朝7時半にホテルを出て1時間足らず走ったところに、1945年に日本軍によって架けられたという吊り橋に到着。長さ50メートルほどのこの吊り橋の中ほどから手前の山々の向こうにキナバル山が雲の合間にかすかに顔を出しているのが望まれました。(左の写真の中央奥)
この吊り橋も感動物でしたが、この橋のたもとで市場が開かれており、そこでこのサバ州にしかないと言われるタラップと言う果物を売っていました。
早速皆で試食。左の写真のように、直径12~13㎝ほどの球形をしたこの果物は、右下の写真のように柔らかなとげの生えた厚いが柔らかい皮でで覆われており、中には白濁色をした親指大の実がぎっしり詰まっていました。その数およそ200個?それぞれの実の中には大きめの種が一つずつ。味は甘い乳酸飲料の様で、ドリアンのように臭くなく甘みの強いとてもおいしい果物でした。
何でこんなおいしい果物がクアラルンプールでは手に入らないのだろう。ドリアンには少し抵抗があり、ジャックフルーツでは物足りない人には、きっと喜ばれると思いました。後で試したところ、実を外しタッパウエアで冷凍にして保存し、完全解凍の少し前位に食べるとこれまたとても美味でした。値段は1個6リンギット~10リンギット、日本円で200円から300円。安い!何とか日本の皆さんに食べてもらいたい一品の一つになりました。
ここからさらに小一時間走ってキナバル山の展望台に到着。到着時には山頂には雲がかかっていたのですが、お土産屋さんを覗いているうちに少しずつその姿を見せ始めました。
残念ながら全容という訳には行きませんでしたが、右の写真のように一番西側(向かって左)にそびえるAlexandra Peak、3995.5mはしっかり見えてきました。このピークでも富士山より200m以上高い。今日中に最高峰のLow's Peakは見えるのでしょうか。ここから30分ほどでキナバル山登山の入り口に到着。私たちは登らないのでゲートを入ってその雰囲気だけを味わって次の目的地ポーリン温泉に向かいました。
そこからはその4で紹介することにします。
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