キスブリッジにかかる夕日 |
彼には昨年フーコック島を訪れた友達が偶然お世話になり、それ以降今回ご一緒したWさんご夫妻も昨年利用した縁で、今回もかなり前から連絡を取り合い、彼の意見も入れてこの日の旅程を組みました。
新婚ほやほやの彼は、4年ほど日本で働いていた関係で、日本語が流暢とまでは行きませんが、それなりに話すことが出来るのでコミュニケーションには困りません。
今回の旅行では、わたし達の他にもTさんやHさんもそれぞれ異なった日に、利用しました。
10時にVinpearlでWさん夫妻をピックし、10時半に私たちをピック。先ず近くの胡椒農園に行きました。大型バスで観光客が来るような人気のスポット?胡椒畑の入り口には売店が有ります。
因みにこの島の名産は胡椒、ヌクマム(魚醤)、そして真珠位です。特にフーコック産ヌクマムは日本のベトナム料理店でも使用しているそうです。
売店の傍の胡椒畑です。ここで粒胡椒や胡椒に香辛料を加えた調味料などをお土産として買いました。
閉まっていたゲートを、トゥエン君が門衛に開けてもらい中に入ることが出来ました。
彼は私達より先に行って写真を撮ってくれるなど、サービス精神旺盛です。
この様に1枚岩には色々な模様が残っていて、地質学的に説明はできませんが、長い年月でこのように変化したのでしょう。
片道20分強のトレッキングでした。水の流れている様も見たいものです。
真珠工場裏のビーチです。ヤシの木が芸術的に曲がっています。
ここで3種類の貝からとれた真珠の違いや取り方の説明を受けました。
お土産に小さな真珠を1個。(1人ずつではなく1グループにです。)
奥の方には、近くで難破した船から引き上げた中国やベトナムの食器などの陳列や、シャコガイの大きな貝殻から彫り物を作る作業場などが見学できるようになっていました。階上は写真のような真珠製品などの売り場になっていました。
記念に妻のピアスを買いました。
これも売ってるのかな?
次に向かったのが、SIMというバラ科(?)の植物の種を使いお酒を造る醸造所でした。
写真は正面玄関です。
SIMと言うとスマホのカードを思い浮かべてしまいますが、このような可憐な花です。
熟れたのを少しかじったのですが、甘酸っぱい味がしました。
こうしてできたお酒の試飲をしました。アルコール度10度の物と30度の物を飲み比べてみました。個人的には30度の方が強いけど好きです。でも結局買いませんでしたが。
続いて向かったのは東海岸に立つHo Quoc寺です。漢字では護国寺と書きます。因みにフーコック島(Phu Quoc)は富国島です。Phu→フー→富。Quoc->コック→国で日本語と近い発音です。
護国寺の護は中国語ではhu(フ)です。おそらくHo QuocやPhu Quocなどのベトナム語は、中国南部の発音から着ているのでしょう(?)
ランドマーク(?)の巨大な観音像で、海を向いて立っています。
観音像の下あたりから本殿方向を見た風景です。奥の方に海が見えています。
なかなか立派なお寺でした。
お腹が空いて無ければ、もう少しゆっくりしても良かったのですが空腹には耐えられず、遅いランチを兼ねて、東海岸で最も美しくて有名なサオビーチに向かいました。
西海岸とは違い砂が白くて細かいので、裸足で歩くととても気持ち良かったです。
波が強いので泳いでいる人はいませんでした。
アップにすると分かりますが、遠くに本土からこの島に供給されている電力の送電線の支柱が見えます。
もう2時半です。ここで遅いランチとビール。
これで1人180Kドン、約1,100円位でした。
時間が有れば日陰のハンモックでまったりするのも有かな?
1時間半ほどいて出発。最後にビーチのブランコで女性3人記念写真。
幾重にも鉄条網で囲われています。
犬や衛兵などの模型も置かれていて、脱走の難しさを表現していました。
この辺りから、早々と女性陣は引き気味でした。
先ほどまでの美しいビーチのイメージが消え去りそうです。
この他にもぎっしり捕虜が詰め込まれたコンテナも。
暗闇と暑さによる一種の拷問です。
その幾つかには様々な拷問の風景を模した人形が置かれています。
人間がここまで残酷になれるかと思うとゾッとします。
ベトナム人が同じベトナム人を拷問し、それをアメリカ兵が強要している構造を主張しているかの様でした。
私達も一時でも早く、この惨めな場所から逃げ出したくなりました。
そろそろ日没が近づいています。
ここから最後の目的地のサンセット・タウンに向かいました。
夕日の映える海面には多くの漁船が夜の漁への準備中(?)
この後すぐに営業時間が終了になり、止まってしまいました。
目的は6時から始まるモーターボートショーを観ることと、9時から始まるウォーターショーそれに続く花火を鑑賞することです。
奥に見えるのがキス・ブリッジです。中央が繋がってなく、橋の両側から恋人たちが近づき唇を合わすための設計らしいです。
この橋の左手にウォーターショーの会場になるステージがありますが、結構高額な入場料が必要なのと歩いて行ける距離ではないので、わたし達は外から観ることにしました。ビーチに立つお寺風の舞台セット(?)の屋根にかかる夕日です。
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