サパの広場でお土産を売っている少女 |
その前に前夜のサパでの夕食をお伝えします。予約をしたのは高級ホテル「ヴィクトリア・サパ・リゾート&スパ」に在る「タヴァン」と言うレストランです。毎週土曜日の20時からそのレストランで民族舞踊ショーが行われるので、19時で予約しました。
18時過ぎに出ると外はもう暗闇が迫っていました。
ホテルの前の広場では何かイベントが有るのか沢山の関係者が舞台を設営していました。
BBホテルの屋上からはレーザー光線が。
広場横の公園に在る記念像もライトアップされていました。
こちらは昼間に撮ったものです。生憎何を記念したのかわかりませんでした。
夜のサパの繁華街の一角です。結構賑やかでした。
ヴィクトリアホテルにはこの建物が並んでいる丁度真ん中あたりに在る狭い階段を上って行きます。
人通りもあまりないので最初は間違えたかと思うぐらいでした。
階段を上り切った先にホテルが。
こちらはホテルのロビーに飾られていた少数民族の衣装。
この右奥にレストラン「タヴァン」があります。
レストランです。先ほどトレッキングで訪れたタヴァン村と関係が有るんでしょうか?
私達のテーブルはストーブの真横で舞台スペースの真ん前です。予約時に良い席をと言って置いたのが良かったのかな。
それにしても近すぎる。
まず食事を。ガイドブックにはオーガニックチキンが美味しいと有ったのですが、レストラン前に在ったプロモーションの看板を見て心変わり。ファミリーセット(2人分)700,000ドン(3,500円)をオーダー。
こんなポットに盛られて出てきました。
蓋を取るとこんな感じです。
真ん中が豚ミンチと野菜のスープ、右下がバス(ブラックバスかスズキか不明)のフライ、右上がチキンソテー、左上が豆腐のトマト煮、左下が地元野菜の炒め物、そして御飯です。食後にデザートのプリン付きです。
どれも美味しく頂きました。
20時ピッタリにショーが始まりました。
女性3人と男性3人が色々な踊りを披露してくれました。
基本的にはハムロン丘で見た踊りとよく似ていますが、こちらの方が艶っぽい。
2人の男性が1人の女性を取り合ったりする踊りや、喧嘩をしていたカップルが最終的には仲良く1つの傘の下で添い寝をしたりする踊りもありました。
ハムロン丘のは昼間のショーで、こちらは夜のショー?
ハムロン丘のショーでは笛のようだとは思ったのですが、一度も笛らしく使う場面はありませんでしたが、こちらは酔拳ならぬ酔笛。横になったり写真の様な体制になったりして笛を吹く様子を踊りにしていました。
約50分程ショーを楽しんでBBホテルに戻りました。
翌朝はバックハーへのツアーです。ホテルの勧めもあり、ツアー途中で私達が列車に乗るラオカイを通過するので、そこで下車することに。ラオカイ→サパ→ラオカイの往復2時間はもったいない。
チェックアウト後バスが来るまでホテル前を散歩。このブログの最初の女の子はこの時に写したものです。
勿論無断で撮ったわけではありません。
20分遅れでツアーバスが到着。ガイドと運転手を除いて総勢約20名。補助席も使うほどギュウギュウ詰めです。私は助手席、妻はその後ろで前輪の上の為、足が伸ばせず大変だったようです。
サパの街の道路の状態は最悪です。
途中ピックし忘れたお客がタクシーで追いかけてくるのを待ったりして、サパの街を離れたのは予定より1時間近く遅れた9時近くになっていました。
サパからラオカイヘ何度か峠を越えながら、山を下って行きます。
棚田もこれで見納めです。
約50分程でラオカイを通過。写真の右側にこの日の夜に列車に乗るラオカイ駅があります。
写真の正面に中国との国境が有ります。ここは帰りに寄るとのことで車は右折して国境になっている川沿いにしばらく走りました。
バナナやパイナップルそれにトウモロコシ畑を左右に見ながら進んでいきます。
ラオカイから更に50分ほど走ったところで三差路となり左に行けばバックハー迄27.5kmの標識が有りました。
大きな川を渡ってしばらくすると道は急な上り坂へ。こんな坂を何人もがツーリングしていました。
こんな山の中にも街が?これはベトナムの道路標識で、こちらは街の入り口。出口は斜線が引いてあります。でもこの辺りでは街道沿いに何軒かの集落が有るだけでも、このマークがありました。なのでマークのような高層ビルが有るような大きな街を表しているのではなさそうです。
坂道を登り始めて約30分。サパから約2時間半。やっとバックハーに着きました。ここもサパと同じ位の高地に在るようです。
この広場で車を降り、正面に見えている通りに入って行きます。
この先が市場になっています。
結構な混みようです。観光用のお店や地元の生活用のお店が雑多になっています。
こちらは民族衣装を売っているエリア。
こちらは果物を売っているコーナー。
こちらではサトウキビが大量に。短く切ったものを束ねて売っていました。
赤ちゃんを背負った買い物客。
こちらは野菜コーナー。この他にお肉屋さんの並んだエリアや、魚屋さんもありました。
こちらはお土産エリアのお店。こんな店が何十軒も軒を並べています。
外では散髪屋さんも。
突き当りは川になっていて、川沿いにも露店が並んでいました。
どれが売り子でどれが客か分からないけど、皆楽しそう。
それにしてもきれいに着飾った人が多く目立ちました。
こちらはどう見ても観光客?
果肉が赤いブンタンが有ったのでこのおばさんから1つ買ってみました。20,000ドン(100円)。チョット高いんじゃない。でも甘くてまずまずでした。
12時半になったのでランチ。選択は2つ。お腹を壊してもいいけど現地の人の食べているものを食べるか、高いけど安全な料理を食べるかです。
私はマレーシアでなれているので大丈夫とは思いましたが、ガイドの忠告で市場の入り口近くのレストランで食べました。
こちらが私達の昼食です。
この他にコーヒーも飲んで275,000ドン(1,375円)でした。
13時半に集合。近くの少数民族の家を見学するそうです。
車で5分程で到着。
私達の他にも多くの観光客がいたので、観光コースに入っている家なのでしょう。
このかまどでトウモロコシのお酒を造っているそうです。
この家の子供たち。姉が妹の髪を編んであげていました。
米やトウモロコシ、それに落花生などを莚に広げ干していました。
ほぼ駆け足で見学終了。
日本でも良く見かける風景ですね。
バックハーの街で3名が宿泊の為下車。14時10分に出発。1時間半で中国との国境沿いに在る「国母霊祠」に到着。
お参りした後この社の傍に在る国境を望める公園へ。
この橋の右側が中国です。
こちらがベトナム側です。
自転車で大きな荷物を運んでいますが、税関はどうやって通過するんでしょうか?
こんな碑が立っています。
奥に見える橋は鉄道の橋です。右側に数キロ行ったところにベトナム側最後の駅のラオカイ駅があります。
これでこの日のバックハーツアーは終了です。
ラオカイの駅で3グループが下車。後の人たちはサパまで帰ります。駅に着いたのが16時10分でした。サパからラオカイのバスは17時発。おそらくサパまで帰っていたら間に合わない所でした。
ここからハノイは「ベトナム北部の旅_1」で既にご紹介した通りです。
今回は8回に分けてお伝えしました。長い間お付き合いありがとうございました。