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| ラビ・ハウズ越しのナディール・ティヴァンベギ・ハナカ |
ウズベキスタン3日目はヒヴァからブハラの移動です。
列車のチケットが取れなかったため、この移動は車を利用しました。
約450㎞、7時間の予定でした。
わたし達は2人でしたがマイクロバスが迎えに来ました。理由はこの車、翌日ブハラからサマルカンドへの団体客を乗せるので、空車でブハラへ行くよりは私達を乗せた方が効率よいから? 何もなければそれでも良かったのですが・・・
ヒヴァの南門を出た所での写真です。
イチャンカラを出て3㎞程の所です。
昨日の曇り空が嘘のような青空。
空港方面、つまりヒヴァから先ず東のウルゲンチ方向へ向かっているようです。
ウルゲンチはヌクスより大きな町でした。
ウルゲンチからブハラ方面に向かう列車の線路の上を通過。
このウルゲンチを過ぎると直ぐにアム・ダリヤ川を渡り返します。前日の橋よりかなり南の橋でした。その先でA380号線に戻り、ブハラへ向かいます。
スイカ、メロンやカボチャが山のように積み上げられていました。なんとここでメロンを買ってました。
ハミメロン(哈密瓜-中国新疆ウイグル自治区の哈密市の名前の付いたメロン。クアラルンプールでもスーパーで売っています。)に似た形と色合いでしたが、後で分かったのですが、この実はハミメロンの様な黄色でなく白でした。
Raderの看板がある時は減速していました。
所々に小さな町やお店が2~3軒並んだサービスエリアのようなところも有ります。
これだけ砂漠の中の変化の乏しい真っ直ぐな道を走っていると居眠り運転の事故も相当数あるように感じました。
実際、写真のように、道に黒いタイヤ痕が右の路肩に向かっているの何回も見ました。
ヒヴァを出発して3時間ほどたった頃ヌクスと言う町の外れにあるドライブインの様なレストランへ。このヌクスは綴りは同じですが、前日飛行機が着いたヌクスとは違います。
私達はシャシリク(肉の串焼き)、トマトサラダ、チュチュワラ(水餃子の様な物、ヨーグルトをつけて食べる)を食べました。
左の写真はチュチュワラです。
こちらはシャシリクです。
ドライバーはショールヴァ(羊肉とジャガイモ、トマト、ニンジンなどが入ったスープ)とナンを食べてました。ナンは食べきれないので私達におすそ分けしてくれました。
レシートが無いので値段は忘れましたが、3人分のランチで100kスク、約1400円位だったかな?
トイレは建物の外。水は出ません。持参したウェットペーパータオルは必需でした。
これだけの水が有るのに周りは砂漠です。
14時ごろ出発。出発してから、メモを書いていた消せるボールペンをレストランに置き忘れたことに気づきましたが時すでに遅し。気にいってたのに、残念!
ところがこの店にコーヒーは無く、隣の店にあると言う事で移動しようとしたらエンジンがかからない。
暫くドライバーがチェックしましたが、結局かからないので近くにいた人たちに頼んで押し掛けして移動。心配なのでコーヒーは諦めてそのままブハラに向かいました。
しかし数㎞走ったころでノッキング。幸い道端にあったレストランの駐車場に入れて停車。私と妻はレストラン内でチャイを飲みながら待つことに。
ドライバーが修理を試みましたが結局諦め、代車をブハラから呼ぶことになりました。
どうも1年ほど前に変えたバッテリーがダメになったとかで、その代車のドライバーにバッテリーも持て来てもらいました。ドライバーは中国製のバッテリーの品質に文句タラタラでした。
でも待っている間、レストランの人たちや隣の店の人たちもとても親切で何かにつけて私たちを気遣ってくれました。残念ながらここのトイレも水は出ませんでした。1時間半ほど待ってやっと代車が到着。今度は新しいシボレーのセダン。
快適なドライブで沈み始めた夕陽をバックに一路ブハラへ。
街に到着したのは既に19時15分を過ぎていました。予定より2時間15分遅れでした。ブハラはヒヴァに比べると大きな町でした。
ホテルのある旧市街のセンター近くは、観光客用なのか車の通行は制限が有りました。
ホテル近くまで行き、ドライバーが私たちのスーツケース2個を持って100m程離れたホテルへ。
上の写真がホテルの正面です。この夜から2泊するFatima Boutique Hotelです。2泊でUS$158でした。ラビ・ハウズの南側の観光客の多い通りに面しています。ラビ・ハウズのハウズは池の事です。この回の巻頭の写真がそのラビ・ハウズです。
ホテルではスタッフが笑顔で迎えてくれました。写真はウェルカムのナッツとチャイ。
部屋は2階で、窓からラビ・ハウズが見えます。お腹が空いたので取り敢えず荷物を部屋に置いて直ぐに夕食に向かいました。その前に保湿剤を売っているような薬局を捜しました。幸運なことにホテルから2~3軒離れたところにファーマシーを見つけ、無事保湿クリームをゲットしました。これで安心して夕食に迎えます。
ヒヴァで食べ損ねたウズベキスタン風チャーハンのプロフを食べたくて、ホテル前の通りを運河沿いに右へ向かいました。写真のレストランもメニュにプロフは有ったのですが、夜は提供しないとのこと。
後で知ったのですが、こちらではプロフはランチに食べるものだそうです。
ホテルにいったん戻り、スタッフにローカル料理を食べられるレストランを教えてもらいました。
ホラビ・ハウズの先にオールド・ブハラと言うレストランが有ります。そこで空席を尋ねたところ3日先まで埋まっているとのこと。
諦めて池のほとりのラビハウズ レストランでやっと席を見つけることが出来ました。
殆どが団体客。みんなワインやビールを飲みながら盛り上がっていました。写真のメニューの一番上の料理です。
でも後から考えたら、写真の様な形で出てくると勘違いした私のオーダーミスのようでした。これだけいっぱいあって0.95$はありえない。良く見ると1枚の値段でした。本当は2人で複数個オーダーするべきだったようです。
写真は茄子のサラダとビールにお茶。
さすが都会の有名レストラン。これだけで約300kスム、約4,200円でした。牛肉は少し硬かったけど、美味しくいただきました。
おもしろそうなレストランが何軒かありました。
こちらはTandirレストラン。翌日の夕食の候補です。
その他にも何軒か候補が有りました。
帰路リカーショップが有ったので、部屋飲み用にローカルの缶ビールと路肩で売っていたスイート ポップコーンを買って帰りました。部屋に戻りお風呂。上がった後、保湿クリームを塗って、ビール。うまい!
翌日の観光は9時からなので、朝食前に散歩がてらホテルの近くを歩いてみました。
ブハラは「僧院」という意味だそうで、砂漠の中のオアシス都市です。一時は中央アジアのみならずイスラム世界の文化の中心でしたが13世紀にチンギスハン(ジンギスカン)によって一度は廃墟にされたそうです。
地球の歩き方からの引用ですが、「普通の世界では光は天から差し地を照らすが、ブハラでは光が地から差し天を照らす」と言われるほどでした。サマルカンドが「京都」ならブハラは「奈良」だそうです。
ホテルの前の通りを渡って左側に大きなメドレセがあります。これはナディール・ディヴァンベギ・メドレセです。建物の説明は後ほど。上のメドレセとよく似ていますが、アーチの装飾が違います。
ハナカは滞在と思索の為の場所です。
メドレセのようにフジュラがありません。
ここから池の反対側にあるナディール・ティヴァンベギ・ハナカを写した写真が巻頭の写真です。
部屋のカーテンを開けると前はラビ・ハウズ横の公園です。
良く見かけるのですが、何という台なのか分かりませんでした。
この後はガイド付きの半日観光です。こちらは次の回でお伝えします。









































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