2016年3月28日月曜日

イポーからキャメロンハイランドへ

少し遡りますが2月に、昨年7月同様I氏の企画でイポー近郊のClearwater Golf Resortでゴルフをしました。クアラルンプールの自宅を6時過ぎに出て、高速1号線を北上。E135番出口の手前のサービスエリア(R&R)で持参したおにぎりを食べ少し休憩。
少し走ってE135番を出て9時前にゴルフ場に到着しました。
ここは私がメンバーになっているStaffield Country Resortと提携しているので、一人40リンギット(約1,100円)でプレイできます。クアラルンプールから向かった6人と最近クアラルンプールからイポーに移転さられたM氏ご夫妻を加えた8人でプレイしました。






Clearwaterはマレーシアの有名な資源である錫を掘ってできた穴で作られた湖を配したコースで、飛距離の出ない私のような老人プレイヤーには難度の高いコースです。






ゆったりとゴルフを楽しんだ後シャワーを浴びてイポーのホテルに向かいました。
この日の宿は市内のTower Regencyと言うホテルです。無駄に部屋が広くゴルフのスイングもできそうでした。


夕方6時にM氏ご夫妻の案内で夕食に出かけました。








昨年来た時に捜しきれなかった雪花ビール、つまり注いだビールが瞬時にシャーベット状になっていくビールにありつけました。まだ暑さの残った屋外のテーブルで飲むこの超冷たいビールは格別です。特に私たちは2年越しだったので感激しました。

しかし写真を撮っている間にも普通のビールになってしまうのが残念でした。
食事もおいしく値段も安くて、案内してくださったM氏ご夫妻に感謝感謝でした。

翌日は再度Clearwaterでゴルフをした後クアラルンプールに帰る予定のI氏達と分かれて、我々夫婦はM氏がメンバーのMeru Valley Resortに向かい、M氏ご夫妻と一緒にゴルフをしました。このコースはとても手入れの行き届いたコースでした。暑さもクアラルンプール近郊と比べるとそれほどでもなく、イポー在住の日本人の方たちが多く利用するわけが、分かるような気がしました。
この日はあいにくクラブハウスが断水だったので、コースに隣接して建っているコンドミニアムにお住いのM氏のお宅でシャワーをお借りし、クラブハウスで遅い昼食をご一緒しました。
メニューには和食お弁当も有りました。



午後4時ごろお二人とお別れして、一路この日の宿泊地のキャメロンハイランドに向かいました。このキャメロンハイランドは海抜1,800mの高原で、気温は約8度から24度と1年中涼しく、日本からも7~8月には避暑に来られる方も多数いらっしゃるそうです。イギリスの統治時代紅茶の栽培地として開発されたそうで、今では紅茶は勿論、野菜や果物の栽培が盛んで、マレーシアで流通している野菜の殆どがこの近郊で採れたものとか。
ナビが選んだルートが市内の渋滞にはまり、少し余分な時間を費やしましたが、A185号C181号線経由で約2時間でCameron Highlands Resort Hotelに到着しました。途中の道はところどころ追い越し車線があるものの、日光のいろは坂のようにカーブの多い登りが延々と続き、交通量が多いと結構時間がかかったかも知れません。

道路から少し上がったところに建つ3階建てのこのホテルは、5つ星らしくロビーや反対側にあるライブラリーはシックで落ち着いた感じ。日本人の女性スタッフがチェックイン手続きをしてくださいました。

部屋は高原のリゾートらしい造りでまずまずでした。問題は冷暖房機がないため、夜はかなり冷え込むことでした。あらかじめ経験者に教えてもらっていたので、私は持参したパーカーをは着て寝ました。
翌朝はホテルのダイニングで朝食。サラダなどはセルフで取るのですが、メイン料理はメニューのいくつかの料理の中から好きなものを選ぶ方式でした。







食後、少しゆっくりして9時にホテルの向かいのKGSASと言うゴルフ場へ。






ここで問題発生。なんとこのゴルフ場にはカート(バギー)が有りません。そういえば私達と前後して受付を済まされた日本人の方たちは、皆さんご自分の手引きカート(トロリー)を準備されていました。慌ててキャディーマスターに尋ねたところ、キャディーを使うか、はたまたトロリーだけを借りるかとのこと。ケチな私たちは15リンギット(約400円)でトロリーを借りることにしました。
ここもイポー同様たくさんの日本人がロングステーしていて、ゴルフ場も多くの日本人がプレイされてました。日本人シニア(55歳以上)料金が90リンギット(約2,600円)でセットされてるし、ゴルフ場の掲示板には日本人会のような同好会の日本語での案内などが貼られていました。
高原だけあって涼しくトロリーを引っ張ってのプレイでもそれほど汗はかかないし、ボールの飛距離も少し出たように感じました。それでもさすがに18ホール回るのは結構しんどい。私は後半の数ホールはバテバテでした。逆に妻はしり上がりに調子を上げて逆転負けを喫してしまいました。

面白いのはティーグランドの距離表示です。写真の赤丸に白抜きで9と書かれたところの上を見てください。TEEがTEAになっていました。流石に紅茶の産地ですね。










ゴルフ後ホテルで遅い昼食。シャワーを浴びた後このホテルの名物のアフタヌーンティーを満喫。二人で80リンギット(約2300円)でした。
この夜は晴れていたので、月と星がとてもきれいでした。



翌朝は9時から、ホテル主催のジム・トンプソン ミステリーツアーに参加。無料です。スコットランドからの老夫婦とドイツからの若いカップルの6人で参加しました。バスでホテルの裏山に行き、そこから山道を登りジャングルの中をマイナスイオンを浴びながら散策しました。元々はタイのシルク王のジム・トンプソンがここで失踪した謎を探るツアーですが、トンプソンが最後に住んでいた別荘が改装中の為訪れることができず、単なる森林浴ツアーになってしまいましたが、ガイドから森にある色々な植物の話などが聞けて、無料と言うこともあり大満足でした。但しガイドへのチップは掛かりましたが。

チェックアウトしてBOH TEAの茶畑に向かいました。途中のBrinchangと言う街の「香港」と言うレストランでご当地名物のスチームボート(水炊きのような鍋料理)で昼食。来る前にY氏に紹介していただいたこのお店は、清潔とは言えないけれど、安くておいしかった。2人で42リンギット〈約1,200円弱)でした。
茶畑までの間にはたくさんのイチゴ園、野菜市場や青果の露店が並んでいました。どこも二重駐車するほど盛況でした。私達も帰路立ち寄り野菜と果物を買って帰りました。

メインの道路から、大きな蜂蜜の販売店の前を左に入り細い山道を上り下りして暫く行くと見渡す限りの茶畑になります。駐車場から歩いて数分でBOH Teaの展望台に着きます。









そこからの眺めはすばらしかった。早速紅茶とチーズケーキを買って、茶畑を望みながらのティータイム。


隣接する工場を見学しお土産の紅茶を購入。







茶畑の中で結婚記念の写真を撮っているカップルも。小さくて見ずらいですが写真中央の1本の樹の横に白く見えるのが花嫁のウェディングドレスです。









帰りは59号線で山を下って行きました。キャメロンハイランドで一番大きな街のTanah Rataを過ぎて少しゆくとここにも大きな茶畑が有りました。Cameron Bharat Tea Plantationと言う茶畑で、59号線沿いにTea Houseもありました。Boh Teaの茶畑に行くよりは簡単に雄大な茶畑を見ることができます。






59号線は185号線と181号線経由より道路も狭く曲がりも多いので、運転は結構疲れました。E132で高速1号線にのり、最初のサービスエリアで休憩。昨年ここで買った食パンがおいしかったので今回も購入。1本10リンギット(約280円)です。柔らかくて日本の食パンに限りなく近いと思います。
ここから1時間半ほどで帰宅。午後7時半でした。(交換レートは28円/リンギットを使用)

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