2018年5月24日木曜日

インドネシア バリからラブアン・バジョーへ

前回のハイライトでお伝えしましたように5月13日からインドネシアのコモド国立公園とバリ島に行って来ました。
クアラルンプールからバリ、バリからラブアン・バジョーへのフライトの乗り継ぎでいろいろ問題が発生して予定通りつけるかどうかハラハラさせられたのですが、無事予定の時刻にラブアン・バジョーに到着。(写真は搭乗したガルーダ航空のATR72-600機)








いくつかのブログにコモドにはATMも銀行もないので現金を用意することとの注意ポイントが有ったのでバリで少し両替。(写真は5月13日のバリ空港での換金レート)
これは後で分かったのですがラブアン・バジョーには銀行やATMは勿論両替所も充分すぎるほどありました。余談ですがバリ空港でのレートは悪いけれど、ラブアン・バジョーの両替レートと同じでした。
今回の滞在ではウブドの数軒の両替所が最も良いレートでした。今回は中間をとって10,000インドネシアルピア(以下ルピアとだけに省略します)が80円と計算します。よって10万ルピアが800円、100万ルピアが8,000円となります。一番高額の紙幣が10万ルピアです。
クアラルンプールからバリはエアアジアで3時間。
バリからラブアン・バジョーは双発のプロペラ機で約1時間半のフライトでした。ラブアン・ジョーへの航空会社は色々あったのですが、最も信頼できそうなガルーダ航空にしました。
写真の雲の上に少しだけ顔を出しているのはロンボク島のリンジャニ山です。富士山とほぼ同じ標高の3,726mもある山です。



ラブアン・バジョー空港は正式にはコモド空港らしい。












早速コモドドラゴンがお迎えです。バックはハイライトですこし触れたパダール島です。












ネットで迎えの車を頼んでおいたのですが、返事がなく心配していたらやっぱり来ていませんでした。ロビーの外にはタクシーの客引きが一杯。ロビー内のタクシーカウンターでクーポンを購入しました。カウンターにはホテル毎の定額料金表が出ているので安心です。
私達の今夜の宿ブルーパロット(Blue Parrot)までは50,000インドネシアルピア(400円)でした。殆どのホテルが50,000から60,000でした。

写真はホテルへ向かう途中の車窓から見たラブアン・バジョーの港です。


タクシーが停まったところはホテルの目印は何にもありません。確認してもドライバーはここだと言います。小さな勝手口のような扉を開けて下に降りていくとロビーらしきものがありました。
スタッフが一人いるだけ。ロビーはチョットしたコンドミニアムのリビングルームの様でした。このソファーに座ってのチェックイン手続きとウエルカムドリンク。2泊で1,350,000ルピア(10,800円)でした。
 


こちらはロビーからの眺めです。(写真は最終日の朝に撮ったものです。)
部屋はガーデンビューです。この中庭から入ります。
ガーデンチェアーの向こう側のカーテンが少し空いている所が入り口兼窓です。この階に3部屋有り、写っていませんが一番右手の部屋のみがオーシャンビューです。この上がロビーとなっています。他にも部屋があるのかどうかは確かめませんでした。




部屋はまずまずでしたが、アメニティがボディシャンプーのみ。設備も冷蔵庫、セキュリティーボックス、ヘヤードライヤー、湯沸かし器、コップ等何もありませんでした。ヘヤードライヤーはフロントにも無くて持参しなかったことを後悔させられました。
但し湯沸かし器、コップ、コーヒー等は2日目には置いてありました。
写真の奥に写っているカーテンも端がきちんと閉まらず外から丸見え状態でしたが、何とかそれは修復できました。
このホテルの隣に数件の建物があるだけで、そこを外れると夜は真っ暗になります。この夜は晴れていたので夕食から帰って来る時に見上げた星空には北に北斗七星、南に南十字星が輝いていました。ホテルを出て少し坂を下って行くと港に出ます。
写真のように穏やかな夕方の港に子供たちの賑やかな歓声が、船のエンジン音に混ざって聞こえてきます。
瀬戸内海の漁港のある町で生まれた私にはなんだか懐かしい風景でした。



海岸に沿って走るメインストリート(?)には、スーパーやコンビニもあります。写真はこの日の帰りに買い物をしたROXI MARTです。
日用品、食品それにビールなどのお酒も売っていました。









もちろんATMもあります。写真はROXI MARTの隣のコンビニとATMの案内です。












この道はすぐ突き当たり直角に左に折れます。ラブアン・バジョーの街の中心はこの左折したところ辺りから続いて行きます。
写真はその角に在る魚市場です。時間が遅い為か鮮魚ではなく干物がたくさん並んでいました。







左に折れて進んでいくと右手はかなりの規模の建物が建設中でした。近いうちにこの辺りにも近代化の波が押し寄せてくるのでしょう。写真はその先に在ったモスクです。

ラブアン・バジョーはバリと違ってイスラム教が主の様です。街を歩いていて気が付いたのですが、中華のお店が非常に少ない。今回行ったレストラン2軒ではポークの料理はありませんでした。
この辺りから先の方は通りの両側にレストラン、カフェ、ホテル(小さな)、ダイビングショップ、小さな旅行社が並んでいます。

このモスクを過ぎて数十メートル行った右手に大きなブルーの1対の塔が見えてきます。ここがメインの港への入り口です。多くのコモド島観光用のボートはこの港をベースにしています。

この先にコモド公園案内所があるのですが、この日は日曜日で休館日でした。

ここを入り港に向かいました。





写真は先ほど触れた観光ボートです。日帰りのツアーもあれば船内1泊の2日間のツアーもあります。勿論チャーターもできて人数が多ければ一人当たりは安くなってきます。
船は色々あるので客引きに簡単に引っかからないようにし、実物を見てから決めた方が良いそうです。





港を散歩中に太陽がバジョー島の向こうに沈んでいきました。午後5時35分でした。












陽が水平線の向こうに落ちて行き夕焼けが広がってきました。
もう少しこの辺夕暮れの風景を楽しんでいたかったのですが、空腹には勝てず夕食に。
食指を動かされたカフェやレストランがメインストリート沿いに幾つか有ったのですが、結局総合的判断で「地球の歩き方」に紹介されていた「メディテラオネ」(地中海?)と言うイタリア料理とインドネシア料理のレストランにしました。
一番の理由は入り口はメインストリートに面しているのですが、ダイニングルームは写真の廊下を抜けた奥にあり、排気ガスやバイクの音を気にしなくてよいことでした。



室内も落ち着いた雰囲気でこのテーブルの右手は一段高くなっていてゆったりと座れるクッションの席になっていました。











頼んだ料理は3点、それにビールとティーでした。
先ずこちらがビールのつまみ用に取った前菜です。バラクーダのカルパッチョです。盛り付けも味もかなり良かった。
勿論ビールはインドネシアのビンタン(星と言う意味)ビールです。前回のジョグジャカルタでも毎晩飲んでいました。久々に飲むと「ウッ?」って感じですが、毎日飲んでいると慣れてきます。このレストランで大瓶が50,000ルピア(400円)でした。

次がシーバス(すずき)のグリル。少し硬くなっていましたがまずまずでした。












もう一つはこの店自慢のホームメードのパスタです。

結構豪華な夕食で締めて357,420ルピアでした。日本円で2,860円です。

満足して帰路に就きました。







帰る途中に先ほど写真で紹介したROXI MARTの裏手に在るサッカー場で毎晩夕方6時から開かれるナイトマーケットに寄ってみました。飲食用の屋台やバッタ物などを売る店が沢山並んでいて賑わっているのかと思っていましたが、写真の様な屋台が出ているだけで意外と静かな夜市でした。

それでも魚を焼くいい匂いが漂っていました。





値段を尋ねたら写真のような魚で1匹100,000ルピア(800円)だそうです。これもありかなって思っていたのですが、結局滞在中に再びここを訪れることはありませんでした。










ここで面白かったのは広場の一角に写真の様な遊園地もどきが出来ていたことでした。毎晩設置するのかな?それとも常設?











まだ7時半前でしたが、明日は早朝5時半にツァーボートの迎えが来るのでこの辺で切り上げ、ROXI MARTで少し買い物をしてホテルに戻りました。
今回はここまでにします。次回はコモド国立公園巡りについてお伝えします。













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