2024年3月18日月曜日

ホーチミン市内とメコン川ボートツアー初日

 

ホテルの窓より隣の修道院を望む

2月の末にベトナムのホーチミンに行きました。本来はゴルフ友達等14人で同じベトナムのフーコック島に行くだけの旅行だったのですが、私のミスでクアラルンプールからのエアアジアの直行便のフライトを取り損ね、急遽ベトナム航空のホーチミン経由になりました。

どのみちホーチミンに寄るならミニツアーにでも参加しようと、2泊することにしました。

ホーチミンは2度目ですが、前回行かなかったメコン川ツアーにしました。今回はその様子をレポートします。

ホーチミン経由ですが結果的には航空運賃はエアアジアの直行便より安く、ゴルフバッグも無料で運べました。勿論ホテル代がかかるのでトータルでは直行便にはかないませんが、その分旅行もでき、かえって良かったと思いました。

クアラルンプールも格安航空用のKLIA2ではなかったので、MM2Hビザホルダーには助かります。

以前は無かったのですが、出国管理カウンターにはMM2H等の長期ビザ用カウンターがすぐわかるように、写真のようにデコレーションされていました。

ベトナム航空の国際便なので、食事も無料提供されました。

シーフードとライス、又はビーフとヌードルが選べました。

写真には写っていませんが、勿論ビールも。


食事を終えてしばらくするともう飛行機は降下し始めていました。

窓の外にはメコン川のデルタ地帯が広がっていました。

もう少し北上した辺りは延々と広がる穀倉地帯です。


機の左手にホーチミンの町が見えてきました。

定刻は13:40到着ですが、13:05に着陸。

クアラルンプールとの時差は1時間です。タイと同じ時差です。クアラルンプールからかなり東に来ているのに、時差は西に行っているのと同じです。


入国管理のカウンター前は大混雑。妻に並んでもらっている間に、近くのカウンターでプリペイドのSIMカードを買いました。2Gのデータ通信と通話が確か60分だったかで250kドン、約1,300円位です。今回のベトナム滞在中は”0”を3つ取って”6”を掛けて換算していました。

それでも30分待つことはなく通過。カウンターを出て直ぐ左に両替所があったので、当座の現金として2万円ほどベトナムドンに換金しておきました。

1万円が1,590kドンでしたので余り良いレートではありませんでした。



ここから失敗談です。結論から言うとタクシー詐欺に引っかかりました。
手口はこうです。先ずGrabタクシーを呼ぼうと車寄せにいると、写真左手の空港スタッフらしい名札を付けた男性が来て、行先を尋ねてきました。(一応関係ないといけないのでモザイクを掛けました。)

私の友人がGrabより安く行くのでここで待つようにと指示。半信半疑でしたが、すぐに車が来て勝手に荷物を積み込み始めます。

ドライバーは英語の少し話せる、調子のいい老人でした。写真のように、空港の駐車場出口に並んでいる時、駐車場料金を支払うので、小銭を出してくれとのこと。

4Kドン、約24円です。両替したばかりなので、小銭を捜していると突然ドライバーが私の財布をつかみ中からお札を取り出し、小銭を捜してくれ4Kドン見つけてくれました。


所が、ここで彼が急に脇にそれて料金所ではなく左手の奥の方の駐車場に向かいました。

何と自分はこれからランチなので、ドライバーが変わるとのこと。申し訳ないと料金を少しまけてくれました。おまけに4kドンもいらないとのこと。

直ぐに若いドライバーが来て料金所に戻りホテルへ向かいました。

ホテルに到着したですが、前の道路に停めて良いかと尋ねてきました。荷物がたくさんあるので車寄せに着けるよう頼んだら、しぶしぶ左下の写真の入り口から入り玄関前に。

騙されたことに気が付いたのは、部屋に入って手持ちの現金を確認した時でした。

どう見ても最高額の500kドン、約3,000円が1枚ありません。

どうやら少額紙幣を捜しているふりをしてそのお札を抜いたか、見えないように下に落としたかだと思われます。

旅行者はこの位ではわざわざ警察に届けないことを見越しての行為でしょう。

おそらく上記3名のグループによる詐欺だと思います。後日、先日ホーチミンに行かれたゴルフ仲間のTさんも同じ手口でやられたとのこと。ドンは”0”がたくさん付くので旅行者は慣れるまで、使いたいお札を見つけるのが大変です。この弱点を突いた見事な(?)手口でした。

タクシー代は100kドンですから6倍の料金を払ったことになりました。このブログを読んでくださる皆様が同じ手口に合わないよう恥ずかしいのですがここに記しておきました。

さて本題に戻ります。この夜から2泊するホテルはSOTETSU GRAND FRESA SAIGONです。

サイゴン・ジャパン・タウンの東の端に位置していて、ホーチミンの銀座通りのドンコイ通り迄も10分少々で行ける、とても便利の良いところでした。

名前の通り日本の相鉄(相模鉄道)ホテルグループのホテルです。

ビジネスホテルタイプですが、部屋は広く清潔で、眺めも良く、従業員のサービスも行き届いていました。

写真は13階の部屋からの眺めです。

この景色を見なければ、日本のホテルに滞在中と感じるでしょう。


写真は部屋のドリンクセットです。

足りないものは、ロビーにいろいろおいて有り、必要なだけ部屋に持って上がれます。黒いトレーの下に写っているのがそのロビーから持って来たものです。

またキー付きロッカーにゴルフバッグなどが預けらたのも助かりました。


荷物を片付けて町の散策に出かけました。チェックインの時、フロントのスタッフに今夜の夕食のレストランを予約してもらっていたのですが、先ずそのレストランの場所の確認に行きました。
「マンダリン」と言う有名な高級ベトナム料理の店です。

ホテルから5分強の所でした。次にジャパン・タウンの散策。

日本でよく目にするお店が軒を連ねていました。後で聞いたのですが、日本人はホーチミンでベトナム人、カンボジア人、中国人、マレーイスラム人に次いで5番目に多い人種だそうです。

Japan Townを過ぎてドンコイ通りに。前回訪れた時にショーを観た市民劇場横で記念写真。

ドンコイ通りでウィンドーショッピングをしながらサイゴン川の岸辺に向かいました。




ここでも記念写真。








河岸からMajestic Hotel側に戻りましたが、ここを渡るのは命がけです。

歩き疲れたのでホテルに戻りました。

部屋で少し休憩した後、6時半の予約に合わせてレストラン「マンダリン」へ。



写真は地球の歩き方のレストラン頁を借用したものですが、ホーチミンのレストランのトップに掲載されていました。

選んだ理由は、ホテルに近い事、おいしいベトナム料理が食べられることの2点でした。





アラカルトの選択も有ったのですが、無難にセット料理にしました。お店のスタッフのお勧めを選びました。

この店の有名な生春巻きが入ったセットが、もう少しお手軽な値段で有ったのですが、気の弱い私たちは言われるまま(?)に。

メインは上のガイドブックにも紹介されている、マンダリン風ロブスターです。






先ず3種の前菜からです。写真はアンティチョーク、チキン、ハスの実とレンコンのスープ。





こちらは米粉のパンケーキにエビのペーストを添えたもの。






前菜の最後は、ホームメイドのビーフジャーキーの入った青パパイヤのサラダ。






メインのガーリック味のスチームド ロブスター。




この頃から1階では民族楽器の演奏が始まりました。火・金・土はこの民族楽器、そのほかの日はピアノの演奏だそうです。

私達の席から写したのもで、2階席では一番良い席だったと思います。



右下がグリルド ポーク リブ。

上は蟹の身とビーフンの土鍋炒め。

左下はティエン・リーの花のガーリック炒めです。初めて食しましたが、翌日のレストランでも、隣の席の方が食べていたので結構こちらではポピュラーな野菜かも知れません。



少し拡大して見ました。何本にも先分れした茎の先端に丸い実のようなものが付いていました。おそらくこれが花かも知れません。




最後のデザートです。前菜のスープと似ていますが、こちらはレンコンと竜眼(ロンガン)の甘いスープでした。

どれも凝っていておいしかったですが、残念だったのはロブスターの身が硬くジューシーさに欠け今一でした。これで料金が上がっているのに、ロブスターだけはリピ無しです。



それでも大満足の夕食でした。次回はメコン川ツアーをメインにご紹介します。









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