2015年9月5日土曜日

Redang島にシュノーケリングに行きました

前回アップしたコタキナバルの後、IPOH(イポー、クアラルンプールから2時間ほど北に行ったところ)にゴルフ合宿(?)に行ったり、日本に3週間ほど帰ったりしましたが、古い話になってしまったので又何かの折にご紹介したいと思います。今回は8月の末に我が夫婦と休暇でやって来た長女の3人でマレーシア半島の東北部の洋上に浮かぶRedang(レダン)島に行った時のことをご紹介します。
時間が限られていたのと、大人3人で一部屋利用という条件で自分たちで手配するのが難しかったので、今回は日本人会にオフィスのある旅行会社にお願いしました。
2泊3日(3D2N)で、一部屋大人3人、6食付、空港から船着き場までのバス、本土側から島までの船での送迎、3回のシュノーケリングツアーがパッケージになっていました。

車をKLIA2ターミナルに隣接するTuneホテルの駐車場に停め、空港へ。この駐車場は建物の外ということもあり、1日36リンギット(約1,100円)。空港の駐車場は1日46リンギット(約1,400円)で1日300円安い。3日間だったので30リンギット(約1,000円)の節約です。たかが1,000円されど1,000円です。私のホームコースでのゴルフ代が36リンギットですからね。
写真のホテルの奥にあります。このホテルからは屋根のついた連絡通路があり、5分ほどでチェックインカウンターにつきます。





KLIA2から約50分でマレー半島東部のトレンガヌ州の州都クアラトレンガヌ(以下KT)の空港に到着。ロビーでバスの受付をした後、今回の宿泊ホテルのラグナ・レダン専用バスで、KTの町の河口にある船着き場(Jetty)へ。目の前には郵便局とツーリスト・インフォメーション・センターがあります。

ホテルの専用カウンターで船の受付をしたところ、交通費はすべて含まれているはずなのに一人5リンギット(約150円)請求されました。後でわかったのですがこれはマリンパークへの入場券で、後日マリンパークでシュノーケリングした時に必要になりました。


ゆっくりと動き出したボートは河口を出て外洋に。写真は海上から見たKTの街並みです。







空調完備のボートで役1時間半、ほとんど揺れを感じることもなく、レダン島の東南部にあるロングビーチの南端のラグナ・レダン専用の船着き場に到着。








桟橋に降りるとリゾート地に来たことを実感できました。簡単なウエルカム メッセージと島での説明を受けた後ホテルのロビーまで5分ほど歩いて行きました。








部屋がまだ空いてないのとそろそろ12時なので昼食を先にすることにしました。ロビーからも見えていましたが,2階のレストランからはホテルの前のビーチが一望でき、白い砂浜からコバルトブルーそして濃紺の沖合までの色のグラデーションが何とも言えません。ブッフェスタイルの食事は可もなく不可もなくですが、この景色は最高です。早くもこの後のシュノーケリングが期待されました。



















1時過ぎにフロントに行きカギを受け取り部屋へ。プールサイドの1階でベランダ付、4ベッド・ルームです。ベランダにはタオル干し台があり濡れた水着などを乾かすことができるようになっていました。

 
水着に着かえ、レクレーションセンターに行き、シュノーケリングセットを借ります。水中眼鏡セットが2日で16リンギット(約450円)、ライフジャケットも同じく16リンギットです。3時10分前頃に先ほど下船した船着き場に。シュノーケリングセットの使い方等の説明を受けた後、30人ほどが乗れるボートでこの日のポイント、Ekoh Tebuという小島の沖合に約20分で到着。さっそく海に。






スタッフがパンの粉を撒くとものすごい数の魚が寄ってきます。翌日は我々も餌を持っていくことにしました。クマノミ(ニモとして有名な魚でソフトサンゴに住み着いている)を見つけたので写真を撮ろうとしましたが、ライフジャケットが邪魔で潜れません。








水泳が得意な長女が海の中でジャケットを脱ぎ、潜ってやっとクマノミをはっきり写すことができました。1時間があっという間に過ぎボートに上がってくると、口で息をしているので喉がひきつったようでした。飲み水の携帯は必須ですね。


それでも私は水は控えめにして、帰ってからのビールに備えました(?) ボートで戻った後、プールサイドのシャワーで体とライフジャケットを洗った後、プールへ。

ひと泳ぎしてからプールサイドのバーでビール(缶ビールしかない)を14リンギット(約420円)で買いました。我慢していたかいがあってその美味しさが喉を駆け抜けていきました。ワ~、リゾートしてる。


その後夕食までの時間を思い思いに過ごしました。私はビーチを散歩。妻と娘は部屋のベランダで読書です。







7時にレストランで夕食。ここは早く行けばよい席を指定してくれます。この日はBBQブッフェでしたが、ビーフ、チキン、ラムだけでエビや貝はありません。肉もかたくいまいちでしたが暮れゆく海を見ながらのビールは格別でした。



翌日は午前中にレダン島の南に浮かぶピナン島の北端にあるマリンパークへ、午後はホテルの船着き場から5分ほどボートで走ったところにあるカロンビーチの岩場の沖合に行きました。


マリンパークは、船着き場から島に上がり、ビーチからのシュノーケリングです。ここは魚影は濃いし海も浅いので初めての方たちには楽しいと思います。




この日は餌にスルメイカを持って行ったのが正解で、スルメを差し出すと、たちまちどこからともなく魚たちが集まってきます。



写真ではどれだけ魚がいたのかよくわからないと思われますので、動画を添付してみました。きちんと再生されるかどうかわかりませんが、もし出来るようでしたら私たちの感激を実感していただけると思います。


餌だけでなく匂いが付いているのかカメラを持った私の手を魚たちがつついてきます。妻も長女も何も持ってなくても手を出しただけでも寄ってきたそうです。









カロンビーチの方はかなりのサンゴが死んでいて、岩場に近いところはほとんど魚影がありません。ただし船を止めているあたりは餌を撒いているのと大きなサンゴが残っているので、結構楽しめました。

ところでツアーに含まれていた3回のシュノーケリングのほかに、私と娘でマリンパークから帰った後、ランチ前にホテル右手の岩場に立つレダンリーフホテル前の小さなビーチから岩場に沿ってシュノーケリングしたのですが、ここが一番良かったように思えます。透明度も魚影も十分で、クマノミの家族(4匹)も見つけることができました。何よりもよいのは我々だけの貸し切りで、誰にも邪魔されないことでした。






食事の写真は二日目の夕食です。






3日目は朝食後ビーチを散歩したりして時間を過ごし、11時半のボードでKTに戻りました。
13時ごろ到着しバスで空港へ。












心配した昼食も空港にKLでよく見かけるチェーン店のSecret Recepiがあり、問題ありませんでした。問題はKLからの飛行機が遅れ出発が1時間ほど遅れてしまい、3時間近く空港のロビーで過ごさざる得なかったことでしたが、無事KLに到着しました。


 
この年になってリゾートホテルなどもういいかなって思っていたけど、帰ってくるなりこの次はどこへ行こうかななんて考えています。

2015年8月1日土曜日

二度目のコタキナバルです。-その2


2日目はホテルに隣接するDalit Bayゴルフ場へ。宿泊パッケージではゴルフ場のゴルファーテラスでの朝食がセットとなっていましたが、なんとスタッフの誰も知らない。取り敢えずテラスのスタッフに後でホテルの担当者に確認してもらうことにして、何とか少ないメニューから朝食を食べることができました。請求書にサインさせられたのでプレー後確認したら、無料とのことでホッとしました。(最初の写真はクラブハウスの玄関です。)

インからスタートしてアウト10番11番からは海が見え、その他の殆どのホールからはキナバル山の全貌が眺められました。(2番目の写真は10番ホールのグリーン越しに海を臨む。)










3番目の写真は15番のティーグランド付近からt遠くにキナバル山を望む。)












インは山側になるので、キナバル山も海も見えなくなりますが、花が咲き乱れそれなりに景色を楽しめました。(次の小さい写真は2番ホールのティーグランド横で写したものです。その次は9番ホール横の池で写した蓮の花です。)




12時半にホテルに戻り、軽い昼食。水着に着替えてプールへ。フロートを5つほど繋げプールに浮かべその上を走る遊び(写真の様な)や、水中でのバレーボールの試合など客参加の催しをやっていました。また陸上ではパターゴルフのゲームも開催されていました。
因みに童心に帰った妻が「旅の恥はかき捨て!」とフロートを走っている写真をアップしたかったのですが、見事却下されました。3個目で足を踏み外して頭から水の中に突っ込んだ写真をお見せできなくて残念!

今日もハッピーアワーでビールを飲み、少し砂浜を散歩した後部屋へ。

ところで砂浜を散歩中おびただしく広がる模様を発見。近寄ってみるとなんとシオマネキのような小さなカニが一生懸命小さな土饅頭を幾つも幾つも作っていました。写真の右中央の穴の上にいるのがその小さな蟹です。このような穴を中心にできた模様ががこの広い砂浜に一面に広がっていました。それにしても何万匹いるのやら。









ゴルフ、水泳とこなしたので流石に疲れ、夕食まで部屋でウトウトした後、別棟にあるOceanoと言うイタリアンのレストランへ。今日は雷雨は無さそうなのでオープンデッキで沈み行く夕陽を見ながら夕食を楽しみました。

 写真は冷えたビールと暮れていく海。料理はシーフードスープとスパゲッティ。ちょっと塩味が濃かったのが残念。



















翌日は朝食前にゴルフ場を含むウォーキングコースを歩いてみました。まだ誰もプレーする前なので、安心して歩けます。










昨日のプレーを思い出しながら約1時間歩いた後、ホテルのコーヒーテラスで朝食。
2枚の写真はともにコース上からキナバル山を望んだものです。











10時からのオランウータンの見学ツアーに行きました。集合場所で説明と注意事項を受けた後ガイドに従い森の中へ。今日の参加者は50名以上。後ろの方ではガイドの声は聞こえません。10分ほど山を上ったところに見学場所がありました。
















ここでガイドが呼ぶとどこからともなく2匹のオランウータンがやってきました。やって来るまでは静かにしているようにと注意を受けたにも関わらず、日本人の若者の団体が大きな声でしゃべっていたのにはちょっとガッカリでした。


この2匹のオランウータンは共に5歳で、6歳になるまでここで育てられて、その後サンダカン郊外にあるオランウータンの保護区に放されるそうです。餌が置かれた台の上で、我々には全く関心がないかのように餌を食べてる姿は、本当に愛らしいものでした。2匹でじゃれあったり餌を取り合ったり木と木の間に張られているロープで遊んだりと、40分程見物の人たちを楽しませた後、どこへともなく消えていきました。参加費62RM(約2000円)が高いかどうかはともかくとして、自然の森の中でオラン(=人)ウータン(又はフータン=森)を見ることができ大満足でした。

ここから数枚はこのオランウータンたちの愛嬌の有る仕草をお楽しみください。

















ホテルに戻りチェックアウトし、ゴルフの仲間たちと合流するために今夜から宿泊するKKのプロムナードホテルに向かいました。ゴルフ遠征の模様はまた別の機会にアップしたいと思います。

二度目のコタキナバルです。ーその1

色々あって久々のブログのアップです。

随分遡ることになりますが、6月の初めにコタキナバル(以下KK)に行って来ました。昨年7月以来2度目となります。

前回はマレー語クラスのメンバーとの旅行でしたが、今回はゴルフの仲間たちとの遠征旅行です。

そのゴルフの仲間達より、私達夫婦は2日早くクアラルンプール(以下KL)を出発しました。目的はKK郊外のシャングリラホテルに泊まり、付帯のDalit Bayゴルフ場でゴルフをすることと、このホテルが持っているオランウータンの保護施設でオランウータンを見ることです。

KKの空港からタクシーでホテルへ。ゴルフのキャディーバッグ2つにスーツケースが有り普通のタクシーでは小さいので、ミニバンのチケットを、空港内のカウンターで126リンギット(約4000円。単位は以下RM)で購入。45分程でホテルに到着です。写真はこのタクシーの車内ですが、黒皮とゴールドで華々しくデコっているのが分かりますか?。まるでこの運転手さんはインテリアに命をかけているかの様でした。





ホテルには日本人スタッフが居て我々のチェックインを手伝ってくれました。そういえばロビーを見渡せばあちらこちらに日本人旅行者がいました。

1泊目はゴルフパッケージ、2泊目は早期予約割引を利用しました。どちらも朝食付きです。安い方のガーデンビューの部屋を取ったのですが、写真のようにベランダに出ればビーチも見渡せる上に部屋も結構広くて十分でした。










まだ3時前だったので、荷物を解いた後2人でビーチへ。幅50mはあろうかと思われる白砂の浜辺が延々と続いているのですが、人影はまばら。


水際は黒く濁っていてとても泳げるような海ではないのが原因のようです。辛うじて沖のフロートで数人遊んでいるだけでした。














その分ビーチとホテル棟の間にあるプールは多くの宿泊客でにぎわっています。











少し汗をかいたので、浜辺のバーで海を眺めながらビールを。ハッピーアワーで半額でしたが、それでも中ジョッキ23RM(約750円)です。アッと言う間に2杯飲んでしまいました。






酔いを醒ますために私は浜辺で夕日の撮影。妻は日陰で読書。








久しぶりに水平線に沈む夕日が撮れて大満足でした。






夕食はプールサイドのTepi Lautと言うアジアン料理のフードコートで。ところが部屋を出たころから、先ほどまでの夕日が嘘のような雷雨がやって来ました。テーブルには大きなパラソルがかかっているので濡れることはないのですが、ビュッフェスタイルなので、料理を取りに行くたびに濡れてしまい散々でした。









ま、これもいい思い出ですが。
こうして初日は過ぎていきました。