2月4日が大晦日(?)、5日が春節(中国暦の元日)、6日が2日目です。マレーシアは5日と6日が休日でした。
さて春節のハイライトは、本家中国と同様に何といっても、大晦日から始まる花火と爆竹です。
この音のうるさいこと。午後8時くらいから始まって深夜1時近くまで、花火のバンバンと言う音と、爆竹のバリバリと言う音があっちこっちから聞こえてきます。
この2枚の写真は私の住んでいるコンドミニアムの向かいの家とその向こうの家で上げられた花火です。
この大きさの花火が約1秒に1回くらいの連射で2分程打ち上げられます。これは大きいほうですが、小さい花火はあちらこちらで絶え間なく打ち上げられています。
こちらの写真は爆竹の様子です。間近にいると耳がおかしくなるくらいの凄まじい音です。
写真からなんとなくその音を感じていただけるでしょうか。
次はマレーシア・シンガポール以外ではお目見えしない食べ物です。
これは魚生(イーサン)と呼ばれる縁起物の食べ物で、色とりどりの野菜やクラッカーのようなものの上に甘いたれをかけて、全員で箸で高く持ち上げながらかき混ぜます。一番上にサーモンや白身の魚のお刺身を乗せるのでイーサンと呼ばれています。
「ローヘイ・ローヘイ」と言いながらかき混ぜます。意味は運気向上を祈る言葉で、かき混ぜる時に箸で高く持ち上げるほどいいそうです。
今年はこのイーサンに加えプンチョイ(盆菜)と言う正月料理をいただきました。
こちらも縁起物で、高級食材を何層にも積み重ねた料理です。アワビ、牡蠣、エビ、ローストした鴨肉、椎茸等々が写真のように盛られていました。
もう一つはライオン・ダンスです。個人の家に呼んだり、お店に呼んだり、スーパーやデパートなどで人寄せのための催し物として行われたりします。
先ほどの花火を上げていた家では、春節1日目の昼間に自宅に呼んでいたようです。
写真は2月7日(春節3日目)にMid-ValleyのMega Mallと言う巨大ショッピング・モールで行われていたものです。
ダンスの終わった後ライオンたちは観客の前を歩き、ご祝儀をもらっていました。
親が子供に紅包(ホンバオ。福建語ではアンパオ、マレーシアではアンパオが一般的な読み方です。日本のお年玉のようなものです。)を持たせ回ってきたライオンの口の中に入れていました。
今まではライオンがミカンを投げてくれたのを見ていましたが、こうして観客がアンパオをライオンに挙げているのは初めて見ました。
先に休日は2日と書きましたが、今週一杯はまだ休んでいる会社や店が多く、道路はいつもの週末のように空いていました。今2月8日の夜11時ですが、まだ外では花火が上がっています。
以上。
2019年2月8日夜
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