2015年3月14日土曜日

スタークルーズでタイに行って来ましたー2日目

マレーシアとタイでは時差1時間。今回のように両国の西海岸を南北に移動すると経度は殆ど変らないのに、マレーシアの方が1時間早くなります。船内時計はすべてマレーシアタイムなので、このブログの記事もすべてマレーシアタイムで表示します。



7時半、つまりタイ時間の6時半に起きて窓のカーテンを開けたら、ようやく東の空がオレンジ色に輝き始めていました。急いで2人で6階のジョギングトレイルに。ジョギングする積りが、写真を撮りまくっていたので単なる散歩になってしまいました。



30分程で1周378mの甲板を2周半歩き、朝食へ。




ガッツリ食べて部屋に戻り、1日目に触れたNAVIGATORでチェックしたところ、9時半からプールサイドで料理の実演があるとのことで、妻は出かけて行きました。私は部屋で少しゆっくりした後実演会場に行ったところ、妻は既に何かを食べていました。

どうやらこの実演は調味料の販売目的のようで、コックが作った料理をその場で試食出たそうです写真のように数十人の方が試食されていました。
私が行ったときには既に、エビ料理とカニ料理が振る舞われたそうです。その後もチャーハン(マレーではナシゴレン)、そして鶏肉の料理も。
こんなに食べて朝食はどこに消えたのでしょうか?また後2時間後の昼食のスペースが胃には残っているのでしょうか?

その心配もどこへやら、11時半からしっかり昼食を食べ12時40分にプーケット観光の集合場所に。ところが600人のイスラムの団体(全員オレンジ色のTシャツを着ている)が入り口から延々と並んでいました。最後尾で並んでいると係員が我々一般客を優先的に集合場所に連れて行ってくれました。ラッキー。それでも結構待たされ、陸地への渡し舟(テンダー)に乗ってパトンビーチの船着き場(ジェッティー)に下りたのが、13時40分でした。

ここから3枚の写真はパトンビーチのスナップショットです。









ガイドの案内でツアーの受付をした後、5分ほど歩いたところに停車していたバスへ。


途中で見たカラフルなタクシーと夜には盛り上がりそうなバーの写真です。因みに19と書かれた案内ボードを持っているのが我々のガイドさんです。見ての通り立派な体格をされたこのタイ人のガイドさん、名前はアノねーさんと呼んでくださいとのこと。初めからハイテンションのこのガイドさんは、下ネタ大好きのとても面白い方でした。







最初に訪れたのはなぜか、プレミアアウトレット。御殿場の同系列のアウトレットに行き慣れている私達には、全く興味のないところでした。買い物に行かずビールを飲んで時間を潰しましたが、最後にゴルフショップに行き少しだけ買い物して時間前にバスに。
写真に写っている数十本の横線は電話線です。ここもベトナムや東南アジア各地で見受けられるように、町中にこうした電線の束がぶら下がっています。

今回の2日間のツアーは、クルーズの申し込みをしたときにプロモーションで安かったので購入したものです。この日のツアーは観光と言うよりショッピングがメイン。これで77リンギット(約2,700円)はちょっとお高い。船に乗って分かったのですが、その他にも沢山のツアーが準備されていました。後で見るとこれらのオプショナルツアー(ショアーエクスカーションと言う)はネットでも紹介されていました。下調べはきちんとするものですね。

次はTシャツの卸売店。プーケットと文字の入ったシャツから、エロっぽいシャツ、ハードロックカフェのシャツ等100種類以上のデザインのものが売られていました。10枚買えば1枚おまけでしたが、日本人10人合わせても10枚にならず買った人は定価で購入することになってしまいました。それでも1枚500円位です。

次に向かったのがカシューナッツの工場兼販売店。お店の前に大きなカシューナッツの木があり、実にそれぞれカシューナッツがぶら下がっていました。


中に入ると3人程の女性がカシューナッツの殻を破り、薄皮を剥く作業の実演をしていました。その奥では十数種の異なった味付けのカシューナッツの販売がされています。その前に健康に良いと言われるカシューナッツジュースなるものを飲みましたが、決してうまいものでなく薬としてなら飲めるかなってものでした。

ここでの試食は自由です。ただし手で掬わないで、試食らしく親指と人差し指の2本でつまんで食べるようガイドさんから指示がありました。ここでも10個買うと1個プレゼントと言うことで大量買いしました。同行のYさんとシェアして10個になりました。でもプレゼントは小さな小袋入りのカシューナッツで少しガッカリ。

次は真珠やその他の高価な宝石類を販売しているお店。ここではどなたも何も買わず無料のコーヒーを飲んだだけの全く無駄な行程でした。ここまでで既に予定の時間を1時間近く上回っていて、そろそろ焦り始めました。


次の2枚の写真は走っているバスの車窓から街の様子を写したものです。洗濯機のたくさん並んでいる写真は、コインランドリーです。その次の写真は市場の風景です。

次に行ったのはこのオプショナルツアーの唯一の観光スポット、プーケット島最南端のプロンテプ岬でした。既に岬に至る道路は停車しているバスで一杯。19時丁度に岬に到着しました。

丘を登って最初に見えたのが巨大な菩提樹の木でした。夕陽を浴びて輝いていました。


次に見えたのが色々な素材で作られた象たちに守られた四面の仏像で、パワースポットになっているそうです。

一番奥に大きな灯台と思われる建物が建っていました。









遅れたのが幸いし、美しい夕焼けを見ることができました。この岬の広場には既に多くの観光客がやがて訪れる日没を待っていました。

ここから4枚はその美しい夕景です。













後10分あれば我々も見ることができましたが、後の行程があるので30分程で岬を後にしました。












この岬の入り口に面白い看板がありました。ここでは喫煙のみならず飲酒も禁じられていました。岬の公園と言うよりは神聖な場所として取り扱われているのでしょう。






最後に向かったのはジャンセイロンと言う巨大なショッピングモール。クアラルンプールにもこれほど巨大なショッピングモールはありません。しかし私達グループは全くショッピングする気もないし、ここで食事をする気もありません。本来なら8時には船に戻って、ゆっくりと夕食を取れるはずだったのに既に8時半です。夕食時間は10時まで。少なくても9時半には船に戻って夕食を食べたいのに、ガイドに頼んでもジェッティーまで送ってくれませんでした。きっとマージンバックがあるんでしょうね。

この2時間も予定がずれ込んだ事は、今回のクルージングで数少ない不満の一つとなりました。

結局ここを出たのが9時10分。テンダーに乗って船に着いたら10時3分。案の定夕食には間に合いませんでした。食事は11時半から夜食タイムになるまでお預けでした。
シャワーを浴びて夜食へ。軽食しかありませんでしたがそれでもおいしく頂きました。12時半の閉店までビールを飲みながらおしゃべり。部屋に戻ってベッドに入ったのは1時を過ぎていました。

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