2024年11月14日木曜日

ネパール 世界遺産を巡る旅 その8 ポカラ_アンナプルナ連峰の展望

日本山妙法寺参道からフェワ湖越にアンナプルナ連邦を望む

今回は前回のポカラレポートの内アンナプルナ連峰の展望だけをまとめてみました。

ラニバンの丘や、日本山妙法寺からの展望を諦め妙法寺の山門の麓にあるコーヒー豆を売ってるお店で、ネパールコーヒーを飲むことになりました。

一口飲んだあたりで、目を移すと何と先ほどまでかかっていた霧が、いつの間にか晴れてアンナプルナが見えてるではありませんか。

フェワ湖もその湖面を輝かせていました。
飲みかけのコーヒーは後で飲むことにして、急いで再度山門をくぐり階段を駆け上りました。

左の写真はアンナプルナの最西部を写したものです。

右に見えるのがアンナプルナ・サウス峰で7,219m。

その左奥の方に薄っすら見えるのが何とダウラギリです。8,167mです。

こちらがそのダウラギリをズームした写真です。

14峰ある8,000m越えの峰で、13番目にやっと初登頂された峰です。1960年の事です。


左端の山頂がアンナプルナ・サウスです。
そこから右に稜線を辿って行ったほゞ写真中央の頂がアンナプルナIです。8,091mあります。

このアンナプルナは8,000m超えの中で最初に登頂されました。1950年でした。
如何この頃登山家が初登頂に命を懸けてたか分かりますね。僅か10年の間に13/14も上りつくしたわけですから。
こちらはそのアンナプルナIの右手前にある、マッターホルンのような三角形のとがった山が、先に紹介しましたマチャプチャレです。

標高は6,993mしかありませんが、近いだけその存在感は圧倒的です。


マチャプチャレをズームで撮ってみました。

この写真では分かりませんが、横から見ると山頂が2つに分かれ魚の尾びれに見えることからFish Tailとも呼ばれているそうです。

ポカラの人々にとっては神聖な山です。



そこから更に右に目を移すと、マチャプチャレの右に、アンナプルナIII、7,555mが見えます。

フェワ湖越しのアンナプルナをやっと見ることが出来ました。
更に目を右に向けると、下にフェワ湖東岸とポカラの町並みが見えてきます。

そしてその上にはアンナプルナIV、7,525mと、そのすぐ右にアンナプルナII、7,937mあります。

そして一番右にあるのが、ラムジュン・ヒマールで、6,986mです。これも手前にあるので高く見えますね。
ほぼ諦めていたのが、この結果になったので大満足して、ホテルに帰ってきました。

9時を過ぎていたので、遅い朝食。

ブランコの先にアンナプルナの峰々が見えています。

因みにブランコは、ダサインと言うネパール最大級の秋祭の為に作られているそうです。





逆さマチャプチャレを写してみました。

プールに逆さに写っているのが分かるかな?







ホテルの私たちのベランダから見た景色です。

暫く、この展望を堪能しました。






先ほど触れたダサイン用のブランコです。









部屋から見えるアンナプルナIVとIIです。

写真下部に写っている崖の上に、ポカラ国際空港の滑走路があります。






その日の観光は前回紹介しましたが、夕方ホテルに帰ってきたらなんと、アンナプルナが夕日で輝いていました。

アンナプルナIIとラムジュン・ヒマールです。

その他は雲の中でした。

ラムジュン・ヒマールをズームで。

この後すぐにこれらの峰々は雲の中に隠れてしまいました。






翌朝は5時過ぎに起きて庭に出ると、薄明りの中でアンナプルナ連峰が見えていました。

日の出前ですが、6時過ぎにはアンナプルナI、アンナプルナII, アンナプルナIV, アンナプルナ・サウスと7,000m以上の峰々に朝日が当たり始めました。

6,000m級のマチャプチャレにはまだ日が当たっていません。
数分後にマチャプチャレの山頂が輝き始めました。

日の出前は少し赤みがかかって見えます。
モルゲンローテですね。
*モルゲンローテ:山が赤く染まる朝焼け
あっと言う間に全ての山に日が当たり始めました。









マチャプチャレ、アンナプルナIIIです。

この後、保存のきくアンパンとコーヒーの朝食を取り、6時45分頃空港に向かいました。






ポカラ国際空港から見たアンナプルナです。

一日ずれたかな? この日だったらラニバンの丘からの展望は最高だったでしょうに。





機上からアンナプルナに別れを告げました。










次回はカトマンズへのフライト、及びチャンドラ・ギリに関してお伝えします。

以上。


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