バクタプルのダルバール広場 |
カトマンズとナガルコットの中間にあるバクタプルは、15世紀から18世紀にかけてのマッラ王朝時代に、カトマンズ盆地に3つあった王国の内の一つの首都でした。
その他はカトマンズとパタンです。バクタプルは現在でもカトマンズ盆地にある3番目に大きな町です。
チャング・ナラヤンから車でダルバール広場の東の入り口に20分程で到着。写真のツーリスト・インフォメーション・センターの前の坂を上って行きます。
真っ直ぐ坂道を上り突き当りを左折するとダルバール広場の入り口のライオンゲートとなります。
こちらがそのズーズー・ダウです。一つ60円位です。
使い捨ての小さな素焼きの椀に入っていて、そのお椀は持ち帰り自由です。
軽やかな酸味と程よい硬さで、表面はチーズの様でした。個人的感想ですが、今までで食べたヨーグルトの中ではトップに来るおいしさでした。
ミルクは何のミルクか企業秘密らしい。
広場に入ると、右手に写真のラメシュワール寺院が迎えてくれます。
広場はカトマンズのダルバール広場程、寺院が密集していなくて広々としていました。
写真の右手の奥の方に入って来たライオンゲートがあります。
左手が旧王宮です。
手前のレンガ建ての建物が、国立美術館です。今回は中には入りませんでした。
一番奥に美しい木彫りの窓が並んでいるのが、「55窓の宮殿」と呼ばれている建物です。
右側は下は休憩場所、2階にはレストランがあります。
この通りを抜けた先が、トウマディー広場です。
広場の中央に異彩を放つ2つの寺院が聳えています。
時間も午後2時近くなっているので、王宮見学の前にランチに行きました。
右奥のシヴァ神の妃を祀った、パシュパティナート寺院の奥を右手に進みました。
左側がカトマンズ盆地で一番の高層で5層の屋根を持つニャタポラ寺院です。高さ30m。
上のニャタポラ寺院の真ん前に立つ3階建ての建物が、今回のランチをするカフェ・ニャタポラです。
右側の3層の寺院はバイラヴナート寺院です。
3階の角の席が運良く空いたので、最高の場所でのランチとなりました。
しかし階段は急で狭く、地震が有ったら助かりそうにありません。
半分も食べられませんでした。
因みに緑の瓶はビールではなくスプライトです。
上から見てるとこの狭い通りを、バイクがひっきりなしに走っていました。
何回も触れますが、世界遺産の管理ってこんなものでいいのでしょうか。
この階段を上るのは、圧倒的に女性が多いのは何故でしょうか。
ニャタポラ寺院の階段の両側に、戦士、象、獅子、グリフィン、女神の像が設置されています。それぞれその下の像の10倍のパワーを持つとされています。
戦士の下は我々なので、戦士は我々の10倍のパワー。上まで行くと何と我々の10万倍のパワーを持つことになります。
一番上で、わたしより10万倍強くなったと喜んでいる妻ですが、上まで行かなくともあなたは既に私より10万倍強い?!
通りの中ほどの店口に並べられてたお土産品です。
寄木細工と思ったらチェス盤の様でした。
ここは陶工と言うより木彫り職人の街?
中央に立つ石柱の像は、この王宮の主でマッラ王朝時代の一人の王様です。
その向こうに石造りの屋根のないインド様式の仏塔が建っています。
こちらは大きな休憩所。もともとは僧房として建てられたようですが、今は参拝客や観光客がなどが自由に休憩できます。
この休憩所の先に進み、タルバール広場を出てティブチェン・トールと言う路地を進んでいくと、3つ目の広場のタチュバル広場に出ます。
写真はタチュバル広場のシンボルのダットラヤ寺院です。1400年代に建てられたもので、ヒンズーの三大神が一体になったものを祀っています。
そこで右手を見たのがこの写真です。
上の写真の路地の奥にブルーシートが見えます。
王宮の入り口で中をのぞきながら、ガイドさんの話を聞くだけ。
入り口の近くにある、写真の貯水池は見ることも撮影もOKでした。
下に窓の部分のみをアップにした写真を載せてみました。
ビシュヌ神を中心に上からビシュヌ神の乗り物のガルーダ、ナーガ(蛇)、女神、水中の怪物マカラで、中心のビシュヌ神とガルーダ以外は左右対称になっています。
この寺院の裏手を更に進み広場の東端に。
壁の修復をしているのですが、一か所だけ開いています。
これがネワール彫刻の最高傑作と言われる孔雀の窓です。
これを模したものが至る所にありますが、本物はここだけです。
しかし良く歩いた一日でした。25kmはくだらないと思います。万歩計を着けてれば良かった?
予定ではステーキを食べに行くつもりでしたが、ギブアップ。
ホテルで生ビールと焼き鳥(と言うかチキンの照り焼きソース炒め)とモモで簡単な夕食としました。
疲れた~!
次回は世界遺産のチトワン国立公園での出来事についてご紹介します。
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