その翌日は台中市北部の豊原区に在る豊原ゴルフクラブでプレイ。ランチはゴルフ場を降りてきたところの町のレストランで。ここもゴルフ場のお勧め。食事中にゴルフ場からレストランに電話があり、私達のメンバーの一人の忘れ物が有るので引き取りに来なさいという連絡があったように、このゴルフ場でプレイした人たちの多くがここで食事をするようでした。
料理の注文を任された地元出身のMs.Aによればここは典型的な台湾料理の店だそうです。
こちらは旬の筍の刺身などが入ったサラダ。筍が美味でした。
こちらは空芯菜です。私達がいつもマレーシアで食べているものとは少し種類が違うようです。空芯菜の名前の通り太い茎は空洞があします。ぬめりも少なく、シャリシャリした感じで美味しい。
こちらは台湾名物からすみです。からすみとはボラの卵の燻製です。これで一腹ですかね。珍味として有名なからすみがこんな盛り付けでだされるなんて日本では信じられませんね。
大根とねぎで挟んで食べました。
もう当分は食べなくて済むくらい食べてしまいました。
食事が終わったのが午後2時過ぎ。直接市内の新市庁舎近くの国立歌劇院に向かいました。
30分弱で到着。大きさとそのデザインに圧倒されました。
日本の建築家伊藤豊雄氏ががデザインしたもので、2005年の国際デザイン・コンペティションで1等賞を取ったそうです。
内部は色々な工夫が施され、さすがデザインで賞を取るだけのことはあると思いました。
先ず正面入り口を入って左手奥にある写真のカウンターでガイド付きツアーに登録。
1人550NT$(2,090円)です。私はパスポートの提示でシニア料金になりました。50NT$安い500NT$(1,900円)でした。ガイドは友人たちに合わせて中国語だったので、私達夫婦は1人10NT$(38円)の追加料金で日本語の音声ガイド器を借りることが出来ました。
写真のようにマップに書いてある番号の場所でその数字を入力すると日本語のガイドが聞けるというものです。
中国語の説明が分かるところもあるのですが、やっぱり日本語の方が分かりやすい。それでもガイドさんの情報量は音声ガイドどころではないので、時々友人に説明を補足してもらいました。
一階は広い空間になっています。
この建物は通常の柱はありません。すべてこのような円筒形と一体になった天井が建物を支えています。
床の所々に小さな穴が開いていて、冷気を拭き上げています。床面から2m以内しか冷やさないエコ使用になっています。
又天上の小さな穴はスプリンクラーの役目があり防火に役立っています。
入口から右手の方はショップになっていて、世界各地からのユニークでアートな商品も売られていました。
2階は大劇場と中劇場が有ります。残念ながらどちらも中には入れませんでした。写真左手のカーテンの様な飾りの奥が大劇場です。
この空間ではこんな風な写真が取れます。
とってもスリムで足が長く見えますね。えっ!そのままじゃんって誰か言っているみたいですが、気にしないでおきましょう。
この右の写真の方が良く分かるかも知れませんね。
皆スマートですね。
こちらは大劇場から中劇場に向かったところです。
この空間の柱には多くの蝶が描かれています。
こちらは蝶と鳥です。
この蝶を良く見てください。
これは隠し絵になっています。横を向いた人の顔になっています。
伊東豊雄氏や、このオペラハウスを監修した人そして工事に携わった職人さんたちの横顔が描かれているそうです。
指さしている一番下が伊藤氏のものらしい。
こちらは5階の右手奥にある、壁に空いた穴を中から見たところです。
私達はこの扉の向こうに出て、ガイドの話を聞きました。
ガイドが音響効果を知るために誰かここで歌いませんかと勧めましたが、恥ずかしがり屋の私達は、誰も手を上げませんでした。
下の道行く人たちに変な歌は聞かせられないもの。
こちらは5階から正面玄関の向いている東側を眺めたものです。
公園の中の耳の彫刻がこの歌劇院の音を聞くかのようにたっています。
通常はこのようなトラス構造では直線的な材料を使い、三角形を基本単位とする構造ですが、ここでは非常に難度の高いこのような曲線を描くトラスを使用して館内の緩やかな曲線で森の中にいるような雰囲気を醸し出しているそうです。
6階は喫茶室があり、そこから屋上に出ることが出来ます。
丁度ラベンダーの花が咲いていました。
屋上も階下の丸い柱が外に突き出したようになっていて、ちょっとした小山の群れを形どっているかのようでした。
この3本の木のような作品も日本人の芸術家の物だそうです。
オペラを見たわけではないのですが、ゆったりした時間を過ごせました。またこんな所でも活躍している日本人がいることに感銘を受けました。
この夜は私達の台中最後の夜です。みんなで台湾名物の豚の脛肉の有名な店で夕食。
日本ではまず食べない、コラーゲンたっぷりの食事でした。
水槽の上にレストランの名前が有ります。魚料理は全くないのに何故かきれいな魚が店頭を飾っていました。
こちらがこの夜食した全ての料理です。ここは「お任せメニュー」でした。
真ん中がその脛肉です。
値段もお手頃でした。メニューもこれだけの様です。
今回はレンタカー代、ゴルフ代、宿泊費を除くすべての費用を1人5,000NT$(19,000円)徴収して賄いました。
初日のランチや空港からのタクシー代のいらなかった私達には1人260NT$(988円)ずつの返金がありましたが、ほぼピッタリの名幹事でした。Ms.Aに感謝です。
翌日私達は早朝5時半にホテルを出て、香港経由でクアラルンプールへ。またまた香港空港で長時間過ごすことになり無事午後10時半に帰宅できました。
これで台中の観光編は終了です。又時間が有るようでしたら4か所のゴルフ場での話に触れてみたいと思います。
お付き合いありがとうございました。
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