2016年3月30日水曜日

ベトナム航空でKL-成田往復

今回の日本への帰国で初めてベトナム航空を利用してみました。エアアジアを多く利用されている方に参考になればと、今回の体験をまとめてみました。

今回私たちが利用したのは、クアラルンプールーハノイ―成田の便でした。同様にホーチミンシティで乗り換える便もあり、料金が同じならこちらの方がベトナム―日本間が少し長いのでゆっくり眠れそうです。残念ながら私が予約した時には低料金のホーチミン経由の便が取れなくて、ハノイ経由になりました。

料金は往復で1人978.9リンギットでした。今日現在のレートだと約28,000円位です。手荷物は預ける荷物が30㎏まで、機内持ち込み手荷物は8㎏までです。予約時の価格表にはサーチャージ等が入っていないので550リンギットだったのですが最終料金は8割増しほどになってしまいました。

定刻は19:15クアラルンプール(KLIA)発 21:20ハノイ着です。21:20はベトナムタイムなのでマレーシアタイムでは22:20です。よって約3時間のフライトです。飛行機はA321で3席-3席。この間飲み物のサービス、勿論ビールやワインも提供されます。その後夕食です。チキンかビーフかを選べます。
座席スクリーンが付いていないので、映画は天井から吊り下げられたスクリーンで見るだけですが、英語かベトナム語だけでした。

ハノイ空港の乗り換え(Transit又はTransfer)は簡単で、入国管理の後ろにTransfer用のカウンターがありますが、成田までの航空券を持っているのでそのままエスカレーターで上の階に上がります。ここで再度安全検査を受けて出発便ゲートに向かいます。

ここで搭乗まで2時間以上も待たないといけないので、時間の過ごし方を考えておく必要があります。レストラン、バーなども開いているのですが、飛行機で飲み食いしているので食欲なく私たちは本を読んで過ごしました。



成田行きの便は定刻00:30ハノイ発07:00成田第一空港北ウィング着です。07:00は日本時間なのでベトナム時間では05:00です。よってフライト時間は4時間半しかありません。飛行機は最新型のB787で3-3-3席の並びです。どちらの飛行機もエアアジアと比べて足のスペースが少し広いようです。また新しいだけあって座席スクリーン付きでした。

こちらも直ぐにドリンクサービスがありアルコールをひっかけて眠るのもよし、座席スクリーンで日本語で映画を見るのもよしです。3時間後には朝食が始まるので私は結局20~30分程まどろんだだけでした。

帰路は10:00成田発13:55ハノイ着。勿論13:55はベトナム時間なので日本時間は+2時間です。機内サービスは日本に来るときと同じでドリンクサービスそしてランチです。
ハノイでの乗り継ぎ時間は2時間なので、実質ゲート前での待ち時間は1時間ほどでした。

日本を出る時乗り継ぎがあるため日本酒が買えなかったのですが、このターミナルにJALの通販のJALUXが出店していて、成田のDuty Free店より少し割高のようですがここで日本酒を購入しました。因みに玉乃光の純米大吟醸720mlがUS$30.00でした。

乗り換え便は定刻15:35ハノイ発19:45(マレーシア時間)クアラルンプール着です。こちらの便もドリンクと夕食がでました。

次にエアアジアと比べて良い点悪い点をまとめてみました。

良い点:
1.30㎏+8㎏までの荷物を追加料金なしに持ち込める。
2.アルコールを含むドリンク、食事が無料
3.足元が広い
4.ベトナム―日本間では座席にモニターが付いているので映画やゲームが楽しめる
5.成田に朝着なので乗り換えや自宅まで遠距離でも便利
6.機内が寒くないし、毛布と枕が付いている
7.低価格(但しSpecial Deal Priceが有る場合のみ)
8.KLIA・成田空港ともに歩く距離が少ない
悪い点:
1.時間がかかる
2.乗り換えの待ち時間が長い
3.成田着なので羽田から近い人には不便

いつもエアアジアを利用されている方で、上の悪い点の3つが我慢できる方にはお勧めです。但し購入時に到着時間を確認することが必要です。予約リストの中には翌日の午後着のように乗り換えに10時間近くもかかる便が入っています。またここで示されている価格には手数料やサーチャージが含まれていないので要注意です。尚関空・名古屋便もあります。

まとめるとサービスはJAL/ANA便と同等、料金はエアアジア並み。但し時間が11~12時間ほどかかると言うことです。

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