雲海に浮かぶ日本山妙法寺の仏塔 |
8日目、ルンビニ園観光を終えて、9時50分にポカラに向かいました。
道を牛の団体が横切っているのに遭遇。ルンビニではごく普通の風景らしい。
右手にルンビニのゴータマ・ブッダ国際空港が。
まだ新しい空港です。こことポカラの国際空港は中国の協力でできました。
ところがまだ、国際便は飛んでないそうです。インドとの制空権の問題?
片道2車線の幹線道路を快調に走り、やがてプトワルの街へ。
前方にポカラ迄157㎞の表示板が見えてきました。
上り始めて直ぐは工事中の為、道路はかなり荒れていました。
左側は写真のような谷。結構スリルがありました。
前日の嫌なイメージが浮かんできましたが、その先は概ね良好で、順調に進みました。
ホテルを出て2時間弱で、左の写真のような展望ポイントにつきました。
深い谷の反対側には滝も流れていて、10分ほど写真タイム。
写真は法華ホテルで作っていただいたお弁当です。
既に12時近かったので、運転手のシバさんに差し上げたら、この休憩中に平らげていました。20分程先のガソリンスタンドで給油とトイレ休憩。
ガソリンは1リットルで約200円ほどでした。
タンセンという町の名前でした。
15世紀から16世紀に繫栄したパルパ王国の首都で、今でも現地の人はパルパと呼ぶそうです。
この辺り一帯はオレンジの名産地で、11月頃からは道路端に沢山の店が出るそうです。
ここでも写真タイムを取りました。前日のドライブと大きな違いです。
この先にチトワンに向かう道との分岐があります。
Tindobate-Pelakot Suspension Bridgeと言う吊り橋です。
この先にも村が有るんですね。
渓流と棚田のバランスが気に入りました。
幾つかの町や集落を過ぎて、道は徐々に標高を下げて行きました。
吊り橋から2時間半ほどで、前方が開けポカラの町が見渡せるポイントにつきました。
ポカラの町に入ってきました。
途中にもご紹介したいところが幾つかあったのですが、長くなるので今回は割愛しました。
タンセンが標高1,350mでほぼカトマンズと同じ高度。ポカラは800mですから、かなり低くなっています。
残念ながらヒマラヤ連峰は雲の中でした。
この左の写真の少し先で、右折し東に向かいました。
ここは周りと違って別世界。
ホテルまで距離的には10kmに満たないのですが、今まで出会った事のない悪路。
慎重に走って20分でホテル到着。
この日と翌日の2夜を過ごす、マウンテン・グローリー・フォレスト・リゾート&スパと言うホテルです。
私達の部屋は写真の右端の建物の左の角部屋です。
ベランダから、芝生の庭に出ることが出来ます。
庭を歩いていたら、日本語が聞こえてきました。隣の棟に日本からのツアーでいらっしゃっているご夫婦が滞在されていました。
カトマンズから飛行機で来られたそうです。
今回の旅行の件などをお話ししていたら、西の方にマッターホルンのような山が、雲の中から顔を出し、夕日に輝ているのが見えたので、急いで写真を撮りました。
後で分かったのですが、マチャプチャレと言う山で、アンナプルナ連峰のポカラに一番近い峰で、現地では神の山と呼ばれています。
味はまずまずでしたが量が多い。翌日は2人でシェアして丁度良かった。
町中でこの日のポカラの日本語ガイドさんを拾って、町の西側にある丘の上に建つラニバン・リトリート・ホテルへ向かいました。
この丘はラニバンの丘と呼ばれています。
この門の数百メートル下で下車し、スマホのライトで道を照らしながら上って行きました。
私達はホテルの屋上に陣取り日の出を待つことに。
本来ならこの方向にヒマラヤのアンナプルナ連峰が見えるはずでしたが、ご覧のように雲の中。
そのうち少し明るんできて、下の方に日本山妙法寺が見えてきました。
ルンビニでも紹介しました、チベットにある2つの日本山妙法寺の一つです。
雲の下がポカラの町です。
反対側、つまり西の方向の山頂に巨大なシバ神の像が、朝陽を浴びて輝いていました。
ガイドさんが写真の山の山頂(サランコット)にいる仲間のガイドに電話したところ、当然ですがそちらからもアンナプルナは雲の中とのことでした。
花よりこの実の方が観賞用とされるそうです。
上の仏塔の四面には仏陀が収められていて、4つとも異なった国から寄贈されてるそうです。
南国の花なのでポカラが如何に温かいか分かる気がします。
8,000m級の山裾ですが、緯度的には台湾とほぼ同じなので、雪もなく冬でもそんなに寒くはないそうです。
ラニバンの丘でアンナプルナ連峰の朝焼けを見ることを諦め、少し下がって日本山妙法寺迄30分ほど歩きました。ひなげしの花が満開でした。
仏塔をグルっと回ったら、お祈りが効いたのか、アンナプルナが雲の上に少し顔を出していました。
一口飲んだあたりで、目を移すと何とアンナプルナが見えてるではありませんか。
直ぐにまた雲の中に隠れたので、下山することに。
山門を出たところにレストランがあります。
その手前に小さなカフェ?が有ってネパール産のコーヒー豆などを売っています。
この2階でネパール・コーヒーを飲んで少し休憩することにしました。
ここから先は次回のアンナプルナ展望編でご紹介します。
先ずホテルの近くにある、国際山岳博物館、International Mountain Musiumに行きました。
上の博物館の前にマチャプチャレの模型?
余り期待してなかったのですが、広大な敷地にコーヒーの木が植えられたり、カフェのような建物も有ったりして、ゆったり過ごせるようでした。
例えば各山岳民族の特徴や衣装の展示、登山ルートのジオラマ、アンナプルナ登山の歴史、ネパールに住む動物や鳥などの分布図や剝製の展示等々。
時間によってDVDの上映が有り、わたし達も鑑賞しました。
こちらがヒマラヤの8,000m越えの山々の初登頂記録です。
こちらは有名なシェルパ族の衣装です。
1時間ほどで博物館を後にして、次の目的地の
らせん状の階段を降りて洞窟に入って行きます。
グプテシュワール・マハーデヴ洞窟に向かいました。
町の真ん中にあり、十数年前に修行僧がシヴァ神の像が眠っているのを夢で見て、捜したらその象が見つかったと言われています。
この参道街の店の中を進むと洞窟の入り口に出ます。
シヴァ神の像は撮影禁止です。
シヴァ神の像が安置されているところから、頭をぶつけないように、さらに洞窟を進んでいきます。
終点に行くと、その奥の方に滝が見えます。
像と言うより、わたしにはただの石に見えましたが、信ずれば通じるですかね。
前の方から大きな水の音が聞こえてきました。
水音はこの滝からでした。
この滝の数メートル上での出来事だったそうです。
混んでる人、多くはインド人、をかき分けながらやっとのことで入り口まで戻りました。
ここの道路の反対側に次の目的地が有ります。
デイヴィス・フォールと呼ばれています。
1961年にスイス人のデイヴィス夫人がその夫と水浴びをしていたところ、流されてしまい亡くなったので、この名前が付けられたそうです。
この滝が何と先ほどの洞窟の終点から見えた滝になります。
昼食に向かう前に、ガイドに誘われ女性の自立をサポートする工場兼ショップに立ち寄りました。
こちらは彼女たちが編んだセーターです。
ここのスタッフがガイドしてくれました。
写真の機械は機織り機です。
味が少し濃かったのと、量が多かったのを除けば十分満足できるランチでした。
只、最初の席が日当たりが良すぎこの席に変わったのですが、この席でも結構暑かった。
ランチ前に行った、女性の自立をサポートするお店にはお土産用の小物を置いてなかったので、地球の歩き方でも紹介されているウーヴンというお店に行きました。
上の写真にも写っていますが、テーブルからのフェワ湖の展望が素敵でした。
恐らく広場ではキャンプやBBQが楽しめるんでしょうね。
Women's Skills Develpment Organization (WSDO)と言う団体のショップです。
ライフジャケットをRs.10 で借りて乗船。
又祠の内部は血の跡が残っていました。土曜日にはオスの動物をささげる風習が有るそうです。
待っていた車で、写真のサランコットの頂に向かいました。
その数400頭。ダサインのお祭りで生贄にされたり、食べられたりするために売られて行きます。
1頭3万円から4万円程で買えるらしい。それでもこのシーズンは結構高いそうです。
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