2014年9月16日火曜日

ピンクモスク

以前の投稿でクアラルンプールの隣街のシャー・アラムにあるブルーモスクを紹介しましたが、今回はプトラジャヤと言う新首都タウンにあるピンクモスクをご紹介したいと思います。


シャー・アラムはクアラルンプールの南西約25kmに位置していて、クアラルンプールを含んだセランゴール州の州都ですが、プトラジャヤはほぼ同じ距離の南方に位置し、マレーシアの首都機能をクアラルンプールから移転するために作られた新しい街です。

プトラジャヤ湖に沿って行政機関やモスクなどがきれいに配置された大変美しい街です。その中心がプトラ広場で広大なロータリーとなっていて、北に首相府、西にプトラモスクがあり、そこから南に一直線に延びるペルダナ通りには財務省や外務省などが立ち並んでいます。

クアラルンプールから空港に向かう途中に位置しているので、今回は帰国する娘を送りがてら妻と3人で訪れてきました。目的はピンクモスクと呼ばれているプトラモスクの見学です。
高速道路を下りて、新しくて美しい住宅街を抜けプトラジャヤ湖にかかる白く輝く吊り橋を渡ると左手にピンクに輝くモスクが見えてきました。道を間違えたおかげで湖畔にたどり着き、遊歩道から見たモスクはまるで湖に浮かぶようでした。



元の道に戻りプトラ広場に。駐車場の心配をしていましたが、この広大な広場には十分な駐車スペースがあり一安心。ロータリーの中心には国旗と州の旗がそよ風にはためきその向こうに、緑のドームを冠した首相府が堂々と建っていました。


首相府の左手に目的のピンクモスクが。首相府とともに1999年に建てられた6階建てのモスクです。横にそびえる尖塔(ミナレット)は高さ116mもあるそうです。
妻と娘はモスクの入り口でお決まりの肌を隠すためのローブを着用。この日は晴天で気温も上昇したため、二人ともすぐに汗が噴き出してきたようでした。強い逆光でローブ姿の二人をお見せできなく残念です??? 




ドームの入り口で靴を脱ぎ礼拝堂の中へ。と言っても信者でない我々は、礼拝の場所までは入れません。



ここは今まで見たブルーモスクや国立モスクよりは少し小さいのですが、美しさでは一番かもしれません。
妻と娘は暑さに我慢できず、早々と入り口に戻りローブを脱いでいました。

私はモスクの南側の日陰で涼をとりがてら湖畔の撮影に。吊り橋の右手に王宮が望めました。







入り口を出て右に数十メートル行ったところからエスカレーターで湖畔に下りることができます。
ここにはスーク・プトラジャヤというフードコートがあり、レストランやお土産屋さんがあり、マレー料理や軽食が取れるようになっています。



湖畔からは後ろにモスク、そして前方には湖越しに政府機関の建物群や王宮そして吊り橋等が眺められ、絶好の写真スポットになっていました。
アイスクリームを食べながら汗の引くのを待ち、プトラジャヤの観光を終えました。
なお、この近くからクルーズ船が発着し湖上からプトラジャヤの景観を楽しむことができます。今回は時間がなかったのでこのクルーズは次回の楽しみにとっておこうと思います。

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