久々の青空、然し波高し |
朝早めに起きて海を見に行ってみました。空は晴れていますが波は一層高くなっているようでした。
予約していた12時のボートではなく、もう一つ早い8時に変えられないか確認したところ、予約が入っていないとの事。そんな馬鹿な。
部屋へ戻り予約の確認メールのコピーをもってレセプションに。チェックイン時にAgodaのシステムがおかしく私達の予約が2つに分割されていたのが原因のようで、私達の泊まっていた部屋ではなく違う部屋で予約が取れていました。チェックイン時に何も変更処理を行っていなかったのでしょう。すったもんだしている内に8時のボートには間に合わなくなりました。
朝食を取ってビーチに出てみると沖合にボートの船底が浮かんでいます。数人の人たちが曳航しようと頑張っていました。おそらく昨夜の波で泊めてあったボートが転覆したのでしょう。11時ごろチェックアウト。ここで問題発生。波が桟橋を洗っているぐらいなのでボートが着岸できないとのこと。よって比較的波の穏やかなクチル島とに面しているお隣のコーラルビューホテルのビーチからボートが出るとの事。
荷物はスタッフが運ぶのでレセプション前に置いておくことになりました。11時半過ぎにやっとスタッフがバイクにリヤカーをつけた乗り物で荷物を回収し始めました。
ところがその荷物運びは岬の階段の所迄。後は大きいものはスタッフが、小さいものは各自が持って行くことになりました。わたしは3つ持って階段を上りました。
既に11時45分を回っています。ところがなんとポーターはたった一人。片道5分としても往復10分。荷物の数を考えると1時間はたっぷりかかりそうです。
おまけに11時のボートで島に着いたお客の荷物を帰りには運ばなくてはなりません。気の毒を通り越して、ホテルの対応にあきれてしまいました。
結局私は運んでもらう予定だった重いキャリーケースを取りに戻りました。お客の中には荷物に一切手を付けづポーター任せにしている人もいてイライラさせられました。少しでも早く荷物が運べればそれだけ早くボートに乗れるのに。
ビーチではWater Taxiの争奪戦です。写真の奥が私達が荷物を持ってやって来たコーラルビューのビーチです。暑い中を待つこと20分。13時近くなりやっとPIRが手配した小舟に乗れました。
赤ちゃんや子供を連れた家族は大変です。海に赤ちゃんを落としそうではらはらしました。
駐車場に案内してくれたあんちゃんに電話すると直ぐバイクで迎えに来てくれました。車は無事置いた場所にありました。
荷物を積んで出発。この日は晴れているので来るときに見えなかったルダン島(レダン島)がどうろわきの砂浜海岸から見えるかなと期待していたのですが、しばらく行くと来た時と違うルートをWAZE(ナビ)は表示。
今度はクアラトレンガヌに寄るのではなく真っ直ぐクアンタンに向かうので国道3号線と高速8号線(E8)で行くルートです。
途中ランチが食べられそうなところが有りません。3号線に入る交差点の横のショップロットになんとKFCを発見。既に14時半過ぎ。即左折してショップロットへ。私はバーガー、妻はツィスターを注文。ところがバーガー類は一切なし。私は諦めて今回大変役に立った長期保存のパンで我慢。
でもここでトイレに行けたのはラッキーでした。ここからE8のR&Rまでトイレは有りません。15時に出発。軽い渋滞は有りましたが概ね快調に走れました。
来るときに気になっていたAnngur Baby(赤ちゃんブドウ?)の店が道端に沢山ありました。AWAS ANNGURと書かれた看板を発見。AWASはマレー語で「注意」ANGGURは「葡萄」です。
なんで葡萄に注意するのと思ってたら納得。道が大きく曲がっていて先が見にくいコーナーを過ぎたらその先に葡萄売りの屋台が並んでいます。
ここで車を停めて葡萄を買う人が多いので路肩の車に注意という事みたいです。勿論私達も購入。葡萄は2種類あり妻が試食して甘い方の種類を買って来ました。赤っぽい方のは今一だったそうです。
日本の葡萄のように皮ははがれません。よく洗って皮ごと食べると結構おいしかってです。1パックRM10(約300円)。写真はその1/4ぐらいです。
3号線を葡萄を買った時間を入れて50分位走るとE8への交差点です。来るときにクアラトレンガヌに向うために出た出口です。E8は最終的にはコタバルまで延びる予定なのですが今はまだここまでです。
16時40分に来るときに給油したR&Rの上り車線側で給油。これで家まで持ちそうです。こちら側も同じように隠しカメラがありました。同じようにKamera Operasi Zoneの看板が続けて2つ出ていたのですぐにわかりました。ゆっくり走る方には関係ありませんがご注意を。
17時30分にE8を836番出口で出ました。チェラティンに行くのと同じ出口です。そこから20分でこの日の宿のSwiss Garden Beech Resort Kuantanです。チェックインもスムーズに。このホテルは全室から海が見えるようで、私は別にオーシャンビューにしたわけではないのですが斜め方向に海が見えていました。一晩泊るには十分な部屋でした。
ところが何とトイレに紙がない。おまけにタオルがバスタオルしかない。電話してトイレットペーパーとフェースタオルそれにバスマットを持ってきてもらいました。
問題はこれだけではありません。トイレに座ろうと蓋を開けたら前の人のが流れてない。ホントにハウスキーパーは掃除をしたのか疑いたくなりました。当然もう一度コール。メンテナンスのスタッフが来て何とか流れるようにしてくれました。
ところがところが食後風呂に入ろうと思ったら、浴槽の壁面に垢がびっしりくっついているではないですか。流石にもう一度呼ぶ気力もなく、文句を言いながら自分で何とか洗い流しました。このハウスキープの問題がなければ5点満点で3.5くらいは付けられたのに。写真のようにきれいなリゾートホテルなんですがね。
話が戻りますが、食事の前にプールサイドからビーチへ。
時間も遅いのでプールを楽しんでいた子供たちが丁度引き上げるところで、プールはガラガラでした。
ところがこれがいい方にはずれました。写真はスターターに取ったマッシュルームスープ。味は少し薄かったかな。
フレッシュジュース、マッシュルームスープ、バッファローウィング、クラブサンドイッチ、パラタロールでRM92、約2,800円位。ホテルで2人で食べてこの値段。ボリュームはタップリ、味もまずまずでした。クラブサンドイッチの写真がありませんが、これがボリュームたっぷりで食べ切るのに苦労するほどでした。味は問題なしです。
翌朝、荷造りをして朝7時半頃レストランへ。
ビュッフェですが、プルフンティアン島のPIRと違いナシレマやカレーなど質のいいマレー料理に卵などの通常のウェスタン風料理や中華料理がたっぷり。
うれしいことに60歳以上はシニア割引で1人なんとRM20です。約600円。PIRがあんな料理でRM46、信じられません。
色んなホテルで朝食ビュッフェを食べたけど、このホテルのコスパにかなうホテルはありませんでした。
朝はこのオープンテラスで食べました。
10時30分にTemurlohのR&Rで休憩。妻がフードカーでコーヒーを売っているのを見つけてくれました。通常のコーヒーはKFCやマックでしか買えないのでラッキーでした。MサイズでRM3で100円しません。コーヒーを飲みながら残りの運転です。
11時30分にGenting SempehのR&R。ここで友人に紹介してもらっていた焼き芋を購入。
写真のように3軒並んでいますが、手前の2件は同じ女性が対応してくれました。
焼き芋は2種類あったので試食したところどちらも美味しかったの2種3個でRM12,ついでに甘栗もRM10で買いました。
来た時の渋滞が嘘のようで12時20分にはタマンデサのDeMarketによって買い物を済まし、ちょうど13時に帰宅しました。
合計走行距離は1,184kmでした。以上が今回の旅行記ですが、書いていてこんなにテンションの上がらなかった旅行は初めてです。やっぱりリゾートは晴れているに限りますね。
以上プルフンティアン島旅行のレポートでした。