2025年1月30日木曜日

アンダマン諸島 インドから一番遠いインド ポート・ブレア

 この旅もいよいよ終盤です。この日はニール島から、空港の有るポート・ブレアに戻り、翌朝のフライトでクアラルンプールに帰ります。

この日のボートは10時35分発だったので朝食後はホテルの庭をゆっくり散歩しました。

この道を真っ直ぐ奥の方に向かうと海岸に出ます。






この先がビーチと言うより海岸。






砂地は少なく、岩場とマングローブの林です。

海ははるか向こうに少し見えるだけ。期待は目の前に広がるコバルトブルーの海でしたが、残念!

最も潮が満ちればこの砂場辺りまで海になるのでしょう。


9時過ぎにチェックアウト。9時半に頼んでいたリシャ―ル君が時間前に迎えに来てくれました。

ジェッティ入り口手前のこのビルにそれぞれの船会社のカウンターが有ります。

私は一番右のノーティカのカウンターでチェックイン。前に団体のエイジェントがいて何か問題が有ったのかかなり待たされました。

ジェッティのゲートは閉まっているのですが、既に多くの乗客が日陰で待っていました。

左にスーツケースを一杯摘んだリキシャが見えますが、私達が車を降りたときにも客引きにあったのですが、荷物をボートの着岸場所まで運んでくれるサービスです。

料金を聞きそこないましたが50ルピーくらい?

10時ごろゲートが開きました。

私達が並んでいたのは団体さんの列で、個人は左側から先に桟橋に入れました。

この右手の方に、前日最初に訪れたバラトプール・ビーチがあります。

まだボートは着いていないので、この桟橋の先端にある屋根付きの待合室で待っていました。

この日も天気が良く、この時間でも日向は結構暑い。

海も空も青い。

写真の陸地の先端が前日夕日を見たラクシュマンプール・ビーチです。



10時10分頃ボートが着岸。私達が前日この島に来るときに利用した便です。

下船が完了して私たちの乗船です。先に乗っても意味がないので、後からゆっくり乗るつもり。だったのが仇となりました。

突然のスコール。傘を持ってないので結構濡れてしまいました。何とアンラッキーなことでしょう。

定刻出発。今回は左舷の窓際。

ラクシュマンプール・ビーチの先を大きく回り西南方向に向かいました。

1時間強でポート・ブレアのジェッティが見えてきました。11時55分着岸。



ここからホテルまでの足が心配だったのですが、ターミナルビルを出たところには多くの客待ちが。

Sea Shellと言うとタクシーが300ルピーで。

横にいたトゥクトゥクが200ルピーでと誘って来ます。スーツケースが乗るのか心配でしたが、値段と興味でトゥクトゥクにしました。

ジェッティーから海岸線を走り、5分後辺りから上り坂に。

今にも止まりそうでギアを何回も変えながらなんとか丘を登り切りました。


住宅とホテルが並ぶ丘の上の一等地に、この日の宿のSea Shell Port Blairが建っていました。

丘の上の白い洋館って感じかな。




今回は3つのホテルとも、無料でEarly Check-inが出来ました。

12時半に部屋に。

元イギリス領ですが、エレベーターにはG(グランド・フロア)は無く、1階が地上階。面白いのは私たちの部屋が205号室なのですが、エレベーターは3階でした。


バルコニーからの眺めです。

この日の午後の予定は、初日に訪れたセルーラー・ジェイルと並んで、ポート・ブレアの2大観光地のひとつのロス島見学です。

ロビーで行き方を尋ねたら、ロス島行きのボートは11時で終了とのこと。寝耳に水!


他の人のブログをチェックしたら13時で乗れたという記事があったので、取り敢えず行ってみることに。

13時前に着いたけれどジェッティは既にクローズされていました。

写真は本来なら行ってたロス島です。桟橋の近くに日本軍が造ったトーチカが有るそうです。

仕方なく捕まえたトゥクトゥクでホテルへ。

ところが運転手がもう一つ違うジェッティからも船が出ているとのこと。電話迄してくれたのですが、やはりこちらもクローズしていました。

がっかりしたら急にお腹が空いてきました。ホテルに帰ってランチをすることに。

左の写真は屋上のレストランから。

グーグル・マップで見ると結構評価が高いレストランです。





屋上に建てられたオープン・レストランで、夜照明に照らされるともっといい雰囲気になります。

ここの名物はBBQコンロなどで焼き上げるシーフードやチキン、サティなどらしい。



私達はフィッシュ・シズラーライス付きにしました。

ソースが美味しく、少し炒めたライスも美味しかった。何とこれが4日間で食べた初めてのまともなランチでした。

量が多いので2人でシェアして十分でした。


ロス島観光がダメになったので出かける意欲を失い、午後は部屋でまったりしていました。

ポート・ブレアの観光案内に必ず出て来る赤白の縞模様の灯台が、部屋から樹々の枝越しに見えていました。



夕方、多くの鳥が近くの樹々で鳴いていました。

偶然に見つけた1羽。




何故か上半身が真っ黒になっている。

羽を広げているのかな?





丘の上に有るし、周りにはホテルのレストランしかマップに出て来ないので、結局このレストランのメイン・レストラン「Salt &Pepper」で食べることに。

この夜は前夜と同じKingfisharビール。でも前夜はUltra、この夜はPremium。



最後の夜なので豪勢に。

前日まで品が無かったロブスターが有ったのでメインにオーダー。950gぐらいで4,000ルピーほどしました。




余りオーダーする人がいないのかマネージャーがやって来て写真を撮って欲しいとのこと。

3人で記念写真。後でこの写真、勿論ステッカーは付けずにこのマネージャーにWhatsAppで送りました。



この他にも、スープや焼いたカラマリそして主食(名前を忘れました)等で、最後の夜の夕食を楽しみました。







翌朝は8時半にタクシーを頼んでいるの、早めの朝食を前夜と同じ「Salt & Pepper」で。

早いのかお客は殆ど無し。

ビュッフェの内容はほゞ他の2つのSea Shellと同じでした。



また、オーダーしたドーサ。









部屋でまったりしていたら、8時10分にタクシーが来たとの連絡が有りました。

前夜フロントのスタッフが8時半ではなく、遅れるのを見越して15分早めに手配したのですが珍しく時間通りに来てしまったようです。

15分で空港着。写真はイミグレ後の待合室で写したものですが、奥の1階がチェックインのロビーです。


Air Asiaにチェックイン。ところがスーツケースにSecurityのタグがないので預かれないとのこと。そのはず、何故なら保安検査のX線を通していませんでした。ロビー中央に戻ってX線での検査。見事に引っかかりました。電池が入っているとのこと。え、そんな筈はないのにと私。結局スーツケースを開け、荷物をひっくり返してやっとカメラの掃除用品を入れているバッグに、スペア・バッテリーが有るのを発見。手荷物に入れなおしてやっとタグを貼ってもらいました。

Air Asiaのチェックインを完了後、イミグレへ。

滅多に外国人乗客がいないのか、係員に色々話掛けられました。

次は手荷物の保安検査。ケーブルやバッテリー、カメラなどの電気製品がらみを全て入念にチェックされました。私の隣では白人の男性がトレーニング用のゴムバンドを没収されていました。Why?って食い下がっていましたが、ダメでした。可哀そうに。

待合室はガラガラ。お土産でも買おうとしたのですが、売店は一つだけ。

軽食用のお菓子が棚に並んでいるだけでした。また軽い食事を作ってくれるようでした。



一方こちらは国内線の待合ロビーですが、こちらには何軒ものショップが並んでいました。

国際便はまだまだマイナーなようです。





吹き抜けの1階は、綺麗なデコレーションが施されていました。

奥に入国時に通ったイミグレのカウンターが見えます。





50分遅れて11:45に変更の連絡をAir Asiaから今朝受け取っていたのに気が付きませんでした。いづれにしてもタクシーも頼んでいたし。

売店で200ルピーもする、インスタント・コーヒーを買ってきて、クアラルンプールから持って来ていた最後のパンでランチ。


11:20分過ぎに搭乗開始。

11:50頃滑走路に向かいました。







フライトは概ね順調。ポート・ブレアの町がきれいに見えました。ジェッティ、セルーラー・ジェイルやロス島もくっきりと見え、位置関係が良く分かりました。

島民以外が入ると殺されると言われいるセンティネル島の上空も飛んだのでしょうが、見つけることはできませんでした。

2時間ほどで降下開始。50分遅れの16:50クアラルンプール到着。
心配していたイミグレもそれほど待つことなく通過。頼んでいたタクシーで無事帰宅。
駆け足での旅でしたが、クアラルンプールから2時間半で行けるインドのリゾートを満喫できました。できうるならこの旅程でハブロック島にもう1泊、ポート・ブレアにもう1泊すれば、良かったかな?
長いレポートを最後までお付き合い頂きありがとうございました。
以上。 




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