2023年5月2日火曜日

オーストラリア と 南太平洋クルーズの旅 その5- シドニー タロンガ動物園

 

タロンガ動物園よりのシドニー市街展望

4月3日の朝、起きて窓を開けるとダーリング・ハーバーの端を渡る人々は傘を差していましたが、ハーバーの奥の方には青空も見えます。(上の写真はこの日のハイライトです。)

ホテルの近くでサンドイッチにミックス・ベジタブル・ジュースとコーヒーを買ってきて朝食を部屋で済ましました。

A$22でどれも美味しかった。






因みにジュースはMorning Afterを作ってもらいました。

妻によると最初はおいしかったのですが、徐々にセロリがきつくなり、飲み切れなかったようです。

サンドイッチはベーコン&エッグで2人で1つで十分でした。

9時過ぎに部屋を出てQVBへむかいました。ここからライト・レールで前日と同様にサーキュラー・キーへ。

雨は降ったり止んだりです。




今日の目的地のタロンガ動物園に行くフェリー乗り場を捜しました。ガイドブックでは2番埠頭と書いてありましたが、今は4番埠頭から出ていました。

写真は2番から4番に向かう途中です。

埠頭の入り口にチケット売り場が有り動物園の入場券を売っていました。現地でも買えるのですが私たちはここで購入しました。A$52(以前はA$48)でした。

しばらく待つとフェリーがやってきました。

30分くらいに1本の割合位で出ているようです。

フェリーはOpalカードをタップオンして乗れます。A$6位だったと思います。



上空は晴れているのですが、ハーバー・ブリッジの向こうには黒い雲がかかっています。






右側に目を転じるとオペラハウスが間近に見えます。

こちらも曇っています。







9時50分に出港。

オペラハウスを過ぎるとブリッジと反対側、つまり東に向かいます。

海上に浮かぶ写真のFort Denison(デニスン砦)の横を北に転進して15分足らずで到着です。


下船し、Opalカードをタップオフして桟橋を出ると雨が結構降っていました。

入り口が2つあり桟橋に近いほうが裏口で、正面入り口は丘の上にあります。

送迎バス(これも有料でOpalカードのタップオン・タップオフが必要でした。)
で正面玄関へ。


私の以前来た時の記憶では写真の建物が入り口だったように覚えていますが、今はここを入ってしばらく行った所に正規の入り口が有りました。雨が強かったので私は傘の外にウィンドーブレーカーを着こみました。

インフォメーション・センターでマップをもらい、お土産屋さんで雨宿りをしながらルートを2人で決めました。


入り口を入って一番近くにコアラ館が有りました。
3頭のコアラがいましたが、どれも睡眠中でした。







1日20時間寝ているので、起きているのを見るのはかなり難しい。

メルボルンで起きているコアラを見られたのは、かなりラッキーだったかも。









そのコアラ館の下にディンゴがいました。こちらもメルボルン編で紹介しましたが、こちらは動き回っていました。

丁度、飼育員が説明を終えようとしているところで、何をやっていたのかは分かりませんでした。



その下に展望台が有り、シドニーの市街が一望できます。

こんな景色の眺められる動物園はなかなか無いと思います。

動物の種類は大したことは無いので来るかどうか迷ったのですが、以前来た時とても感激したのでどうしても妻にこの感激を味わってもらおうと思いました。

この辺りで雨が止み気温も上昇。ウィンドブレーカーをザックへ戻しました。
コアラを間近で見ることのできるコアラ・エンカウンターがコアラ館の前にあるという情報を得て、コアラ館迄引き返します。10時40分ごろでしたが、もう12時45分まで空きがないとのこと。2時間なら問題ないと予約しました。1人A$25でした。
写真は12時40分に戻った時ですが、既に今日の分は売り切れていました。

元に戻って下って行くと見晴らしの良いキリンのコーナー。
キリンと市街のビルが背比べをしているようです。






こちらはワイルド・オーストラリア・エクスペリエンスと言うツアーで丁度カピパラについて学んでいるところです。毎日10時15分からスタートするそうです。勿論有料です。48時間前の予約が必要なので、その日の思い付きでは無理なようです。





迫力のあるイグアナです。このような爬虫類も結構いました。









鳥類のいるケージの中を通過して、さらに園の奥へと進みます。

写真はオーストラリアの象徴的な動物で世界最大級の有袋類である赤カンガルーです。

一回の跳躍で約7m飛ぶそうです。




次に向かったのが笑顔が可愛いクオッカです。

ヨーロッパ人が入植した時初めて見たオーストラリア固有の哺乳類です。

最初はネズミと思われたそうですが、本当はワラビーの一種です。



最初は小屋に入っていたのですが、飛んできた大きな鳥が小屋の前を歩いたので、やっと出て来てくれました。

歩いているところが撮れただけでもラッキーでした。

なんとか有名な笑顔を撮ろうと何十枚も取りましたが、上から撮っているので口角の上がった顔を撮るのは殆ど不可能です。
そのうちで一番笑っていそうだったのがこの2枚でした。
こちらはオーストラリア・ペリカンです。愛嬌のある顔をしてますね。









シルバーバック(ゴリラ)が丁度ランチタイムでした。

なんか文句ある?って顔をしてますね。

そろそろコアラ・エンカウンターの時間なので、そちらに向かおうとしましたが、工事中の場所が有って迂回したら迷子になってしまい焦りました。


何とか5分前に到着。

前が遅れているとかでさらに10分待たされました。入場したところで待機。ケージが4つくらいありどのケージを使うかはその時の係員が決めます。

起きているコアラのゲージを使わせてくれれば良いのに、私たちが指定されたゲージのコアラは睡眠中でがっかりでした。A$25返して!

でもこの近さで分数間撮影を楽しめます。ただし写真は何枚撮っても良いのですがコアラに触ってはいけません。横では飼育員がしっかり監視しています。

これは隣のケージです。こちらならもっといい写真が撮れたのに。












ここでの目的はほゞ達成したので、他の動物を見ながら港へ向かいました。

いつの間にか素晴らしい天気になっていました。






出口のすぐ近くにいたレッサーパンダです。
写真は海側の入り口です。

ここから桟橋までは下りで5分程です。

こちらから入ると全ルート上りになるので、やはり上から入って良かった。






坂を下っていたら、丁度フェリーが出たばかり。30分待つことになりました。既に午後2時を過ぎていました。

空腹を我慢して待っているとフェリーが到着。

空も海も青く澄み切っています。


ボタニック・ガーデンの東端のミセス・マックォーリーズ・ポイントです。

ここはオペラハウスとハーバーブリッジが一緒に撮れる場所として有名です。






ここを過ぎるとすぐオペラハウスです。

オペラハウスの北面の前を通過するフェリーボート。シドニーって感じ満点です。







フェリーを降りてオペラハウスに向かいました。

ランチがまだなので、食事つきオペラハウス見学ツアーに乗れるかチェックすることに。


写真のあたりを歩いていると、私たちに手を振っている人たちが。Tさん夫妻です。
なんとメルボルンの2回の奇跡に続いて、シドニーでも奇跡の遭遇。
全く違う行動をしているのにピンポイントで交差するとは。
しばらく話した後、私たちはツアーのチェックに。



所が当日券はすべて売り切れとのこと。ホテルに帰ってネットで翌日分を予約することにしました。
とにかく空腹を満たすため外に出たら、またもやTさん夫妻と遭遇。

先ほどボリュームたっぷりのパイをを食べたという彼らを無理やり誘い、近くのオープンカフェへ。私たちはガッツリと、彼らはドリンクだけ。






やっとありつけたランチです。

サーモンサラダとハムサンド。

食べていたらにわか雨が。それもあってほゞ1時間ほど4人でお喋りをしていました。

今日1日中相当歩いたのでホテルに帰るという彼らと別れ私たちはロックスへ。





サーキュラー・キーにある現代美術館です。
この裏手から右側がロックスです。



外国船旅客ターミナルです。この日は船は入っていませんでした。






その近くにひっそりと建つ船乗りカドマンの家です。
1816年に建てられたそうで、当時は家の前が海辺だったそうです。今は100mも海から離れています。




この右手の建物とその横の建物の間の細い階段を上がるとギャラリーが沢山並んだジョージ通りに出ます。

写真はそのうちの一つのギャラリーです。










目的はオーストラリアの有名なアーティス、ケン・ドーンのギャラリーを捜すことでした。

以前来た時に買ったTシャツが気に入ってたので、同じような物を買う予定でした。

入り口が狭く見落とすところでした。

ザーッとギャラリーを見て売店へ。





残念なことには、私が欲しかった色調の物が無く、写真のように少しおとなしい物になってしまいました。












買い物も済んだのでホテルに向かいました。途中全品40%オフと言う看板につられ有名サーファー用品販売のリップ・カールへ。
ちょうど欲しかった水着が有ったので購入。
これが気に入って結局クルーズ中、泳ぐ時は毎回使いました。もう1枚買っておけば良かった。

ライトレールでタウンハウスまで行き、どこかで夕食をと考えたのですが、何せランチが3時だったのでお腹が全然空いていません。
そこで紀伊国屋の対面にあるウールワースで食料品を購入し、部屋で夕食を済ませました。
ビールは飲み切ってしまっていたので、向かいの酒屋でワインを買いました。
とても夕食として紹介できるものではありませんが、インスタントの味噌汁が美味しく感じるほど、和食から離れていたので、これで結構満足でした。

翌日はハイドパーク近辺観光とオペラハウスの館内ツアーです。





























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