ジュノーのメンデンホール氷河 |
4回ほど出たり沈んだりしていました最後に写真のようにテールを大きく上げて潜ってしまいました。
その上の方に今日の目的地のジュノーがあります。
MAPの右斜め下の方に出港地のバンクーバーがあります。
ついでですが、翌日の目的地はジュノーから上に深い湾を入った一番奥にある町、スカグウェイです。
その翌日は左にあるグレーシャーベイ国立公園の湾(フィヨルド)に行きます。
もともとは海まで来いてたのでしょうが、今はかなり減退しています。
外は生憎の雨。この航海中だけではなく、今回の旅行中に雨が降ったのはこの日だけでした。
写真中央にケーブルカー(TRAM)が写っています。後ろの丘の上まで行き、町を展望できるそうです。
但し町の大きさとしてはアンカレッジ、フェアバンクスに次ぐ3番目となります。人口は約3万2千人強です。因みに北緯は58度18分。この時期の日照時間が長い訳ですね。
この港には既に他のクルーズ船が入港していました。そのうちの一隻ですが、わたし達の船と同様のホーランド・アメリカのユーロダム号です。
今回も数隻の船が同じようなコースを取っていました。プリンセス・クルーズやセレブリティ等。
13時頃、ツアーに出かける人たちや、町を散策する人たちが下船を始めました。午後2時15分集合なので、ゆっくりランチを食べてから下船しました。こうしてみると圧巻ですね。1隻2,500人として3隻で7,500人!
下船して先ず記念写真。先ず現地旅行社の担当スタッフに名前を告げ、受付カードをもらいます。
後は名前を呼ばれるまで待つことに。
雨は降って来るし、かなり寒い。でもみんな高まる期待に元気いっぱいです。
コースやバスのグループによって受付時にもらうカードの色が違います。
私達はオレンジグループです。
向かいにあるダグラス島との間の海峡に沿って、30分ほど北上します。
空港を過ぎて少し行った所にある港へ到着。
このハーバーからボートに乗り込みました。このうちの何割かはホエールウオッチング用?
天気は迄曇り空。また雨が降りそうでした。
ボートは結構なスピードでポイントに向かいました。
寒そうな景色。アラスカ感たっぷり。
ここで船頭さんが話したジョーク。久々に晴れたある日、息子が私に聞きました。「パパ、空で輝いているのは何?」と。
つまりこの辺りは雨が多く、晴れる日は年間を通してもごく僅か。息子さんはその日まで、太陽と言うものを見たことが無かったというジョークでした。
後日訪れるケチカンは全米でも屈指の降雨量です。ロッキー山脈に当たった海からの湿った空気が大量の雨をこの海岸線にもたらします。その雨がアラスカに豊かな生態系が築いているとか。
一隻のボートの近くに鯨の潮吹きが上がりました。近くを見ていると背中を出して来ました。
ボートと比べてもかなり大きい。
一度潜ると15分くらいは出て来ません。
左の写真は潜る寸前です。
ここには3頭のザトウクジラがいるので、10分もしないうちに次の鯨を見ることが出来ました。
私の狙いは鯨のテールを真ん前か真後ろから撮ることですが、なかなかその角度やタイミングでは現れてはくれません。あちらのボートは最高のロケーションです。羨ましい。
こちらからは揺れる船の上で、ズーム最大ですから、どうしてもシャープな写真は撮れません。
一時間ほど船頭さんも頑張ってくれたのですが、これが精一杯でした。それにしても必ず見えると言うのを信用していなかったのですが、10回ほど見ることが出来て大満足でした。
中央奥に氷河が見えて来ました。ここでの観光時間は50分。この写真が5時12分。午後5時50分がバスとの待ち合わせ時間です。
どこまで氷河に近づけるのかな?
こちらからは氷河が流れ込む湾も見渡せます。
多くの観光客が近くまで行っていました。
最後にビジターセンターを少し覗いて帰路に着きました。
また降ってきそうなので、予定していたショッピングは止めて、記念撮影後乗船しました。
翌日はスカグウェイに寄港し、ホワイト・サミット・パス鉄道と言う山岳列車に乗りカナダとの国境に向かいます。
天候が心配でした。
その様子は次回お伝えします。
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