2025年7月21日月曜日

バンクーバーからシアトルへ ー 5日目 (バスでバンクーバーへ、そしてノース・バンクーバーへ)

 

ノース・バンクーバーから望むバンクーバーのダウンタウンの夜景

午前9時過ぎにホテルをチェックアウトし、Uberを呼びKing Street 駅に向かいました。

来たのは何とベンツの新車。ホテル近くのWestlake駅からLight Railで2駅いったPioneer Squareから歩いて行く手も有ったのですが、ついつい簡単なタクシーを選んでしまいました。

来た時とほぼ同じで10分ほどの道のりにUS$21、約3,000円も使ってしまいました。

駅の向こうには、T-Mobile Parkの隣に建つアメリカン・フットボールやサッカーなどのスポーツの他、コンサートや見本市なども開催する多目的複合施設のLumen Fieldが見えています。




駅の中はいくつもの行列ができていましたが、これらは全て列車を待つお客さんたちでした。

高い天井の大理石の建物は格調が有りました。



駅のスタッフに尋ねたら、バスは外のバス停から出るので出発の15分前くらいに行けば良いとのこと。

駅に9時半前に到着していたので、約1時間待ち10時半にバス停に行きました。

既に乗車が開始していました。


チケットを見せ乗車。その時来る時も書いたI-94の用紙を渡されました。

私達が乗った時はかなり空席が有ったので2人並んで座れましたが、発車時にはほぼ満席でした。

出発までの間に用紙に記入しておきました。





定刻を5分程遅れて発車。

最初は市内を走るので低速で進行。

シアトルの町に別れを告げました。




高速に乗って郊外へ。






徐々にスピードアップ。窓の外にはアメリカらしい牧歌的な風景が流れて行きます。

列車と違い、バスはアメリカ内では一度も海岸線を通ることは有りませんでした。

5号線で列車から見た国境ゲートを通るのかと思ってたら、国境の少し手前で543号線(カナダでは15号線)に入りました。

そこから10分ほど、出発してから2時間ほどで国境に到着です。

預けたスーツケースも持って出入国審査の部屋へ。パスポートと発車時に記入したI-94の用紙を提出。審査後次の控室の様なところでバスが国境を超えるのを待ちます。

おもしろいのはここで降りる人がいたことです。誰かが迎えに来てくれてるのかな?

とても簡単に国境を通過しました。

途中から進路を西に取り99号線(アメリカでは5号線)へ。

国境を通過して20分程で一度海岸線へ。

ここからリッチモンド経由でバンクーバーに向かいます。


バスはリッチモンドの手前で高速を降りてしまったので、何事かと思ったら、郊外のホテルで2人の乗客が下車。えっ!直行じゃないんだ??

そこから高速に乗ることはなく一般道をひたすら走りました。

国境を通過して約1時間20分でバンクーバーのダウンタウンが見えてきました。

出発して約3時間30分でバンクーバーのPacific Central Stationのバス発着場に到着しました。





3日前の朝に出発した駅です。






ここから駅に向かって右手に5分程歩いたところにスカイトレインのメインストリート駅が有ります。

コンパスカードを買って乗車。これが間違いのもと。このICカードはSuicaやPasmoと同じですが、CAD6のデポジットがかかります。

このデポジットの返却はWaterfront駅で平日しかできなく、結局回収できませんでした。

3駅でホテルの横のバラード駅に到着。ホテルは先日と同じHyatt Regency Vancouverです。

チェックイン後、預けておいたスーツケース2個を受け取り部屋へ。

さすがにお腹が空いたので、妻がランチを買いに行って来たのですがお目当てのバンクーバー名物のJapadogが見つからない。

2人で再度挑戦してやっと見つけました。

こちらがメニューです。

この店人気No.1の黒豚おろし(Kurobuta Oroshi)ととんかつ(Tonkatsu)を買いました。






左がとんかつ。もろとんかつを挟んでいました。

黒豚おろしは、ポークソーセージに大根おろしがかかっています。どちらもちょっとオイリーかな?

日本人が始めたらしいこのホットドッグ店。長く続くことを祈ります。


部屋にはコーヒーサーバーが有るので、コーヒーには困りませんでした。




少し部屋でまったりして、夕方ノース・バンクーバーの夜市に行くことにしました。

Waterfront駅からSeabusと呼ばれるボートに乗ります。コンパスカードが使用可。

途中に有ったマクドナルドの店。Mのマークにカナダのメープルの葉の絵が描かれています。


Waterfront駅を奥に進みます。








Seabus(シーバス)へのブリッジへ。






Seabusの船内。
19時出港。












5分程で対岸に到着です。ノース・バンクーバーのSeabusターミナルです。












午後7時過ぎなのに、空はまだ青空。

ナイト・マーケットの主会場のThe Shipyardsに向かいました。






上の写真の奥に見えてる、Qのマークが乗ったシンボルタワー?

途中まで上ることが出来ます。










上の写真の左手奥から、このタワーとバンクーバーのダウンタウンを望みました。

この時間が午後7時半。ダウンタウンの夜景を見るのがここに来た一つの目的です。

後何時間したら暗くなるのかな?



海岸沿いにはこのようなテントが並んでいます。

主に手工芸品を売っていました。






この先がThe Shipyardsです。









広場にはキッチンカーが並んでいました。どこも長い行列。








これらのキッチンカーの向こう側ではライブが。

観客もノリノリです。

考えたらこの日は金曜日。大勢の人出が有る訳ですね。



まだ明るい。

左手の白い建物は翌日から乗り込むクルーズ船が着岸するカナダ・プレイスのターミナルビルです。

まだまだ日が沈みそうにないので、取り敢えず夕食にすることにしました。

先ず美味しいビールが飲みたい。
入れそうなレストランを捜しましたが、どこも満席。

予約が無いので無理かなと諦めかけた時、The Shipyardsのビルの北の角にあったNook Restaurantで、カウンター席なら2人は入れるとのこと。

キッチンが良く見えて楽しかった。

料理はパスタ。アメリカもカナダも量が多いのは分かっているので、2人で1皿のパスタをシェアしました。

チーズがたっぷりで、とても美味しかった。





ビールはこのリストから下から2番目のピルスナーにしました。

ビールはCAD8、約800円は日本とそれほど変わらないのでうれしかったです。ついついお代わりをしてしまいました。








午後8時半にレストランを出て海岸に向かいました。

ビールを飲まない妻はここでパイナップルのホールジュースを。何とCAD15。ビール2杯分です。




あっと言う間に、ほぼ飲み切っちゃった?













元を取るため、写真の小道具に利用?









午後9時少し前、ようやく西日がビルに辺り始めました。







午後9時の西の空です。









夕暮れの中を走るSeabusと夕日が当たるダウンタウン。







段々と赤く染待って行く空と海。













対岸のダウンタウンもピンク色に。

午後9時40分頃です。

チラホラとビルに明かりが灯りはじめました。




午後9時50分です。やっと夜景になってきました。

午後10時15分のSeabusでウォーターフロントへ。

駅のサービス・カウンターはとっくに閉まっていてコンパスカードのデポジットの払い戻しはできなかった。翌日は土曜日、帰国日も土曜日なので諦めることに。

これでアラスカ・クルーズの前日までの旅行は全て終了です。
次回からはアラスカ・クルーズの話になります。お楽しみに。











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