写真はその入り口です。
ここで香港からの友人4名と合流し、翌日から4日間連続でのゴルフとなります。
写真はロフトに在るベッドルームへ上がる階段の途中から写したものです。
ロフトは見栄えはいいけどゴルフに疲れた私達とっては間違った選択だったかも。毎晩筋肉痛の脚で階段を登るのはきつい。それに寝ぼけ眼でトイレに降りると足を踏み外します。実際踏み外して危うく捻挫するところでした。
前日までのホテルと違いバスタブはありませんでした。勿論洗濯機も。(洗濯問題は翌日近くにコインランドリーを見つけたので解決しました。)
荷物をほどいた後、このホテルの屋上にあるテラスで合流。今後の打ち合わせをしました
合流した4名とは彼らが2年前にクアラルンプールにゴルフ旅行に来た時に行動を共にして以来です。私が北京で仕事をしていた時からの友人なので、あっという間に昔に逆戻りです。
クアラルンプールの時は私がセットアップしましたが、今回は香港人のN氏と地元台中生まれのMs. Aが幹事です。地元の人がいるのは何といっても心強い。 写真が屋上テラス。これから毎晩ここで夕食後のお酒を飲みながら歓談することに。
ホテルのロケーションはとても良くて西屯区と言う台中の西部に在り、高速道路へのアクセスが良いこと、周りにレストランやコンビニが沢山あること、台中で一番大きな規模の夜市である逢甲夜市に歩いて行けること等々。
また屋上テラスに続くラウンジでは、コーヒーなどの飲み物やアイスクリームなどが24時間無料で提供されています。
写真はホテルのロビーです。
この夜は翌日からの行動の為にレンタカーを借りに行きました。そのついでに近くで軽く夕食。つまみとビールを買って帰りました。彼らが持参したワインと共に屋上テラスで最初の夜を楽しみました。
翌日は6時40分にホテルをでてゴルフへ。4日間で訪れた4つのゴルフ場の紹介は後でまとめてすることにします。
この日はNational Golf Coutry Club(全国花園郷村俱楽部)と言って台中市の北北西部、苗栗県(台中市の隣の県)苑裡鎮という地域に在るゴルフ場でのプレイでした。台中でのゴルフはマレーシアと同じくスルーと言って途中昼食休憩無しの通しでプレイします。よってプレイ後ゴルフ場で食べるのか、帰る途中のどこかでランチを取ることになります。
こんな片田舎にこんなレストランがと思うような洒落たレストランです。
写真のように名前は「新月梧桐」という洋中折衷の料理のお店です。
梧桐とはアオギリのことで夏に花が咲きます。
同じ桐でもこの時期台湾では油桐花という白い花が満開です。この花の事は後程ご紹介します。
緑で覆われた広い庭のあちらこちらには色とりどりの花が花が咲いていて、食事に訪れたお客の舌だけでなく目まで楽しませてくれます。
レストランは丁度ランチタイムが終わりかけた時で、最後のお客になりました。
料理が美味しくて写真を撮るのを忘れてしまっていました。何とか1枚お見せできるような写真がこれです。
おしゃれなレストランらしくお皿も白で統一されていました。
食前にレストラン入り口付近に在るソファで寛ぐ(?)N氏。
こちらは食後同じくレストラン入り口近くに置いてあったトライショーで記念写真のP氏ご夫妻。
ここから帰路に。と思ったら車は山の中に入って行きます。
後ろについているN氏が運転する車には私達2人の3人。前の車の3人からは何も聞いていませんでした。
渓谷沿いのこの道の両側には先ほど少し触れた油桐花の白い花が咲き乱れています。この花は台湾では日本の桜の様に親しまれているそうです。
白い花がひらひらと雪のように散ることから四月雪とか五月雪と呼ばれるそうです。満開の時期は短いらしいので、この時期に偶然に出くわせたと言うことは何と運のいいことだったのでしょうか。
やがて前の車が路肩に駐車スペースを見つけて停車。路肩と思ったら臨時の有料の駐車場になっていました。写真のように油桐花が満開の下に停車中の車が延々と続いています。
不思議に思っているとこの先に台湾統治時代の日本が造った鉄道の駅が復元されていて、そこがこの辺りの観光の名所になっているというではではありませんか。
駐車したところから5分程歩いて行くと、古い街並み(古民家風に再現されたもの)に入りました。
写真のようにお茶屋さんやお土産屋さんが並んでいます。
上の写真の左側から下を走っている線路に降りて行けます。写真の階段を下りて線路を渡るとそこがプラットホームになっています。
こちらが反対側です。奥の建物は喫茶店かレストランになっているようです。
写真を撮っていると、線路をお坊さんが歩いてきました。
一体どこから歩いて来たのでしょうか?
油桐花をアップで。
この花は桜と同様に枯れずに落ちるので、樹の下が白い絨毯の様になっている所もありました。
写真の左手に見える展示物は何の作品なのでしょうかね?
この駅の名前は勝興と言います。台北の基隆(キーロン)から164kmの地点にあたるそうです。また海抜は400m以上で結構な山の上に在ることになります。
こちらは駅の内部です。どこか日本の昔の駅の様で懐かしさを感じさせられました。
この駅舎を出て駅前広場を渡った先に元駅長宿舎があります。これが世界遺産になっているそうです。
写真の奥に見える黒っぽい建物がそうで、内部はまるで日本の家屋でした。
車に戻る途中でお土産を。写真は黒金剛と言う落花生です。
試食したら甘味が強くおいしかったので500g入りを3袋500NT$(1,900円)で購入。少し高かったけれど後日クアラルンプールでお友達に食べて頂いたら、とても美味しいとの評価で大満足でした。
それにしてもこの色と甘みはどうやったら出てくるのでしょうかね。
この辺りは一大観光地になっているようで、数多くの観光スポットが紹介されていました。
写真の中央やや上の赤地に白抜きで「勝興車站」(車站は汽車の駅と言う意味)と書かれている所が上に紹介した場所です。
午後3時半も回ったので次の目的地高美湿地へ向かいました。途中前の車とはぐれてしまい、私達は単独で向かうことに。
後で分かったのですがもう1台の車は、ナビの設定が高速を走らない設定になっていたらしく、途中ガソリンスタンドで給油した私達よりも30分以上遅れての合流となりました。
因みにガソリンはレギュラー(#95)でリッター29.3NT$(111円)。日本よりはかなり安いけど今2.2リンギット(62円)のマレーシアに住んでいる私にはとっても高く感じました。
この三義は台湾の西部を南北に貫いて走る高速1号線(国道1号線)のインターがすぐ近くに在り、この高速に乗って南下、台中環線の国道4号線に乗り換え西へ向かい、約40分程で高美湿地に到着しました。高美湿地は台中市の西北西に在る台中港に隣接する海岸地域に在ります。
さすがにこちらは最近台湾のウユニ塩湖として売り出しているだけあって大勢の観光客で賑わっていました。最初に湿地の南にある吊り橋と風力発電のウインドミル(風車)の見物。
橋の上に一杯の観光客です。
ここには来たことがあるN氏の忠告で橋の途中まで行って帰ってきました。渡って反対側に行っても何もないのでこれで正解でした。
車に戻り、ピーク時には通行止めになるらしい海岸沿いの道を北進し湿地の入り口へ。いくつかある駐車場の一つに車を入れて海岸へ。
時刻は午後4時45分。まだ夕陽を楽しむには少し早い時間です。
このエリアは元々この美しい湿地とそこにある生態系の保護を目的として、湿地への侵入を禁止したのが始まりで、そこに写真の様な桟橋を作りその上から湿地に生息するカニ、小魚やムツゴロウ(ハゼ類)等、そしてそれらを餌とする鳥類の観察ができるようになっています。
こちらは大量に生息している蟹です。
どちらか片方の爪が以上に発達しています。巣穴を掘るためかな?
左とか右とか決まっていないのが面白い。
遊歩道の先端から先は保護区外となり、写真のように海に入って行く人たちがかなりいました。
潮と風そして光の状態が良ければ、ウユニ塩湖の様に水面が鏡のようになるらしいのですが、残念ながらこの日は風が有り、潮もまだ高く西の空に黒い雲もかかっていた為、水の中に入っても自分の姿が水面に映ると言うことは無さそうでした。
暫く様子を見たのですが私達は海には入らずUターンしました。
潮と風そして光の状態が良ければ、ウユニ塩湖の様に水面が鏡のようになるらしいのですが、残念ながらこの日は風が有り、潮もまだ高く西の空に黒い雲もかかっていた為、水の中に入っても自分の姿が水面に映ると言うことは無さそうでした。
暫く様子を見たのですが私達は海には入らずUターンしました。
この後近くの漁港に行って夕食を取ることに。午後6時半なのに漁港の市場は既にほとんどが閉まっていて食事のできるようなところはありませんでした。漁港の入り口付近に広いパーキングがあり、その横に3軒ほどのレストランが有ったのでそちらへ。
中をチェックして一番人が入っているレストランへ。知らない所はこれが大事。
料理のオーダーはすべて友達任せです。彼らに任せればまず間違いはありません。但し量も半端ないです。この夜も魚のスープ、刺身の盛り合わせ、焼き魚2種に貝2種、蟹に牡蠣、野菜炒めでした。それに当然ビール。でも何故か白米は食べません。
この焼き魚が意外と美味しかった。もう一つの焼き魚は鮮度が落ちていたのか今一でしたが。
こちらはピンクの蟹。色の割には美味でした。
ワイワイ食べていたら店のオーナーがやって来ました。このオーナーは自分の漁船を持っていて、ここで出している魚はその船から上がったものだそうです。
調子のよいおじさんで写真のエビの酒蒸しをサービスしてくれました。
シーフードを堪能して午後8時過ぎにレストランを出、約30分強でホテルに戻ってきました。
今回は少し長くなりましたのでここまでとします。
次回は台中市の南端の区である霧峰で訪れた林家の邸宅(林家花園)をご紹介します。
今回の三義もそうですが次回の林家花園もおそらく日本のガイドブックには紹介されていない隠れた観光スポットだと思います。 楽しみにしてください。
0 件のコメント:
コメントを投稿