2016年8月28日日曜日

スリランカ世界遺産巡りの旅ーその2(ミンネリア国立公園)


今回は「その1」でご紹介しましたダンブッラ観光を終えた後の行程をご紹介します。

 3時近くなってやっと遅いランチを、石窟寺院からほど近いJ C Villege と言うホテル(と言うより宿泊施設)も併設したレストランで取りました。
写真はカレーセット。これを2人分と、シーフードチャーハンを2人分オーダーしたのですが、量が多く4人では食べきれませんでした。
初めて口にする食材も有りましたが、味は問題なく美味しく頂けました。


 本来なら、この後今夜の宿のあるシーギリヤに向かうはずでしたが、ガイドが突然「象さんを見たいですか?」と聞いてきました。
時間はまだあるので、予定変更です。
 30分程車で走ったところにあるホテル(?)の駐車場で写真の様なジープに乗り換えることになりました。ところが値段を聞いてビックリ。なんと4人で22,000ルピー〈約16,500円)。時間は既に午後4時半。
このツアーの内容が気になりましたが、今更後には引けずジープに乗り移りました。
 荷台に据え付けられた椅子に座っていると前方が全く見えません。このジープが公道をとんでもないスピードで走って行きます。片道1車線の道にはオートバイやリキシャ(トライショー?3輪のオートバイに客室を乗せたこちらの廉価版タクシー)がひっきりなしに走っているわけですから生きた心地がしませんでした。15分程走って公園入口に到着です。ここはミンネリア国立公園でした。
ガイドブック(るるぶ)にもダンブッラの項でジープサファリの体験ができると紹介されていました。

公園入口からはオフロードを砂埃を舞い上げながら走ります。16時からと少し遅い開園ですが、これは象の食事の習性に合わせたもののようです。公園内では揺れるジープに立ちあがって動物探しです。10分程で森林地帯を抜けると、広々とした草原と湖が目の前に広がっていました。数十台のジープが走り回っていて、お互いに象の群れの位置の情報を交換しているそうです。



早速最初の象の群れが目の前に現れました。小さな子象を取り囲むように数頭の像が餌を食みながら移動していました。










次の群れは、この公園内で1頭しかいない牙をつけた巨象が率いる群れでした。ガイドブックには運が良いと出会えると紹介されていましたが、本当に幸運でした。
牙は右側1本しかないのですが、他の象と比べても格段に大きく、草を何度も何度も丸めて大きくして口に運ぶ姿は、優雅と言えるものでした。






右の小さな写真は、1頭のオスの象が自分の群れに向かって走って行くところです。象の走る姿を見るのは初めてでしたが、そのスピードに驚きました。近づくと危険なため距離を取って眺めていました。




この公園には象の他にも色々な野生動物がいます。
写真の中でこちらを伺っているのは、アカマングースらしいです。インドとスリランカの固有種だそうです。








こちらはインドクジャクです。公園内のあちこちで見られました。





コウノトリの仲間やサギの仲間と思われる沢山の水鳥もいました。






この小さな鳥はインドトサカゲリという攻撃的な性格を持つ水鳥です。





こちらの写真はインド水牛の群れの一部です。
数百頭の巨大な群れでした。






まだまだ見たかったのですが、夕陽が落ち象たちも自分の寝床(?)に帰り始めたので、我々も帰路に着きました。
草原から森に入ったところでサルたちが見送ってくれました。





ミンネリア国立公園を後にして、今日の宿ホテル・シーギリヤに向かいました。
シーギリヤロックの近くに在るこのホテルは森に囲まれた平屋のホテルです。欧米からの観光客が多く、食事もスリランカ料理だけでなく我々の口にあった料理も沢山ありました。

夕食はビュッフェで1人約1200円とホテルのレストランにしては格安でした。但しこれに25%くらいのサービスチャージと税金がかかっていました。

写真は我々が泊まった部屋です。



こちらはレストラン横にあるプールです。
夕食後に撮ったものですが、この夜は晴れていて、星がとてもきれいに眺めら、流れ星も見ることができました。

次回からの投稿では3日目の世界遺産シーギリヤロックの登頂、そしてこれも世界遺産のポロンナルワ観光をご紹介します。







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