2023年1月13日金曜日

ベトナムのフーコック島へーその1

 

Grand World

 11月のある日エア・アジアのプロモーションでベトナムのフーコック島へのフライトを見つけ、その場で予約。1月8日(日)クアラルンプール出発の1月11日(水)帰りの便で2人で往復15,400円でした。東京から私の故郷岡山への新幹線片道1人分くらいの値段です。

 ところがその数週間後、エア・アジアからフライト変更の連絡が来ました。何と11日はフライトがなくなり10日(火)に変更とあります。調べてみると毎日有った便が日、火、金の週3便に減便されていました。木曜日にはクアラルンプールに居なくてはいけないので、泣く泣く了承してホテルに予約の変更を入れました。ま、値段が値段なので仕方ないかな。

 なので今回の旅行は楽しむと言うよりとりあえずどんな所か見て来ようと言う旅になりました。

フーコック島はベトナムの最南端と言うよりカンボジアの沖にあるベトナム領の島です。

形は左の地図のようになっています。南北約50kmもあるベトナム最大の島です。

ひと昔前はベトナム最後の秘境と言われていたらしいのですが、2012年に空港ができた後急速に観光地化しています。

特に西海岸沿いには数多くのリゾートホテルが建ち並び、建設中の物も数多くありました。


 島内にはテーマパークやアミューズメントパークもいくつかあり、お子さんを連れた家族旅行でも十分楽しめるようになっています。

中でも売りはギネス登録された世界一の長さを誇るケーブルカー(ロープウェイ)です。

フーコック島南端から島々に橋脚を立て約8km先のトム島まで20分で運びます。これは後ほど詳しくお伝えします。

 さて私たちの旅の話に戻ります。1月8日日曜日早朝車でKLIA2へ。駐車場に車を停めて空港内へ。朝7時前なのでラウンジによって朝食を食べていくか悩んだのですが、Web Check-inはしていたものの、出国手続きにどの位時間がかかるか分からなかったので、とりあえずイミグレへ。

 カウンターの前はかなりの行列ができていました。折り返したところで、何と以前同じゴルフ会に入っていたIさんご夫妻が隣の列に並ばれているのを発見。お尋ねすると同じくフーコック島に行くとのこと。こんな偶然ってあるんですね。

 20分位かかってカウンターに到着。妻のBoarding-passが私のスマホに入っていたので、少しまごつきましたが問題なく出国手続き完了。E-Boarding passではターミナルPになっていたのですが、確認したところL7に変更になっていました。危なかった。Lターミナルは食べる所が少ないので、やはりラウンジで食べて来るべきだったと後悔しました。

 案の定開いているレストランは1件。Old Town Coffeeのみでした。仕方なくここでフレンチトーストとカヤトースト、それにコーヒーをオーダー。ところが30分待っても出来上がらない。定刻迄30分を切って来たので、持ち帰りに変更。先にできていたらしいコーヒーやフレンチトーストは冷めていました。定刻20分前にゲートの待合室へ。ここで急いで食事。10分後に搭乗開始。綱渡りの様でした。

 それでもここまではまだ良かった。

座席に着いてシートベルトを締め窓の外の写真を撮ったりしていましたが、一向に動く気配がない。定刻を30分過ぎたころ機長からアナウンスがあり、技術的な問題が発生したため、一度降機して待合室で待つようにとの指示。

出発時間はまだ不明とのこと。やってくれました。フーコック島での滞在時間がどんどん削られて行きました。

 それでも待合室ではIさんご夫妻と楽しい会話ができたので時間がアッと言う間に過ぎました。一度ゲート変更が有ったのですが、10時頃、出発は11時になるとのアナウンスが。

 10時40分ごろ搭乗開始。さすがに謝意を表してか搭乗前に熱々のナシレマ弁当と水が配られました。

座席に着いてすぐ食べる人が多く、これでは離陸できないのではと心配。やはり今回も11時には動かない。結局20分遅れでゲートを離れました。

トータル丁度3時間遅れでした。これから先が思いやられる。

 1時間半でフーコック島に到着。時差があるのでマレーシア時間の12時50分、ベトナム時間の11時50分に着陸。

イミグレは3列開いていて、夫婦一緒にカウンターに行けました。あっという間に終わり、前にある両替所に。ベトナムの通貨ドンは多少持っていましが、少しでも替えて行こうと思いました。ところがここではUS$とEUROしか両替できませんでした。

一般的にはホテルの無料送迎が付いているので、ホテルまでお金のかかるところはないのですが、US$を持ってくれば良かったと少し後悔しました。

 迎えの車にはフライトが遅れたため私達だけでゆったりと座れました。

ホテルには20分少しで到着。

写真がこれから2泊するSeashells Hotelです。徒歩5分で観光スポットの一つであるナイト・マーケットがあります。


 チェックインを終えて少しロビーでまったりしました。生憎の曇り空で海がどんよりしていますが、ロビーからインフィニティ―・プール、そしてビーチまで見渡せます。

3時にならないと部屋に入れないとのことで、先ずナイトマーケットの位置確認と両替所を捜しに行きました。


 写真は街中を走っているミニバス(タクシー)です。値段はそれほど高くないようです。

ナイトマーケットの入り口はすぐ分かったのですが、両替所はなく、日曜日で銀行も閉まっていました。

結局ATMでクレジットカードからドンを入手しました。

 ホテルに戻ってツアーカウンターでGrand World往復のタクシーを頼みました。800,000ドン(0を2つ取って2で割りそれを1割増しにすると大体ドンから円を換算できます。以前は1割増しはいらなかったのですが。旅行者に円安はつらい。)でした。

Grabだともっと安いと思いました。Grabの運転手が英語が分からないと困るので、こちらにしたのですが、なんとこの運転手一言の英語も分からない。翻訳機で一生懸命言って来るのですが、翻訳しているのは韓国語。Japaneseと言っても通じない。せめて英語にしてくれよ。仕方ないのでGoogle翻訳にベトナム語をダウンロード。使うつもりのなかったデータローミングを使ってしまった。38リンギット(1,100円位)の損失。WIFIの有るホテルでダウンロードしておくべきでした。

 待ち合わせ場所を決めて帰るころに電話することに。

園内を走れる車を使うかと聞かれましたが今回はパス。また電動スクーターもレンタルできるようで、2人で動くならこちらが便利かも。今日は曇天でそれほど暑くなかったので歩くことに。

 目の前に巨大なオブジェが。ここから先が公園になっているのですが、趣旨の分からないオブジェが数多く建てられていました。

公園の向こうには竹で作られた美術館が。その向こうに中華街。右に目を向けるとベニスが。

この辺りは軽くスルーしてメインのベニス通りへ向かいました。竹の美術館前を右に曲がり真っ直ぐ道路を突っ切った所にゲートがあります。


 こちらはそのゲート付近から左岸を写したものです。

まるで絵にかいたようでした。

停泊しているゴンドラはWater Taxiと呼ばれ午前中は8時から11時まで、午後は3時から7時まで営業しています。



 途中にいくつか架かっている橋です。

この橋の向こうにはテディーベア―館もあります。


 こちらは途中橋の上から写したものです。童話の中の絵の様ですね。

この長さの何倍か奥に延びてるようですが、私たちは途中で引き返しました。

ゴンドラに乗るか、電動スクーターに乗れば一周できるかも。

この投稿の最初の写真は左の写真の反対方向を写したものです。

 これだけのお店が入っていて本当にビジネスになるのか心配です。

特にこの日は日曜日なのに閑散としていました。この近くに大きな遊園地やサファリパークもあるようなので、併せてビジネスにしているのかな。

写真はカラフルなダイソーです。このほかにもロッテリアなどもありました。




 午後3時を過ぎたのでゴンドラが動き始めました。観光客はこの時間に合わせて来るようです。





 歩き疲れたの川辺で休憩。妻は初めてのシュガー・パーム・フルーツ(写真)のジュース、私は近くのHighland Coffeeで買って来たコーヒーをゴンドラを見ながら飲みました。







 ベニス通りを後にして中華エリアへ。丁度ライオンダンスをしていました。

見ている人たちはスタッフかと思いましたが、どうやら観光客が貸衣装を着ていたようです。



 待ち合わせ場所近くのオブジェ。






 公園入り口付近で。

出たところでドライバー発見。午後3時半でした。到着したのが2時だったので1時間半いたことになります。




 ホテルに4時到着。

ルームカードをもらい部屋に。1124室で1階のエレベーターホールに近い海側の部屋です。

部屋の広さも清潔さも良でした。




 こんな備品もありました。妻が気に入って翌日のツアーでは大活躍でした。

この他にもビーチサンダルも備えられているので持って行く必要はありませんでした。




 部屋のベランダから見たプールと海とレストランのテラス席です。

曇り空ですが、プールからは賑やかな声が聞こえてきました。




 予定ではナイトマーケットでシーフードの夕食の予定でしたが、何と夕方から雨になってしまいました。急遽予定変更して、シーフードは翌日にしてこの夜はホテルのレストランでお肉を食べることに。

時間も早かったので客席はまばらでした。



 スープとサラダですが、これはおいしかったです。








 ですが私たちがこれらを食べるのに時間がかかったのか、次に出て来たメインのステーキは少し冷めていたしお肉も自体も今一でした。

ビール、ジュース、ワインで1,600,000ドン。さすがホテル値段でした。シーフードとどっちが良かったかな。





 午後7時半ごろ食事を終えてプールサイドへ。雨は既に上がっていました。

さすがにこの時間には誰も泳いでいませんでした。




 雨も降っていないので、夕食後の腹ごなしにナイト・マーケットへ行ってみました。

ここが入り口の交差点です。


 右側のアーケードがメインの通りです。

ここから道の両側に色んなお店やレストランが並んでいます。





 上の道を突き当たって左に行くとこんな屋台が有りました。

ちゃんとタコが入っているようでした。





 またこの島はイカ釣りが有名で、イカ釣りのツアーが出ているほどです。

この屋台はするめを売っていました。

大好きなので買って帰りたかったのですが匂いが他の物に移ってしまうので諦めました。



 こちらが他の方のブログで高評価だったシーフードのPhu Quoc Deliです。値段もリーズナブルとのことですが、注文する前に確認した方が良いかと思います。

予定では翌日の夜はここにしようと決めていたのですが、結局他のレストランへ行きました。その話は次の回に紹介します。


 余談ですが、私たちはここで粒の赤胡椒とブラックパールのピアスをお土産を買いました。

午後8時15分頃部屋に戻りました。窓からイカ釣り船の緑色のライトが海上のあちらこちらで輝いていました。

明日は6時半に朝食を食べたいので早めに寝ました。

・・・・・・次回に続く。



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