側にはレストランが並んでいます。
写真左側中央に緑と赤と青の看板が小さく写っていますが、この建物が動物園と水族館などです。
帰りはこの建物の右奥からホテルへ直接入れる道を見つけ、簡単にホテルに帰れました。
夜は疲れたので昼食の残りで済ませました。
次回はタロンガ動物園をお伝えします。
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