オペラハウスの外観 |
4月4日、シドニーに来て4日目です。
昨夜ウールワースで買って来た写真のような食材で軽く朝食を取り、9時過ぎに部屋を出ました。この日の予定はハイドパーク周辺の散策とボタニックガーデン、そしてオペラハウスの食事つきツアーです。
ホテルからマーケット通りを西へ向かって上って行きハイドパークを目指します。シティを東西に走っている大きな通りを6本横切っていくことになります。約600mです。
マーケット通りからシドニータワーアイが望めます。
シドニータワーの100mほど先にハイドパークが有ります。
この写真の手前が私たちが泊っている部屋から見える、ダーリンハーバーの端になります。
その駅の向こうに広大なハイドパークが広がっています。
写真のハイドパークの北端にあるアーチボルト噴水越しにセントメリーズ大聖堂が見えてきました。
これでオーストラリアで4棟目の大聖堂ですが、メルボルンでの2棟の印象が強すぎて、感動は余りありませんでしたが、立派なことには変わりありません。
キリスト教徒でない私でも、敬虔な気持ちにさせられたことは確かです。
セント・メリーズ大聖堂の北側のビルの裏手にありました。
ここはオーストラリア囚人史跡群として世界文化遺産(複合)として登録されたものの一つです。
丁度地元の小学生たちが校外学習に来ていました。
3階建ての各部屋には、その当時を偲ばせられる種々の物が展示されていました。
写真はベッドルーム。
1階の一部屋の床にこのような地図が書かれていて、振られた番号の場所名が別に提示されています。
これによるとハイドパーク(No.42)は元は囚人たちの農園でした。
またこの建物(No.10)は男性の囚人たちが住んでいました。
この当時既にセント・ジェームス教会(No.5)や裁判所(No.45)が有ったことが分かります。
教会の陰に隠れていますが、その向こうに裁判所があります。
勿論そのほかの高層ビルやシドニータワーは当時はありませんでした。
写真の左側に道路を挟んで2つの像が立っています。奥の方がビクトリア女王で手前が女王のご主人です。
シドニー・トレインは写真のように一部2階建てになっています。
坂を上って行くとボタニック・ガーデンに突き当ります。
写真はガーデン沿いの道を南に向かってみています。
つまり手前の方に進んでいくとオペラハウス方面です。
時間は11時半ごろですが、気温はかなり上がって来ていました。
大きな日陰を作ってくれる大木が、ガーデンのあっちこっちに有るのは助かります。
このロイヤル・ボタニック・ガーデンは1816年に作られたオーストラリア最古の植物園だそうで、4,000種を超える植物が植えられているそうです。
公園を突っ切って、東側の海岸沿いの道からオペラハウスに向かいました。
この海岸沿いの道は日陰が無く、1枚脱ぎそして1枚脱いで、最終的にはTシャツだけになりました。
北面の最上部のロビーです。
調べてみるとマジェスティック・プリンセスでこの後1ヶ月かけてカナダのバンクーバーに向かう様でした。
予約を取っている12時の少し前にオペラハウスの地下に到着しました。
写真はオペラハウス見学ツアーのチケット発売カウンターとお土産ショップです。
この日の予約は昨夜ネットでしましたが、別に混んでる様子はなかったので、前日ここに来れば当日券が買えたかも知れません。
因みに料金は食事付きで1人A$66でした。
3番の柱が日本語ツアーの集合場所です。
参加者は私たちの外、4人家族と女性1人だけでした。
12時少し前に日本人女性のガイドと見習いらしき女性が来て今日はメインのコンサートホールが見学できるとのこと。日本語ツアーの場合30分しかないのでメインのコンサートホールかもう一つ少し小さいオペラホールどちらか一か所の見学だそうです。英語のツアーは1時間で両方見学できるそうですが、ホールが使用中の場合はどちらか一方になるそうです。
ロビーで先ずどのようにしてこのオペラハウスが出来たかビデオを見ながら説明してくれました。デンマーク人のデザインが選ばれたのですが、設計の難しさに加え技術的な問題も多く、政治がらみで財政的にも行き詰った時期があったそうです。
デザインを描いたデンマーク人がチーフとして建築に携わっていたのですが、チームをまとめきれず途中で国に帰ってしまい、その後はオーストラリアの方が引き継いで、完成に漕ぎつけたそうです。
中から見ても見事な造形美です。
因みにメインホールは2,500人収容できオペラホールは1,500人だそうです。
メインホールは種々のイベントに利用されているそうです。日本人では東京フィルハーモニーは分かるのですが、五木ひろしもここでコンサートしたり、世界ボディビル選手権なども開催されたそうです。
木とむき出しのコンクリートの調和が興味深かったです。
メインホールの中は基本的に写真は厳禁です。この日も照明の調整作業がなされていました。
コンサートなどの休憩時間中はここで過ごすのでしょう。窓は開放的でシドニー湾が一望できます。
ホール内の椅子はとても機能的に作られていて、重厚さには欠けるのですが、人間工学を応用して設計され、長時間座っていても疲れないようになっているそうです。
写真は隣のオペラホールの屋根ですが、ここだけではなくオペラハウス全体の屋根には、特注のタイルが、光を波打つように反射させるため異なったタイルを張り合わせています。なのでオペラハウスは時には白く見えたり時には黄色味掛かって見えたりします。
また雨の流れで洗われるようになっていて、掃除の回数が少なく済むそうです。因みに100万枚のタイルが使用されています。
30分のツアーはあっという間に終了しました。食事付きなのでオペラハウスの地下(海岸沿いでは地上)で食事をすることに。
写真の右側に大きな2つのレストランが並んでいます。
スタッフからツアー専用のメニューを受け取り、その中から選びます。大体5種類くらいの料理が有ったように覚えています。
ドリンクはアルコール類も含めて1人1杯がセットに含まれています。
贅沢な眺めです。
但し日向は暑くてとても食事をするどころではありません。ビールを飲むには最高ですが。
チップをあげるとニコッと笑って、写真を撮っていいよとジェスチャーで伝えてくれる愛嬌もありました。
ウェストフィールドビルの5階にあるエレベーター乗り場へ。
1人A$33で見学チケットを購入。
先ずシアターに誘導され3Dムービーでシドニーの紹介を見ます。出口が混んでいたので何かと思ったら写真の撮影でした。私たちは不要なので先に進み、エレベーターへ。
上の写真はハーバーブリッジ方面を見たものです。
こちらは午前中に訪れたセント・メリーズ大聖堂やハイドパーク・バラックスです。
これらのベイ・エリアも時間が有ったら訪れたい場所ですが今回は残念ながら機会が有りませんでした。
この日はこの後ホテルに帰り、翌日のブルーマウンテンのシーニックワールドのチケットをネットで購入。
次回はブルーマウンテンの旅をご紹介します。
以上
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