2023年12月18日月曜日

クアラルンプールからプーケット島へ車での旅 ー パンガー湾 ボートツアー

ジェームズ・ボンド島

 プーケット島に着いた翌々日にボートツァーに参加しました。以前行ったことのあるTさん夫妻は不参加です。

ナビに集合場所の桟橋名(Ao Oh pier)を入れていたので、エージェントのオフィスではなく桟橋に最初に行ってしまいました。

集合時間より1時間近く早く着いてしまいました。

 上の写真は桟橋前の駐車場です。
1日30バーツなので取り敢えずここに駐車しました。 

左の写真は桟橋です。

まだ8時過ぎですが、既に暑そうです。

 メールで集合場所等を確認すると,100mほど戻ったところにある「BJ Canoeing」 と言うツアー遂行会社でした。

このオフィスの隣にも未舗装の駐車場にが有ったので、こちらに停めれば無料だったのかも。


 ここで登録して無料で提供されているコーヒーを飲んだりバナナを食べたりして出発を待ちました。

私達が着いた時には数名の参加者だけでしたが、その後、続々とホテル送迎バスが到着し、50名ほどに膨れ上がってきました。

私達が選んだジェームズ・ボンド島ツアーは写真の島々の内、4つの島々を巡ります。

先ずパナック島、次にホーン島、そしてジェームズ・ボンド島のあるピンカン島、そこからイスラム教徒の島パンイー島へ。ここでランチだそうです。ランチ後、ナカ島のビーチで遊んだ後戻って来るそうです。

 ツアー別に写真のようなバンドが渡されます。私たちはブルーですが、他にオレンジ色や黄色が有ったので数種類のツアー客が集まっていることになります。

ブルーのガイドはサムさん。上の写真を使ってルートを説明してくれました。

集合時間を20分過ぎても出発の気配がありません。他のカラーのツアーは既に桟橋に向かいました。

この会社のツアーは行先の他にボートを選びます。スピードボート、ビッグボート、ロングボートです。

わたし達はスピードボートを選びました。

 結局桟橋に向かったのは集合時間の9時を45分も過ぎていました。

こんなに遅くなるのが分かっていたら、朝もっとゆっくりできたのに。タラレバですが。

海岸からボートの乗り場まで真っ直ぐに延びた桟橋を車で送ってくれます。


 写真中央が私たちが乗るスピードボートです。このグループは約20名の参加でした。






 ほぼ10時に出港。パナック島に最初に寄るはずだったのですが、波の関係とかで最初にホーン島に行くことになりました。

ホーン島に着くまでは、全員救命胴衣を着けていましたが、ホーン島以降はいつの間にか誰も着なくなっていました。





 途中の風景です。このパンガー湾にはこのような石灰岩の島が点在しています。まるでベトナムのハロン湾ですね。





 30分程でホーン島到着です。

ここでカヌーに乗り換え島を散策します。




 ホーン島は2度目ですが、以前行った時は自分達でカヌーを漕ぎましたが、今回は漕ぎ手がいました。

洞窟をくぐって島の中の湾に出ます。



 私達のカヌーの漕ぎ手は初老の方だったのですが、片言の日本語でポイントを教えてくれたり写真を撮ってくれたりしました。

前回は気が付きませんでしたが、見上げると空がハート形に見えるポイントです。



 こちらはハートになってないけど、意図は分かりますね。






 こんなポーズもさせられました。






 最後には妻に椰子の葉で作った指輪をプレゼントしてくれました。後で分かったのですが、全女性客が指輪やペンダントを頂いていました。

意外と楽しかったので妻は「極楽じゃ!」と大満足でした。チップをあげたかったのですが現金はボートの中なのであげることができませんでした。何だか罪悪感。

 これがホーン島の名物岩です。

ここで30分ほど楽しんだ後、今日の目的地のジェームズ・ボンド島へ向かいました。





 15分程でジェームズ・ボンド島があるピンカン島の桟橋に到着です。靴やサンダルは毎回ボートに乗る時に預けます。
砂浜に直接降りるので預けたサンダルを履き、水の中を歩いて埠頭に上がりました。

埠頭は島のヒョウタンのくびれのような場所で、数歩歩くと反対側の海岸です。
手前にはお土産屋さんやトイレが有りました。

 丁度引き潮だったのか、上の写真のようにジェームズ・ボンド島と名付けられた小さな岩山の近くまで歩いて行けました。

左の写真のように小道具のピストルを持って、ボンド気取りでいるマッチョマンもいました。


 小道具は無いけれど指鉄砲で真似をしてみました。





 こちらはガイドのサムさんが撮ってくれた写真ですが、細かい注文のおかげで何となく二人でジェームズ・ボンド島を持ち上げているように見えます。






 こんなのも撮ってみました。折りたためるかな?








 ボートを上がって向かいの砂浜ではなく左手を見ると、このような岩の亀裂が見えます。Khao Phing-Kangと呼ばれています。

横に走るはずの断層が縦に走っているのが不思議です。

説明書きによると、重力断層による岩の亀裂と滑りから形成されたそうです。滑りとは岩の基部が激流によって削り取られ、上部の岩が滑り落ちて、傾いた位置で静止したとのことです。

地層好きのタモリさんは喜ぶでしょうね。


 丘の上からもう一度目に焼き付けてきました。


 






 30分ほど散策して、イスラムの街のあるパンイー島へランチに向かいました。

写真はピンカン島でゲストを待っているボートと南に連なる島々です。




 パンイー島に行く前に北隣のKhao Khian(カオカイン?)に寄りました。ここは島と言うより三角州の中の洲のようなところです。パンイー島はパンガー湾内で最も北の島です。

写真はそれらの洲の最南端です。右の陸地の奥も川のような入り江が奥の方に伸びています。目指す目的地は写真の右の島の右側です。

 ボートは右側(東側)に回り込みました。






 岩肌の色の変化がとてもきれいでした。










 この写真の中ほどにある窪みがここへ来た目的です。








 何と絵が描かれていました。
昔、人が暮らしていたことを証明しているそうです。いつ頃描かれたものかは聞きそびれてしましたが、かなり古い物には間違いないようです。





 パンイー島です。ここはイスラム教徒の町で、殆どの住居は水上に建てられています。

タイは仏教徒の町ですが、プーケットに来る途中通過したエリアには多数のイスラム教徒が暮らしているようです。タイ南部にはイスラム教徒が多く暮らしているようです。

モスクが金色に輝いていました。

 桟橋の先が今日のランチを頂く「アンダマン・レストラン」です。






 中は多くの団体客を収納できる巨大なレストランでした。

期待してなかったのですが意外と充実したビュッフェでした。

写真には写っていませんが、南フランスから来たというカップルと相席になりました。話も弾み楽しいランチでした。


 食後三々五々余った時間を過ごしました。

私達は町の散策に行きました。

レストランを反対側に出たところにはお土産屋の並んだ通りが左右に伸びていました。



 右のほうに少し行くと学校が有りました。
丁度昼休みで低学年はお昼寝、高学年はグランドや教室で遊んでいました。







 水上のサッカーグランドです。









 モスクまで行ってみようと思ってたのですが、あっという間に時間が過ぎたので急いでボートに帰らなければなりませんでした。1時間では短い!







 ここから最初に寄るはずだったパナック島へ。





途中ピンカン島を通り過ぎて一路南下します。

誰も救命胴衣を着けていません。




 パナック島でボートを降りてヘルメットを被らされました。

狭くて低い洞窟を縦1列に並んで歩いて行くのですが上には岩の突起が、下はくるぶしの上まで海水がきてました。

これで朝一番で寄れなかったのは、潮の関係だったことが理解できました。

 気を付けてはいるものの3回も頭を天井にぶつけてしまいました。

ガイドがライトを点けてくれていてこれですから、光なしではとても無理です。




 洞窟を抜けると島の真ん中が丸く抜けています。周りは360度崖になっています。

ここに来てから気がついたのですが、前回も寄ったところでした。但しその時はカヌーで入ってきたように記憶しています。



 サムがいい感じの写真を撮ってくれました。








 再度洞窟をくぐってボートの待つビーチへ。





 ここから最後の目的地のプーケット島に近いナカ島へ向かいました。

東向きの白砂のビーチにボートは着きました。丁度午後3時でした。

泳ごうかとも思いましたが、水がそれほどきれいではないのであきらめました。


 ビーチの奥にある椅子に座ってコーヒーとジュースを飲みながら、人間観察をしたり沖の水上ボートを見たり、勿論うたた寝もして時間を過ごしました。




 島には続々と観光客がやってきます。

奥の方の特徴のある島々が無ければ、ここはもうプーケット本島のパトンビーチみたいです。




 水上バイクやパラセーリング等のマリンスポーツが楽しめます。






 何もしない私達には1時間が長く感じました。

ボートに向かうと隣のボートにはカリブの海賊ジャック・スパローが。しかしよく似ています。

午後4時20分にボートに。


 ここから5分でAo Oh Pierに到着しました。記念にカヌーに乗っいる時に撮ってもらった写真を購入。普段このような写真は買わない妻は貝殻をあしらった額が気に入ったようです。

4時半に駐車場に到着。車の中は蒸し風呂状態。少し空気を入れ替えてホテルに向かいました。

以上がパンガー湾・ボートツアーでした。

ツアー料金は約8,000円/人でした。

次回はTさん夫妻とゴルフの模様をお伝えします。

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