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ニューカレドニアのヌーメア |
4月7日と8日は終日クルーズの日です。4月9日早朝にニューカレドニアの首都ヌーメアに入港します。
4月7日から船内はニューカレドニア時間になるので1時間時計が進みます。オーストラリアの夏時間と同じで日本から2時間の時差となります。長い夜になったのですが、ベッドが変わった為か余り良く眠れませんでした。
朝食は14階にあるオーシャンビューと言うビュッフェスタイルのレストランです。
10近いアイランドが有り種々の料理を提供しています。
何を食べるか迷ってしまいました。
ガラス工房があり、希望者はグラス作りの体験ができます。
芝生の上で妻とローンボールを楽しみました。詳しいルールは知らないので目標のボールにどれだけ近くにボールを止めることが出来るかだけを競いました。
この時は私の大敗でした。
波は穏やか、空と海は真っ青でとても気持ちの良い航海です。
部屋に戻って撮り貯めた写真の整理を始めました。妻はオーシャンビューに行ってイラロジをしていました。
気が付いたら12時を過ぎていたのでランチに。
ランチはプールサイドのマスト・グリルというバーへ。
私はハンバーグとビール、妻はホットドッグとジュース。
プールではバンドが入って盛り上がっていました。
私達の隣で食べているAさん夫婦が日本語を話していたので、話しかけてみました。神戸の方で日本のクルーズ・ツアーで11名の方達とこの船に乗ったそうです。
どうもこの船の日本人乗客は私達4名とツアーの11名プラス添乗員だけだったようです。
その他に乗務員はコンセルジュに1名とコーヒースタンドに1名しか見ませんでした。インドネシアとかインドの乗務員は沢山いるのに、日本人が少ないのは給料のせいか、チャレンジ精神が足りないためか?
プールサイドのチェアーで音楽を聞きながら、まったりしようと思ったのですが、ジーンズで来ていた私には、暑くて10分も座っていられませんでした。
次からはショートパンツにTシャツにすることにして部屋に戻りました。
船尾にあるレストランから私たちの部屋までは、8階で降り写真のような長い廊下で行くか、4階で降りてショッピングアーケードを抜けて行くかです。
通常はお店を覗きながら部屋まで帰ります。
午後は部屋で写真の整理の続きです。
毎晩このような新聞が翌日の行動をプランするために各部屋に配布されます。
只これと同程度の情報は乗船時にアクティブにしたアプリでも見ることが出来ます。
左のページには分刻みのイベントがリストされています。
この日のショーはこの写真の冒頭に有るようにWill Martinという歌手のショーです。
上の写真の右下及び左の写真のInformationの3番目に書かれているように、この日のドレスコードはEvening Chic(シック)でちょっとおしゃれな服装です。
今回このような日は3回有りました。
以前はタキシードを着たことも有りましたが、この船はそれほど堅苦しくなく男性はジャケット、女性はジーンズなどのカジュアルな物でなければ良いそうです。
ただ中国人と思われる乗客がTシャツで来ていたのには驚きました。
シックの日でも、カジュアルでは入れてくれないといことはないようです。通常シックの日にカジュアルでいたい方はビュッフェ・レストランの方に行きます。
ここで少し料理をご紹介します。
シザースサラダです。
スイカのサラダ?
海老のパスタ
ステーキです。
食後コンセルジュに行きニューカレドニアでのツアーについて相談しました。
日本人のSayuriさんです。後日彼女の名前で日本人乗客にワインのボトルの差し入れが有りました。おいしくいただきました。Tさんは飲めないので、それも私がいただきました。
食後午後9時からウイル・マーティンのショーです。イギリスでNo1を取ったことも有るニュージーランド人です。
歌がメインですが、彼があがっているのかと思わせるぽつりぽつりと喋るトーク、それに超絶テクニックのピアノ演奏はとても魅力的で凄かったです。50分あっという間でした。
翌日の4月8日も終日クルーズです。食べて寝てなので体が疲れてないためか、この日も良く眠れませんでした。
妻が洗濯が終わるまで待って朝食に。
写真はお見せできるものではないですが、こんな風にして洗濯物を干しました。紐又は細めのロープや携帯用の洗濯干しは必須です。
この日の朝食は軽めにしました。写真は妻の朝食です。食後部屋で1時間ほどゆっくりした後、ビーチ用品のセールが有るというので見に行きました。妻が気に入ったものが有ったのですが、シドニーで買ってしまったので結局バーゲン品でないTシャツを私が買っただけでした。
さすがにお昼はお腹が空いたので少しボリュームを増やしました。この日はドイツ料理フェアだったのですが、私は焼きビーフンとチャーハンにしました。勿論ビールも。
妻はパターゴルフをしに行きましたが、刈っていない芝生の上でやるのでゴルフにはならないとかで、すぐに帰ってきました。
私はフィジーとトンガの健康申告カードを記入して提出しました。その時ニューカレドニア上陸の必要携帯品を尋ねたら、パスポート又は写真入りの身分証明書を持って行くことを勧められました。日本の運転免許証は英語ではないのでダメ。財布を見たらマレーシアの運転免許証を2人とも持っていたので安心しました。
その後ブログを上げようとしたのですが、写真をアップロードできません。調べたら私たちのパッケージに入っているインターネットはスピードが遅くラインはつながらず、ブログなどに写真を上げることはできないようです。1日当たりもう少し払うとアップグレードできるようですが、勿体ないので止めました。
そうこうしている内に太陽が沈み始めました。
午後6時過ぎにTさん夫妻と夕食に。
昨日は体調不良で食欲が無さそうだった、Tさんもこの夜はかなり持ち直したようですが、明日のニューカレドニアでのツアーはキャンセルしたそうです。
夕食の後シアターでショーを。この日はこの船専属のグループによるミュージカルでした。
部屋に帰るとビーチタオルが2枚置いてありました。部屋のバスタオルを持って行こうかと思っていたのですが、これは助かりました。
セレブリティのロゴ入りで思わず買いたくなるほど格好いいタオルでした。
開けて4月9日の朝、ニューカレドニアのヌーメアの港に入って行きました。
バルコニーに出ると丁度朝日が山の向こうに顔を出してきていました。6時20分でした。
昔はタグボートが横向きに押して船を着岸させたのですが、最近の大型船はサイドスラスターと言う横向きのスクリューが船首側と船尾側に付いているので、自力でスライドし着岸できます。
未だにタグボートが出てくるのは安全のためでしょうか。
岸壁は貨物専用なので、多くのコンテナが並んでいます。
水着やビーチタオル等の出かける用意をして朝食に。
お粥が有ったので飛びつきました。先日お会いしたAさんにすれ違ったら、お粥は粘っこいのでお湯を足すといいとの助言を頂いたので早速実行。確かにこっちの方がお粥らしい?
下船した埠頭は歩行禁止なので、町までシャトルバスがひっきりなしに往復してくれます。
その先でもパスポートや身分証明を求められることは有りませんでした。
向かう先は写真の3つの大きな屋根が並んだショッピングモールの一番上の建物の前です。
バスには何故か日本語が。
バスを降りたところに沢山のテントが、船の乗客を待ち構えています。
多くの乗客はセレブリティが用意している数種のエクスカーション(ツアー)を買っているので、直接それぞれの集合場所に行きます。又はシャトルに乗らず直接ツアーに出かけます。
私達はボートで30分ぐらいの所にあるメトル島に行く予定ですが、ここでパッケージを買った方が良かったかも知れません。
取り敢えず市場の近くにあるボート乗り場に向かいました。
街中を少し歩き市場に。途中の銀行のATMで10,000FCP(XCPとも言う)、約12,000円をクレジットカードで降ろしました。写真は市場(マルシェ)です。
この日は日曜日。街中は閑散としていましたがここはかなりの人出でした。
ボート乗り場はこの先のヨットハーバーに有りました。
本当は水上タクシーで行きたかったのですが、この日は波が高く出ていないとのこと。多くのチケット発券所が閉まっていました。
何とか行こうと尋ねたら、メトル島に一軒だけあるホテルの船が出るとのこと。
時間を聞いたらあと5分しかない。でも前に2人並んでいる。やっと順番が来た時には定刻。
泊まらないで日帰りと言ったらつれない顔。昼食付ならいいというので午後2時半の便で帰ることにする。ところが後で料金を見たら1人12,000円もしていました。
妻は午後2時半では市内観光ができないのでそれより1本前の11時45分で帰りたいという。
取り敢えず乗船。遠くに私たちの乗っているエクリプスが見えます。
30分ほどで到着。
水上コテージがきれいに並んでいました。
ホテルのプールと水上コテージです。
私達の乗って来たボートです。
海の色のグラジュエーションが素晴らしい。
こちら側は波が高いので反対側のビーチへ。
10時前なので人が一人もいない。ビーチ独り占め?
スノーケリングをしたいのでカウンターへ。日本語を少し話せる方が対応してくれました。どなたかのブログには日本人スタッフがいるとのことでしたが、この日は不在でした。
料金表です。
所が何と、今日は波が高いのでシュノーケリングはできないとのこと。沖に出ないので大丈夫じゃないかと交渉したのですが。結局ダメ。
ジェットスキー、カヤックやパドルサーフィンはいいのに。
海はこの透明度。潜ってみたかったな。
よく見ると足の先に魚がいて、時々足をつついて行きます。透明に近いのでアップにしないと分からないかも知れませんね、
写真の女性たちが来る前に、ウミガメが頭を出して泳いでいました。
この写真を撮った時に、丁度彼女たちの真下にいるようでした。
結局市内観光を重視して11時45分の船に乗ることにしました。
11時になったので着替えてロビーへ。乗船券とセットになったビュッフェ・ランチは11時半開始です。15分でどれだけ食べれるかと考えていたのですが、何とレストランが開いたのが11時40分。
船はもうこの写真の右外まで来ています。
何かテークアウェイして良いかと尋ねたらノーとの返事。
結局妻がチョコレートマカロンだけを持って乗船しました。いったいいくらのマカロンになったんでしょう。少なくても1個5,000円以上?!。
本島に戻って来て、ヨットハーバーに隣接するレストランで昼食にすることにしました。
ATMで降ろした10,000FCPが有るので結構食べられそう。
雰囲気は最高です。でも外は暑いので室内で食べることに。
最初に入った時に牡蠣が有るのを見つけていました。色々な種類が有ったのですが、今日入荷したというブラック・オイスターにしました。
当然白ワインを合わせました。
妻はフルーツジュースでした。
これで6,100FCPでした。
午後1時過ぎに市内観光に向かいました。先ず目指したのが丘の中腹にあるセントジョセフ大聖堂です。
町はどこも閑散としています。車も走っていません。遠くに見えている車は停車中。
手前にすし屋が有りました。このほかにも結構日本語の看板を目にしました。
ヌーメアの町は海から丘に向かって一直線に道路が何本も通っていて、それと直角に交わる通りとで碁盤のようになっています。
この大聖堂まではだらだらとした登りです。
綺麗な街ですが、この大聖堂の前の建物の日陰でホームレスのような人が寝ていたのには驚きました。
ジャンヌ・ダルクの像です。さすが元フランス領です。オーストラリアがイギリス系だったので少し違いを感じました。
大聖堂はクローズで中を見ることはできませんでした。
ここからも町を見下ろすことはできるのですが、私たちは更に上のF.O.L.の丘に登ることにしました。
歩いているとチューチュートレインに追い越されました。セレブリティのエクスカーションの一つで、この乗り物で市内観光するようです。
この車に注意を奪われている間に、F.O.L.の丘に行く近道を見落としてしまいました。
この辺りから海の方向を見たところです。
エクリプスはこの湾ではなく、もっと右手の外海に泊まっています。
更に車道を辿って丘を登っていくと右手にF.O.L.の丘が見えてきました。
私達がランチを食べたレストランまで良く見えました。
巻頭の写真はここからもっとズームで撮ったものです。
もっと見晴らしが良いと思っていたのですが、海側は木が多くちょっと残念でした。
写真の道路を上って来たのですが、左手の下の方に有る小道は少し前に紹介したチューチュートレインに出会ったあたりに真っ直ぐ降りています。
急ではあるけどこっちの方が楽だったかも。
帰りはこの小道を降り、続いて坂道を一気に降りココティエ広場に。
この下りで、妻も私も足が攣ってしまいました。
地元の人たちがボッチャのようなゲームをしているのを見ながら日陰のベンチで一休み。
この公園の周りには多くの店が軒を並べているのですが、日曜日なので全て扉を閉ざしていました。当然人出もありません。
10分ほど休んで歩けるようになりました。
シャトルバスの停まるモールの海側です。
お土産屋さんを探したのですが、コーヒーショップやジムの外小さなお店が数軒開いていただけででした。
少し戻り公園近くに1軒だけ開いていたお土産屋さんでTシャツを買って残りのFCPを使いました。
3時丁度のシャトルで船に。
乗船時はシーパスを読ませ、保安検査をするだけです。
コーヒーとアイスをもらって部屋に帰り、シャワーを浴びました。
アイスを食べていたら出港でした。4時20分頃でした。
出港して間もなく私たちの部屋から見えていたメトル島が、船の進路変更により右舷側になりました。
急いで屋上まで上がると丁度メトル島の水上コテージが真横に見ていました。
夕日の海と光を横切って走るヨットです。
はっきりとは見えませんが、船の遥か後方の太陽の真下あたりにまだメトル島が見えています。
夕日を堪能していたら6時をとっくに過ぎていたので、急いで部屋の戻り着替えてレストランへ。今日の私の夕食は、オニオンスープ、シーフードサラダ、ポークアンドビーンズ、ソルベにアメリカーノでした。
今夜のショーはベトナム系オーストラリア人のVan-Anh Nguenのピアノでした。ピアノとトークだけですが、知っている曲も多く十分楽しめました。
明日はフィジーです。寝る前にまた時計を1時間進めてフィジータイムにしておきました。
今回は3日分だったので少し長くなってしまいました。次回はもう少し短くします。
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