シドニー夜明けの入港 |
前夜から向かい風になったのか風きり音が大きく、目が覚めるたびに気になりました。前夜1時間時計を遅らせシドニータイムにしたので、夜が長い。5時に起きてしまいました。
朝食はメイン・レストランでゆっくり食べました。妻がオーダーしたエッグ・ベネディクトです。
もう一品オーダーしたのがこれ。卵が被ってしまいました。
オムレツのお化けのような大きさで、さすがに食べきれなかったようです。
何とかその虹をきれいに撮ろうと思うのですが、スマホのカメラではシャッターが遅すぎてうまく行きませんでした。
写真で分かるように丁度私たちの部屋の真下あたりから、船の水切りが始まっています。
イラロジをやりにビュッフェ・レストランに行っていた妻の帰りを待ってランチに。
写真は私がオーダーしたムール貝のパスタですが、ムール貝が余り美味しくなかったのにはがっかりでした。
食後プールサイドを歩いていたらこのジャグジーの階段下にたまっている水に足を滑らせてしまい転倒。注意の看板にしたたかわき腹をぶつけてしまいました。
痛かったのですが、大勢の人に見られているのが恥ずかしく、心配して声を掛けてくださったご婦人に「No Problem」と返して、急いでその場を立ち去りました。部屋に帰ってTシャツを捲ってみたら、わき腹に直径10㎝程の部分が擦り傷で出血していました。その他にも腕にも少し出血が。
妻に馬鹿にされながら消毒液を抜てもらいました。
看板が有ったために頭を打たずに済んで助かったと、プラスに考えました。それにしても痛かった。
午後妻はプールでのダンスクラスに。少し見に行きましたが、気温が低く参加者がほとんどいない。始まりそうにないので私は部屋に戻ってきましたが、その後ダンスクラスは開催されたそうです。よくやるよ。
写真は前菜です。
オーストラリアで食べていなかったので、これで満足することにしました。
中央のらせん階段から降りてきているのです、少し見ずらいですね。
これまでのクルーズで見た中では最もおとなしい演出だったかな?
食後星座のアプリを入れて確認しに行ったのですが、時々雲がかかるのとアプリが不安定なのとで使用を断念。かざして見るのは諦めて、先ずアプリで星座を確認してその後星を見ることに。
この夜はケンタウルス座とその中の南十字星が良く見えました。
洗濯物が良く乾いていいのですが、窓を開けると部屋に吹き込む風でベランダの洗濯物や部屋の中の物が吹っ飛んでしまいました。
朝食は今度は私が失敗。エッグベネディクトをオーダーしたのにトーストもオーダーしてしまいました。それも2枚も。
部屋に帰って前日に続き虹や、海原や波の文様などを写真にとりました。船と並走(?)して上空を旋回しながら餌を狙っていました。
部屋に届けられていたオーストラリア入国カードと荷物のタグを記入。
朝食が重かったのでランチはビュッフェで軽めに。今回初めてハマチの刺身がありました。と言っても醤油で食べるのではなくスパイスなどで味付けされていました。醤油を捜しましたが見つかりませんでした。それとチャーハンを一口。
部屋に帰って荷造り開始。4時前にほゞ完了。午後10時までに部屋に出しておけばよいのでシャワー後不要な物を少し詰め込むだけ。
最後のディナーをメインダイニングで。
私達は17番で8時5分下船です。
このステーキが今回たくさん食べた中でも一番おいしかった。次にステーキを食べるのはいつになることやら。
給仕のクラレンス君に下船後のアンケートでは絶対に9以上の評価をしてくれとしつこく頼まれました。彼らにとっては今後もこの仕事を続けられるかこの評価によって左右されるらしい。
後日アンケートが来たので名前を上げて褒めてあげました。
シャワーを浴びて最後の荷物を詰めて廊下に出しておきます。寝る前にクアラルンプール国際空港(KLIA)からのタクシーの手配。
今回の冒頭の写真は6時5分前頃の写真です。見ずらいですが、オペラハウスの南面と後ろにシドニー市街の夜景が写っています。
こちらはその1分後ぐらいかな?
上の写真は妻が取ったもので、こちらはその後私が撮ったものです。(明るさの違いは露出の違いです。)この後少し早めの朝食を食べようとビュッフェに行ったら、Tさん夫妻もいらっしゃたので一緒のテーブルで頂きました。
エクリプス号で最後の食事はスモークサーモンサラダにポーチドエッグを落としたお粥でした。
部屋のバルコニーからオペラハウスにお別れを。下船後ここから空港行きのシドニー・トレインに乗る予定です。
7時半に5階のロビーで待っていましたが15分程早く順番が来ました。
シーパスを見せて下船。
外国船旅客ターミナルで荷物を受け取り入国審査もなく開放(?)です。
写真下部1/4の所を左右に走っているのが線路です。駅は白くその線路を覆ったところです。
今回の旅行の唯一の失敗が、帰りのフライトの選択でした。
船が送れるケースを考え1日2便のフライト中、11時半の午前便を諦め午後3時10分のフライトにしました。
に到着できたのに。
大きなスーツケースを持ち込むので心配していましたが、空いていたことも有り全く問題ありませんでした。
最初はターミナルからタクシーで空港へ行く予定でしたが、妻が列車で行くことを希望したのでこちらにしましたが大正解でした。
只料金はエアポートリンクは空港使用料がかかるので約A$20程かかります。2人でタクシーでA$50 程ですから料金的にはそれほどメリットは無いかも。
只渋滞が無い分時間が確定するので安心です。
20分かからず空港駅に到着しました。
ここで問題発生です。参考にしているガイドブックにOpalカードの裏技として「タップオンする際、最低料金分チャージされていれば、タップオフ時に残金不足でも問題ない。このシステムを利用すると、帰国時にエアポートトレインも格安で乗ることが出来る。」と有りました。
私たちの残高はA$6程です。ゲートでタップオンしたら何と赤ライトが付いてブザーが鳴りました。一番端を使用していたので、たまたま居合わせた係員に残金不足だからトップアップして来いと言われました。
裏技は嘘やんと2人で愚痴りながらトップアップ。最低はA$20です。ところがそれを使ってタップオンしたら残金がA$20と表示されました。何で?
恐らく赤ランプになってもゲートは開いたので、係員がいなければ出られたのかな?
残っていた分は支払われたけど、1回出たことになっているのでトップアップしたA$20はそのまま残ったものと考えられます。知らんけど(関西のおばさん風)。
写真は国際線ターミナルです。こちらはチェックインエリアの奥にあるショッピングエリアです。結局3時10分のフライトなのに、9時過ぎについてしまいました。
セールスカウンターに行ってフライトの変更の可否を尋ねたら、可だけれど一人A$250かかるとのこと。5万円近くも無駄遣いはできないので諦めました。
とにかく私たちのフライトのチェックインができるまでチェックインエリアの椅子で過ごしました。寒かったので妻はどうやらここで風邪を引いてしまったようで、帰宅するまで調子を崩してしまいました。
早く上の写真のエリアに行ってあったかい物でも食べていれば良かったかなと後悔しました。
ラウンジへ急ぎました。出発ゲートへの入り口で記念写真。寒かったので持って行った暖かい物をすべて身に着けています。
チェックインもそうですが出国管理もすべて自動化されています。出国のスタンプが欲しいと申し出たら、露骨に嫌な顔をされましたが、一番奥のカウンターに案内され何とかスタンプをもらいました。
カンタスのラウンジの窓からシドニーの町の中心がこのような形で望めます。ラウンジは広いのですが、メルボルンやシンガポールに比べて食べる物が今一でした。
スープにサラダそしてカレー等しかなかったのですが、後でハンバーガーなどもオーダーできることが分かりましたが、後の祭りでした。
フライトは順調で午後10時前にシンガポールに到着。
クアラルンプール行きのフライトは翌朝6時です。
空港内で8時間過ごさねばなりません。
マレーシア航空のラウンジを捜したのですが、このターミナルにはないとのこと。
ここのスタッフに尋ねたら、少し先の階上にあるMarhabaというラウンジを教えてくれました。ここは24時間オープンとのこと。
ここでもサファイアカードが使えたのでラッキーでした。妻は殆ど何も食べずに写真のソファーに横になって熟睡モードに入りました。
私はビールを飲みながら今回の旅のまとめを書いたり、小説を読んだりして時間を過ごしました。
階下に降りてブラブラしていると、スターバックスや一風堂ラーメンのあるフードコートが有ったので、そこの椅子に座って時間をつぶすことに。さすがにこの深夜には一風堂などは閉まっていました。
小説を開くのですが2~3ページ読むと眠気がやってきます。
3時半にMarhabaに戻りました。係員が覚えていたので、顔パス(?)で中に。誰もいませんでした。妻はサイドソファーで横になりました。
5時ごろから2人で朝食を頂きました。
5時40分にラウンジを出発。来た時はDウイングで少し遠かったのだけれど、帰りの便はC16でラウンジからも近く助かりました。
到着ターミナルからバスでメインターミナルへ。入国管理は一応MM2Hのカウンターに行きましたが、時間が早いためか他も空いていました。
前日にたのんでおいたタクシードライバーはすでに待っているとのこと。
早朝料金でRM100。9時半前には部屋に着きました。
結婚40周年を記念して企画した今回の長い旅行もこうして無事終了しました。
いつもながら思いつくままにうだうだと書いてしまい、読みにくかったと思いますがこれで今回の旅行記を閉じたいと思います。長い間お付き合いいただきありがとうございました。
次の旅行記はどこになるやら。
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