昨夜深夜まで踊り狂ったため、この朝は朝日の写真を撮りに行く元気もなく、8時前に起きて荷造り開始。8時半過ぎに終わったので廊下にスーツケースを出したところ、隣室のFさんも丁度出てきたので、朝食をご一緒することになりました。
一度も試していなかった中華の朝食へ行きました。ここは他の2つのレストランと違い、朝食はビュッフェスタイルでなくウェイターがセット料理を運んできてくれました。
料理は点心が主で何か足りない。コーヒーはもとより野菜も果物もない。これではもの足りないのでウェスタンのレストランにコーヒーを飲みに行くことにしました。
その途中、近くにチェックアウトをするカウンターがあるので先に清算を済ませることにしました。ここで最初の日に触れた船が変更になった為の影響がありました。
清算書を作成していたら、係員が390リンギット(約13、600円)のオンボードクレジット(OBC)なるものが付いているというではないですか。私はお酒の支払いを結構していたのでこのクレジットはすべて使い切っていましたが、ほかの皆さんはまだたっぷり残っているか全く使用していないかです。現金化できないので,清算前に使い切らねば損をしてしまいます。急いで皆さん買い物に行くことになりました。
悪いことではなく良いことなのですが、事前に教えてくれていれば、アルコール代を皆さんのOBCで払い、持ち出しにならずに済んだのに。
後日Iさんが旅行社に尋ねたら、スタークルーズ社の都合で船を変えた為、乗客に迷惑をかけたことによる慰謝料的なものでした。旅行社の担当者も私達に伝えるのを全く忘れていたとのことでした。損はしていないので、問題にはしませんでしたが伝達はキチンとやってもらいたいものですね。
清算後にパスポートを受け取り、皆さんが買い物している間にゆっくり甘いコーヒーを飲んだ後、プールのある9階に行きました。ペナン港へ近づいて行く景色を、爽やかな風に当たりながら楽しみました。これで船からの眺めもお終いとなりました。
11時半に下船のための集合場所に。日本人専用のテーブルが用意されていて、私たちの順番が来るまでここで立替金の清算とお喋り。話題はもっぱらOBCに関してでした。
因みに酒代は1人3日間で118リンギット(約4,100円)でした。ビール20リットル、ワイン4本でした。それ以外にパ^ティーで提供されたカクテルや私のカジノの上りで買ったビールもあるので良く飲みましたね。
1時間後に下船。荷物を受け取り入国審査へ。やっと見つけた我々のバスに乗ったのは1時を回っていました。
30分位走ったところにあるサービスエリアで昼食。私たちはフライドマカロニとチキンケバブでした。
14時10分にここを出て、約2時間ごとにトイレ休憩を2回。7時半に出発時と同じタイムズスクエアに到着。ここで2組に分かれました。すぐ帰宅する組と、夕食を済ませて帰る組です。私たちは帰宅組に。
まだラッシュアワーなので流しのタクシーは捕まらず、25リンギットで交渉成立したので乗車。意外とスムーズで20分で帰宅できました。
我々夫婦にとってこれが3回目のクルーズでした。過去2回は横浜発6日間とローマ発12日間で、どちらもミニスイート泊と少し贅沢なクルージングでしたが、今回のような経済的なクルージングも手軽でそれなりに楽しいことが分かりました。次はどこへ行くかなともう考え始めています。
長い記事にお付き合いいただきありがとうございました。
2015年3月16日月曜日
2015年3月15日日曜日
スタークルーズでタイに行って来ました―3日目
今朝の朝食もウェスタンスタイルのレストランです。マレー料理主体でポークを使わないインターナショナルブッフェはお祈りの後のイスラムの方たちで一杯だし、中華のレストランはコーヒーがないので、コーヒーがないと朝が始まらない私は必然的にこちらになります。ところがこのコーヒー、毎回飲むたびに味が変わります。日替わりと言うのではなく、1杯目のコーヒーは砂糖無しと喜んでいたら、2杯目は砂糖が入っていて甘い。テーブルには砂糖とミルクが置いてあるのだから、ポットに入っているコーヒーはブラックにしておいて欲しいものです。確かにマレーシアでブラックコーヒーを飲もうと思うとかなり苦労します。しかし多国籍の乗客を乗せるクルーザー内はブラックにしておいて欲しいと思うのは私だけでしょうか。
余談で行を使ってしまいました。朝食後9時半過ぎに集合しクラビに渡るための高速艇に乗り移りました。外に出て分かったのですが、船が停泊しているのは昨日のプーケット沖と違いかなり沖の方でした。近くにクラビの有名な島の一つ、鳥の頭に似た奇岩を持つチキン島が見えました。ここから30分程高速艇で走ってやっと、クラビの新しくできたフェリーターミナルに到着です。
マングローブの森の中から突き出したこのターミナルにはピピ島行きの船が止まっていて多くの若い欧米人が乗り込んでいました。きっとダイビングに行くのでしょう。今回は島巡りはしないので透明度の高い澄んだ海を見ることはありませんでした。プーケットにしてもクラビにしても、ビーチは陸地の泥が流れ込んでいるので、泳げる範囲での透明度はあまり良くありません。
今日のツアーのガイドさんは、またまた大柄でがっしりした体育会系のタイ女性です。名前は聞き漏らしてしまいました。クラビはここ10年で開発されつつある新しいリゾート地です。それまではバックパッカーの天国だったと言うことでした。プーケットの5倍ほどの面積を持つ土地に1/3ほどの20万人強の人々が住んでいてイスラム教が60%で残りが仏教徒だそうです。バンコックまでは1000kmあるがマレーシアまでは500km位だそうです。
最初に訪れたのはクラビのシンボルのツインピークが望める川沿いの広場です。この地域のいたるところにある標高100mほどの山々は石灰岩層独特の様相をしています。例えれば中国の桂林の風景を少し若くして荒々しくした感じです。またこの広場にはクラビの名物マッドクラブの銅像も建っていました。ここで記念写真
を撮ったりアイスクリームを食べたりしました。
15分程過ごした後、次の白いお寺(白廟)へ。丘の上のこの寺院に行く途中の交差点に巨大な猿の像が建っていました。これは猿ではなく、ここで発見されたホモサピエンスを記念して建てられたそうです。
白廟は美しく眺めも良いのですが、新しく見えるためか厳かさに欠けているように思えました。
しかしこのお寺は王族の所有で、この丘全体のみならず麓の街まですべてこのお寺が所有していて、賃貸しているそうです。一体幾らの収入があるんでしょうね。20分程いてこの寺院を後にしました。
12時を過ぎたのでここから5分程のところの住宅街の奥まった
ところにあるレストランへ。
看板も出ていないので、こうしたイスラム教徒主体の観光客のためのレストランなのでしょう。8人テーブルなので私とIさんは他のマレーシアの方々とシェアしました。2組の家族で一組は元トヨタに勤務されていた男性とその新婚の奥さんでした。もう一方は5月に北海道に行かれると言う老夫婦とその娘さんでした。食事はマレー料理とタイ料理を足して2で割ったような料理でしたが、結構おいしく頂けました。Iさんのリードのお蔭で北海道の話などしながらの和気あいあいの食事でした。
食後このレストランの横の棟にあるトイレに行ったら、その新郎さんが興奮して「このトイレはマレーシアの映画に使われたトイレです。」と教えてくれました。写真を撮りまくった後バスに戻った彼が慌ててトイレに戻ってきました。なんと奥さんを忘れたそうです。さてこの後2人はどうなったのでしょうか。私達のグループにもお一方トイレのフックにバッグを忘れかけていた方がいらっしゃいましたが、奥さんを忘れるなんてね。
1時にレストランを出発して15分くらい走ったところにある巨大鯰の養殖所に。ここは現地のお金持ちの男性と結婚されたアメリカ人の女性が趣味で運営しているそうです。ジャングルをそのまま利用して、ところどころの池にナマズやそのほかの淡水魚を養殖しています。
ここの目玉は体重80kgを超す2m近いアロワナ。その泳ぐ姿は迫力ありました。
しかしこの魚より皆を喜ばせたのはそこで飼っている色々な動物です。
亀やワニは見ていても面白くありませんが、主役は黒豚、そして2匹のやぎに1匹の猿です。特にイスラム教の人たちとって豚は触れてはならないものなのに、その豚が近づいて来るものですから大変です。狭いジャングルの中の狭い道ですから逃げようもなく、もと来た道を一目散で引き返す始末。その次がヤギ君たちです。人にじゃれ付いて来るので小さい子は泣き出していました。また猿は私のカメラのベルトにぶら下がりブランコを楽しむし。その猿に餌を取られてしまったもう1頭のヤギ(羊?)は灰皿の煙草を食べて主人にしかられていました。
この動物以上に興味があったのは、ここの主人の娘たちです。10歳と8歳のこの娘たちは、学校にも行かず、母親が教育しているそうです。いつも裸足で歩いていて、まるで森の妖精のようでした。
裸足と言えば途中ですれ違った、すり切れた衣服をまとい、髭ぼうぼうで裸足で歩いていたみすぼらしい男性が、なんとご主人だったとのこと。ホームレスかと思っていたのに、ビックリでした。
最後に向かったのはクラビを代表するアオナンビーチです。プーケットのパトンビーチのようなものですが、規模も賑やかさも比べものになりません。ビーチの砂浜は遠浅でないのか幅が5mほどしかなく、泳ぐ客も殆ど見当たりません。もっとも我々が立ち寄ったところはビーチの北の端で遊泳禁止の場所でしたが。
泳ぐ気満々だったIさんも諦めて、全員でマッサージに。写真の路地にあるマッサージ店へ。
1時間250バーツを10人団体割引?で200バーツに。チップは払う人払わない人いましたが、私はいつものように50バーツ。
3時40分頃出発しフェリーターミナルへ。30分で到着。写真はターミナルから北を写したものです。遠くに見える尖った山の左側が先ほどまでいたアオナンビーチになります。
昨日とは違い今日は40分も予定より早い。その為、600人の団体の前に高速艇に乗ることができ5時に船に帰りました。7時からのパーティーに余裕を持って準備できると喜んでいたら、なんと部屋が臭い。強烈な臭気でこれでは部屋に入れません。ハウスキープの係員を呼んで消臭してもらったけど、そんなのは一時的な処置で、空調から入ってきている元を何とかしなくては寝ることもできません。私達日本人グループで5部屋使っているのですがこの異臭は私と隣のFさんの部屋だけ。結局日本人担当のハンさんを呼んで部屋を変更してもらうことに。
写真の風景は消臭時に6階のデッキからクラビの海岸線を写したものです。海からしか行けないライレイ&プラナンビーチです。
私達が立ち寄ったアオナンビーチはこの左手になります。
私とFさんで部屋の変更の手続きをしている間にご夫人は荷物をまとめ、手続きが終わると同時に新しい部屋へ。今度の部屋は今までの部屋と丁度船の対角線上にある船首左舷の部屋で、エンジン音も聞こえず静かな部屋でした。但し机の引き出しが壊れていて何度も落としてしまいました。
この引っ越し騒ぎで1時間以上もかかってしまい、慌ててシャワーを浴びてスマートカジュアルに着替えて、既に始まっているパーティー会場へ。カクテルを飲みながらショーを楽しんだ後、ディナーパーティーの会場に移動。
私たちは全員それなりの格好はしていましたが、かなりのお客はラフな格好でした。これではアジア人のクルーズでのマナーの悪さを指摘されるわけですね。もっともこの値段のクルーズですから、すべてカジュアルとしてくれれば、荷物も少なくてすんだのに。
前菜は3種から、スープは2種、メインは4種から選びます。デザートは1種だけでした。私はカモのロースト(写真)、マッシュルームスープ、そしてラムのグリル(写真)でした。
食事の途中スタッフによるダンスで盛り上がりました。
食後はショーを見ながら残っていた最後のワインを開けて飲みほしました。その後カジノの奥にあるラウンジでライブ演奏を楽しんだ後、ディスコへ行くと言う他の皆さんと別れ私達夫婦はカジノへ。メンバーカードにチャージし、スロットマシンにトライ。10分くらいで少し浮いたので止めて現金化。他の皆さんを追っかけてディスコへ。皆さん、何十年かぶりのディスコとあって大盛り上がり。おまけに私達日本人だけの貸切だったので、心行くまで踊り狂いました。
暑くなったのでプールサイドへ最後のショーを見に行きました。時刻は既に11時半を回っていました。カジノで買ったお金でビールを買い、このクールジングの最後の夜に乾杯。
12時過ぎまでここでも踊ってお開きに。
眠りについたのは1時を回っていました。
2015年3月14日土曜日
スタークルーズでタイに行って来ましたー2日目
マレーシアとタイでは時差1時間。今回のように両国の西海岸を南北に移動すると経度は殆ど変らないのに、マレーシアの方が1時間早くなります。船内時計はすべてマレーシアタイムなので、このブログの記事もすべてマレーシアタイムで表示します。
7時半、つまりタイ時間の6時半に起きて窓のカーテンを開けたら、ようやく東の空がオレンジ色に輝き始めていました。急いで2人で6階のジョギングトレイルに。ジョギングする積りが、写真を撮りまくっていたので単なる散歩になってしまいました。
30分程で1周378mの甲板を2周半歩き、朝食へ。
ガッツリ食べて部屋に戻り、1日目に触れたNAVIGATORでチェックしたところ、9時半からプールサイドで料理の実演があるとのことで、妻は出かけて行きました。私は部屋で少しゆっくりした後実演会場に行ったところ、妻は既に何かを食べていました。
どうやらこの実演は調味料の販売目的のようで、コックが作った料理をその場で試食出たそうです写真のように数十人の方が試食されていました。
私が行ったときには既に、エビ料理とカニ料理が振る舞われたそうです。その後もチャーハン(マレーではナシゴレン)、そして鶏肉の料理も。
こんなに食べて朝食はどこに消えたのでしょうか?また後2時間後の昼食のスペースが胃には残っているのでしょうか?
その心配もどこへやら、11時半からしっかり昼食を食べ12時40分にプーケット観光の集合場所に。ところが600人のイスラムの団体(全員オレンジ色のTシャツを着ている)が入り口から延々と並んでいました。最後尾で並んでいると係員が我々一般客を優先的に集合場所に連れて行ってくれました。ラッキー。それでも結構待たされ、陸地への渡し舟(テンダー)に乗ってパトンビーチの船着き場(ジェッティー)に下りたのが、13時40分でした。
ここから3枚の写真はパトンビーチのスナップショットです。
ガイドの案内でツアーの受付をした後、5分ほど歩いたところに停車していたバスへ。
途中で見たカラフルなタクシーと夜には盛り上がりそうなバーの写真です。因みに19と書かれた案内ボードを持っているのが我々のガイドさんです。見ての通り立派な体格をされたこのタイ人のガイドさん、名前はアノねーさんと呼んでくださいとのこと。初めからハイテンションのこのガイドさんは、下ネタ大好きのとても面白い方でした。
最初に訪れたのはなぜか、プレミアアウトレット。御殿場の同系列のアウトレットに行き慣れている私達には、全く興味のないところでした。買い物に行かずビールを飲んで時間を潰しましたが、最後にゴルフショップに行き少しだけ買い物して時間前にバスに。
写真に写っている数十本の横線は電話線です。ここもベトナムや東南アジア各地で見受けられるように、町中にこうした電線の束がぶら下がっています。
今回の2日間のツアーは、クルーズの申し込みをしたときにプロモーションで安かったので購入したものです。この日のツアーは観光と言うよりショッピングがメイン。これで77リンギット(約2,700円)はちょっとお高い。船に乗って分かったのですが、その他にも沢山のツアーが準備されていました。後で見るとこれらのオプショナルツアー(ショアーエクスカーションと言う)はネットでも紹介されていました。下調べはきちんとするものですね。
次はTシャツの卸売店。プーケットと文字の入ったシャツから、エロっぽいシャツ、ハードロックカフェのシャツ等100種類以上のデザインのものが売られていました。10枚買えば1枚おまけでしたが、日本人10人合わせても10枚にならず買った人は定価で購入することになってしまいました。それでも1枚500円位です。
次に向かったのがカシューナッツの工場兼販売店。お店の前に大きなカシューナッツの木があり、実にそれぞれカシューナッツがぶら下がっていました。
中に入ると3人程の女性がカシューナッツの殻を破り、薄皮を剥く作業の実演をしていました。その奥では十数種の異なった味付けのカシューナッツの販売がされています。その前に健康に良いと言われるカシューナッツジュースなるものを飲みましたが、決してうまいものでなく薬としてなら飲めるかなってものでした。
ここでの試食は自由です。ただし手で掬わないで、試食らしく親指と人差し指の2本でつまんで食べるようガイドさんから指示がありました。ここでも10個買うと1個プレゼントと言うことで大量買いしました。同行のYさんとシェアして10個になりました。でもプレゼントは小さな小袋入りのカシューナッツで少しガッカリ。
次は真珠やその他の高価な宝石類を販売しているお店。ここではどなたも何も買わず無料のコーヒーを飲んだだけの全く無駄な行程でした。ここまでで既に予定の時間を1時間近く上回っていて、そろそろ焦り始めました。
次の2枚の写真は走っているバスの車窓から街の様子を写したものです。洗濯機のたくさん並んでいる写真は、コインランドリーです。その次の写真は市場の風景です。
次に行ったのはこのオプショナルツアーの唯一の観光スポット、プーケット島最南端のプロンテプ岬でした。既に岬に至る道路は停車しているバスで一杯。19時丁度に岬に到着しました。
丘を登って最初に見えたのが巨大な菩提樹の木でした。夕陽を浴びて輝いていました。
次に見えたのが色々な素材で作られた象たちに守られた四面の仏像で、パワースポットになっているそうです。
一番奥に大きな灯台と思われる建物が建っていました。
遅れたのが幸いし、美しい夕焼けを見ることができました。この岬の広場には既に多くの観光客がやがて訪れる日没を待っていました。
ここから4枚はその美しい夕景です。
後10分あれば我々も見ることができましたが、後の行程があるので30分程で岬を後にしました。
この岬の入り口に面白い看板がありました。ここでは喫煙のみならず飲酒も禁じられていました。岬の公園と言うよりは神聖な場所として取り扱われているのでしょう。
最後に向かったのはジャンセイロンと言う巨大なショッピングモール。クアラルンプールにもこれほど巨大なショッピングモールはありません。しかし私達グループは全くショッピングする気もないし、ここで食事をする気もありません。本来なら8時には船に戻って、ゆっくりと夕食を取れるはずだったのに既に8時半です。夕食時間は10時まで。少なくても9時半には船に戻って夕食を食べたいのに、ガイドに頼んでもジェッティーまで送ってくれませんでした。きっとマージンバックがあるんでしょうね。
この2時間も予定がずれ込んだ事は、今回のクルージングで数少ない不満の一つとなりました。
結局ここを出たのが9時10分。テンダーに乗って船に着いたら10時3分。案の定夕食には間に合いませんでした。食事は11時半から夜食タイムになるまでお預けでした。
シャワーを浴びて夜食へ。軽食しかありませんでしたがそれでもおいしく頂きました。12時半の閉店までビールを飲みながらおしゃべり。部屋に戻ってベッドに入ったのは1時を過ぎていました。
7時半、つまりタイ時間の6時半に起きて窓のカーテンを開けたら、ようやく東の空がオレンジ色に輝き始めていました。急いで2人で6階のジョギングトレイルに。ジョギングする積りが、写真を撮りまくっていたので単なる散歩になってしまいました。
30分程で1周378mの甲板を2周半歩き、朝食へ。
ガッツリ食べて部屋に戻り、1日目に触れたNAVIGATORでチェックしたところ、9時半からプールサイドで料理の実演があるとのことで、妻は出かけて行きました。私は部屋で少しゆっくりした後実演会場に行ったところ、妻は既に何かを食べていました。
どうやらこの実演は調味料の販売目的のようで、コックが作った料理をその場で試食出たそうです写真のように数十人の方が試食されていました。
私が行ったときには既に、エビ料理とカニ料理が振る舞われたそうです。その後もチャーハン(マレーではナシゴレン)、そして鶏肉の料理も。
こんなに食べて朝食はどこに消えたのでしょうか?また後2時間後の昼食のスペースが胃には残っているのでしょうか?
その心配もどこへやら、11時半からしっかり昼食を食べ12時40分にプーケット観光の集合場所に。ところが600人のイスラムの団体(全員オレンジ色のTシャツを着ている)が入り口から延々と並んでいました。最後尾で並んでいると係員が我々一般客を優先的に集合場所に連れて行ってくれました。ラッキー。それでも結構待たされ、陸地への渡し舟(テンダー)に乗ってパトンビーチの船着き場(ジェッティー)に下りたのが、13時40分でした。
ここから3枚の写真はパトンビーチのスナップショットです。
ガイドの案内でツアーの受付をした後、5分ほど歩いたところに停車していたバスへ。
途中で見たカラフルなタクシーと夜には盛り上がりそうなバーの写真です。因みに19と書かれた案内ボードを持っているのが我々のガイドさんです。見ての通り立派な体格をされたこのタイ人のガイドさん、名前はアノねーさんと呼んでくださいとのこと。初めからハイテンションのこのガイドさんは、下ネタ大好きのとても面白い方でした。
最初に訪れたのはなぜか、プレミアアウトレット。御殿場の同系列のアウトレットに行き慣れている私達には、全く興味のないところでした。買い物に行かずビールを飲んで時間を潰しましたが、最後にゴルフショップに行き少しだけ買い物して時間前にバスに。
写真に写っている数十本の横線は電話線です。ここもベトナムや東南アジア各地で見受けられるように、町中にこうした電線の束がぶら下がっています。
今回の2日間のツアーは、クルーズの申し込みをしたときにプロモーションで安かったので購入したものです。この日のツアーは観光と言うよりショッピングがメイン。これで77リンギット(約2,700円)はちょっとお高い。船に乗って分かったのですが、その他にも沢山のツアーが準備されていました。後で見るとこれらのオプショナルツアー(ショアーエクスカーションと言う)はネットでも紹介されていました。下調べはきちんとするものですね。
次はTシャツの卸売店。プーケットと文字の入ったシャツから、エロっぽいシャツ、ハードロックカフェのシャツ等100種類以上のデザインのものが売られていました。10枚買えば1枚おまけでしたが、日本人10人合わせても10枚にならず買った人は定価で購入することになってしまいました。それでも1枚500円位です。
次に向かったのがカシューナッツの工場兼販売店。お店の前に大きなカシューナッツの木があり、実にそれぞれカシューナッツがぶら下がっていました。
中に入ると3人程の女性がカシューナッツの殻を破り、薄皮を剥く作業の実演をしていました。その奥では十数種の異なった味付けのカシューナッツの販売がされています。その前に健康に良いと言われるカシューナッツジュースなるものを飲みましたが、決してうまいものでなく薬としてなら飲めるかなってものでした。
ここでの試食は自由です。ただし手で掬わないで、試食らしく親指と人差し指の2本でつまんで食べるようガイドさんから指示がありました。ここでも10個買うと1個プレゼントと言うことで大量買いしました。同行のYさんとシェアして10個になりました。でもプレゼントは小さな小袋入りのカシューナッツで少しガッカリ。
次は真珠やその他の高価な宝石類を販売しているお店。ここではどなたも何も買わず無料のコーヒーを飲んだだけの全く無駄な行程でした。ここまでで既に予定の時間を1時間近く上回っていて、そろそろ焦り始めました。
次の2枚の写真は走っているバスの車窓から街の様子を写したものです。洗濯機のたくさん並んでいる写真は、コインランドリーです。その次の写真は市場の風景です。
次に行ったのはこのオプショナルツアーの唯一の観光スポット、プーケット島最南端のプロンテプ岬でした。既に岬に至る道路は停車しているバスで一杯。19時丁度に岬に到着しました。
丘を登って最初に見えたのが巨大な菩提樹の木でした。夕陽を浴びて輝いていました。
次に見えたのが色々な素材で作られた象たちに守られた四面の仏像で、パワースポットになっているそうです。
一番奥に大きな灯台と思われる建物が建っていました。
遅れたのが幸いし、美しい夕焼けを見ることができました。この岬の広場には既に多くの観光客がやがて訪れる日没を待っていました。
ここから4枚はその美しい夕景です。
後10分あれば我々も見ることができましたが、後の行程があるので30分程で岬を後にしました。
この岬の入り口に面白い看板がありました。ここでは喫煙のみならず飲酒も禁じられていました。岬の公園と言うよりは神聖な場所として取り扱われているのでしょう。
最後に向かったのはジャンセイロンと言う巨大なショッピングモール。クアラルンプールにもこれほど巨大なショッピングモールはありません。しかし私達グループは全くショッピングする気もないし、ここで食事をする気もありません。本来なら8時には船に戻って、ゆっくりと夕食を取れるはずだったのに既に8時半です。夕食時間は10時まで。少なくても9時半には船に戻って夕食を食べたいのに、ガイドに頼んでもジェッティーまで送ってくれませんでした。きっとマージンバックがあるんでしょうね。
この2時間も予定がずれ込んだ事は、今回のクルージングで数少ない不満の一つとなりました。
結局ここを出たのが9時10分。テンダーに乗って船に着いたら10時3分。案の定夕食には間に合いませんでした。食事は11時半から夜食タイムになるまでお預けでした。
シャワーを浴びて夜食へ。軽食しかありませんでしたがそれでもおいしく頂きました。12時半の閉店までビールを飲みながらおしゃべり。部屋に戻ってベッドに入ったのは1時を過ぎていました。
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