マラッカ2日目の4月2日、朝食後チェックアウトし、ガイドブックの地図の隅っこの方にあったポルトガル広場と言われるところに行ってみました。ところが海辺にあるこの広場は、オランダ広場とは大違い。歴史的建造物は全くなく、ガイドブックに詳しくは紹介されていない訳が納得させられました。大きな建物はホテルとカレッジだけ。
左の写真はそのカレッジ側から写したものですが、さびれた漁港と言った感じです。また右の写真はポルトガル広場と看板を掲げたゲートですが、中には小さな売店があるだけでした。カレッジの入り口にリスボンホテルと書かれていたので入ってみたのですが、ホテルらしきものはなく学生たちしか見かけませんでした。
早々に引き揚げ、昨日インフォメーションセンターで入手した英語の地図に載っていた、ストレイト・モスク、つまり海峡モスク(回教の間違えではありません、当たり前か?寒い冗談はやめてくれって言われそうです)へ行ってみました。当然海峡とはマラッカ海峡のことです。橋を渡ってマラッカの街の南にあるプラウ島へ。
島全体が開発中と言った生活感の全く感じられないその島の南端に超がつくほど近代的で立派なモスクが、天を突くような高いミナレットを従え、海上に張り出して建てられていました。靴を脱いでそのモスクの回廊を、打ち上げられた波しぶきで足が濡れるのを避けながら歩いていると、聞こえるのは波の音だけ。
しばらくその静寂を楽しみ、騒音のする市内に戻りました。
この日のランチは、ガイドブックお勧めのプラナガン・タウン・ハウスです。築120年と言うプラナガンの豪邸を利用したレストランです。左の写真は玄関ホールです。ここでもガイドブックに紹介された料理3点(右下の写真)をオーダー。12時前と言うこともありお客は私達だけでした。
昨夜のオレ・サヤンより格式が高くその分値段も少しだけお高いようです。昨夜がビール込みで52リンギット、約1500円強でしたが、このランチはビールなしで55リンギットです。それでも2人で1700円弱ですから、日本とは比較にならない値段ですね。
食後のコーヒーを飲むためにここからマラッカで最も著名なホテルの一つ、ザ・マジェスティック・ホテルへ。左の写真のように入り口はこじんまりとしています。このホテルは市中心の北部にあり道路を挟んでマラッカ川に面して建てられています。川辺にはリバー・クルーズの乗り場もあります。クルーズ船は、右の写真の左手を河口方面へ。右手は上流のU-ターン地点に向かいます。
左の写真のように格式高いロビーでコーヒーを飲んでいて気が付いたのですが、美しい衣装に身を包んだ女性のスタッフも足元はサンダルでした。日本では考えられないですね。
おいしいコーヒーを飲み、ゆっくり休憩したのち帰路につきました。
短い滞在でしたが、また訪れてもいいかなっと思わせる街でした。
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