利用したクルーズ船はロイヤル・カリビアン社のVoyager of the Seasです。シンガポールを出てバンコックの外港レムチャバンに24時間程係留し、シンガポールへ戻ってくるコースで5泊6日の日程でした。約4,000名ほどの乗客が乗れるのですが、今回日本人は約170名。そのうち私たちMM2H組が30名以上(約2割)を占めていました。
クアラルンプール⇔シンガポール間はそれぞれ飛行機またはバスで移動しました。春節前とあって飛行機の値段は普段の4~5倍に高騰していたので、私たちは仲良しグループ8名(4夫婦)でバス便を利用しました。
クアラルンプールのダウンタウンにあるタイムズ・スクエアビル前のバス停で大手バス会社の一つ、StarMart Expressのバスでシンガポールへ向かいました。
予約時に問題が有ったのですが、Tさんのご努力で無事乗車できました。
2階建てバスで座席は左に1席右に2席の配置、座席間は非常にゆったりしていました。飛行機のプレミアム・エコノミーのシートより快適でした。
座席はオットマン付きで腿を支えてくれるし、リクライニングも後ろの方に迷惑をかけることなく倒すことができました。
乗り物酔いの薬を服用した妻はあっという間に熟睡でした。
定刻の8時半を10分ほど遅れて出発。日曜日なので大した渋滞もなく市内を出て高速道路に。
1時間40分ほど走り、マラッカへの出口を過ぎたところのパーキングエリアで30分間のトイレ休憩。
午後1時丁度にマレーシアの出国管理所に到着。貴重品だけをもって下車し、出国審査へ。もっと混んでいると想像していましたが、5分もかからず通過。下車場所から移動し待機していたバスに乗車。走り始めて5分ほどで海峡を渡る橋を通過しました。バスはシンガポールの入国管理の建物前に停車。今度はスーツケース等のすべての携帯品をもって入国審査に向かいました。
入り口で写真を撮っていたら、女性の係員に呼び止められました。なんと出入国管理関係のエリアでの撮影は禁止とのことでした。タブレットで撮っていた橋からここまでの写真をすべて消去させられ、厳重注意を受けました。そう言う訳でこのブログにはこの辺りの写真を紹介できませんでした。
入国審査・荷物の検査はすんなりと行きました。メンバーの中で唯一ワインを1本カバンの中に入れていたIさんは別室へ誘導され、他のメンバーより20分以上かかって出てきました。事前の申請が必要だったようです。(1本までは無税なのに不可解な処置です。)
どちらの出入国審査も比較的すいていたのは、西側に新しくできた橋を利用したためと思います。以前からある、ジョホールバルの町の中心地近くの橋を渡る場合は、もっと混んだことでしょう。
午後2時に出発して2時半にシンガポールのバス発着所である、ゴールデン・マイル・タワーに到着。
(マレーシアからのバスは建物の反対側に停車します。)
スーツケースを引っ張て遅いランチに。
近くのベトナム料理のレストランが、この時間でも営業していたのでこの店に。
写真は妻がオーダーした、ハノイを代表する面料理のブン・チャーです。
約1,000円。ベトナムに比べてかなりお高い。
さっそくシンガポールの物価高の洗礼を受けました。
ホテルへかうためGRABで車を呼びました。この車に4人乗ってホテルへ。
10分足らずでリトル・インディアにある、この夜の宿のHilton Garden Innに到着。7シンガポールドル(1SD=81円、567円)でした。但しスマホのData Roamingを利用するので1日1,000円以上の電話料金がマレーシアでかかるので決して安くないかな。
写真はリトル・インディアのメイン・ストリートです。
私たちのチェックインは済ませたのですが、後の4名が来ない。なんと40分以上たってやっと到着。タクシーが捕まらずMRTを利用して歩きで来たとのこと。スーツケースを持っての移動だった為にみんな汗びっしょり。
なぜか簡単に来られた私は少し罪悪感を感じてしまいました。
一休みして全員でガーデン・バイ・ザ・ベイに向かいました。ホテルからMRTを利用し、途中乗り換えがあるものの30分足らずでベイ・フロント駅に到着。
まずこの日の目的の一つの、フラワードームへ向かいました。
後ろに昨年3月に宿泊したベイ・サンズ・ホテルが見えます。
入場券はフラワー・ドームとクラウド・フォレストがセットになったチケットのみと思い両方行くことに。後でわかったのですが、別々に購入することも可能でした。
セットは28SD(2,268円)ですが、一つだと16SDでり少し割高になります。
写真がフラワー・ドームの中です。
右手にバオバブやサボテンのエリア、左手が各大陸の植物を見て回るエリアになっています。
これはオーストラリア コーナーに或るkangaroo Paw(カンガルーの足または手)と呼ばれる植物です。
何種類かあるようで、紫っぽい色の花をつけたものもありました。
こちらは棗椰子です。 なんとなく刈り込まれているようで面白いですね。
こんな可憐な花も。
色が逆のものも。
何十種類もの花の写真を撮りました。もっとお見せしたいのですが。ページの関係で省略します。
1時間ほど過ごした後、隣のドームへ。
次のクラウド・フォレストは入り口にエレベーターの待ち時間が表示されていました。この時は20分でした。並ぶことを覚悟して中へ。
早速ミストのお出迎えです。
7階から落ちてくる水しぶきが降りかかってきました。
こちらにも数多くの花々が咲き乱れていました。夕方でおまけに曇り空なのが残念でしたが、それでも色鮮やかな花々には目を奪われました。
エレベーターの待ち時間は20分とありましたが、タイミングが良かったのか5分ほどで乗れました。
上から下を見下ろすとこんな感じです。高所恐怖症のS子さんは下で待つことになりました。
7階にあるレゴの庭園です。
拡大して見ていただくとわかりますが、ラ
フレシアなど熱帯地方の植物がレゴブロックで作られています。
廊下をくるくる回りながら降りてきます。
ここで問題発生。帰り道はエレベーターホールへは行かず、直接出口に出てしまいました。
結局私が代表で出口で手にスタンプをもらい再入場し、無事S子さんと合流出来ました。寒い中で待ちぼうけをさせてしまいごめんなさいでした。
外に出るともう午後7時40分。45分から始まるショーのガーデン・ラプソディを見るためにスーパー・ツリー・グローブへと急ぎました。
昨年3月に来た折にこのショーを堪能した私たち2人は他のメンバーと別れ、マリーナ側に移動し8時から始まる、光と水のショーのワンダー・フルを見に行きました。
写真の奥のほうにシンガポール・フライヤーとガーデン・ラプソディーのイルミネーションが見えます。
8時ピッタリにマリーナの岸辺に到着。すでに大勢の人が始まりを待っていました。
約15分のショー。角度が良くなかったのか、水のスクリーンに映し出された映像が今一はっきりしませんでした。
予定では次のショーは午後9時30分なのでその間夕食をとることにしていたのですが、ショーの後映し出されていたのは「Next Show at 9PM」でした。
40分程しかないので夕食はあきらめて、反時計回りに徒歩で対岸のマーライオン近くへ移動。
マーライオンが噴き出す水煙を浴びるほどの水辺に陣取りました。
9時丁度にショーが始まりました。
最初の10分くらいは、こちら側からでは余り面白くありません。やがてレザーが放たれ始めました。
このレザーショーはベイ・サンズ側からはこのようにはっきりとは見えません。どちらから見るのが良いのかは、好みによるのかな。
マリーナには何隻もの遊覧船がゆったりと走っています。
ショーは徐々にクライマックスに近づいていきます。
光のショーを十分に堪能しました。
この近くのレストランは結構混んでいたのですが、1軒だけ空席のあった韓国料理の店に入り遅い夕食を取りました。
手前がビール&ハンバーガーセット。向こうがフライド・チキンとプラムティーです。これで54SD(約4,400円)。アルコールは特に高い!
MRTでホテルに戻ったのが午後11時少し前。
隣接するセブンイレブンで明日の朝食と寝酒のビールをもってカウンターに並んだら、なんとシンガポールでは午後10時半以降はアルコール類は販売しないとのこと。がっかり。
それなら冷蔵庫に鍵をかけてくれよ!
私たちの後から入ってきた白人の女性もワインを物色していたけれど、売ってくれませんよ!!
と言った具合にシンガポールの夜は更けていきました。次回からはいよいよクルーズ船での話になります。
0 件のコメント:
コメントを投稿