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Amtrack517便 @Pacific Central Station |
所がこの列車の予約時に大失敗していました。
バンクーバーに飛び立つ数日前に、たまたま見ていたどなたかのブログに、バンクーバー(Vancouver)はカナダのブリティシュ・コロンビア州だけでなく、アメリカのワシントン州にも有るとの記載が。まさかと思い予約を確認したら、何と写真の赤丸のようにWA(ワシントン州)となっていました。
慌ててこの予約をキャンセルし取り直し。保障を買っていたのでチケット料金は返ってきましたが、良い時間の列車が満席になっていました。早朝の列車に空席が有ったので何とかゲットできましたが、シアトルからの帰りの便はいい時間の便に空席が無くバスで帰ることにしました。
勿論Vancouver, BCとなっているのを確認。
写真は5時過ぎに、ビルが朝日を受け始める所を撮ったものです。日の出が早く日の入りが遅い。緯度が49.29度と札幌より5度くらい高いためです。
結果的に5分の乗車で、早朝割り増しにチップ込みでCND30も散財してしまいました。荷物も小さめのスーツケースとザックだけなので、電車で行けば2人でCND6で済んだのに。
鉄道駅のPacific Central StationはスカイトレインのMain Street駅から徒歩圏内でした。
5時半過ぎの駅の構内はまだ閑散としていました。椅子で寝ている人もいます。
ロビーの改札口に向かって右手の奥に「Sushi」の看板が有りましたが、この時間はまだ開いていませんでした。
列に並ぶ前に乗客が何やら記入しているのを発見しました。行ってみると台の上に「US Customs and Border Protection and Declaration Card」が置いて有り、これを記入する必要が有りました。
私は事前にCBP(税関と入国管理)のオンライインでI-94を申請し、1人US$6を支払っていたのですが、一応記入しました。
列は先ずビジネスクラスが優先です。その後カナダ・アメリカ人とそれ以外に分かれます。
パスポート、ESTA(アメリカ入国の為の電子渡航証、事前に日本で取得)、Amtrackのチケット、そして先ほど記入したカードを係員に渡しました。支払いの確認ができたので無事CBPの処理が終わり、ホームへ向かいました。
私達は2号車。小さなスーツケースだけだったので荷物を持って乗車しました。預ける場合は最先端の車両迄運ぶ様でした。
列車の中は席も広く快適でした。220Vのコンセントも着いていたので、充電も心配ないようです。
定刻の7時15分より10分ほど早く発車。
車窓にはトヨタやホンダなど、日本車のディーラーが並んでいます。
そのうちポプラの綿毛が舞う林間を速度を上げて行きました。
朝食を食べていなかったので、列車の売店へ行きチキンサラダとコーヒー(US$13, チップ込み)を買って来ました。それと日本から持って行った長期保存ができるアンパン。車内は既にアメリカでUSドルしか使えませんでした。ここからはUSドルです。$1が約150円と計算しました。
チキンサラダがボリュームたっぷりだったので、2人でこれで十分でした。
30分ほどでフレーザー川を渡りました。向こうには近距離列車の橋が有ります。
この路線は体感で8割ほどが海岸線を走っているようでした。
この後はしばらく海と海岸の変化が楽しめました。
出発して1時間10分ほどの所にある「White Rock Pier」です。
1時間15分程過ぎた8時20分前に停車。
係員が乗車して来て、パスポートとI-94のカードのチェックが有りました。カードは彼が持って行きました。
10分弱で発車。
暫く5号線と並走し、海岸線から離れます。
リゾート地なのか幾つかのビーチやヨット・ハーバー、そして水族館など有りました。
バンクーバーを出発して約2時間。このベリンハムが最初の停車駅で、おそらくこのバンクーバー・シアトル間では一番重要な駅かな?それまで半分ほどの乗車率だった車両が、ここでほぼ満席になりました。
後で分かったのですが私たちの長女の短期留学先が、この町に有ったそうです。そうとは知らず何の関心も持たず5分後に出発。
この後もひたすら海岸線を走りました。その間数駅で短い停車が有りましたが、それほどの乗降は有りませんでした。バンクーバーから3時間20分。
翌日訪れることになるべインリッジ・アイランドの北側にあたるキングストンへは、ベインブリッジ・アイランドからは道路が繋がっています。
丁度12時着でした。
チェックイン後少しまったりしてランチへ。
余りのボリュームにびっくり。とても一人一つ食べる量では有りませんでした。おまけに値段にもビックリ。
何とUS$51.2。約7,500円でした。
アメリカでは生活できない?!
午後は所用で街の散策。ランチが効いて夜になっても食欲無し。
ホテルの下のDeliでワインやつまみを買って夕食としました。
シアトルでの観光は次回でお伝えします。
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