2026年4月16日木曜日

西オーストラリア・7日間バスツアー その5 エクスマウス

 

ジンベイザメを捜して
コーラルベイから北へ150㎞ほどの所にエクスマウスの町は有ります。
オーストラリア西海岸線の最北端の岬の町です。
コーラルベイからエクスマウスに続く道の両側は果てしなく続く荒野です。


この150㎞程の道の両側にいくつもの写真のような土の塔が立っています。

蟻塚です。一体何万個有るのでしょうか。

そしてそこに住む蟻は何億匹?




遠くから見ると大きさが分かりませんが、近寄るとかなり大きい。

結局この蟻塚の行列はエクスマウスの近くまで100㎞以上続いていました。





コーラルベイを出て1時間半ほどでエクスマウスの町の入口に。

全員で記念写真を。21名+ガイドのジェフさん。





ここから町中を抜けて30分ほどで今夜の宿のPOTSHOT HOTEL RESORTへ。





玄関を出て左手にボトルショップが併設されていたので、ビールを4缶セットでA$21 で買って来ました。




この夜の夕食風景。午後8時とかなり遅い夕食でした。

ここには他のグループやバックパッカーの人たちもいました。




夕食はスパゲッティ・ボロネーゼとサラダとビールです。





夕食後バスで出発。

海亀の産卵を見に行きました。
エクスマウスの町は岬の東側ですが、町から一旦北上し岬を西に横断し、灯台の下を回り込み、南に少し下ったところにあるビーチへ。

ヌーディスト・ビーチの看板が有りました。

砂浜に入って直ぐガイドのジェフさんが産卵中の海亀を見つけました。ライトやカメラのフラッシュは厳禁です。ここでは赤色灯を使用しました。

事前に彼が赤色の写真を送ってくれてたので、その写真を利用して足元位は見えました。

波の音と亀が掻きだす砂の音しか聞こえません。

これ以上近づけないので、これから産むのか、今まさに産んでいるのか、それとも産み終わったのか全く分かりませんでした。


30分程で亀が動き始めたので、産卵が無事終わったことを知りました。

掻き出していた砂は卵を埋めていた物でした。

この後、この亀はゆっくりと海に向かって歩き出しました。

神聖な場に立ち会えた喜びで、全員大感激でした。





空には満天の星。天の川を見たのは何十年ぶりかな?

赤く囲ったところは南十字星です。

クアラルンプールの我が家からでも時々見ることが出来るのですが、殆どの場合、上(12時方向)の星は光が薄く見えません。

ここではくっきりと十字に見えました。





午後10時半前にホテルに向かいました。

西の空には夕日のように輝く月が沈みかけていました。











昨夜寝たのは12時過ぎ、5時半に起きて部屋で朝食。

この日は、このバスツアーの最大のオプションツアーであるジンベイザメと泳ぐ(Delux Whaleshark Swim Tour)への参加です。
A$575とかなりの高額ツアーです。

7時過ぎにホテルに迎えに来た催行業者のバスでボート乗り場へ。
前夜海亀の産卵を見たビーチより更に南に降りたところに船着き場が有りました。

この日は朝から結構風が強くなっていました。





桟橋から沖合に停泊している大型モーターボート迄、小さなボートに分乗して向かいました。







この日利用したボートです。JAZZ号だったかな?







先ずはリーフ内でシュノーケリングの練習です。
この日は前日のコーラルベイと違い、水深が深いので水が冷たいとのこと。前日借りなかったウェットスーツを着用しました。





波が高く泳ぐのは結構ハードでした。妻はマスクが合わず、水が入って来て楽しむどころではなかったようです。

この写真や、このブログの最初にアップした写真を撮られた時はまだ元気が有りましたが。






一旦上がって記念写真。


船上でジンベイザメが来た時どうするかの説明を受けます。

先ずボートの船尾に横4名・4名・2名が縦に並びます。 ”Go!”で前から順に素早く海へ。

ジンベイザメの右側に一列に並びます。
泳力のある人は後ろを回り左側に出ても良いとのこと。後は決してサメの頭の前に出ない事。
時々船の側に海豚が泳いできます。









リーフの中も波が結構高くなってきました。

前日のマンタ・レイとは異なり、このツアーでは上空からの捜索は有りません。

レーダー、船橋からの目視や、他のボートからの連絡しか情報源は無いようです。



リーフ内で見つからなかったのでリーフの外へ。

海の色が一気に濃紺色に変わり、波もかなり高くなりました。

これでジンベイザメが見つかったとしても私達はおそらく海に入るのは諦めると思いました。

リーフ内に戻り、サンゴ礁の上で希望者はスノーケリング。でも私達はパス。

12時過ぎにランチです。

ラップで巻くかバンズに挟むかして食べました。



その後もジンベイザメは現れず、希望者のみのスノーケリングが2回有りました。








午後2時過ぎに諦め、帰路に着きました。船上ではドリンクサービス。私達はシャンパンやビールで残念乾杯。





因みに以前プロのカメラマンが撮影したジンベイザメです。見たかった!

30分程で桟橋へ。

バスでホテルに向かいました。

後日談ですが、翌日は強風の為このツアーは中止になったそうです。

一日ずれていればA$1,150が返金されたのに。

ケチな私はせめて半金は返して欲しいと思ってしまいました。

ホテルに戻った後、一人で歩いて近くにあるスーパーのIGAへ水を買いに行って来ました。

午後4時半だと言うのに暑い!

今回たくさん見かけたオーストラリアの固有種、アカビタイムジオウムです。確かに額の鶏冠の前面が赤い。


この日は午後5時過ぎからの早い夕食。

少し緩めのカレーライス。

写真は妻の物なので紅茶でしたが、わたしは勿論皆さんとビールで乾杯。



食後、この夜は子亀の行進を観に行きました。

その前に前夜下を回り込んだ、Vlamingh Head Lighthouseに上り、そこからの夕陽を見に行きました。



ここにも世界遺産の標識が有りました。





この場所には灯台だけではなく、第2次世界大戦中には船舶の監視塔もあったそうです。





午後6時半。そろそろ日没です。






灯台から降りて海岸道路を南下。前夜産卵を見たビーチより更に南に10分ほど行ったビーチへ。

既に先客がいて子亀がいるから気を付けて歩けとの忠告。

渚から30mほど上がった砂地の中に大きな窪みが有りました。前夜の産卵後のようにくっきりとした窪みではなく、注意しないと見過ごしてしまいそうでした。

ここから子亀が次々と出てきました。

真っ直ぐ海に向かうのもいますが中には反対方向に行ってしまったり、人の足跡の中にはまってしまい、出るのに苦労している子亀もいました。

赤色灯を持ったガイドが方向を変えてやったり、窪みから救い上げて海の方向に向けてやったりと多少手助けしていました。

今日の子亀たちはラッキーに殆どが海の中に消えて行きました。ビデオだと子亀の愛くるしい行進が観えるのですが。

産卵から2ヶ月、これからこの子達の何%が数年後このビーチに帰って来られるのでしょうか。

ホテルに戻ったのは午後9時を過ぎていました。

翌日は600㎞以上走るので午前6時半出発です。

丁度朝日が上がってきました。

来た道を戻るので同じ風景が続きます。席が同じなので、見える方向は逆の西側になります。

写真はズームで東側を写したものです。




蟻塚の行列が西側にも続いています。





途中トイレ休憩し、約1時間45分後に写真の場所に到着。

TROPIC OF CAPRICORN。南回帰線です。Tropicは熱帯ではなく回帰線、Capricornは山羊座ではなく、占星術の磨羯宮。

座標では南緯23度26分21秒だそうです。

この看板の左右に地球を一周するのが、太陽の一番の南下地点になります。日本の冬至に太陽はこの上を通ることになります。

因みに北回帰線(北緯23度26分22秒)は、日本近くでは台湾を通っています。英語ではTROPIC OF CANCERだそうです。

Cancerは癌ではなく、占星術の巨蟹宮の事です。

ここからパース方面に南下し先ず今夜の宿泊地のジェラルドトンに向かいます。これ以降パースまでは次回お伝えします。

尚今回の水中や亀の産卵の画像はツアーの他のメンバーや現地のプロカメラマンが撮影した物を借用しました。










2026年4月9日木曜日

西オーストラリア・7日間バスツアー その4 コーラルベイ

 

コーラルベイのサンゴ(帯同したプロカメラマンによる撮影)

シャークスベイへ向かう道とメインロードの交差点で世界遺産と書かれた壁の前で記念写真を撮った所まで前回お伝えしました。

この交差点をパース方面に向かって数十メートルの所に有る Ampol Overlander Roadhouse - Google マップ

でランチ。

建物の一角にあるイートインコーナーのテーブル席と外のオープンテラスから持って来た椅子で座席を確保し、ランチはこの日の朝作っていたラップ。

私はコーヒーを買って一緒に飲みました。

ランチ後車は北へ200㎞位のところにあるカナーボンと言う町に向かいました。


途中はまた荒野です。






カナーボンが近づくと湿地が現れ、その向こうに空港の管制塔が見えてきました。




この町を有名にしたのはビッグディッシュという巨大パラボラアンテナです。おそらくこの写真に写っているのがそのアンテナかと思われます。

これは1966年にオーストラリアで最初に設置されたパラボラアンテナでアポロ計画のロケットの追跡や、ハレー彗星の追跡で有名になりました。

街に入りウールワースへ。日曜日だったのでスーパーマーケット以外はかなり閉まっていてアルコールを調達することが出来ませんでした。また今夜もノンアルコールビール?



この町は先の宇宙施設の他にも、アボリジニの人々が多く住んでいることでも有名だそうです。



街の北側をガスコイン川という大きな川が流れています。

450㎞ほど上流にエアーズロックの2倍も有る世界最大の一枚岩、マウント・オーガスタが有ります。勿論このツアーでは寄ることは有りませんが。

またこの川の両側には果樹園が広がっていてマンゴーやバナナを栽培しています。

カナーボンから2時間近く走ったミニルヤのガソリンスタンドに有る青い木。

ブルーツリー・プロジェクトの協賛者で有ることを示しています。ここまでの道中やロットネス島でも見かけた青く塗られた木。

「2019年に始まったこのプロジェクトはその前年に自殺をした若者の葬儀で共有された心のこもった物語に触発され始まりました。メンタルヘルスで苦しむ人々の希望となっています。

青い木々は、希望、つながり、そして気づきの強力な象徴へと進化しました。それぞれのツリーはオープンな対話を促し、自分自身を見つめることを思い出させ、苦しんでいる人を支える視覚的な手掛かりとして存在します。」(インターネットよりコピー)

このスタンドの脇に何故か機関車が。

17時過ぎに出発。

この先でメインロード(ノース・ウェスト・コースタル・ハイウェイ)から左折しミニルヤ・エクスマウス・ロードへ。

この道はコーラルベイやエクスマスに向かいます。


40分程でコーラルベイ・ロードへ左折します。

20㎞弱でコーラルべイの町に到着です。




小さな町で、右手の奥に私たちの泊まったロッジが有ります。

町を東西に走るメインロード。奥の突き当りに他のメンバーが泊っているバックパッカーズのロッジが有ります。

写真の左手から手前に掛けてビーチが広がっています。

こちらがこの日の私たちの宿泊した建物です。

バックパッカーズもこちらも共にニンガルー・クラブです。

私達は一階の角部屋。写真の棟の右端です。



問題が発生。

玄関の鍵が開かなくなり、写真のテラスへの窓からの出入りとなってしまいました。

スタッフもいなく、ちょっと心配でした。

ぐずぐず考えていても仕方ないので、荷物を置いてビーチへ。

午後6時40分、丁度日没に間に合いました。






遠くの東の空には稲妻が走っていたのですがここは快晴。

時間がゆっくり過ぎて行く様でした。




部屋に戻って夕食の為バックパッカーズのホテルの方へ。

この夜は、ガイドが近くのピザハウスで買って来たピザ。

隣接のボトルハウスの冷蔵庫が壊れていて、冷えたビールが無いとのこと。仕方なくホテルのレストランで購入。3日目でやっとビールに有りつけました。ブランドは仲良くなったドイツ人の女性に教えてもらいました。

翌朝の朝食は6時30分、バックパッカーズのロッジを7時出発とのこと。(私達はその15分後にピックしてくれます。)

毎朝せわしないので、この日から私たちは部屋で持参した尾西のご飯(α化米ご飯)と味噌汁で済ますことにしました。

荷造りして、迎えに来たバスのトレーラーに荷物を積み込みました。

バスで5分のところにある今日のツアーの集合場所へ。このツアー、4コースを選べます。1時間、2時間、3時間そしてマンタを見る1日コースです。

料金もそれぞれA$70, A$98, A$125, A$290となります。因みに3時間コースはスノーケリングやグラス・ボトム・ボートなどでサンゴ礁を楽しんだり海亀と泳いだりできます。

勿論ツアーに参加しない選択も有ります。

私達が参加したのは上記の1日コースで”Marine ECO Safari(Manta Ray)”と言うタイトルが付いています。メインはマンタをシュノーケリングで見るツアーです。

先ず集合場所で登録と支払いの確認等を行いシュノーケリング用品を受け取ります。

全員が終わったら、ここのバスでボートの発着場所へ。

町から少し南に下ったところにある桟橋まで行き、写真の大型のモーターボートへ。


8時半ごろ乗船。

沖に出てサンゴ礁の上で先ず練習。

妻が持っているのはヌードルという愛称がついたフロートです。

脇の下に挟んだりして水面に浮かんでいることが出来ます。

但しこれを使っていると潜ることはできないので、わたしは使いませんでした。

このブログの最初の写真は同じ時にこのエコ・サファリ・ツアーに帯同しているプロカメラマンが撮ったものです。

始めて直ぐエイを発見しました。


同じエイを写すのでも、プロが撮るとこうなります。

こちらはきれいなサンゴ。






プロはこうです。

因みに上の方に写っているのは妻です。







もう一枚プロの撮ったサンゴを。





海亀を写しているそのプロカメラマン。





そのプロカメラマンが写した海亀。

左手にいるのがウミガメを写している私。




私が写した同じ海亀。






構図も鮮明さも違いますね。








さすがプロと言う一枚。





上空をセスナ機が巡回しマンタを捜しています。なかなか見つからなかったのですが12時近くなってやっと発見。

10名ずつくらいに別れ、それぞれの引率のスタッフについて行きます。

私が写したマンタの写真はひどかったのでプロの物を借用。著作権に引っかかるかな?

上は海底をゆっくり進むマンタ。

こちらは空を飛んでるかのような雄姿。





ターン時に腹側を見せたマンタです。

これでこの日の目的はほゞ達成です。船上でランチ。ラップやサンドイッチでバスのランチとほぼ同じでした。



午後はサンゴ礁の上でスノーケリング。

遠くにリーフの上に立つ白波が見えます。

これが何百kmも続いている、世界遺産のニンガルーリーフです。

東のグレートバリアリーフ、西のニンガルーリーフですね。


3時前に上がってコーラルベイの町に戻りました。

ホテルでシャワーを浴びて着替え。4時の出発。

ここからエクスマウスに向かいました。

その様子は次回に。