2025年7月19日土曜日

バンクーバーからシアトルへ ー 2日目

 

スタンレーパーク内のトーテンポール

この日の予定はスタンレーパークやグランビルアイランド等のバンクーバーの見どころを自転車で観光。

先ずホテルの隣にある、カナダと言えばのTim Hortonsで朝食。私はサンドイッチ、妻は写真のスクランブルエッグの朝食セット。結構ボリュームがあり、食べ過ぎの感がありました。




少し休んで9時半にホテルを出発。ホテルの有るバラード・ストリートから通り一つ南にあるホーンビー・ストリートにあるレンタサイクルショップ、「Cycle City Tours and Bike Rental」へ向かいました。

写真は途中のバンクーバー美術館です。

このショップのツアー客と思われる方たちが集まっていました。

5時間コース2人でCAD (カナダドル) 84で自転車を借りました。尚CAD1は約105円。

コースを教えていただき出発。写真の地図の緑の通りは自転車専用レーンが有ります。

5時間でのモデルコースはスタンレーパークから写真下部のGranville Islandを突っ切り対岸をグルっと回るらしいですが、わたし達は黄色の線のように回りました。

天気は最高。青い空と青い海を眺めながら快適なサイクリングでした。

先ずはウオーターフロントへ。前日訪れたカナダ・プレースの対岸です。写真左手にはコンベンション・センターが有ります。





ダウンタウンのこんな近くに巨大なマリーナが有ります。2時間もかけて三浦半島の先まで出かけていた私には、とても羨ましい限りでした。




反対側は高級住宅地?






出発して30分程でスタンレーパークに入りました。

普通なら15分位かな?私がしょっちゅう止まって写真を撮るので、普通の倍ほど掛かっています。



Stanley Park Driveという通りを海沿いに半時計方向に回ります。

公園内は一方通行ですが、遅い方と早い方がいるので前方と後方への注意が必要でした。




10分ほどでトーテムポールに到着です。

道端に有った駐輪場所に自転車を停めたのですが、多くの人はトーテムポールの前まで自転車で入っていました。そんなの有りか!

30年ほど前に来た時は、もっと開けたところに立っていた記憶が有りますが、今はさびしく樹々の合間に立ってました。


アップにして2本写してみました。








トーテムポールの少し先に「ナイン・オクロック・ガン」と言う大砲の入ったケージが有ります。

昔、サケ漁の漁師に終了を告げるために鳴らしていたそうで、今でも午後9時には空砲を鳴らすそうです。




この辺りからパノラマで撮ってみました。

ここから岬の東端を回り込んだところに灯台が有ります。

Lighthouse ViewpointとかBrockton Pointと呼ばれている、ノースバンクーバーを展望するには最適な場所です。

左の奥にノースバンクーバーに渡る、ライオンズゲート橋が見えています。

この後あの橋の 袂をくぐる予定です。

5分程行ったところにある休憩場所です。






ここから目を右に写すとここはデンマーク?

ちょっと違うかな?

それにしてもずーずーしいカモメです。




ノースバンクーバーの奥の山には残雪が。








この少し先にStone Bridgeと呼ばれる場所が有ります。非常に分かりずらく見落とすところでした。橋の下は自転車に乗っては通れないので下車して押して進みました。

今までの海岸通りとは180度変わって林間コースになります。途中から自転車OKになり、マイナスイオン一杯の道を進むとその先で湖に突き当たりました。

ビーバー湖と呼ばれていてビーバーが住んでるそうですが、わたし達は見つけることはできませんでした。





濃いピンクの蓮の花が咲き、鴨(?)が優雅に湖面を進んでいました。

ここから湖の北側を回り公園の反対側に出ることもできますが、わたし達は元の道に戻りました。



ライオンゲート橋が大きくなってきました。






橋の袂から上を眺めた写真です。






橋を通り越したところがProspect Point Lookoutと呼ばれる、岬の北端の観光ポイントです。

上には展望台やカフェが有るそうですが、わたし達はそのままセイワッシュ・ロックへ向かいました。

前方にセイワッシュ・ロックが見えてきました。

ここでハプニングが。前を走っていた自転車が急停車して方向転換をするではないですか。車は急には停まれない!自転車も!狭いサイクリングレーンなのでよけ切れず、わたしはそのまま左手の崖に激突。けがは無かったですが、久々に外れたチェーンを入れることになってしまいました。妻と二人で作業。二人とも手が油で真っ黒。原因になった彼はいつの間にか消えていました。

セイワッシュ・ロックはインディアンの伝説で他人の為に尽くした人が姿を変えたとか。あいつは絶対この岩にはなれない!





この先にThird Beachが有ります。さすがにビーチにはまだ人が少なく、閑散としていました。





公園内の周回コースは大体写真のように山側にサイクリングレーン、海側にウオーキングレーンが有ります。




汚れた手を洗いたかったのと、おなかが空いてきたのでビーチの南端の丘の上にあるTeahouse Restaurantへ。

レストランと言うよりコーヒースタンドのようにこじんまりとしたテイクアウトのみのレストランです。

ハンバーガーがメインでした。ラーメンの看板も有りましたが、作っていませんでした。

100%ビーフのハンバーガーとホットドッグ、コーヒーをオーダー。広々とした芝生の上にこのようなテーブルが点在。海を眺めながらの気持ち良いランチになりました。

ここまでは車で来られるようで写真の左手には駐車場が有りました。



既に2時間半たっていたので先を急ぎました。Third Beachから更に南下するとSecond Beachです。ここには大きなプールが有り子供たちが楽しんでいました。




この先でスタンレーパークを出ることになります。右手に夕日で有名なEnglish Bay Beachが見えてきます。

ビーチサイドの緑地には大量のカナダ雁が餌をついばんでいました。



ビーチには多数の丸太がおいて有り、これが長椅子として利用されていました。






ビーチの反対側には笑うおっさんたちの群像が立っています。

何のために立っているのか分かりませんでしたが、それぞれの表情が面白く笑ってしまいました。



カナダ雁とこの群像をバックに記念写真。


ここから一気に道は町の中に。Sunset Beachを過ぎグランビル島に行くフェリーの乗り場に向かいました。

入口が一方通行などで分かりづらかったのですが何とか到着。

自転車組が先に乗り込みます。


狭い海峡を渡ります。






5分で対岸のグランビル・アイランドに到着。

対岸の左端のスロープから斜めにこの桟橋まで来ました。




自転車をこの桟橋から100mほど行った所の駐輪エリアに停めて、近くのマーケットへ。





中は大混雑でした。入口の果物売り場です。






こちらはオリーブ専門店。色々なオリーブが色々な味付けで売られていました。





パスタ専門店。






日本食コーナーも。






お腹が空いていれば食べてみたいものもたくさんあったのですが、ランチで食べたハンバーガーがおなかにこたえていて、結局何も買わずに外へ。


その近くのお店も何軒か覗いたのですが欲しいものが無く、帰路に着くことに。







写真のように緑で塗られたサイクルレーンには専用の信号も有り、安全に自転車が通行できるように配慮されています。

15時前に返却、5時間弱のサイクリングでした。最後の坂道で足がパンパンになったので、丁度良い行程でした。



翌日は午前7時15分発のAmtrackでシアトルに向かいます。Amtrackの旅とシアトル初日の様子は次回で報告します。

2025年7月17日木曜日

バンクーバーからシアトルへ ー 初日

 

ウオーターフロントのカナダ・プレース

6月7日にカナダのバンクーバーから出港するアラスカ・クルーズに乗船の為、6月2日にバンクーバーに飛びました。

出港前にバンクーバー2泊し、アメリカのシアトルに2泊3日の小旅行、出港前日にバンクーバーに戻り1泊する乗船の旅程を組みました。今回はその5日間に関しての報告となります。

6月2日午後6時55分発のJAL便で、バンクーバーへ。

非常口前の席を取ったので、足が伸ばせて助かりました。





道中は殆ど雲の上でしたが、バンクーバーが近くなり下のアラスカ・カナダの山々が綺麗に見えました。

写真はバンクーバー上空からです。国際客船乗り場のカナダ・プレースに泊まっている大型客船がはっきり見えました。


定刻より少し早い同日の午前11時15分過ぎに到着。

出た時間より早い時間に着くのに違和感が有ります。





イミグレーションはセルフで、係員の指示により大量に並んでいるセルフ用機械へと進みます。外国人もカナダ人も同じ場所で行うのが珍しく感じました。

勿論出国前に今回の旅行で必要な電子渡航証(カナダのETAとアメリカのESTA)は取ってあります。


画面の指示に従って必要事項を入力し、QRコードが印刷されたスリップを受領。妻の分も続けてできるので便利でした。





その後もそのスリップを見せながら、列に従って進み荷物を受け取りロビーへと出てきました。

ロビーで楽天モバイルのデータローミングをオンにしました。2Gまでは無料なのでありがたい。


空港から市内には安価なスカイトレインでも行けるのですが、スーツケースが3個とキャリーバッグ、それに思いザックを背負っていたのと、Uberを使ってみたかったのでトライしました。

日本で入れたアプリですが、問題なく車を呼べ支払いもアプリから自動引き落としされました。(写真は車内より)

この日の宿はHyatt Regency Vancouberです。






このホテルのエレベーターには箱の中にフロアボタンが有りませんでした。乗る前にエレベーターホールに有るカードリーダーで部屋の有る階が選ばれ、指定されたエレベーターに乗るだけでした。

他でも採用されているのでしょうが、わたしは初めてだったので驚かされました。

ビル街の真ん中です。

中央の道が奥の方に下っていて、その先がウオーターフロントです。




21階から下を見るとスカイトレインのBurrard(バラード)駅が真下に有りました。

少し休んで市内観光へ。先ず明日予定しているサイクリング用のレンタサイクルの店に。予約は不要で使いたい時間に来れば良いとのこと。


安心してウオーターフロントへ。クルーズ船に乗船するカナダ・プレースのターミナルを確認。

午後の3時半ごろだったので、夕方出港するノルウェイジャンの大型客船が停泊していました。



暫くハーバーを堪能した後、ガスタウン方向に向かいました。写真はWaterfront駅です。ここがスカイトレインの起点駅で、スカイトレインなどに乗れるコンパスカードやシニア割引のコンパスチケットが買えるサービス・カウンターが有ります。

またこの駅の奥に、ノース・バンクーバーに行くSeabus(シーバス)の桟橋があります。

駅の先の三叉路をウオーター通りに進みます。

写真の様な日本料理の店が並んでいました。




この先にお目当てのガス時計が有ります。

丁度15分ごとの音楽?(汽笛)が始まった所でした。

少し先まで歩きましたが、おなかが空いてきたのでUターンしてカナダ・プレースの傍まで帰ってきました。






初日からとは思いましたが、新鮮な魚を堪能するため寿司にしました。

値段も良かったけれど、日本の寿司と比べても遜色のない質でした。




ワインと寿司を堪能している間にノルウェイジャンの船は出港していました。





食後海辺を歩いてみました。先ずカナダ・プレースへ行き乗船経路の確認をしました。

恐らく通常は写真左手の、正面の入り口から入るのだと思いましたが、わたし達は近いけれど荷物が多いのでタクシーで行くことにしていました。


なので、おそらく上の写真中央のParking への通路を通るものと仮定し、そちらに向かいました。





歩いて中に入ってみると順路が明解に標されています。




確認後船が着岸するターミナルに行ってみたり、対岸から眺めてみたりしました。

この桟橋の両側に大型客船が着岸します。

遠くの山の頂上付近には、まだ雪が残っていましたがここは暑いくらいでした。


こちらは明日サイクリングで訪れるスタンレーパークです。





ダウンタウンのビル群にも夕日が当たり始めましたが、これが暮れていくのは午後10時近くです。

この日は明日のサイクリングに備えて早めにベッドへ。




バンクーバーからシアトルへ ー 2日目に続きます。