2023年5月9日火曜日

オーストラリア と 南太平洋クルーズの旅 その8- シドニー クルーズ船へ

 

クルーズ船よりシドニー・ハーバーを望む
4月6日はクルーズ出航の日です。

前日買っておいたサンドイッチ等で朝食を済ませ、荷物をまとめ、チェックアウトの準備をしました。

チェックアウトした9時頃、外は生憎の雨。乗船するまでの時間をボンダイビーチに行って過ごそうと思っていたのに、水を差された感じでした。

それでもベルカウンターに荷物を預け、QVB方面へ。

雨が少し強かったのでQVBで少し雨宿りをしました。

セント・ジェームスから直通の333番バスが出ているのでそちらに向かいましたが、QVBの先のバス停に、途中のボンダイジャンクションに向かうバス(389番)が停まっていたので、それに乗りました。路線やバス停はTripViewというアプリで調べました。

25分ほど住宅地の中を走りボンダイ・ジャンクションの町のバス停に。

みんなが下りるので私達もつられて降りてしまいましたが、この先にボンダイ・ジャンクションの列車の駅が有り、そこがバスの終点でした。

6分で次のバスが来るはずでしたが10分経っても来ません。初めての町なので近辺を歩いてみることに。

左手に写真のようなテントが並び朝市が立っていました。

左の写真はその中の一軒ですが、パエリアを大量に作っていました。




経済飯?マレーシアと同じようにビュッフェスタイルのテークアウト店が有ったり、この向こう側にはお寿司屋も有りました。








お寿司はウールワースと同じような品揃えですが、3割ほど安い値段でした。

市内の一等地とローカルの町の価格差ですね。

この向こうはオフィス街でサラリーマンやOLが弁当を買っていました。


バス停へ戻り、今度は数分で333番が来てやっとボンダイビーチに向かうことが出来ました。
この頃から雨も上がり、天気が良くなりそうな予感がしました。
10分ほど走ると坂の上から海が見えてきました。
ビーチの途中にもバスは停まるのですが、私たちはとりあえず終点のビーチの北端まで行きました。まだ空はどんよりとしています。


海ではサーフィンをしていますが、波が小さく苦労しているみたいでした。

私は20年前位に来たことが有るのですが、その時は結構な人が出ていてトップレスで体を焼いている女性が沢山いました。

時期が違うためか、この日は閑散としていました。


ビーチをパノラマ写真で撮ってみました。
ビーチから海岸線に沿って走るメインロードです。

レストラン、お土産ショップ、ホテル、そしてアパレル関係の店が軒を連ねています。

妻は気に入った帽子とバッグを見つけ購入していました。



買い物を済ませ、海辺のカフェでコーヒーを飲もうとビーチに向かうと、途中で人だかりが有りました。

皆さんカメラを向けて何か撮っています。

それがこちらの美しい鳥です。調べたらレインボー・ロリキートと呼ばれる野生のインコです。日本名はゴシキセイガイインコだそうです。ゴシキは多分5色のことかな。

コーヒーを飲んでいたら12時を過ぎたので帰路に着きました。



帰りはバスでボンダイ・ジャンクションまで行き、シドニー・トレインのT4線でタウンホール迄行くことにしました。

素敵な建物なので、何かと看板を見たらアーユルベダーのお店でした。インド医学に基づくマッサージの一種です。以前スリランカで妻が体験しました。


写真はボンダイ・ジャンクション駅が入っている建物とその後方のコンドミニアムです。

列車でタウンホール迄10分。やっぱりバスより速いですね。

Opalカードの残金を減らすため、タウンホールから1区間のQVBまでライトレールに乗りましたがA$1未満で役に立ちませんでした。

月曜日からの平日で8回以上Opalカードを使うと割引率が高くなるので、この日は一日でA$6でした。


ホテルのロビーで少しまったりした後、午後2時半にタクシーを頼み外国船旅客ターミナルに向かいました。
10分で到着しましたがA$35も取られてしまいました。

タクシーを降りて荷物を降ろしていると、駅の方からTさん夫妻が歩いてきていました。


彼らはホテルの前(QVB)のライトレール駅からサーキュラー・キー駅に来て、そこから徒歩で来たそうですが何とタイミングがドンピシャでした。

写真がこれから14日間お世話になる、セレブリティのエクリプスという船です。



こちらは後で船内で購入したTシャツですが、この船の概要が書いてあります。
長さ317m(30.48㎝/ft)
乗客定員 2,852人
重さ12万2千トン
巡行速度 44㎞/時(1.852㎞/時→1ノット)

乗客だけでなく1,250人の乗務員がいるので4,000人以上の人が乗っていることになります。一つの町ですね。



ターミナルに行くと、係員が沢山いて進路を指示してくれます。荷物を預け、チェックイン。オンラインのボーディングパスとコロナのワクチン接種証明と前夜のテストの陰性結果を求められました。出国管理を過ぎて3階へ。保安検査後乗船です。乗船口で再度ボーディングパスを見せて、船内へ。

これで6回目のクルーズですが、今までで一番スムースで無駄が有りませんでした。まるでところてんのようにあっという間に押し出されたって感じでした。

部屋は申し込み時に既に決めています。
私達は8階の左舷の船首側の部屋です。
部屋に行くとドアに封筒が置いてありました。ここにこれから使うカード(Sea Pass-シーパス・カード)などが入っていました。
このカードはルームキーになったりクレジットカードの代わりになったり、乗船・下船時の身元確認に使われる、重要なカードです。

上の写真が私たちの部屋です。結構機能的で収納もたっぷり。コロナの時に成田で隔離されたホテルより余ほど広くて快適です。

こちらが私たちの部屋のバルコニーから見たオペラハウスです。

スーツケースが届くまで、おなかに何か入れようと5階へ。私は勿論ビール。妻はジュース。
部屋に帰ると届いていたので、開いて各収納場所に収めました。
ハンガーもたっぷりあって持って行った衣服のすべてが、収納できました。
余った空のスーツケースやバッグ類はベッドの下に。
写真は中央のエレベーターで、ガラス張りのものが両サイドにそれぞれ4基ずつあります。
エレベーターは私たちの部屋に近い船首側にも4基あります。


夕食までの時間船内の見物です。

写真は船の屋上階です。なんと芝が貼ってあります。まるで公園の様です。

煙突の向こうにハーバーブリッジが見えています。
船尾に行ってみました。皆さん既に飲み始めていました。なんだか出遅れた感じでした。
基本的に飲み物は有料ですが、私達は基本的な飲み物、例えばビール、ワイン、ウイスキー、カクテルなどのお酒類、有料のジュース、水、コーヒー類など数十種類の飲み物が含んだパッケージを買ったので、日本酒やボトルのワイン、高級ウイスキーなど以外は飲み放題です。

芝生越しのオペラハウスはここからしか撮れませんね。









船首側を見たところです。

煙突のXのが、セレブリティ・クルーズのファンネル・マーク(煙突マーク)で船会社の識別に使われます。例えば日本郵船は二本の赤い線が引かれています。





右舷側からロックス方面を見たところです。

左下の大きな灰色の屋根が先ほど通過して来た外国船旅客ターミナルです。

この景観も大型船の上からしか見られません。



そろそろ夕日も落ちて来て乗船後初の食事です。

一旦部屋に帰って、Tさん夫妻と指定のレストランへ向かいました。

この船には3つのメイン・ダイニングと1つのビュッフェ・レストランそれに幾つかのスペシャル・ダイニング、例えば和食やイタリアン等があります。その他にプールサイドやロビーに軽食の食べられるバーなどが多数有ります。
メイン・ダイニングは部屋によって指定されています。またそれぞれ食事時間が2つ設定されていて、申し込み時に早い方(午後6時から)か遅い方(午後8時から)を選びます。
私達は早い方にしました。レストランは3階にあるムーンライト・ソナタでした。
基本的にテーブルも指定されていてカードに印刷されています。私たちは133番のテーブルでした。

写真は別の日のメニューですが、毎日日替わりでこの程度の料理が用意されています。このほかにドリンクとデザートのメニューもあります。

通常スターターから一品、アントレから一品ですが私たちはスターターから2品、アントレから1品取りました。

食事をしている間に船は静かに出港していました。窓の外にハーバーブリッジの明かりが見えています。埠頭からバックで出て、船首を回しオペラハウスの横を通って東に向かいます。翌日から2日間は終日クルーズ予定です。



次の回でその2日間と最初の寄港地のニューカレドニアのヌーメアについてご紹介します。






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