2017年4月4日火曜日

 ベトナム世界遺産巡り1 -  ダナン市内

ハロン湾

 ガイドブックによるとベトナムには、2014年6月現在8つの世界遺産があるとのことで、そのうちの5つを8日間かけて巡ってきました。以下の順にご紹介する予定です。また番外編として「タクシーに忘れたカメラが出てきた!ーベトナムの方々の親切さに感激した件」をご紹介します。
1.クアラルンプールからハノイそしてダナンへ(1日目~2日目午前)
2.ダナンの五行山観光とダナンの夜(2日目午後)
3.世界遺産のフエ観光(3日目)
4.世界遺産のミーソン遺跡ともう一つの世界遺産のホイアン観光(4日目)
5.ダナンからハノイ。世界遺産のタンロン遺跡見学と市内観光(5日目)
6.世界遺産のハロン湾1泊2日クルーズ(6日目~7日目)
7.ハノイからクアラルンプールへ(8日目)と番外編

 
1.クアラルンプールからハノイそしてダナンへ(1日目~2日目午前)

 初日の午後7時半のベトナム航空機でハノイに向かいました。クアラルンプール国際空港(KLIA)の出国審査に20分程並びました。ところがカウンターで係員に「何でMM2Hのカウンターに行かないのか」と聞かれてしまいました。中に入った後マネージャーの様な方に尋ねたら、そのカウンターまで案内してくれました。なんと誰も並んでない。一旦外に出させてもらい看板を確認したら「ASEAN/MM2H」と掲示されていました。ガッカリです。因みに帰国時にはこの専用カウンターを利用しました。待つことも指紋認証もなくあっという間に入国できました。但し荷物が出てくるまで30分以上かかったので、タクシーに乗るまでの時間は変わりませんでした。
 
出発が1時間遅延してしまいましたが、時差がマイナス1時間なのでベトナム時間の午後10時半に到着しました。出国後ロビーに出て右に曲がったところにある両替所へ。この空港にはロビーの左右の端にいくつかの両替所があります。この日のレートは100ドルが2,240,000ドンでした。日本円に換算するにはゼロを2つ取って半分です。この後支払いごとに紙幣の丸を2つ隠して2で割って換算しました。 これ以降は日本円計算で値段を記しますので、ドンにするには2倍して0を2つつけてください。




その夜は明日の朝便に乗り換えるだけなのでハノイ・ノイバイ空港近くの「New Airport Hotel」を取っていました。事前にホテルに送迎バスはないのかeMailで尋ねていましたが返事がないのでタクシーを捕まえてホテルへ。近いのでドライバーに嫌がられましたが、チップをはずんで500円で行ってもらいました。タクシー乗り場は外に出て左の一番端に在ります。写真は帰国時に撮ったものですが、到着出口にはこのようにサインが出ているので迷うことはありません。


 
ところがホテルに着いたら、なんとホテルがタクシーを迎えにやっていたとのこと。それならメールに返事を頂戴よと少しイラッ!いづれにしても翌日は無料で空港まで送ってくれるとのこと。意外なサービスにビックリ。数時間の滞在のみなので1泊4,000円ぐらいのホテルでしたが無料送迎、簡単な朝食、意外に清潔な部屋そして空港まで5分位の立地条件で思ったより良かった。但し早朝から表の道路を走る自動車やバイクのクラクションの音が煩く寝不足気味でした。



翌朝はホテルの2階のレストランで早目の朝食。食べ物は左手奥のテーブルの上にあるものと調理法をリクエストできる卵料理だけでしたが、これで十分でした。









 8時少し前にホテルを出て、空港へ。この朝はダナンに向かうので国内便のターミナル(T1)です。国際線は新しいターミナル(T2)ですが隣り同士で滑走路は共用しています。搭乗を待つ間今回初めてのベトナムコーヒー。一瞬で目が覚めるような濃さです。

 9時50分に離陸した飛行機は10時50分にダナン空港に着陸。ハノイは小雨交じりの曇り空でしたがダナンは晴れていました。気温もかなり高い。空港からタクシーでホテルへ。小型車で325円です。ダナン空港はハノイと違い空港から街の中心部まで10分もかからないくらい近くに在ります。
 
今回の宿はダナンの街を二分するように流れるハン川の川岸に建っているBrilliant Hotelです。4つ星ですが結構お勧めなホテルでした。
















チェックイン迄時間があるのでまずホテルの裏手にあるダナン大聖堂に行きました。ピンクに彩られたきれいな教会です。ガイドブックによれば午前中は中に入れるとのことでしたが、我々が11時45分頃着いた時には建物の中には入れてもらえませんでした。教会のステンドグラスの窓を見てみたかったのですが、残念でした。

なぜか隣にはブルーの教会がありました。




 
この大聖堂の近くにあるHISのオフィスへ翌日のフエ観光と翌々日のミーソン・ホイアン観光のツアー料金を支払いに行きました。このオフィスはラウンジになっていて、立ち寄ったお客が休憩できるスペースが有ったり、チョットしたお土産も置いてありました。
 今回の旅行で割高だったのはこの2つのツアーだけでした。ガイドブック片手にタクシーをチャーターして回ればおそらく1/3位の経費で回れたかも。初日はガイドが良かったのでそれでも少しは価値がありましたが、2日目は「?」でした。


 ホテルに帰る道すがらハン市場に寄ってみました。見るだけのつもりが、この旅行中お世話になるサンダルを買ってしまいました。靴が合わず足が痛くなっていたので結果的には良い買い物でした。








1時近くなっており、おなかも空いて来たのでホテルにチェックインする前にホテルの隣にあるWater Frontと言うレストランで。1階はカフェのようになっていますが、2階は落ち着いたレストランでした。2階のテラス席で川を渡ってくる涼しい風を浴びながらおいしく頂きました。








写真は春巻き4種セット。これで825円。そのほかに妻の他の種類のランチセットと肉まんのように大きな蒸し餃子。私のビールと妻のお茶で2,575円。チョット豪華なランチでしたが、私達にはちょっと多すぎました。それにしてもマレーシアと比べるとアルコール類が安い。ビールも銘柄やお店によって違いますが、100円から250円ほどで飲めました。





2時近くなったのでホテルに戻りチェックイン。今回は11階のリバービューのジュニアスイートを取りました。1泊1万3千円弱ですが朝食や屋上バーでのコーヒー・紅茶が飲み放題です。

 写真のように猫足浴槽がついています。しかし私には小さすぎて半身浴さえできませんでした。少しエロっぽい(?)造りですが、勿論浴槽の向こうにはブラインドがついています。




 

 
 2時半にホテルに頼んだ車が来るので、荷物を置いてすぐロビーへ。少し時間が有ったので道路を渡ったところにある川岸の遊歩道に。
 この遊歩道には写真の様な大理石で作った石像が立ち並んでいました。郊外に在る五行山周辺で取れた大理石の様です。






ホテルの用意した車でその五行山に向かいました。往復で2,300円です。
途中南シナ海に面したビーチに立ち寄りました。オーストラリアのゴールドコーストのように白い砂のビーチがどこまでも続いています。この辺りはミーケービーチやノンノォックビーチが連なり、海辺にはリゾートホテルが立ち並んでいます。まだまだ建築中のリゾートもあり、発展中のベトナムの力を感じさせられました。因みにダナンは、ホーチミン、ハノイ、フエに次ぐベトナム第4の大都市ですが、フエを追い越すのは時間の問題の様です。

この写真を拡大すると見えるパラセールの下の海岸線の丘の上に白い立像は、ダナンのシンボルの一つと言われている観音像です。










この後五行山に向かいますが、次号でご紹介します。

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