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ラプティ川のヌマワニ |
この日は世界遺産の一つチトワン国立公園に向かいました。この日は朝から雨。移動日だったので良かった。早朝6時の出発なので、前夜ホテルに朝食の弁当を依頼しておきました。
先日訪れたスワヤンプナート寺院の横を抜けて一度西に向かいカトマンズ盆地を抜けます。
途中、山道での渋滞緩和の為日本の企業が新しい道路を作っているところを過ぎました。トンネルを掘っているとのこと。
この様な崖崩れが何か所もありトンネルはマストです。
このため峠の至る所で渋滞。
これがどうやら新しく作っているトンネルのカトマンズからの出口らしい。
トンネルの上に渋滞している車の列が見えています。
完成すれば相当なエネルギーの削減が期待できそうです。
9時半頃、空には青空も見えてきました。
雨雲は盆地を覆っていただけなんですね。
途中幾つか大きな町を通過しました。
道路も空いてきて快適に走れるようになりました。
10時15分頃、つり橋が有る所で運転手のシバさんが停車してくれました。
生活用のつり橋で、川向うに何軒かの家が見えました。
橋の中ほどから下流を見た図です。
水は白濁していました。岩を削って来た水なのかな?
11時ごろMaglinと言う町を通過しました。ここで右へ行くとポカラ方面です。私達は左のチトワン方面にむかいました。
45分程で、チトワンの拠点のナラヤンガートと言う大きな町をバイパスする道路に入りました。
片道2車線の新しい道路で、何故かホッとしました。
写真はそのバイパスからチトワンの手前のバラトプルと言う町に入ったところです。
飛行機で来た場合はこの街の空港に降ります。
10分程でチトワン国立公園のゲートをくぐりました。
出発して6時間20分後の12時20分に今夜から2泊予定のホテルに到着。
ホテルはランドマーク・フォレスト・パークホテルです。
チェックインして今後のアクティビティの予定を、アクティビティ・カウンターで確認。
荷物を部屋に置き、ランチへ。
この日のアクティビティーは17時からなので、ホテルの庭をゆっくり散歩した後、部屋に戻ってまったり。
17時から、近くの村で現地の生活に触れたり、川辺で動物を見たり夕日を見たりするツアーに参加しました。
参加者は私達2人とオーストラリアから来られた男性の3人だけ。
彼は私達と同じ日にカトマンズにに来て、翌日ポカラに行ったのですが、飛行機が遅れ空港で4時間待たされたそうです。
ホテルを出て少し行くと、上の写真のような田園風景です。周りの家は違いますが、田んぼはまるで日本の様でした。
近くの村に入って行きました。
この辺りはインドからの人が多く、彼らは土地を登録する認識が無く、殆どが国からの貸与の土地で暮らしているそうです。
二階に家畜のヤギの部屋が有りました。
虎などに襲われないためだそうです。
村の子供が、珍しそうに私達を見ていました。
村を抜けると川に出ます。ラプティ川の支流の様です。
ガイドの説明を聞いている妻とオーストラリアの男性。
そろそろ日没です。
彼らのすぐ前で上陸するかどうかためらっている(?)鰐。
暫くこの状態でした、15分くらいで川の中に戻って行きました。
反対側には鹿の群れが走り去っていきました。
上手くすれば虎も見えることが有るそうですが、今回はだめでした。
下流から上って来たボート。翌日はこのボートで川下りをしました。
夕陽が川面に美しく写っていました。
ホテルの帰り道に鹿の群れが。
ホテルへの帰路、わたしだけコンビニに立ち寄りビールを買いました。
ホテルで飲むと高い(800円位)し大瓶しかなく、一人で飲むのが大変なので、コンビニで小瓶を見つけました。こちらは300円弱でした。
シャワーを浴びてビールを。美味しい!
19時からローカルのダンスショー。ホテルの裏庭に椅子が円形に置かれ、舞台になっていました。
剣に見立てた木刀(?)をお互いに打ち合ったりして、結構激しい踊りでした。
かと思うと、男性が女性の踊りをなまめかしく踊ったりしていました。
この後ファイアーダンスが有って、最後に観客参加のダンスで締めくくられました。
たっぷり踊りを堪能した後、レストランのビュッフェで夕食。
翌朝鳥の声で目覚めました。
丁度この鳥が実を銜えているところが写せました。
ちょっと小さいくて見にくいかも。
ランドリーを出して、7時に朝食へ。
ランドリーの安さにびっくり。
ホテルなのにGパン1本約130円でした。
エレファント・サファリというアクティビティに参加するため、8時にカウンターにいきました。このホテルからは私達2名のみの参加でした。
車で5分。着いたのは昨日ホテルに帰る途中で通った所でした。
私達だけかと思ったら、何と20人近い中国人の団体が、他のホテルから来ていました。
4名で1頭に乗るので、中国人の団体が18名だったようで、2名が私達と相乗りになりました。
最初の難関がこの川渡り。結構流れがきついのでわずか20mくらいの川を渡るのに5分以上かかりました。
私達と相乗りしたのは若いカップルで、北京から来たそうです。
久々に中国語で会話しながら、森の中へ。
しかし、この団体、中にうるさい方たちがいて、大声で話し合っています。
これでは虎もサイも逃げてしまうでしょう。
私達が乗った像ですが、ご高齢なのか力が弱く、川から上がる時は元の川へずり落ちて行きそうで、乗ってる私たちが疲れてしまいました。
一度はあわや右へ倒れそうになり、これで事故ったらどうなんだろうと冷汗が出ました。
後ろから来るのは、若い像なのか余裕で渡っていました。
結局、虎もサイも見ることが出来ませんでした。ただ森の中や川辺では色々な種類の鳥を見ることが出来ました。
動物は猿と鹿だけでしたが。
写真は瑠璃色カワセミの一種(?)
本来なら、このようなところにサイがいてもおかしくないのでしょうが。
10時ごろホテルに到着。
12時半にランチ。
今日は客が少なく、ランチはビュッフェではなくランチセットでした。内容はビュッフェと余り変わらない?
食後テラスでコーヒーを飲んでたら支配人のRajさんが話しかけてきました。何とナガルコットのクラブ・ヒマラヤで16年も働いていたそうだ。
ご丁寧に名詞迄頂きました。
午後は3時半から川下り。
又もやこのホテルからの参加者は私達だけでした。
他は午前中とは異なる中国人の団体と数人の白人。
なんだか団体が揉めていて、わたし達が乗るまで20分近く待たされました。堪忍してよ~!
天気は最高。下流に向かうのボートは揺れることなく。滑るように進んでいきました。
出発して直ぐ大きな亀がいたのですが、写真を撮り損ねてしまいました。
大きな鰐が川辺にはいつくばっていました。
ここチトワンには2種類の鰐がいるそうです。
こちらは肉食で危険なヌマワニだそうです。
シラサギが優雅に休んでいました。
餌を捜しているのか、上流に上って行くヌマワニです。
アカアシトキだそうです。
アカアシトキ - Wikipediaパキスタンからインド、ネパールそしてベトナムまでに生息するトキの一種です。
アカアシと言うけど足はそれほど赤くない。
チドリの一種、カタグロツバメゲリと言う鳥だそうです。
先ほど紹介したヌマワニと違うもう一種の鰐です。
こちらは魚を主食とする無害のインドガビアルと言います。
途中の草原で白人2人とガイドが下船。どこに行くのかと思っていたら、草原に写真のようなタワーが建っていました。
この夜、彼らはここで夜中に動く動物を観察するそうです。ここなら確実に虎などの希少動物を見ることが出来そうですね。
先ほどのアカアシトキです。こちらは羽の色がブルーに見えるのと、足の上部の内側が少しピンクがかっているのが見取ることができます。
水牛が気持ちよさそうに泳いでいました。
本来はこの橋の右側で下船するのですが、前日その辺りで象が人を踏み殺したとかで、兵隊がその象を捜しているため、この橋の左側で下船しました。
毎年何人かは象による被害が有るそうです。
中国人の団体はバスで移動。私達だけは馬車でホテルまで帰ることになりました。
なんか、優越感。
運転手とガイド、そして私達計4人。
途中ヤギに追い越されたりするほど、ゆっくりと村道を進みました。
家の中には水牛や、ヤギが飼われていました。
途中の草むらにきれいな鳥が。
渡り鳥のヤツガシラで、珍鳥です。
アジアの南部とアフリカの中部に分布し繁殖期には北に移動するそうです。
ガイドによるとポーポー鳥とのこと。中国ではフーポーポーと呼ばれているのでそこからきたのか?
こちらはインドクジャクの雌です。
妻はホテルへ。私は前日味を占めたのでコンビニにビールを買いに。
ホテルへ帰る途中の風景です。
右側では暗くなるまで、子供たちがサッカーを楽しんでいました。
丁度夕日が雲の向こうに隠れました。
部屋でビールを飲んでいたら、フロントから電話が。
支配人が屋上からヒマラヤが見えると私に伝えなさいとのことでした。
急いで屋上へ。
確かにうっすらと見えました。もう30分早ければ良かったかな。
夕食です。
前日の昼、夜、この日の朝、昼、夜と5食食べたのですが、なんか変わり映えのしない食事でした。
翌日は7時出発なので弁当を出発前に頂く事にしました。
翌日はもう一つの世界遺産、仏陀生誕地のルンビニに向かいます。
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