2025年1月25日土曜日

アンダマン諸島 インドから一番遠いインド ハブロック島 その2 

 

エレファント・ビーチ

 この日の予定は先ず午前中にハブロック島で一番人気のあるビーチ、エレファント・ビーチ(上の写真)へ。

次に夕方、東洋一のビーチと評判になったラダナガー・ビーチで夕日(左の写真)を見ます。



前回ご紹介できませんでしたが、最近インドの政策で住所を土地の言葉で表すようになっています。ハブロック島の現地名はSwaraj Dweep(スワラージ・ドゥイープ)と言います。でも今の所Havelock(ハブロック)と呼んでも全く問題なく通じます。

 朝5時起きでホテルのビーチへ行き、日の出を見ることにしました。但し向きが北なので期待はしていませんでした。

やはり残念ながら写真のように太陽はもっと右にあり、日の出は望めませんでした。

このホテルより5㎞程南にあるカラ・パサール(Kala Pather) ビーチ辺りに行けばきれいな日の出が見られたことでしょう。

その代わり西の空には、昨夜もきれいだった満月がまだ残っていました。

月の向きが少し変わっていました。




朝焼けの中ジェッティーが見えていました。

写真の右側に白く突き出しているのが桟橋です。




7時から朝食。White Lotusと言うホテルのインド料理のレストランでビュッフェでした。

初のインド料理の朝食なので、何を取っていいのか分からず、取り敢えず写真のような朝食となりました。

主菜や卵料理はオーダーできるのを翌朝知りました。他の国のホテルのように調理器具が出てなかったので気が付きませんでした。

部屋に戻って8時半までホテルの庭を散歩したりして、少しまったりしました。

ホテルのフロントで紹介してもらっていたエレファント・ビーチツアーのスタッフと連絡が取れず、前夜教えてもらっていた待ち合わせ場所まで15分ほど歩いて行きましたが有るはずのカウンターが有りませんでした。


結局そこでトゥクトゥクを捕まえてジェッティの近くにあると言うエレファント・ビーチ行きのボート乗り場へ。50ルピーでした。

とても多くの人が集まっていました。私達はトゥクトゥクの運転手が紹介してくれたカウンターへ。

ボート代は二人で2,000ルピーでした。一人1,800円位です。

ここからスタッフが代わって、奥の方に連れていかれました。

レシートも何にも貰ってないので少し不安。

奥の方にチケット売り場のカウンターが有り、ボートの割り振りが付き次第チケットを発行してくれるようでした。(左の写真上部がチケットカウンターです。)


ビーチには沢山のエレファント・ビーチ行きボートがスタンバイしています。





9時についてチケットは50分後にやっと入手。

Sea Lion27と言うボートが割り当てられました。




10時丁度に乗船。

沢山のボートの舫綱を上手に避けながら出港です。







このボートには9名が乗り合いました。帰りも同じボートなので、船長と乗客を何とか覚えておきました。





北の岬を回って西向きの海岸線に沿ってボートは快調に飛ばします。

インドの旗の左に白く小さく見えているのが、北端の岬の灯台です。




灯台を回り込みます。






そこから15分くらいで、目的のエレファント・ビーチが見えてきます。

既にマリンスポーツを楽しんでいる様子が見えます。



ビーチから伸びているフロートのブリッジは揺れてとても歩きづらい。ご高齢の方やお太りになった方は、ガイドレールに掴まっても今にも落ちそう。




ビーチには既に多くの人が。それでも私たちは早い方のグループだったで、この後どんどん人が増えて行きました。

着替え用の建物やシャワールームも完備。但し有料?




私達は水着を来ていたので、有料ロッカーを借りて脱いだものや不要の物を入れておきました。

100ルピーだったかな?




先ず私たちが利用したエイジェントのカウンターへ行き、無料のスノーケリングを申し込みました。
ここで色々と説明が有り、無料は5分だけで通常の水中眼鏡。


オプションは+15分でフルフェイスの水中眼鏡と写真が付くそうで、道具とガイド、そして写真を合わせて2人で2,400ルピー。5分など意味がないので結局オプションを買うことに。

2人のガイドが引くそれぞれの浮き輪に掴まり、私達二人は腕を組まされます。足をキックすると何もするなと注意されガイドの言うがまま私達はただ海中を見るだけ。

それでも私は水中カメラを持っていたので魚やサンゴを写しました。

餌をやるので一杯集まってきます。


見慣れたスズメダイの種類が多く、少しがっかりでした。

あっと言う間の体験でした。これで1人1,000ルピーはどうかな。でもここでは勝手に自分たちで潜れるエリアは無さそうでした。

料金を支払って、写真ができるまでビーチを散歩しました。


この男性はビーチで休む人達にコーヒーとお茶を売り歩いています。小さい紙コップ1杯50ルピーでした。

木陰には屋台が並んでいて軽い食べ物などを売っていましたが、Tシャツなどの男性用の衣類は売っていませんでした。濡れてしまったので着替えたかったのですが。


ビーチ沿いに色々な種類のマリーンスポーツ用のボートが停泊していました。

こちら側は人が多いので、わたし達はこのボート群のはずれまで歩いて行きました。




こちら側はまるで別のビーチです。さすがにここまで来る人は少ないのか。

この回のブログのトップに載せた写真の場所で記念写真。

ここはエレファント・ビーチの紹介で良く使われているところです。


満ちているためかビーチは狭いのですが、白い砂が遠くまで続いています。

陸側はマングローブの林です。

至る所に倒木の枯れた根が狭いビーチを埋めていました。



この様にビーチに流れ込む小川が有り白い砂、緑に輝くマングローブ、枯れた根が織りなす造形、少し茶色に染まった水。これは汚れているのではなく、そこの土の色の様で水は澄んでいました。

陸からマングローブの林の中を歩いて、このビーチに出て来るツアーも人気の様です。歩いてくと言う事は歩いて帰ると言う事なので、私達は止めましたが。




これからはこれらの枯れ木の造形美をご紹介します。説明は私と妻の私感です。

こちらは小川を渡ろうとしている鰐?




こちらは海を眺める蛇、それとも亀の頭?






こちらは孔雀に乗る妻。






これは立ち上がったミーアキャット?ちょっと無理があるかな?





壮大なフラワーアレンジメント。

まだまだ沢山有ったのですがこの辺りで次の話題に。

この枝に濡れたTシャツを掛けて少しの間乾かしました。



13時発なので20分ほど前に元の場所に戻り、ロッカーから荷物を引き出しました。

写真をスマホにダウンロードしてもらいましたが、ビデオを除いて余り良く取れている物は有りませんでした。400ルピーの価値はないかな?

ビーチはあふれんばかりの人込み。


私達が体験したスノーケリングを待つ人達は長蛇の列。

沖の方でパラセールや、水上バイク、バナナボートを楽しむ様子が見られます。



13時過ぎに乗船。スタッフが駆け回って捜し出し、全員迷子になることなく乗船。

折角少し乾いたTシャツでしたが、ボートの飛沫(しぶき)でまたびしょ濡れに。




30分弱で元の船着き場に到着。

近くのジェッティの客待ちの場所でトゥクトゥクを捕まえホテルへ。




妻をホテルで降ろし、わたしはトゥクトゥクでATM迄行ってもらいました。





1㎞ほど先にこの島で唯一の町?が有り、そこに3台のATMが有りました。この往復を含んで150ルピーでした。

ホテルに帰ってシャワーを浴びたりして2時間ほど休憩。

ここで問題発生。翌日のニール島でタクシー(こちらではキャブ)を到着から出港迄借りるパッケージを買っていたのですが、何と日付を1日間違えて、この日になっていたのに気が付きました。

慌ててツアーを買いなおし。空きが有ったので助かりましたが、キャンセルした分は返金なし。6,000円ほどでしたが。捨てることに(涙)。

この手続きをしていたら4時になってしまったので、綺麗な海岸と聞いていたカラ・パサールへ行く予定は止めて、東洋一美しいと言われるラダナガー・ビーチだけに行くことに。

ホテル前でトゥクトゥクを捕まえて交渉。ここはさすがマレーシアと同じ元イギリス領と言うことも有り、英語に全く困らないのがうれしい。

往復800ルピーで手を打つ。



島を東から西に横断。

ヤシやバナナの生い茂る田舎道を走ること約30分弱でビーチの駐車場へ。トゥクトゥクは風を切って走るので、夕方のこの時間は気持ちがいい。

まだ夕日には早いのですが既に駐車場は一杯。歩いて5分弱でビーチへ。

干潮なのでとにかく砂浜が広い。林に近い方は真っ白な、そしてとても細かい砂浜。

午前中に来たら、人も少なくもっと美しいビーチを堪能できたことでしょう。

只この時間は人気の夕陽タイム。



多くの人がサンセットを待っています。

もうすでに太陽は西に傾き、雲間から後光が差しているかの如くでした。




左の写真では一見ビーチの砂の色が薄汚れて見えますが、これは潮招きなどの小さなカニが穴を掘って掃きだした土の塊です。





写真の穴の左斜め下に小さなカニが移っているのですが、色が同化しているので見つけ難いと思います。







この写真の奥の方にハブロック島では最も高級なホテル、Taj Exotica Resortが有ります。

予定ではここで夕日を見ながら夕食と考えていたのですが、レストランから夕日は見えそうにないし、帰りの足も心配なので止めました。



段々日が傾いてきました。

ビーチでは夕日をバックにプロポーズしている男性が。絵になりますね。






夕陽が雲間に。良くテレビドラマで日が変わる時に出てくるよう。







一度雲間に隠れた夕日が雲の下から顔を出して来ました。

諦めていたので超ラッキーでした。




この夕日を利用して遊んでみました。

夕陽を掴む妻。





更にもう一つ。

綺麗な指輪でしょうと言う妻。私への嫌味?





日が落ちかけても、まだ泳いでいる人たちも。





たくさんの人たちが夕暮れを楽しんでいるのを後にして、ホテルに向かいました。





ホテル近くで気になった看板を見つけたので運転手に引き返してもらいました。

写真はお店の前の看板ですが、メインの道路に有った看板から数百メートル海側に入ったところにあるレストランでした。

運転手も良く知っていて、ここは頼めば無料でホテルまで送ってくれるとのことなので、ここでトゥクトゥクをリリースしました。

入って来る道筋から考えられない、素敵な空間でした。





丁度ハッピー・アワーだったので、ビール1本分の料金でで2本飲めました。と言うか相手もなく一人で大瓶2本はきつい!

料理はカラマリとタンドリ・チキンでした。思った以上に辛くて、早くもインド料理の洗礼を受けました。

私はビール2本が効きベロベロになってホテルへ。

翌日はニール島へ移動です。

では次回。

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