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バヌアツ・アネイチュム島
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4月14日にトンガのヌクアロファを出発。翌15日は終日クルーズでバヌアツの最南端にあるミステリー・アイランドに向かいました。
左のテレビの画面で位置関係が分かります。写真を撮ったのは15日の午後1時52分。丁度フィジーの真南を西に向かって速度時速38㎞位で進んでいます。(1ktsは1ノットのことで1時間に1852m走る速度です。20.8kts x 1.852㎞は時速38㎞程と言う事になります。)
14日は1時間時間を遅らせフィジータイムに。15日もさらに1時間遅らせニューカレドニアタイムになります。朝今回のクルーズで初の曇り空で、時々雨も。
ランチに初めて4階のムーンソナタ・レストランに行ってみました。
ビュッフェのオーシャンビュー・レストラン以外のレストランは朝・昼・夜とすべてアラカルトです。
たまたま入ったこの日のメニューに何と長崎皿うどんが有りました。
これがその皿うどんです。確かに皿にうどんが盛られているので、間違いのですが。これなら長崎の文字は消してもらいたいですね。
思っていたものと少し違いましたが、まずまずでした。
食欲を落とされていたTさんに連絡。しかし待っても来ない。再度連絡したらビュッフェ・レストランの事と勘違いしたようでした。
残念、これなら食べられると思ったのですが。
こちらはマッシュルームのフライです。
食後シアターでトム・クルーズの「トップガン・マーベリック」を観ました。終わると同時に館内放送が有りました。キャプテンからの緊急発表でした。何とコロナの陽性者が出たとのこと。特別な行動制限はなく様子を見るとのことでした。但し船内を動く時はマスクの着用が指示されました。部屋に帰るとマスクが2枚とサニタイザーが配られていました。その他船内各所にマスクが置かれるようになりました。もともとシアターの入り口には自由に使えるマスクが置いてあったので結構利用していました。
夕食は多くの人が歩き回るビュッフェは避けて、メイン・レストランのムーンソナタに行きました。
各テーブルにはこのように担当者が決まっています。食事はクラレンス君、ワインはビスト君が担当してくれました。
この夜はショーに行くのもやめて部屋で読書でした。
前夜は早く寝たので、翌16日は6時半に起床して7時前に朝食に行きました。
食後デッキに出るとバヌアツの島影が見えていました。
バヌアツ最南端の小さな島、アネイチュム島です。
青いペンでマークしたのがそのアネイチュム島です。
距離的には首都のポート・ビラよりニュー・カレドニアに近いくらいです。
ミステリー・アイランドはそのアネイチュム島の南端に浮かぶとても小さな島です。
写真の岬の先にミステリー・アイランドが見えてきました。写真を拡大してみないと見えない小さな島です。
周りがリーフに囲まれ、その内側はコバルトブルーのラグーンのようになっています。
出発まで腹ごなしに船内を散歩しました。
写真は船首にあるトレーニング・ジムです。これで半分くらいなので、満員で使用できないと言う事は無さそうです。
海を見ながらトレーニングするのは憧れますが、結局一度も利用することはありませんでした。
私達はグラスカヤックに乗ったり、スノーケリングをするコースを購入していました。Tさん夫妻はリーフでのスノーケリングです。
ミステリー・アイランドは小さな島なのでエクリプス号が停まる桟橋はありません。100人乗りの救命ボート(テンダー)を利用してエクリプス号と島とを往復してくれます。
写真は送迎のテンダーの船内です。
島にかかる桟橋です。
5分程で到着しましたが、着岸の順番待ちで船内でそれ以上待たされました。
数隻のテンダーを使用しているので、乗客が次々と運ばれて行きます。
約3千人の乗客の内何人がこの島に来るのでしょうか。
他にクルーズ船がいないのでこの日はエクリプス号の貸し切り状態です。
桟橋からビーチを見ただけで、ワクワクしました。
実際泳ぐのはこちら側ではなく、島の反対側です。反対側と言っても細長い島を横切るのは2~3分です。
沖合に停泊しているエクリプス号との距離感はこんなものです。
それぞれのツアーのガイドがこのような番号札を持っていて、目的地へ案内してくれます。
恐らくこの日はエクリプス号の乗客の貸し切りの様です。
写真の奥の方に座っている現地の方々が歓迎の音楽を奏でてくれていました。
こちらがその楽団(?)です。
いくらかチップはもらえたのでしょうか。
Tさん夫妻が乗ったテンダーも約10分後に到着したのですが、私たちがガイドを待っている間に、先に目的地に行かれました。
私達は早く出られた分、長く待つことになりました。
ガイドが来る迄しばらくその周辺を歩いてみました。
島内にある建物はすべてこのような藁葺き屋根(ヤシの葉の屋根)です。
写真のようなツアーの案内が幾つかありました。船のツアーを買わず、現地で買うこともできます。
これは島内に何か所かあるトイレです。
中を写したのもありますが、さすがにそれはページを汚すので止めます。勿論洋式ではありません。
ここで用を足す勇気のある方はいるのかな?
20分ほどしてやっとガイドが来たので、島の中の道を歩いてビーチの北側(恐らく北と思われる方向。本船から見て右の方向です。)
へ向かいました。
私達のグループは先日船でお会いしたYさんを含めて12名ほどでした。
彼がこのツアーのガイドです。後ろにあるのがグラスカヤックです。
木陰に現地の女性と子供がいて、ブルーシートを敷いて待っていました。そこで水着になり、ライフジャケットを装着した後、彼によるカヤックの漕ぎ方の説明です。
荷物はまとめてブルーシートの上に置いておくだけなので心配でしたが、持って行くわけにいかずそのままにしてカヤックへ向かいました。
透明のカヤックに2人ずつ乗り込み出発です。
大体の区域を指定されたので、その範囲を自由に漕げます。
但し調子に乗って漕ぎやすい風下に向かったら、帰りが大変です。
もっとたくさんの魚が見えるのかと期待してたのですが、カヤックの上からは殆ど見つけることはできませんでした。
そのうちにカヤックの水滴で殆ど水中が見えなくなってしまいました。
妻のお尻を見るだけではつまらないので、早々に引き上げました。
ライフジャケットを返却し、今度はスノーケリングです。荷物はそのままで貸してくれた水中眼鏡とフィンを持って、島の北端に向かいます。
写真のような岩場から入って、荷物を置いているところまで泳いで戻るとのこと。
妻はライフジャケットを引き続き使用したかったのですが、貸してくれませんでした。
代わりに浮き輪が輪ではなく棒状になった物を貸してくれました。
それを胸の下に入れて泳ぐのですが、ライフジャケットより海中が見やすいそうで、気に入ってました。
フィジーでもいたゴマチョウチョウウオです。
この後はフィジーとダブらないものを紹介します。
しばらくは魚の写真が続きます。
この黄色くてかわいらしい魚はコガネヤッコと言うそうです。
臆病なのか岩の下に隠れて、クリッとした目であたりを窺っています。
こちらもペアですが、トゲチョウチョウウオです。
これもチョウチョウウオの仲間で、フウライチョウチョウウオだそうです。
サンゴとセグロスズメダイです。
他にも多種いたのですが、写真が下手で上手く撮れていませんでした。
後でTさん夫妻に聞いたのですが、あちらのグループはリーフ付近からビーチまで泳がされたそうで、相当疲れていました。
でもリーフ付近は魚影が濃く、まるで水族館の中で泳いでいるようだったそうです。
11時半に上がって、水着を着たまま桟橋に向かいました。
途中ビーチを去る前に記念写真を。
ミステリー・アイランドは小さな島ですが、何と空港が有ります。
これが滑走路。誰ですか、真っ直ぐなロングホールだねって言ってるのは。
空港のターミナルとエクリプス号を一緒に撮ってみました。
桟橋近くでカメレオンを肩に載せて記念写真を撮っているカップルです。
12時過ぎに迎えのテンダーに乗り込みました。
島を出るまで結構待たされましたが、桟橋を離れると3分で到着。
私が荷物を部屋に持って帰り、妻は直接プールに向かいました。
私は部屋に帰ってシャワーを浴び、一息つきました。
その後Tさん夫妻と4人でランチに。
午後1時45分が最後のボートです。
予定は2時30分出港です。出港と言っても港から出るわけではありませんが。
船はアネイチュム島の沖合に錨を降ろしています。
これがミステリー・アイランドの全貌です。横に1kmは無いと思います。盾は100m程の細長い島です。
名残惜しくてビュッフェ・レストランの船尾のデッキで小さくなるまで見てました。
リーフ内のコバルト・ブルーが良く分かります。
夜は疲れたのでビュッフェで軽くすまし、ショーもパスしました。
寝る前に更に1時間時間を戻しオーストラリア時間にしました。
この後船は一路シドニーを目指します。2日間の終日クルーズです。そのクルーズとシドニーそしてマレーシアに帰るまではこの旅行記の最終回として次回お届けします。
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