この日も朝から晴天。抜けるような青空です。
写真は宿泊したニンビン・ヒドゥン・チャームホテルの裏庭から写したものです。
昨日利用したR君の車で朝8時に出発。50分近く走ったところにかなり大きな街が在りました。これがキムソンと言う街です。
川沿いの大通りから右折して狭い道を抜けるとT字路です。その向こうに教会がありました。
左の像が無ければまるで仏教の寺院です。
お堀を右に回って敷地の右側に車を停車。チケット売り場は無く入場は無料です。
但し敷地内の数か所に寄付金箱が置いてあるので、寄付は自由です。
写真の白い看板の向こうにある入り口を入ります。
上の写真に写っている3つの塔を持った建物が聖ヨセフを祀った教会です。
写真はその内部です。
ここと同規模の教会が本堂(カサドール)を取り囲むよう4つ建てられています。但し中が礼拝できるようになっているのは、カサドール以外ではここだけです。
入口をご紹介した写真の奥のレンガ色の屋根を持つ建物がカサドールです。入り口から近いので正面に回る前にカサドールに入ってみました。
参拝者の席が画面下の方に在るのですが、天井が高過ぎて写っていません。
柱は樹齢1,000年以上の樹を使用しているそうです。
お寺の様でもありますが、柱にはキリスト像があったりしてやはり教会です。
こちらは正面ですが金箔で覆われているのが西洋式の教会とは少し違うのでしょうか。
ここは別に観光用ではなく、現地の教徒のミサなどが普通に行われています。
因みにこの辺りはキリスト教徒が多く、朝ここに来る途中の道でお葬式の行列に出くわしましたが、彼らもキリスト教でした。
では正面の方に回ってみましょう。最初に池越えに見えた所です。
こちらは正面の門です。
建物中央部分を拡大してみました。
漢字の刻まれた上の部分は鐘楼になっているのか陰陽を形どった銅鑼のようなものが吊られていました。
この門をくぐるとカサドール正面です。
先ほどの門と似ていますが少し違います。
正面の私達が立っている階段を上ったところがカサドールへの入り口ですが、この時は閉まっていました。
入り口を入ったところの教会をご紹介した折に触れましたが、このカサドールの両側に2棟ずつ小規模の教会がが建っています。
正面から見て左手前に在るのがイエスの聖なる心を祀っています。その後ろが聖サンピエールの教会。右手前が聖ロッコの教会でその後ろが最初に紹介したものです。
この4棟の教会は実は地盤の緩い上に建てられた大きなカサドールを支えるために建てられたそうです。
このカサドールの裏側は庭園になっていますがそこに写真の像があります。
どなたかのブログでこれは世界でたった一つのサリーを纏ったマリア様と言うふうに紹介されいていましたが、R君に言わせると単なるベトナム人の信者の像だそうです。
どちらが正しいのか。見る人が感じるままでいいのかな。
1時間ほどここで過ごしてニンビンに戻りました。
途中R君が自分の家がやっているレストランがあるのでそこでビールをごちそうしてくれることになりました。
川沿いの涼しい一角にそのレストランはありました。冷えたビールがうまい。ただならなおさらうまい。但し車の料金を考えるとかなり高いビールかな。
結構ハンサムなR君。自分では靴屋と衣料品店を経営しているそうです。26歳で既に結婚していて、子供もいるそうです。
ベトナムの女性の結婚は早く、計算すると彼の奥さんは18歳で子供を産んだことになります。
ここからニンビンでの最終目的地のドン・ハン・ムアに向かいました。ホテルの直ぐ近くでした。入場券1人100,000ドン(500円)を買って中に。R君とは1時間半後に待ち合わせ。
写真の中央奥の方に写っている山の頂上まで登ります。
最初の階段の手前に何故か三蔵法師の一行が。
この洞窟には単に虎の置物があるだけでした。
階段は結構急です。約400段あるそうです。
途中で右の丘に行く道が有りますが、私達は只ひたすら頂上を目指しました。
これは途中から登って来た方向を見下ろしたものです。
真ん中の塔が建っているピークが二股で右に折れて登って行くところです。
頂上からは反対側に昨日行きそびれたタムコックが見渡せます。
川下りの様子も眺められました。
かいた汗も頂上を横切っていく風にあっという間に引いて行きました。
頂上付近からのパノラマです。
12時丁度に下山。
何故かブランコが。入って来た時は人が一杯でしたが、ランチ時間の為か貸し切りでした。
田んぼに稲は無く水が張っているのでこれはこれでいい感じでした。
待っていたR君の車で駅へ。
駅前で彼と別れる。この日の料金は800,000ドン(4,000円)。
ビール代を入れてもやはり高い。
駅前に何軒か並んでいるレストランの内の1軒でランチ。
焼きそばと野菜炒めそれリプトンティーとベトナムコーヒーで115.000ドン(575円)でした。
食事後このレストランの向かいに在るニンビン駅へ。「ベトナム北部の旅_1」でご紹介しましたように50分遅れの列車でハノイに向かいました。
次回ではハノイでの宿泊と次の目的地のサパへ向かうまでを簡単にご紹介します。
0 件のコメント:
コメントを投稿