2024年3月21日木曜日

ホーチミン市内とメコン川ボートツアー 2日目

 

メコン川支流をボートで

 翌日はメコン川ツアーです。一か月ほど前にネットでメコンデルタ日帰りツアーを2人で186リンギットで購入しておきました。1人3,000円弱のツアーですから余り期待していませんでしたが、結論から言いますと、大変コスパの良いツアーでした。

 朝ホテルまでガイドが迎えに来て、一緒にバスへ。ここから何軒かホテルに立ち寄りお客をピックし、最終的にツアーを遂行している会社のオフィスへ。ここはホーチミン市の第1区外に住んでいる方たちの集合場所でした。私たちの他、日本人が1組、韓国人が2組、欧米組が数組と現地の方が2組で約20名のグループでした。
 8時過ぎに出発。市街地を抜けて高速道路に乗り一路西(?)方向に向かいました。ガイドによるとこの両側は水田とバナナやドラゴンフルーツなどの果樹園が続いているそうです。
 1時間ほど走って大きなサービスエリアでトイレ休憩。私はアイスコーヒーをゲット。ベトナムはマレーシアと違い、どこでも美味しいコーヒーが飲めるので助かります。最初に向かったのは、そこから40分ほどの所にあるミトーと言う町です。この町の外れにあるヴィンチャン寺(永長寺)という寺院を観光しました。と言っても許された時間は20分。駆け足で寺院内を見て回りました。
 ここで有名なのは笑う布袋様です。
 その他にも涅槃像や立っている大仏等4つの像が有名だそうです。
 焦っていたので本殿をゆっくり見ませんでしたが、中国とフランスの建築様式を取り入れた優美な外観だそうです。
写真の私が被っている帽子は山門で30Kドンで買ったものです。









 ミトーの町を通り抜け、メコン川に出ました。
ボートの発着ターミナルです。







 このターミナルからは写真のマップのように色々な島に渡れるようです。

マップの下部のオレンジ色のエリアがミトーですが、ここと上部のオレンジ色のエリアのベンチェー省もメコンデルタの中州です。

メコンデルタが如何に広大か想像すら付きません。

 ボートでベンチェー方面に向かいました。ガイドはココナッツ島と言っていましたが、メコンデルタの中州の一部です。





 ボートに乗り込み出発です。







 20分弱でココナッツ島に到着です。

12時前ですが、既にかなり暑い。











 歩いて2~3分で目的のココナッツキャンディーの工場に着きました。

ガイドさんがココナッツの皮を剝くところからキャンディーになるまでの行程を実演してくれます。

大事なところを差してしまうので気を付けて!

本当に剽軽なガイドさんでした。





 この後中の種を割りジュースを取り出し、攪拌して飴状にします。

この飴にピーナッツを混ぜたり、色々な物を混ぜて異なった味に仕上げます。









 結局キャンディー1種を120Kドンでお土産に買いました。ついでに妻はアイスキャンディーを10Kドンで買い、歩きながら食べました。

写真の先にジプニーが待機していました。





 3台に分乗して次の目的地に向かいました。










 最初は小さな中洲の島だと思っていたのですが、ジプニーで走ってやっと島と言うのはおかしいほど大きいことに気が付きました。








 十数分程走って大きな公園のようなところに着きました。

どうやらここが今回のツアーのメインの場所の様です。

川沿いに大きなレストランが有りました。




 レストラン脇の船着き場から、小さなボートに乗って水椰子に覆われた川を遊覧しました。

今回のブログのトップに載せた写真もこの時に撮ったものです。

1隻のボートに4人乗ります。私たちは韓国人の女性2人と同乗しました。


 両岸に生えている木が水椰子です。

所々に実や花が付いていました。

数日後にこの水椰子の実を食べることになるとは、この時は夢にも思いませんでした。





 漕ぎ手の多くは女性でした。

私たちのボートも女性で、途中の河岸に有る家を差して自分の家だと紹介してくれました。

道は無いのでおそらくボートで5分間の通勤なのでしょう。







 15分弱で船着き場に戻りました。










 船着き場に隣接するレストランで昼食です。
現地の方2組と同席でした。
どちらもお子様連れです。







 こちらがメインのエレファントイアフィッシュ(象耳魚)の揚げ物です。

皮がとても硬そうでしたが、身は淡白でまずまずでした。



 ゆっくり食事をしても出発までまだ40分以上あったので、近くの木陰のブランコでお昼寝(?)13時半の集合時間に誰もいません。ベトナムタイム(?)
近くの鰐釣りを見て時間を過ごしました。広さはこの倍で、鰐の数はこの5倍ほど。殆どの鰐は寝てました。

 10分程遅れて出発。鰐釣りの先にナマズの養殖場があり、そこで餌遣り体験。気持ちが悪くなるほどのナマズが押し寄せてきました。




 近くの船着き場(先ほどの小さいボート用ではない)からボートに乗り数分水椰子のトンネルを抜けて行きました。







 着いたところから少し歩くと最初にボートを降りた船着き場でした。

ここでボートを乗り換えユニコーン島と呼ばれているトイソン島へ向かいました。

乗客にココナッツジュースのサービスです。ボートに乗っている間に飲み切るのは難しいかな。

 ボートを降りて民家が点在している道を少し歩きます。

この辺りの民家は広い庭に色々な果物を栽培しているようです。

果樹園でフルーツのサービスが有りました。
民族音楽の実演付きです。前夜の「マンダリン」では歌は有りませんでしたが、ここは歌付きでした。

 提供されたフルーツとお茶です。中央に塩が2種類つきます。辛いのと辛くないのです。赤いのが辛いのですが、これがまたフルーツによく合う。スイカに塩は良く分かりますが、他も一度試してみてください。
因みにスイカから時計回りでバナナ、ジャックフルーツ、マンゴー、ポメロです。

 マレーシアでは良く食べているフルーツなので、わたし達には感動は無かったですが。

写真は演奏中の民族音楽です。このほか3人程の歌手が入れ替わりで歌ってくれました。






 次に蜂蜜園まで歩きます。少し距離がある為ガイドが年寄り子供用に1台だけトゥクトゥクを呼んでくれました。ガイド持ちだと胸を張っていましたが。

わたし達夫婦と日本人ご夫婦、そして小さな女の子が選ばれました。




 途中ですれ違った馬車です。これがこの島の通常の交通手段?

気温は35度以上なので、車は快適でしたがいくら走っても目的地に着きません。他の人達がこんなに歩けるわけないのにと思っていると胴も行き過ぎたらしく急にUターン。相当戻ってやっと蜂蜜園に着いた時には、徒歩組は既に到着していました。予定外の島内観光ドライブでした。


 蜂蜜園ではハニーティーの試飲が有りました。

蜂蜜に蜂が取って来た花粉を入れ、金柑を絞りお茶を入れます。結構いけました。










 ガイドが蜂の一杯止まっている巣枠を持って来て、希望者に写真を撮らせてくれました。

好奇心の旺盛な妻は早速手を上げていました。

当然お土産を売りに来ましたが、蜂蜜はキャメロンハイランドなどでも色々な物が買えるのでパス。







 ボートを移動させていたようで、この蜂蜜園の前からボートに乗り込みました。

対岸に朝乗ったターミナルが見えています。

5分程で到着。





 午後3時丁度にバスで出発、帰路に着きました。

写真は車窓から写した交差点。バイクと電話線、典型的なベトナムの風景です。




 途中渋滞が有り迂回したりして、予定の5時を過ぎてドロップ場所のペン・タイン市場に到着。市場でTシャツやサンダルを値切って値切って買いました。

 一旦ホテルに戻り近くのレストランへ夕食に出かけました。
この夜は「Quan Bui」と言うレストランを選びました。

前夜の「マンダリン」のすぐ近くです。

予約はしてなかったのですが、最後の1席をゲットできました。

 先ず写真上の8種類(?)の春巻きのセットです。
生春巻きや揚げ春巻き、中身が違ったり包み方が違ったり、春巻きの変化を楽しめました。次は左下のヌードルに見えるのがグリーンパパイヤのサラダにエビが添えられたものです。

 こちらは、下がマンゴーと豚肉のスープ、上がビーフの野菜たっぷり炒めです。

勿論これにビールとジュースです。

さすがに2人では多すぎました。でも料金は前夜の1/3でした。
こちらが安いのか、それとも前夜が高すぎたのか?

やっぱりベトナムは食事が美味しい。





 翌朝は最初の日に見つけておいたオリジナル バインミーのお店「Grandma Lu」へ朝食に行きました。
ここもホテルから5分強の場所にあります。

お店は2階に上がった所なので、少し見つけづらいかも。




 これがオリジナルのバインミー。

ボリュームたっぷりでした。











 これがこの日の私たちの朝食でした。

手前が私が頼んだオリジナル・バインミーです。

全部で200Kドンでした。約1200円です。




 フライトは12時半なので少しゆっくりしました。

朝の裏通りです。






 チェックアウトの前に屋上に上がってみました。

屋上からの眺望です。北東向きになります。






 こちらは屋上プール。隣には小さいですがジムも併設されています。

ビジネスホテル風ですが、短期でも長期でも使いやすいホテルだと感じました。






 午前10時にチェックアウトしGRABを呼んで空港に向かいました。ここから先は次回に。



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